シミの種類別おすすめのレーザー治療!おすすめのクリニックは?

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シミには種類があり、大きさや色、原因が異なります。美容レーザーは治療の重要な選択肢の1つですが、自分に合う施術や美容クリニックを上手に選ぶことが大切です。この記事では、シミの原因や種類に合わせたおすすめの美容レーザーをご紹介します。ぜひ、治療に活かしてくださいね。

この記事の監修医師
■経歴
日本美容外科学会、日本内科学会所属 順天堂大学卒業。
大学病院、市民病院に勤務後、大手美容クリニックにて美容外科・美容皮膚科の経験を積む。
現在は東京都新宿区 ALMOND CLINIC院長として美容医療・再生医療に携わる傍ら、
医療に関する記事の監修も多数行っている。

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目次

1.シミが気になるのでレーザーでの治療を考えている方へ

 

シミに悩む女性はたくさんいます。

大きなシミがあると老けて見え、薄い小さなシミがあっても、お肌がくすんで見えたり、肌の透明感がなくなってしまいます。

 

昨今、マスク生活で顔が隠れている中であっても、

 

「シミを取りたいけど、レーザーって痛そう」

「いろんなレーザーがあるようだけど、どれが良いの?」

「どのクリニックを選べば良いの?」

 

などとお悩みの人も多いですよね。

 

シミを綺麗に取るには、医師が施術する美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめです。

なぜなら、セルフケアではなかなか改善しませんし、医薬品の内服薬や外用薬に比べると即効性があるからです。

 

そんな美容レーザーは、今ではたくさんの種類や治療法があって、それぞれ特徴があります。

そして、シミの原因や種類によって得意・不得意があります。

 

<美容レーザーの種類と特徴>

美容レーザーの種類と特徴の図

 

 

たとえば、シミの種類によっては、痛みが少なく、ダウンタイムも少ない美容レーザーを適用できることもあります。

一方、肝斑の場合には、レーザーが合わないので、悪化してしまうこともあります。

 

だから、シミのレーザー治療は上手にクリニックを選んで、自分にあう機器や照射方法で治療を受けることが大切です。

また、費用も気になりますね。たとえば、小さなシミの数が多い人は、シミ取り放題というプランを行っているところもあるので、お得にレーザー治療が受けられることもあります。

 

今回は、そんなシミの原因や種類に合ったレーザー治療法や治療の流れとともに、クリニックの選び方について徹底解説します!

 

<監修医からのメッセージ>
シミが目立つのは、肌の中にあるメラニン色素の増加が主な原因です。多くの場合、紫外線を浴びることでメラニン色素が蓄積され、シミとして現れます。
しかし、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、遺伝、肌の炎症などもシミの原因となります。
だから、一口にシミといっても、いくつかの種類に分かれます。
そのため、シミの原因や種類に応じて適切なレーザーの機器や照射モードを選んで治療を行うことが大切です。

今ではシミ治療に使えるレーザー機器の種類や照射モードが豊富になり、治療も進化しています。
だから、上手に治療を受ければ、セルフケアでは消すことは難しいシミを取り除くことが可能です。

そのためには、自分に合ったクリニックを選び、シミの原因や症状を診断してもらうことが大切です。
シミをレーザーで治療したいと思った際は、まずはクリニックでカウンセリングを受けましょう。

 

<参考記事>

シミ取りレーザーの種類と効果は?失敗しない選び方や料金相場を解説

できてしまったシミを消す方法は?シミ・そばかす予防法も解説

シミを消す対策は、美白だけに頼らない紫外線対策と美容医療

マスクの摩擦でシミが目立つ!色素沈着の予防や改善法は?

 

2.肌にシミができてしまうメカニズムと予防の対策

 

年を重ねるとともに目立ってくるシミ。ふと鏡を見た時に「最近顔のシミが目立ってきた」「いつの間にできたの?」など、シミが気になって落ち込んでしまう人も多いかもしれません。そもそも、シミはなぜできてしまうのでしょう。

シミにはさまざまな種類がありますが、多くの場合、紫外線ダメージでメラニンができ、それが肌に蓄積することが原因です。

 

ここでは、シミができるメカニズムを解説します。

シミとは、「黒色メラニン」が肌に蓄積し、部分的に茶色っぽく見える状態のこと。シミがあると肌がくすんでしまい、老けて見えてしまうため避けたいですね。では、「黒色メラニン」を肌に蓄積させないためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

<シミ・そばかすができるメカニズム>

シミ・そばかすができるメカニズムの図

 

1)黒色メラニンのはたらき

黒色メラニンは、紫外線によるダメージから肌を守るはたらきがあります。紫外線を浴びると、肌表皮の基底層にあるメラノサイトで黒色メラニンをつくり出すのです。この黒色メラニンが肌のバリア機能を形成することによって、紫外線による肌ダメージを防ぎます。つまり、黒色メラニンは、肌を守るためには必要なものなのです。

 

<参考記事>

メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法

 

2)紫外線を浴びることでメラニンがシミの原因に

紫外線を浴びたことにより形成された黒色メラニンは、通常は肌のターンオーバーによって体の外へ排出されます。しかし、紫外線を強く浴び過ぎてしまったり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、排出されるはずの黒色メラニンが蓄積され、シミやそばかすの原因になるのです。

年齢を重ねるとシミが残りやすくなるのは、ターンオーバーが緩やかになったり乱れたりすることで、肌に蓄積しやすくなってしまうためです。

こうしてできるシミは、老人性色素斑と呼ばれます。

 

<参考記事>

老人性色素斑はシミ!原因と予防・治療・メイクの方法は?

 

3)まだある!シミの原因は?

シミの原因は紫外線以外にもあります。

たとえば、遺伝、乾燥、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、摩擦などです。

また、真皮にまでメラニンが蓄積していることもあります。

また、そばかすは遺伝的な要因が強いと考えられています。

肝斑は、女性ホルモンのバランスが影響を与えています。

炎症性色素沈着は、その名のとおり摩擦などによる炎症が原因です。

 

<参考記事>

ソバカス(雀卵斑)はシミと同じ?原因と予防法・消す方法

炎症性色素沈着の原因と8つの予防・改善の対策

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はシミ?症状・原因と治療

肝斑は女性ホルモンの乱れが原因!シミとは違う予防や改善・治療法

脂漏性角化症とは?症状・原因・診断と治療を一挙公開

 

4)予防の基本は紫外線対策と摩擦をなくすこと

肌の中にメラニンを溜めないようにする最も大切なことは、紫外線ダメージを受けないことです。

先ほども、多くのシミに紫外線ダメージが関係していることをお伝えしました。

黒色メラニンを肌に蓄積させないためには、日焼け止めなどによる紫外線対策をしっかり行いましょう。

また、肌を擦る、たたく、引っ張るなども肌に大きなダメージを与えるので止めましょう。

さらに、美白化粧品も日焼けによるシミやそばかすの予防におすすめの選択肢です。

美容レーザーのお世話になる前に、まずはしっかりシミを予防することが大切です。

 

<参考記事>

紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策

美白への過度な期待はお肌をダメに!正しい美白化粧品の選び方の秘密



3.薬では消せない?美容皮膚科クリニックでのレーザー治療が人気

 

トラネキサム酸やハイドロキノンなど、シミに効果的といわれる塗り薬や飲み薬なども多く販売されています。しかし、長期的に経過をみていく必要があるため、確実に早くシミを消すのであれば、医師が行う美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめです。マスクに隠れる範囲のシミであれば、治療後のかさぶたも隠すことができるため、「今のうちにやりたい」という人の人気になっています。

 

シミを消すためのレーザー治療には、多くのパターンがあります。

なぜなら、レーザーには波長、照射時間(パルス幅)、照射方法があり、その組み合わせで得意・不得意が変わるからです。

 

ここでは、シミの種類別の治療に用いられるレーザー治療法を5種類ご紹介します。

 

<レーザーの波長と反応する色素の違い>

主な色素(ヘモグロビンとメラニン)吸収スペクトラム

 

1)比較的濃いシミにはQスイッチレーザーをスポット照射

Qスイッチレーザーは、シミ治療では最もスタンダードな治療法で、年齢とともに目立ってくるシミやそばかすに効果的です。

Qスイッチとは、ナノ秒(10億分の1秒)の極短時間レーザー光線を、健康な肌を傷つけることなくピンポイントでシミに照射することにより、メラニン含有細胞を破壊することができます。また、発熱による周囲組織への影響が少ないことが特徴です。

そのため、肌ダメージを最小限に抑えて治療できることがメリットとなっています。

 

Qスイッチレーザーには、周波数の違いにより、ルビーレーザー、ヤグレーザー、アレキサンドライトレーザーがあります。

 

ヤグレーザーは、長さの異なる2つの波長(532nm、1,064nm)をシミの深さに応じて使い分けることができます。シミやそばかす、ほくろ、あざなどの幅広い色素性病変治療に優れています。

短い波長(532nm)は、KTPレーザーとも呼ばれ、表層のシミに効果的な一方、深いシミや深いあざには効果が弱くなります。

長い波長(1,064nm)は、シミよりあざやタトゥーの除去に使われます。

 

ルビーレーザーは、波長694nmのメラニン色素の吸収率が高く、ヘモグロビンに反応しない波長帯をもつことが特徴です。

濃いシミから薄いシミにも効果的で、周囲の組織への影響がアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーより小さいというメリットがあります。

 

アレキサンドライトレーザーは、波長755nmの黒色や褐色のメラニンや青色に選択的に反応するレーザーです。

ルビーレーザーよりも黒色の吸収率は低いですが、肌の奥まで届きます。

また、濃いシミには効果的ですが、薄いシミにはルビーレーザーより効果が劣ります。

 

Qスイッチレーザーのスポット照射のダウンタイムについては、シミ・肝斑治療の場合、施術後1週間程度で照射部位にかさぶたができます。その後、2〜3週間程度で自然と剥がれるでしょう。シミの状態によっては1度で綺麗になる場合も。マスク生活のうちに終わらせたい人はこちらがおすすめです。

 

Qスイッチレーザーのスポット照射は、肝斑や薄いシミに対しては、 悪化のリスクがあるので使いません。

 

<Qスイッチレーザーの波長の違いによるシミへの効果>

濃いシミ薄いシミ深いシミ浅いシミ
ヤグ(532nm)
ルビー(694nm)
アレキサンドライト(755nm)

 

<参考記事>

YAGレーザーとは?シミへの効果やダウンタイムについて解説

ルビーレーザーとは?シミ治療にかかる料金やダウンタイムなど解説

アレキサンドライトレーザーとは?シミへの効果や値段について解説

 

2)最近ではピコレーザーのスポット照射が人気

最近では、Qスイッチレーザーより照射時間が短いピコレーザーが登場しています。

ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)単位のパルス幅で照射可能です。

 

ピコレーザーのパルス幅を比較したグラフ

 

そのため、衝撃波でシミを破壊することができます。

そんなピコレーザーの中でピコスポットという照射方法は、高出力のレーザーでシミの元となるメラニン色素を破壊する治療方法です。

高出力なため、痛み・ダウンタイムはありますが、ほとんどの場合、1回で治療が完了します。

ピコスポットは、肝斑や薄いシミに対しては、 悪化のリスクがあるので使いません。

 

ピコレーザーのシミへの効果を表した図

 

<参考記事>

ピコレーザーの種類と機種別の特徴!7種からどれを選ぶ?

ピコスポットの経過とダウンタイム。かさぶたにならない過ごし方は?

 

3)薄いシミにはレーザートーニング

レーザートーニングは、レーザーの照射方法の1つで、かさぶたにならない程度の中出力のレーザーを当てることで、メラニンの生成を抑制し、減少させる治療法です。

微弱なパワーで繰り返し照射することで、シミや肝斑などの原因となるメラニンを徐々に減少させます。そのため、比較的薄いシミやそばかすに効果が期待できます。さらには、毛穴の引き締めや肌のトーンアップ効果も同時に見込めることが特徴です。

 

ダウンタイムについては、個人差もありますがほとんどないといわれています。微弱なパワーで照射するため、かさぶたもできにくくなっています。まれに照射部分に赤みが出る場合もありますが、数時間ほどで治ります。

 

最近では、ピコレーザーによるレーザートーニング、つまりピコトーニングという治療法も登場しています。

 

ピコトーニングは、1兆分の1秒という短時間でレーザーを照射し、メラニン色素を減少させる治療法です。低出力のレーザーをシャワーを浴びるように肌に照射します。そのため、広範囲にわたるシミやそばかす、くすみの改善、肌質改善など、幅広い肌悩みに効果が期待できることが特徴です。

 

ダウンタイムについては、こちらも低出力レーザーのためほとんどありません。ただし、パワーの弱い照射を行うため、繰り返し5回〜10回程度の施術が必要になります。

 

レーザートーニングやピコトーニングは、肝斑に効果があるケースもある一方で、悪化したケースもあります。まだ、十分なエビデンスがないことから、トラネキサム酸などで治療を行っても改善しない場合の切り札的な位置づけです。

 

<参考記事>

レーザートーニングの毛穴への効果は?回数やダウンタイムについても解説

ピコトーニングの効果はいつから?施術間隔やダウンタイムも解説

 

4)古くからあるロングパルスレーザーもシミ改善できる

ロングパルスレーザーとは、ミリ秒単位のパルス幅で照射する古くからある美容レーザーです。

主に脱毛用レーザーで使用されていますが、ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、シミに使われることもあります。

表皮を痛めることなくメラニンに吸収され、ダメージが少なく安全な治療法で、シミの色を徐々に薄くしていく施術です。

レーザーフェイシャルと呼ばれる治療法で、メラニンの濃さや深さなどによって反応が違いますが、3回〜5回程度の施術が必要です。

 

5)そばかすやADMにはQスイッチルビーフラクショナルレーザーも使える

そばかすやADMなど、小さくて細かい色素班には、Qスイッチルビーフラクショナルレーザーが使われることがあります。

フラクショナルとは、点状照射にことで、シミの治療のほか、深部にはたらきかけて肌の引き締め効果も期待できます。

Qスイッチルビーレーザーのスポット照射に比べてダウンタイムの少ない治療のため、日常生活に支障なく施術を受けられます。

 

6)脂漏性角化症なら炭酸ガスレーザー

脂漏性角化症は、老人性イボとも呼ばれる良性の腫瘍です。

かなり濃い褐色〜肌色のやや隆起するざらざらした状態で、1mm程度の小さいものから5cmほどの大きなものがあります。

脂漏性角化症は、炭酸ガスレーザーで治療することができます。



4.シミ取りレーザー治療の流れ

 

初めてシミ治療を行う人は、具体的な流れがわからなくて不安なことも多いのではないでしょうか。ここでは、美容皮膚科で行うシミ取りレーザー治療の一般的な治療の流れを解説します。

クリニックによっては、異なる場合もありますので、予めご了承ください。

 

1)カウンセリング・診察

まずは、シミの状態と治療法を決めるためのカウンセリングを受けます。カウンセリングには多くの美容皮膚科では予約が必須なので、事前にクリニックのHPを見て電話やメールなどで予約を取りましょう。また、最近ではLINEで予約できるクリニックも増えています。


カウンセリング当日は、消したいシミの種類を判別するなど、状態に応じた適切な治療法を医師と相談していきます。

クリニックでは、シミの種類や原因にあったレーザーや照射方法が提案されます。

また、シミの症状によっては、同時に肌質や毛穴の改善といった、そのほかの効果を期待できる施術もあるので、ここで希望をと伝えると良いでしょう。

治療法が決まったら、当日、治療を行うか、または、別に施術の日程を決めます。

 

2)治療・施術

当日は、しっかりとメイクを落としてから施術に入ります。メイク落としや洗顔料は美容皮膚科で用意されていることがほとんどです。

 

洗顔をして肌が清潔な状態になったら、必要に応じて麻酔クリームを塗布します。目をレーザーの光から守るために専用のゴーグルをつけて、ベッドに仰向けになった状態で、患部にレーザーを当てていきます。

3)施術の確認・アフターケア

施術後は、照射したところを保湿します。状態によっては痛み止め用のクリームが塗布されることも。最後に、患部に肌色のテープを貼って終了です。

 

治療するレーザーの種類によっては、施術後すぐにメイク可能な場合や、入浴や洗顔もできる場合があります。この点は、医師へ確認しましょう。

施術後は、お肌が敏感になっているため、保湿をしっかりとして外出時は日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を行いましょう。

なお、スポット照射の場合は、患部はテープを貼りますので、日焼け止めは塗りません。

 

4)ダウンタイム後の日常のシミ予防

シミ取りレーザーの施術後、ダウンタイムも終わりシミも薄くなってからは、再発しないためのケアが大切です。

まずは、紫外線対策が最も大切です。

また、ビタミンCやビタミンEを積極的に摂ることや、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスなどを配合した美白化粧品を使うこともおすすめです。

さらに、隠れシミを改善するデータがあるコラーゲンペプチドをサプリメントで摂ることも良い方法です。

 

もう1つは、かかりつけの美容クリニックをつくり、定期的に診察を受けるのもおすすめです。

 

<参考記事>

隠れシミはそのうち肌表面へ!スキンケアと生活習慣で改善を

隠れシミがコラーゲンペプチドで改善するってホント?

 

5.経過を見るダウンタイム中の注意点3つ

 

シミ取りレーザーでダウンタイムがあるのは、主にスポット照射の場合です。

フラクショナルレーザーは、レーザートーニングなどの顔全体に弱い出力で照射する施術の場合は、ダウンタイムがほとんどありません。

 

<レーザーの種類や照射方法別のダウンタイムの目安>

レーザーの種類・照射方法ダウンタイム(個人差があります)
Qスイッチレーザー(スポット)2週間程度
ピコスポット1週間〜2週間
レーザートーニングほぼなし
ピコトーニングほぼなし
ピコフラクショナル1日〜3日
炭酸ガスフラクショナル1週間〜2週間

 

ここでは、Qスイッチレーザーやピコレーザーのスポット照射に焦点を当てて解説します。

 

施術後のダウンタイムの間は、お肌がとても敏感な状態。むやみに擦ったりかさぶたを剥がすことは厳禁です。ここではダウンタイム中に「どうやって過ごせば良いの?」「うっかり触ってかさぶたが剥がれてしまったら?」という人のために、患部が修復するまでの経過について解説します。

 

1)かさぶたが自然に剥がれるように気を付ける

 

レーザー治療後にかさぶたができた場合、自然に剥がれるまで自分で取らないように気をつけましょう。無理やりとってしまうと炎症が起きて、色素沈着を起こす恐れがあります。次に、かさぶたの経過についてご紹介します。

  1. かさぶたができる日数:約7日~10日

    施術後、かさぶたは何日くらいでできるのでしょうか。これは個人差によるところも大きいですが、だいたい7日〜10日程度でかさぶたができてきます。茶色い薄皮ができる場合もありますが、同じく時間の経過とともに自然に剥がれていくのを待ちましょう。

  2. かさぶたが取れた後:皮膚が黒く色素沈着する場合も

    かさぶたが自然に取れた後は、患部の皮膚が薄いため、炎症を起こしやすい状態です。乾燥して炎症を起こしてしまうと、黒い色素沈着を起こしてしまう場合も。しっかりと保湿ケアして保護するようにしましょう。

  3. かさぶたが早く取れてしまったら

    通常、かさぶたは14日前後で自然と剥がれ落ちます。もし、寝ている間に触ってしまい、めに取れた場合は、処方された軟膏を塗って保湿ケアするほかガーゼで保護しましょう。色素沈着の危険性もあるので、不安な場合はかかりつけの医師に相談するようにしてください。

 

2)気になってもむやみに触らない

かさぶたは、爪に引っかかることもあり気になりますよね。無意識に触ってしまう場合もあるかと思います。しかし、前述したとおりかさぶたを剥がしたり、患部を触ることは炎症に繋がるのでやめましょう。色素沈着を起こさないためにもガーゼや傷パッドなど、しっかりと固定できるもので患部を保護して触らないようにして下さい。

 

3)処方された薬や日焼け止めをしっかり塗る

レーザー治療の種類や肌の状態によっては、施術後に軟膏や飲み薬を処方されることもあります。用法・用量を守って忘れずにしっかり使用しましょう。また、紫外線に敏感になっているため、外出時の日焼け止めは忘れないようにしてください。

 

6.シミ取りに失敗しないために!クリニック選びの注意点3つ

 

近年、美容皮膚科は増加傾向にあり、気軽にシミ治療ができるようになった反面、「どこのクリニックを選べば良いかわからない」という人も多くなりました。ここでは、クリニック選びを失敗しないために押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。

 

1)自分のシミに合うレーザーがある

シミにはたくさんの原因があるので、1つのレーザー機器ですべてに対応することができないこともあります。そのため、複数のレーザーを揃えているクリニックを選ぶのがおすすめです。

もちろん、最近のレーザーはいくつもの波長、いくつもの照射モードに対応している機種もあるので、1つの機器でも多くの種類のシミに対応可能なものもあります。

1機種しかないクリニックの場合は、どんなレーザーかをホームページなどチェックしましょう。

 

2)医師による施術かどうか

多くの美容皮膚科では、医師がカウンセリングと治療を行います。ですが、中には医師の指示のもと看護師が施術を行うクリニックもあります。どちらも資格を持ったプロであることには変わりないですが、やはり医師に行ってもらうほうが安心ですよね。

万が一、何かあった場合の対応も医師のほうがスムーズです。美容皮膚科を選ぶ際は、施術を担当する人が医師であるかどうか確認すると良いでしょう。

 

3)アフターケアまでしっかり診てくれるか

レーザー治療は、アフターケアが特に大切といわれています。施術後、何か気になる症状があったり、炎症を起こしてしまった場合など、連絡すればすぐに対応してもらえると安心ですよね。

術後の経過も診てくれることは必須条件ではないでしょうか。多くの美容皮膚科ではアフターケアまで対応していますが、残念ながらすべてではないことも事実です。アフターケアについては、事前に医師に確認しておきましょう。

 

4)費用が相場の範囲

シミ取りレーザーの費用は、美容クリニックや使う機器、シミの数や大きさなどで変わります。

おおよそですが、Qスイッチレーザーの料金相場は、1平方メートル当たり1万〜3万円です。

ピコレーザーの料金相場は、クリニックによる価格差や照射方法による差がありますが、1万〜6万円程度です。

過度に価格が低かったり、高額なクリニックは避け、一般的な費用相場の範囲にあるクリニックを選ぶのがおすすめです。

 

5)保険診療か自費診療かをしっかり確認

基本的に、美容目的のシミ治療は自費診療になります。ですが、治療したいシミの種類によっては保険適用になることもあるので、シミの種類について確認しておきましょう。

 

<保険適用になるシミ・あざ>

病気や怪我の治療を目的としたもの。太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑など生まれつきのあざなどが対象。

 

シミの種類は自分では判断できない場合もあるかと思います。多くの美容皮膚科では、カウンセリング時にシミの種類を判別して治療法を決めるため、その際に保険適用か自費負担かを医師に確認しておきましょう。



7.シミ取りレーザーおすすめのクリニック10選

 

だたいま準備中です。

 

8.まとめ

 

シミの原因や種類に合ったおすすめのレーザー治療やクリニックの選び方について解説しました。

シミは、紫外線から肌を守るために生成された黒色メラニンの蓄積によって生じます。黒色メラニンは、肌のターンオーバーの乱れや過剰な紫外線により体外へ排出されなかったものが残ります。このことから、日頃の日焼け止めによる紫外線対策がいかに重要かおわかりいただけると思います。

シミは予防することが大切ですが、できてしまったシミは、美容クリニックでシミ取りレーザーの治療を受けるのがおすすめです。

カウンセリングでシミの種類と状態を診てもらい、希望も伝えた上で治療法を決定しましょう。ダウンタイムがある治療を受けた際は、かさぶたが自然に剥がれるまで触らず、保湿ケアを十分に行いましょう。

マスク生活のうちにシミを消したいなら今がチャンス!マスクをとった時に綺麗な素肌を目指しませんか?

この記事が、シミ取りレーザーに興味のある方や、レーザー治療を検討している方のお役に立てば幸いです。

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