効果が期待できるシミ取り治療として近年主流なのがレーザー治療。しかしレーザートーニングやピコトーニングなど様々な種類の機械があり、料金も効果も多種多様。一体どの治療を選べばいいのか迷ってしまう人も多いのでは?
今回はシミ取りレーザーの種類を徹底比較し、皮膚科でのシミ取り治療で失敗しないための方法もご紹介します!色素沈着によるシミはもちろんニキビ後や赤み、そばかすなどに悩んでいる方はぜひご覧ください。
日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本アレルギー学会所属
東京医科大学病院皮膚科兼任助教
Bio Touch JAPAN顧問医師東京医科大学卒業後、東京医科大学病院皮膚科へ勤務し皮膚科、美容皮膚科の経験を積んでいる。現在は主に新中野皮膚科クリニックの副院長として皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科診療に携わる傍ら、美容医療に関する記事の監修を行なっております。
1.シミのレーザー治療とは?
レーザーとは、可視光線といわれる目に見える波長の光のうち、ある特定の単波長(一色の光だけ)を人工的に取り出して増幅させた光線です。
レーザー治療は、機器によって、異なるレーザーの波長の光線を治療対象のみ選択的に効果を発揮することができるようになりました。
例えば、シミに光線を当て、その熱エネルギーでメラニン色素を破壊してシミを除去します。
レーザー機器によって様々な種類の光線を出すことができるのですが、その違いは光の波長の違いによるものです。波長によって肌への深達度が異なるため、治療内容や肌悩みによって使用する波長を選択します。
つまりこれが、レーザー治療を選択するということなのです。
シミをとるのに使われるレーザーは、ルビーレーザー(波長694nm)、アレキサンドライトレーザー(波長755nm)、Nd:Yagレーザー(波長1064nm)などがあります。
<シミに使う美容レーザーの種類と特徴>
レーザーの光は、水に吸収される波長までは基本的に波長が長いものの方が深くまで届くのです。でも、その反対に、メラニン色素を破壊する力は弱くなります。そのため、ルビーレーザーよりも、Nd:Yagレーザーの方が深くまで効きます。
つまり、シミのメラニン色素の沈着が浅い層にある場合は、ルビーレーザー、真皮まで達している場合は、Nd:Yagレーザーが適しています。
そして低周波の電流を流したり止めたりすることで血行が促進され、肌のターンオーバーを活発にし、シミを治療する効果があります。シミ取りレーザー治療では、この波長と低周波を組み合わせ、よりシミ治療に効果的なレーザー機械を選択し治療するのです。
<参考記事>
しみ治療のメニューが豊富で全国にある品川美容外科&湘南美容クリニック!
2.【レーザーの機械別】シミ取りレーザーの特徴と効果を比較
シミ取りレーザーの機械は種類によって特徴や効果が様々です。シミの種類が多種多様なように、機器ごとに効果的な治療は異なります。今回は一般的なシミ取り治療に用いられる4種類のレーザー機械の特徴と効果を、わかりやすく比較してご紹介しましょう。
「シミの治療をしたいけれど、どれを選べばよいかわからない」という方は参考にしてくださいね。
1)Qスイッチルビーレーザー
一般的なシミ(老人性色素班)、そばかすなどに効果的です。
「Qスイッチルビーレーザー」は、瞬間的にパワーの高い光を放つレーザーです。メラニン色素の除去に優れており、シミやそばかすなどの色素性疾患に効果的。
輪ゴムで弾かれたような痛みがあり、ダウンタイムは10日程度です。
特徴 | 効果 |
・694nmの波長でピンポイントに照射 ・メラニンの吸収率は最も高い ・1度の照射で効果あり | メラニン色素の除去。 ・シミ(老人性色素班) ・そばかす ・あざ ・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) |
Qスイッチルビーレーザーの機械では、2種類のモードを選択できます。
- Qスイッチモード:照射時間を短く設定できるモード。深いシミにピンポイントに照射し周囲の皮膚を痛めない。
- 短パルスモード:皮膚の表皮にアプローチすることで深部へのダメージを軽減。
上記をシミの種類や状態に合わせて使い分けます。
治療回数はシミの状態にもよりますが、一般的なシミであれば1〜2回程度で綺麗になる場合が多いでしょう。
<参考記事>
ルビーレーザーとは?シミ治療にかかる料金やダウンタイムなど解説
2)Qスイッチヤグレーザー
一般的なシミ、そばかす、色素沈着などに効果的です。
Qスイッチヤグレーザーも、Qスイッチルビレーザーと同じく瞬間的にパワーの高い光を放つ機械を使用したレーザーです。2つの波長を切り替えて治療できるので、様々なタイプのシミに対応できる点が最大の魅力。こちらも輪ゴムで弾かれたような痛みがあり、ダウンタイムは10日程度です。
特徴 | 効果 |
・532nmと1,064nmの2つの波長を切替 ・様々な色素に適応可能 ・狙った色素以外の皮膚を傷つけずに除去(これは全てのレーザーにあてはまります。) | メラニン色素の除去。 ・シミ ・そばかす ・あざ ・色素沈着 毛穴の引き締めやくすみの改善やニキビ跡の改善 |
照射時間は非常に短く、色素性疾患に効果的です。
- シミにピンポイント照射することで周囲にダメージを与えない
- 一般的なシミであれば1~2回程度で綺麗になる
以上の2つはQスイッチルビーレーザーと同様。加えてQスイッチヤグレーザーの場合、長い波長が皮膚の真皮層にまで届くため、コラーゲンの形成を促し、毛穴の開きや美白効果、ニキビ跡の改善が期待できます。
<参考記事>
3)レーザートーニング
肝斑、色素沈着などに効果的です。
レーザートーニングはQスイッチヤグレーザーの一種。瞬間的にパワーの低いレーザーを均一に照射します。弱いパワーで照射するため、炎症が起きにくく、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。
特徴 | 効果 |
・弱いパワーで均一に照射 ・ダウンタイムがほぼなし ・複数回の照射が必要 ・メラノサイトを刺激させずに治療が可能 ・痛みは少ない | 肌のターンオーバーを促進させることでメラニンの排出を促す。 ・シミ ・肝斑 ・色素沈着 ・くすみ ・毛穴の開き ・ハリ |
従来レーザーで肝斑の治療は不向きといわれていましたが、レーザートーニングを照射することで肌のターンオーバーが促進し、肝斑治療に効くことがわかってきました。
弱いパワーで照射するためダウンタイムはほぼなく、治療後の赤みも数時間で良くなる場合が多いのですが、1回で綺麗になるものではないため複数回通院する必要がある治療法です。
<参考記事>
レーザートーニングの毛穴への効果は?回数やダウンタイムについても解説
4)ピコレーザー
「ピコ」とはレーザーのパルス幅(照射時間)を示しています。
Qスイッチレーザーのナノ秒(10億分の1秒)に対して、ピコレーザーのパルス幅はさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)で照射することができます。
周囲の組織への熱ダメージを減らし、照射時に発生する衝撃波でシミやあざなどの色素を破壊するので、熱作用を重点に色素にダメージを与えていたこれまでのレーザーと比べて、痛みや肌への負担が格段に少ないのが特徴です。
特徴 | 効果 |
・弱いパワーで肌ダメージが少ない ・効果の実感が早い ・顔全体に均一に照射 ・治療のみならず顔全体への美容効果あり | メラニン色素の除去 ・比較的薄いシミ ・色素沈着 ・肌全体のくすみを改善 ・肌の弾力やハリ ・毛穴の開きの改善 |
ピコレーザーには、ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルの3つがあります。
<ピコレーザーの衝撃波>
<参考記事>
ピコレーザーとはシミ取りに効果ある?種類やダウンタイムについても解説
ピコトーニング
比較的薄いシミ、色素沈着などに効果的です。
顔全体に均一に照射できるので、メラニンの形成を押さえ、シミへの効果だけでなく美白と肌質改善の効果も期待できる治療法です。
痛みは比較的少なく、ダウンタイムもほぼありません。従来のトーニング治療に比べ、衝撃波でメラニンを破壊することで、肌へのダメージを軽減しているにもかかわらず効果が出るのが早いのが特徴です。
美肌目的であれば1度の治療でも肌がワントーン明るくなったと感じる方が多いものの、シミ治療の場合は複数回治療することでより効果を実感できます。
<参考記事>
ピコスポット気になるシミやソバカスなどにピンポイントに照射して、メラニン色素を破壊する方法です。
メラニン色素によく反応するので、従来では難しいとされていた薄いシミにも効果が期待できます。また、大きく濃いシミもQスイッチレーザーなどである程度破壊した後、薄く残ったシミを細かく粉砕して消すことも可能です。
照射部分はかさぶたのように色が濃くなりますが、一時的なものです。新しく皮膚が形成されれば自然に剥がれ落ちます。
正常組織へのダメージが限りなく少ないことで照射中の痛みが少なく、ダウンタイムも軽く済むというメリットがあります。
なお、ピコレーザーの機種によっては、Qスイッチレーザーなどの従来機では不可欠だった、術後のダウンタイム期間中の絆創膏での保護も不要となります。
ピコフラクショナル
3種類の照射モードのうち、シミではなく肌の凹凸の改善が期待できるものです。つまり、肌のハリや弾力の源であるコラーゲンやエラスチンの生成も促進するため、シワやニキビ跡、開いた毛穴、たるみなど幅広い肌悩み効果的です。
ピコレーザーを無数の点状に照射し、肌の真皮部分にまで刺激を与えることで、その周囲の肌細胞の再生を促し、創傷治癒力を利用して肌のアンチエイジングを図ります。
通常のフラクショナルレーザーと比べて刺激が少なく、ダウンタイムも短いのが特徴です。
また、個人差はありますが照射後比較的早く肌の変化が実感できます。
<参考記事>
3.レーザー治療の料金相場は?顔全体は高額になる傾向に
レーザー治療って種類が多いし、クリニックによっても金額設定が様々でわかりにくいですよね。料金相場を知らずに治療して、後々後悔するなんてことも。
美容大国である韓国では、レーザー治療をする際は顔全体で5〜8万円が相場となっています。以前はレーザー治療を安く受けられるとわざわざ渡韓して顔の治療をする方も多かったのですが、近年は日本でもレーザー治療が盛んになり、取り放題プランなど安く治療ができるようになりました。
ここでは大手クリニックの料金を参考に、4種類のレーザー治療の料金相場についてご紹介します。
1)Qスイッチルビーレーザーは約5,000円~2万円
Qスイッチルビーレーザーはコスパ良しのレーザー治療。1mm〜10mm程度のシミは1万円以下で対応してくれるクリニックが多いでしょう。照射のパワーが強いレーザーのため、1〜2回で綺麗になることが期待されます。
料金は以下の湘南美容クリニックのように照射範囲で設定されているクリニックが大多数。治療回数も少ないため、コスパの良い治療法だといえます。
<参考>
湘南美容クリニック | 2mm以下 | 2,680円(税込) |
4mm以下 | 4,200円(税込) | |
6mm以下 | 5,980円(税込) | |
10mm以下 | 8,100円(税込) | |
16mm以下 | 13,770円(税込) | |
22mm以下 | 18,800円(税込) | |
30mm以下 | 24,000円(税込) |
2)Qスイッチヤグレーザー:約5,000円~4万円
Qスイッチヤグレーザーの料金相場はクリニックによってかなり幅がありますが、照射範囲で料金を設定している点はQスイッチルビーレーザーと同様です。クリニックによってはルビーレーザーと同様の価格にしているところもあります。
また、治療回数が1〜2回程度と少ないことから、回数で料金を設定しているクリニックもあるので、複数のクリニックを比較してみるといいでしょう。
<参考>
聖心美容クリニック | 1mm以下 | 5,500円(税込) |
5mm以下 | 11,000円(税込) | |
10mm以下 | 16,500円(税込) | |
15mm以下 | 24,750円(税込) | |
20mm以下 | 33,000円(税込) |
3)レーザートーニング:約8,000円~6万円
レーザートーニングは複数回照射する必要がある治療法です。料金は顔の部位単位で設定しているクリニックが大多数。1回ずつで金額設定しているクリニックもありますが、最初から部位ごとに複数回のセット料金で提示しているクリニックが多いでしょう。
シミの種類や状態によって照射の必要回数は変わってきますので、始めにしっかりと医師と相談し、何回の照射が必要かを確認した上で料金を検討する必要があります。
<参考>
湘南美容クリニック | 1回(ホホのみ) | 5,500円(税込) |
5回(ホホのみ) | 26,480円(税込) | |
1回(顔全体) | 8,750円(税込) | |
5回(顔全体) | 40,530円(税込) | |
10回(顔全体) | 77,000円(税込) |
4)ピコトーニング:約1万円~5万円
ピコトーニングは最新技術でダウンタイムがない分、お値段設定は比較的高め。平均は1回2万円程度となっており、複数回照射する必要があるため全ての施術を終える頃には高額になっていることも。
クリニックによっては複数回で料金提示しているお得なセットプランもあります。また、クリニックによってはシミ取り放題プランなどを設定しているクリニックもあるので、是非検討してみてください。
<参考>
湘南美容クリニック | 1回 | 11,000円(税込) |
5回 | 49,900円(税込) | |
10回 | 91,660円(税込) |
*シミ取り放題プラン(ピコスポット)63,000円(税込)
4.シミ取りレーザー治療で失敗しないための3つの方法
シミ取りレーザー治療を行ったものの、治療法が自分の肌に合わなかったり、結果的に料金が高くなってしまったりと損になるようなことは避けたいですよね。大事なパーツである顔の治療ですから、より慎重に選んで失敗したくないところです。
そこで、シミ取りレーザー治療を選ぶ際に失敗しないための方法を3つご紹介します。
1)口コミや知恵袋などネットの情報に頼りすぎない
世の中のあらゆる情報をインターネットで簡単に調べることができる今、シミ取りレーザーについての情報もたくさん出回っています。知恵袋やブログなどでは、実際に体験された方の口コミや画像が見られることも。しかし、中には不正確な情報や、口コミが良かったから選んだけど実際に治療してみると自分の肌には合わなかったなんて場合もあります。
シミは間違った治療法で行うと、より悪化させてしまったり、色素沈着してシミが消えなくなってしまうことも起こりうるもの。インターネット上の情報はあくまで一つの例として捉え、ご自身がクリニックを選ぶ際はカウンセリングなどで実際に体感することが大切です。その上でご自身のシミの種類や状況を医師と相談し、治療法を決めていきましょう。
2)複数の美容皮膚科でカウンセリングを受けて料金・治療法など比較する
美容皮膚科について、ただ料金が安いからという理由だけで決めてしまうと後悔することも。治療法についても、別のクリニックのプランの方が合っていた、と後から気付いては遅いのです。
近年競合の多い美容皮膚科では無料カウンセリングを行うクリニックがたくさんあります。複数の美容皮膚科を比較して、総合的に自分に合っていると思えるクリニックを選びましょう。また、シミの状況によっては複数回通うことになるので、通院するのに負担のかからない場所というのもポイントですね。
カウンセリングでは、ご自身のシミの状態から治療法、料金を医師と相談できます。その際にクリニックの対応なども体感できるので、安心して治療を任せられるクリニックかどうかというところも確認してみてくださいね。
3)症例数・治療種類の多いクリニックを選ぶ
近年の需要の高まりから、美容クリニックは大手のクリニックのみならず、小規模なクリニック、メンズ専用クリニックと幅が広がりつつあります。
「どこを選べば良いかわからないし、顔を治療するから信頼できるクリニックを選びたい」とお悩みの方は多いことでしょう。そんな時は、以下3つのポイントをチェックしてみてください。
- 症例数の多いクリニック
- 治療種類(メニュー)の豊富なクリニック
- 皮膚科専門医の資格を持つ医師がいるクリニック
美容皮膚科の公式ホームページでは症例数や治療メニュー、医師の紹介をしているところが多いので、上記については簡単に確認できます。もしくは実際にカウンセリングの際に聞いてみるのも一つです。
この記事では代表的なレーザー治療について4種類ご紹介してきましたが、クリニックによってはさらに多くのメニューを提示しているところも。より自分のシミに合った治療メニューを検討してみましょう。
5.ダウンタイム期間は約1~2週間
一般的なシミ取りレーザーのダウンタイムは、1〜2週間といわれています。(※シミの種類や状況によります)
レーザー照射後は赤みがかり、かさぶたができるので、自然にはがれるのを待ちましょう。この時、かさぶたは絶対にご自身ではがさないでください。無理にはがしてしまうと色素沈着や炎症がおき、綺麗にシミがとれなくなってしまうため注意が必要です。この期間は肌がとても敏感になっているため、摩擦や刺激を避けてなるべく触らないようにしましょう。
レーザートーニングとピコトーニングはダウンタイムがほぼ無い治療法ですが、照射後は多少赤くなることもありお肌は敏感な状態です。1週間程度は刺激を避けた生活を心がけましょう。
6.効果を持続させるためにはアフターケアも必須
シミ取りレーザー治療後は、正しい方法でアフターケアをすることが必要不可欠。ケア方法を誤ると、せっかく綺麗にした肌に色素沈着が起きてシミを増やしてしまうことも。以下のシミ取り治療後のアフターケア3つを必ず実践してみてください。
- 紫外線対策・・・日焼け止め、帽子、衣類など
- スキンケア・・・・美白×保湿力のあるもの
- 摩擦による色素沈着の防止・・・化粧水のパッティングや美顔ローラーの使いすぎを控える
1)紫外線対策
治療後のデリケートな肌に紫外線は大敵。屋内で過ごす場合も、窓から紫外線は入ってきます。お肌に低刺激(SPF弱め)な日焼け止めを塗りましょう。また、液体タイプの日焼け止めは塗る際に摩擦を起こしてしまうこともあるので、スプレータイプで塗付する、石鹸やお湯で簡単オフできる日焼け止めを使用するなどもおすすめします。
2)スキンケアでシミ予防
スキンケアについては、ターンオーバーを正常化するタイプの成分が配合したものが良いとされています。
美白効果も期待できるプラセンタエキスやヒト幹細胞培養液などもおすすめです。
また、洗顔時はもこもこの泡で優しく洗い、化粧水や美容液、乳液なども手で優しく染み込ませるようにして、摩擦を起こさないことを意識しましょう。
治療後の敏感な肌は乾燥しやすいので保湿力も欠かせません。最近では、アルコールなどの刺激成分が無添加の敏感肌用のものがたくさんあります。
低刺激で保湿力が高く美白成分も高いものが多いので、治療後の肌にもおすすめですよ。
3)摩擦予防とインナーケア
このように摩擦を起こさないように意識してケアすることが最も重要ですが、万が一色素沈着してしまった場合は、トレチノイン軟膏やハイドロノキンクリームなどの塗り薬や、トラネキサム酸などの飲み薬で対処ができます。すぐに医師に相談しましょう。
シミのレーザー治療の効果期間は永久ではなく、シミができやすい場所にはより徹底したケアを継続して行わない限り、またシミができてしまう可能性があります。紫外線ケアと美白スキンケア、さらにビタミンABCEなどを摂りいれるインナーケア意識し、継続したアフターケアを心がけましょう。
7.まとめ
シミ取り治療をしたいけどレーザーの種類が多くてよくわからないという方のために、レーザー治療の種類と料金についてご紹介しました。
レーザー治療は通常複数回通院するため、クリニック選びも重要ですよね。まずはカウンセリングを受け、自分のシミの種類を確認した上で、適当なレーザー治療はどれなのか医師と相談してみてください。
レーザー治療の種類が決まったら、費用含めクリニックを数件比較してみましょう。シミ取り放題プランなど安くてお得なメニューもあるので、是非検討してみてください。
最後に、治療後のアフターケアも忘れずに。過度に紫外線を浴びることや、摩擦は厳禁です。シミのない理想的な肌にするためには、美容医療とアフターケアの両方が必要不可欠。
納得のいくシミ取りレーザー治療を行って、綺麗な素肌を目指しましょう。
この記事が、ナールス美容医療アカデミーの読者の皆様のお役に立てれば幸いです。
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