アレキサンドライトレーザーとは?シミへの効果や費用について解説

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アレキサンドライトレーザーは、美容医療ではシミ治療や脱毛に使われます。波長755nmで皮膚の真皮まで届きます。また、肌へのダメージや施術時の痛みが比較的少ないのがメリットです。本記事では、アレキサンドライトレーザーの特徴や種類、シミやそのほかの肌悩みへの効果、費用について解説します。
アレキサンドライトレーザーの施術を受けるかどうかを迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修医師
■経歴
長崎大学医学部卒業後、長崎大学形成外科入局
長崎大学病院・長崎医療センター・福岡徳洲会病院で形成外科勤務
福岡大学形成外科 レーザー外来・美容医療担当
2016年に形成外科・美容皮膚科 みやびクリニック 開院
目次

1.アレキサンドライトレーザーとは?シミ治療に使われるレーザー

アレキサンドライトレーザーとは、シミ治療や医療脱毛に使われるレーザーの名称です。
アレキサンドライトと呼ばれる宝石が光源として使われていることから、アレキサンドライトレーザーと呼ばれています。

アレキサンドライトレーザーが出す755nmの波長は、メラニン色素により反応し、血管などの組織を傷つけにくいため、この機器を使うことで、シミや毛根以外には反応しにくく、比較的、安全な治療が受けられます。

 

レーザーの種類と色素吸収スペクトラムのグラフ

 

また、照射時の痛みが比較的少ないことも特徴の一つです。医療脱毛で使う場合は、冷却システムを搭載している機器が多く、冷却ガスを当てて皮膚を冷やしながら照射していくため、痛みを抑えた治療が可能です。

この記事では、主にシミやアザなどの肌悩みに焦点をあてて、効果やメリット、デメリット、費用について解説します。

 

<監修医からのメッセージ>
アレキサンドライトレーザーとは、人工的につくられたアレキサンドライトを使って、波長755nmの波長をもつレーザー波を発振させる医療機器です。

黒色や褐色のメラニンに選択的に反応するため、脱毛やシミの治療によく使われます。
使用実績も豊富で、日本をはじめ世界中でも幅広く使われています。

アレキサンドライトレーザーには、パルス幅(照射時間)によって、ロングパルス、Qスイッチ、ピコ秒の3種類のタイプがあります。

ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、脱毛や、ニキビの治療などに使われます。
Qスイッチレーザーやピコ秒レーザーは、照射モードを変えることでシミをはじめとする色素沈着やアザ、刺青、アートメイクなどの除去などにも使われます。

アレキサンドライトレーザーといえば、脱毛レーザーのイメージが強いかもしれませんが、シミなどの肌悩みの治療にも効果を発揮します。

アレキサンドライトレーザーは、優れた治療器ですが、赤みやひりひり感、やけどなどの副作用がでることもあります。

この記事をお読みいただくことで、美容医療に興味のある皆様に、アレキサンドライトレーザーの特徴やメリット、デメリットを理解していただければ幸いです。

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2.シミ治療のアレキサンドライトレーザーの種類と特徴

シミ治療に適した機器の種類や照射方法を紹介します。

1)レーザーフェイシャルには「ロングパルスアレキサンドライトレーザー」

ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、照射時間(パルス幅)が長いレーザーです。

シネロン・キャンデラ社のジェントルレースやジェントルレース・プロなどが代表的な機種です。

レーザーフェイシャルという低出力のレーザー光を顔全体に照射する方法で、シミやくすみの治療に使われています。

レーザーフェイシャルによって、顔に点在するシミを薄くしたり、くすみを目立たなくする効果が期待できます。

また、熱によりコラーゲンの増生を促進し、肌のハリを取り戻す効果が期待できます。

2)大きなシミには「Qスイッチアレキサンドライトレーザー」

大きなシミや濃いシミ治療には、Qスイッチ・アレキサンドライトレーザーが適しています。

Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、「ロングパルス」よりも照射時間が短く、シミのスポット照射に向いています。

厚生労働省から承認された安全性の高いシネロン・キャンデラ社製のALEXⅡが代表的な機器です。

治療も短時間で済み、施術部位以外へ余計なダメージを与える可能性が低いです。

色素細胞やメラニンのみを破壊するため、比較的安全な治療法としても知られています。

ただし、日焼けをしている方や色素沈着がある方は、治療を受けられない可能性があります。レーザーがメラニンに反応し、火傷を負うリスクがあるためです。

上記に当てはまる方は、違う施術をすすめられるケースもあります。

3)アレキサンドライトレーザー最近では、照射時間(パルス幅)がピコ秒(1兆分の1秒)のピコレーザーも登場しています。

「ピコシュア」は、ピコ秒アレキサンドライトレーザーの1種です。超短時間で照射することができるため、熱作用がほとんどなく、衝撃波で色素を粉砕することができます。 ※ピコシュア(サイノシュアー製)も、厚労省認可製品であったはずです。
そのため、炎症後色素沈着を起こしにくいのが特徴です。

 

<ピコレーザーの特徴>

ピコレーザーのシミへの効果を表した図

 

<美容レーザーの種類と特徴>

ピコレーザーはシミ取りに効果ある?種類やダウンタイムも解説



3.アレキサンドライトレーザー治療の5つの効果

アレキサンドライトレーザーには、次のような肌悩みへの効果があります。

  • 医療脱毛効果
  • シミ・そばかすを薄くする効果
  • あざ・太田母斑・ADMを目立たなくする効果
  • ニキビへの効果
  • 毛穴を目立たなくする効果

 

上記について、詳しく解説します。

1)医療脱毛効果

ロングパルスアレキサンドライトレーザーには、医療脱毛効果が期待できます。

メラニンにより反応するため、低出力でも高い脱毛効果を得られる施術です。

単発照射で毛根を破壊できるため、永久脱毛効果も得られます。

ロングパルスアレキサンドライトレーザーによる脱毛は、メラニンが多く含まれる黒い毛が多い方や、剛毛の方、脇やなどの濃い毛が生えやすい部位を脱毛したい方におすすめです。

黒い毛が生えやすい日本人向きの施術のため、効率的な脱毛治療が受けられます。

 

<参考記事>

アレキサンドライトレーザーの脱毛効果!メリットとデメリットは?

2)シミ・そばかすを薄くする効果

シミ・そばかす治療に使用する場合は、Qスイッチアレキサンドライトレーザーやピコ秒アレキサンドライトレーザーのスポット照射なら大きなシミや濃いシミが治療できます。

ただし、色黒の方や日焼けしている方、色素沈着を起こしている肌には施術できません。レーザーが余計なメラニンに反応してしまい、やけどを負うリスクがあるためです。

日焼けや色素沈着がある方は、別の施術法を進められるケースもあるでしょう。

 

<参考記記事>

老人性色素斑はシミ!原因と予防・治療・メイクの方法は?

ソバカス(雀卵斑)はシミと同じ?原因と予防法・消す方法

3)あざ・太田母斑・ADMを目立たなくする効果

Qスイッチアレキサンドライトレーザーやピコ秒アレキサンドライトレーザーは、青あざの治療にも効果的です。

異常な色素細胞が見られる太田母斑やADM(後天性真メラノサイトーシス)などが治療できます。

青あざは、塗り薬では改善されないため、症状を解消したい方は、Qスイッチアレキサンドライトレーザーやピコ秒アレキサンドライトレーザーによる治療を受けてみてください。

 

<参考記事>

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はシミ?症状・原因と治療

4)ニキビ予防の効果

ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、ニキビを予防する効果も期待できます。

脱毛施術を受けてムダ毛がなくなると、汗や皮脂などの汚れによって毛穴で炎症を起こす可能性が低くなり、ニキビができにくい肌に近づくことができます。

ただし、すでに皮膚に炎症を起こしているニキビや、膿が出ているニキビについては施術を受けられないケースもあります。

治療の可否については、医師に相談してみてください

5)毛穴や小じわを目立たなくする効果

ロングパルスアレキサンドライトレーザーには、毛穴を目立たなくする効果も期待できます。

真皮に熱を加えることでコラーゲンを生成します。コラーゲンが増えると肌にハリが出るため、小じわやたるみ毛穴が目立たなくなるのです。

また、脱毛によって毛穴の引き締め効果も期待できるため、脱毛効果とともに美肌効果を感じられる方も多いです。

さらに、ピコフラクショナルレーザーは衝撃波で真皮に熱だまりを作ることができます。そのため、小さな痛みで毛穴や小じわの改善が可能です。 

 

<参考記事>

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6)肝斑には注意して使う

Qスイッチアレキサンドライトレーザーのレーザートーニングやピコアレキサンドライトレーザーのピコトーニングを、肝斑の治療にも使うこともありますが、

レーザーで悪化するリスクもあります。

 

<参考記事>

肝斑は女性ホルモンの乱れが原因!シミとは違う予防や改善・治療法

4.アレキサンドライトレーザーの効果の実感に必要な施術回数

アレキサンドライトレーザーは、1回の施術でも効果を感じられるケースが多い治療法です。

ここでは、目的別の必要な施術回数について解説します。

1)スポット照射ならシミ・そばかすに1回で効果が出ることも多い

Qスイッチアレキサンドライトレーザーを使ったシミ・そばかすなどの部位への治療であれば、1回で効果を得られる方が多いです。

アレキサンドライトレーザーは、シミやそばかすなどのメラニン色素に反応して破壊するため、少ない照射回数でも高い治療効果を発揮します。

施術する部位やシミの種類によっては、複数回の施術が必要なケースもありますが、その際は3~4ヵ月以上間隔を空けて受けるようにしましょう。

2)レーザーフェイシャルやレーザートーニングは数回必要

アレキサンドライトレーザーで薄いたくさんのシミやくすみを治療する場合は、1回や2回の施術では、十分な効果を得られません。満足できる結果を得るためには、少なくとも5回以上の施術がおすすめです。最初の5回は2週~4週間に1回のペースで施術を受け、その後は肌の状態を見ながら、1ヵ月に1回の施術を受けるのが1つのパターンです。

 

<参考記事>

レーザートーニングの毛穴への効果は?回数やダウンタイムも徹底解説



5.アレキサンドライトレーザーの費用の相場は?

アレキサンドライトレーザーによる施術を受ける場合の費用相場について、施術別に紹介します。

まず、アレキサンドライトレーザーによるシミ治療は、自由診療であるためクリニックによって費用が異なります。

また、同じアレキサンドライトレーザーでも、ロングパルスレーザー、Qスイッチレーザー、ピコレーザーで費用が異なります。

さら、機種の違いや照射方法でも費用が異なります。

そのため、最終的にはクリニックで確認することをおすすめします。

1)色素沈着|5mmあたり5,000円~8,000円が目安

Qスイッチレーザーやピコレーザーのスポット照射のケースを紹介します。

アレキサンドライトレーザーを照射してシミ・そばかすなどの色素沈着を治療する際は、5mmあたり5,000円~8,000円が1回の施術費用の相場です。

多くのクリニックでは、施術の価格設定を治療回数ごとの料金ではなく、治療部位の大きさによって決定しています。

2)シミ・そばかすに全顔照射する場合

シミやそばかすの数や密度によって費用が異なります。

たとえば、全顔で少量なら、100,000円程度、たくさんあるなら200,000円程度です。

また、照射するレーザーのショット数で費用を決めたり、シミ取り放題の場合もあります。

3)麻酔やほかの薬剤などが別料金の場合も|事前にしっかり確認を

アレキサンドライトレーザー施術の際に麻酔を使用できます。

多くのクリニックでは、麻酔クリームを使用しており、痛みに弱い方はオプションで追加が可能です。

また、照射後の外用薬の購入が必要な場合や施術者の指名料、患部を覆うテープの費用、施術前に医師による診察を受ける際に、初診料やカウンセリング料金が必要になる可能性があります。

カウンセリング予約を入れる際に、カウンセリング料金はかかるのか、施術全体でいくら必要になるのか、施術前に必ず値段をきちんと確認しましょう。

6.アレキサンドライトレーザーの2つのメリット

アレキサンドライトレーザーには、下記の2つのメリットがあります。

  • レーザー脱毛やシミ取り施術の中では痛みが少ない
  • 比較的施術時間が短い

 

上記のメリットについて、詳しく解説します。

1)シミ取り施術の中では痛みが少ない

施術に使われる機器には、冷却ガスなどの皮膚を冷やす効果があるものが多く、痛みを感じにくくする効果があります。それでも痛みに弱い方は、麻酔を使用することも可能です。

しかし、まったく痛みを感じないわけではありませんので、輪ゴムでパチンとはじいたような痛みはあります。痛みが心配な方は医師によく相談してください。

2)比較的施術時間が短い

アレキサンドライトレーザーは、施術時間が短いのも特徴の一つです。

一回の照射時間が非常に短いうえに照射範囲も広く、連続照射ができるため、施術が早く終わるのも嬉しいポイントです。

忙しい方でも通いやすく、学校や会社帰りなどに気軽に施術を受けられます。



7.アレキサンドライトレーザーのリスクとデメリット

アレキサンドライトレーザーは、肌へのダメージが少なく、気軽に受けられる施術ですが、美容医療には必ずリスクがともないます。

アレキサンドライトレーザーのリスクやデメリットは、下記のとおりです。

1)赤みやヒリヒリ感が出る

レーザー照射後は肌がダメージを受けているため、赤みやヒリヒリするなどの症状が出る可能性があります。

症状の程度がひどくなければ、数時間~数日でよくなります。気になる場合は、保湿をするほか、保冷剤などで冷やすことを試してみてください。

2)やけど

アレキサンドライトレーザーは、日焼けした肌や色素沈着を起こしている肌に照射すると、メラニンに反応してしまい、やけどの症状がおきるケースがあります。

水ぶくれができてしまった場合は、速やかにクリニックを受診しましょう。

3)炎症後色素沈着

スポット照射後、一時的に色素沈着が起こったケースです。2~3ヵ月で消失するので心配しすぎる必要はありませんが、症状が出ている間は施術を受けられないため、注意してください。

 

<参考記事>

炎症性色素沈着の原因と8つの予防・改善の対策

4)毛嚢炎

毛嚢炎は、毛穴でブドウ球菌が炎症を起こした状態です。状態がひどくなければ1週間~10日ほどで治りますが、程度がひどい場合にはクリニックを受診してください。

5)硬毛化

硬毛化は、施術前よりも太くて硬い毛が生えてきてしまう症状です。とくにアレキサンドライトレーザーは、ほかのレーザー治療に比べて硬毛化のリスクが高いといわれています。もし発症してしまった場合は、クリニックに相談のうえ、ニードル脱毛も検討してみてください。

6)増毛化

施術後に今まで生えてこなかった場所から毛が生えてきてしまう症状です。施術を続けることで改善する可能性もあるため、医師に相談してみましょう。

アレキサンドライトレーザーには、上記のような副作用やリスクが起こる場合があります。

施術後にトラブルが起こった際には、クリニックで担当してもらえるかどうかも、契約前に確認してください。

上記のリスクは、医師の技術力によって発生する可能性を下げられるものもあります。施術を受ける際には、信頼できる医師やクリニックを探しましょう。

8.アレキサンドライトレーザーのダウンタイムの注意点

アレキサンドライトレーザーのダウンタイムは、短い期間で済む方が多いです。

レーザー照射後によく起こる赤みやヒリヒリ感は、数時間~数日程度で消失します。

しかし、施術後の過ごし方を誤ると深刻なリスクが起こる可能性がありますので、下記の3点に注意して過ごすようにしてください。

1)紫外線の影響を受けやすい|日焼け止めなどUVカットは普段より念入りに!

アレキサンドライトレーザー照射後の肌は、皮膚のバリア機能が弱くなっており、ダメージを受けやすい状態です。

治療後には紫外線対策や保湿をいつも以上にしっかりおこないます。施術箇所に紫外線が当たると、シミの再発や、シミがさらに濃くなる可能性もあります。

日焼け止めや帽子を使用し、普段よりも念入りな紫外線対策を意識してください。

日焼け止めは、肌に優しいノンケミカル処方のタイプがおすすめです。

 

<参考記事>

ノンケミカルの日焼け止めの選び方とおすすめは?人気11選をご紹介!

2)肌が敏感になりやすい|炎症の起きるようなことは控えて!

アレキサンドライトレーザーの照射後は、肌が非常に敏感な状態です。

皮膚をこすることによって摩擦が生じると、炎症などの肌トラブルを起こすリスクがあります。スキンケアは肌に優しいものを使用し、肌にトラブルが起こった際には化粧品の使用を控えるなどの対応もしてみてください。

また、施術当日の入浴・サウナ・飲酒・激しい運動などは厳禁です。血行が良くなることによって、赤みが強くなる恐れがあります。

肌への刺激をできるだけ避け、肌トラブルが起きないように過ごしましょう。



9.アレキサンドライトレーザーに似たレーザーとの違いや選び方は?

1)アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの違い

YAGレーザーは、1064nmという波長をもつレーザーです。

波長が長いため皮下組織までレーザーが到達します。

アレキサンドライトレーザーと同様に、主にメラニン、あざ、刺青、シミ、そばかすなどに効果を発揮します。

また、脱毛にも使われる点もアレキサンドライトレーザーと同じです。

一方、酸化ヘモグロビンへの吸収率が高いため、正常な血管へのダメージはアレキサンドライトレーザーより大きくなります。

 

<参考記事>

YAG(ヤグ)レーザーは3種類!シミへの効果やダウンタイムは?

2)アレキサンドライトレーザーとルビーレーザーの違い

ルビーレーザーは、694nmという波長をもつレーザーです。

アレキサンドライトレーザーと同じく、主にメラニンを有する、あざ、刺青、シミ、そばかすなどの黒色の色素性病変に反応しやすい特徴があります。

また、酸化ヘモグロビンへの吸収率が低いため、正常な血管へのダメージが小さい点でもよく似ています。

ただし、ルビーレーザーはアレキサンドライトレーザーよりも波長が短いため、皮膚の浅い層がターゲットです。

 

<参考記事>

ルビーレーザーの効果とシミの治療費用・ダウンタイム・副作用

10.まとめ

アレキサンドライトレーザーの特徴や種類、シミをはじめとする肌悩みへの効果、費用について解説しました。

アレキサンドライトレーザーとは、755nmの波長のメラニン色素によく反応するレーザーです。

また、酸化ヘモグロビンへの吸収率が低いため、正常な血管へのダメージが小さい点もメリットです。

ロングパルスアレキサンドライトレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、日本をはじめ世界中でもよく使われています。

近年は照射時間が短いピコレーザーが登場しています。

照射モードもスポット、トーニング、フラクショナルと3つあるため、シミをはじめさまざまな肌悩みの治療に使えるようになってきました。

しかし、赤みが出たり、やけどなどのデメリットやリスクもあります。

アレキサンドライトレーザーは、優れた美容レーザーの1つですが、メリットとデメリットがあることを理解しましょう。

とはいっても、一般の方にとっては、その全貌を理解するのが難しいのが現状ではないでしょうか。

自分の肌悩みにアレキサンドライトレーザーが合うかどうかは、美容クリニックでカウンセリングを受け、医師に相談することをおすすめします。

この記事が、アレキサンドライトレーザーが気になる方や施術を検討している方にとって、お役に立てば幸いです。

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