ピコレーザーはシミ取りに効果ある?種類やダウンタイムも解説

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大人気のピコレーザー。シミや肝斑に効く美容医療の施術です。実は、スポット、フラクショナル、トーニングの3種の照射モードがあり、アプローチできる肌悩みが違います。ピコレーザーとは何か、照射モードの種類と効果、メリット・デメリットやダウンタイム、効果実感までの期間などをご紹介します。
シミをはじめ、気になる肌悩みがある人は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修医師
■経歴
日本美容外科学会、日本内科学会所属 順天堂大学卒業。
大学病院、市民病院に勤務後、大手美容クリニックにて美容外科・美容皮膚科の経験を積む。
現在は東京都新宿区 ALMOND CLINIC院長として美容医療・再生医療に携わる傍ら、
医療に関する記事の監修も多数行っている。

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目次

1.ピコレーザーによる美容医療の施術を受けたい方へ

美容医療に興味がある方なら、ピコレーザーという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

美容医療に使うレーザーにはたくさんの種類がありますが、中でも人気が高いのが、ピコレーザーです。

シミ以外でもさまざまな肌悩みに効果を発揮する上に、ダウンタイムや副作用が小さいことから、とても受けやすい施術の1つです。

また、従来はレーザー治療を行うと悪化するといわれていた肝斑にも使うことができます。

また、ピコレーザーは従来のシミ取り治療とは異なり、衝撃波でメラニン色素を破壊する治療法で、周囲の肌を傷つけずに治療することが可能です。

 

従来のレーザーとピコレーザーの違い

 

しかし、次のような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?

 

「そもそもピコレーザーってどんな特徴があるの?」

「ピコってどういう意味?」

「最近顔のシミが目立ってきたけど、1回で消える?」

「ピコレーザーって種類があるって聞いたけど違いは?」

「従来のレーザーとどっち選べば良いのかわからない」

 

そこで、今回はそんなピコレーザーについて徹底解説。

ピコレーザーの種類(照射モード)やメリット・デメリット、ダウンタイム、効果実感までの期間などを幅広くご紹介します!

 

しかし、次のような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?

 

「そもそもピコレーザーってどんな特徴があるの?」

「ピコってどういう意味?」

「最近顔のシミが目立ってきたけど、1回で消える?」

「ピコレーザーって種類があるって聞いたけど違いは?」

「従来のレーザーとどっち選べば良いのかわからない」

 

そこで、今回はそんなピコレーザーについて徹底解説。

ピコレーザーの種類(照射モード)やメリット・デメリット、ダウンタイム、効果実感までの期間などを幅広くご紹介します!

 

<監修医からのメッセージ>
ピコレーザーは、照射時間(パルス幅)が従来型のQスイッチレーザーの1/1000に短縮されたことで、熱ダメージが少なく、痛みの少ない治療を実現した医療機器です。
また、シミ・肝斑・くすみを徐々に薄くする「ピコトーニング」、ニキビ跡・毛穴・小ジワを改善していく「ピコフラクショナル」、シミ・そばかすをポイントで除去する「ピコスポット」の3つの照射方法があります。そのため、私たち医師は患者様お一人お一人の肌状態を確認した上で、適切な照射方法を選択できるようになりました。
つまり、1つの医療機器を使って、痛みを小さく抑えつつ、さまざまな肌悩みにアプローチできるようになったのです。
一方、色素沈着が起こる可能性がなくなったわけではありませんし、やや費用が高いといったデメリットもあります。また、従来のレーザー同様に、施術後のアフターケアも大切です。

こうした点があったとしても、ピコレーザーは、シミなどに対して価値ある治療法であることは疑いようがありません。

それでも、実際に治療法を選ぶことは難しい面もあります。
ピコレーザーが気になる方は、美容クリニックの医師に相談してみましょう。
カウンセリングでニーズを伝えた上で、不安点や不明点についても質問し、ご自身に最適な治療法を選んでみてはいかがでしょうか。

 

2.ピコレーザーとは?シミ・くすみ・ニキビ跡に効果がある美肌治療器

 

1)ピコレーザーとは?

ピコレーザーとは、ピコ秒(1兆分の1秒)でレーザーを照射することにより、メラニン色素を破壊する治療機器です。

これまで主に使われていたQスイッチレーザーは、レーザーを「ナノ秒(10億分の1秒)」単位で照射していましたが、その1000倍早くなっているのです。

レーザーの照射時間は、「パルス幅」と呼ばれます。

ナノ秒のパルス幅では皮膚への熱影響がより深部にまで及ぶため、皮膚への熱ダメージが大きくなってしまいます。そのため、ダウンタイムが長くなったり、痛みをともなうこともあります。

しかし、ピコ秒のパルス幅では皮膚への熱ダメージを大幅に軽減できることから、痛みが少なく肌に優しい治療を実現できます。また、照射時間が短縮できたこともメリットです。

 

ピコレーザーはパルス幅が短い

 

さらに、ピコレーザーでは、熱ではなく「衝撃波」により色素を粉砕するため、色素沈着などのリスクを抑え、短期間で大きな効果を期待できる革新的なレーザー治療法として注目されているのです。

ピコレーザーは衝撃波でシミを砕く

 

もう1つのピコレーザーの特徴は、下記の3種類の照射モードがあることです。

  • ピコトーニング
  • ピコフラクショナル
  • ピコスポット

 

これを使い分けることで、レーザーの波長を調節し、シミやくすみ、ニキビ跡などさまざまな肌悩みに効果を発揮します。また、周辺組織の影響も考慮してレーザーの調整ができるため、肌に与えるダメージを減らすことができるのです。

 

2)ピコレーザーが向いている人は?

ピコレーザーがおすすめの方は次のような方です。

  • シミ・そばかす・肝斑をなくしたい
  • 毛穴・小ジワ・ニキビ跡を改善したい
  • アートメイクを消したい
  • 肌質を良くしてトーンアップしたい
  • 光治療(IPL)を受けたが薄いシミが残った
  • ダウンタイムの少ない治療を行いたい
  • Qスイッチレーザーより痛くない施術を受けたい

 

3)ピコレーザーの施術の流れ

  1. カウンセリングや診察の予約

    電話、メール、ラインなど、美容クリニックが用意している手段でカウンセリングや診察の予約を行います。

  2. カウンセリング・診察

    施術の前に医師の診察を受けるとともに、カウンセリングを受けます。ここで、自身の希望するイメージ、費用や不安な点、既往歴などについても話しましょう。

    施術内容や金額に納得すれば、同意書に署名します。

  3. 洗顔

    施術前にクレンジングや洗顔でメイクや汚れ、不要な油分を落とします。メイク落とし、洗顔料は美容クリニックで用意されていることがほとんどですが、持参しても構いません。

    スムーズに施術を行うためには、薄いメイクで受診することをおすすめします。

    特にラメ入りのメイクは落としにくいので、施術当日は避けましょう。

  4. 麻酔(*必要な方のみ)

    痛みがどうしても気になるという方に対しては、クリーム麻酔を行うことも可能です。別途、料金が必要な場合もあるので、ご確認ください。

  5. レーザー照射

    目を守るためにゴーグルをかけます。その後、肌悩みや肌状態に合わせ、レーザーのパワーを調節して照射します。

  6. クーリング

    施術後、10分ほど施術部位を冷やします。施術部位を冷やすことで、赤みなどを最小限に抑えることが可能です。

  7. 施術後

    担当医の指導のもと、施術後すぐにメイクをして帰宅可能です。ただし、ピコトーニングでは、翌日からにしたほうが良い場合もあります。化粧水や乳液での保湿を行い、お昼間なら日焼け止めを塗って帰宅します。




3.ピコレーザーには3つの照射モード

前述したとおり、ピコレーザーには3種類の照射モードがあります。ここでは、それぞれどんな違いがあるのか、特徴について詳しく解説します。

 

1)広い範囲に照射するピコトーニング

ピコトーニングは、弱い出力のレーザーを広い範囲に照射してメラニン色素を少しずつ減らしていく治療法です。

シミ・そばかす、くすみに効果的です。

また、赤ら顔や毛穴の開きにも効果が期待できます。

さらに、肝斑の治療にも対応しており、肌全体のトーンアップ効果も見込めます。

施術時の痛みも少なく、ダウンタイムがほとんどない点がメリットです。

ただし、1回で大きな効果が実感できることは少なく、2週間〜4週間に1度程度の間隔で5回~10回程度照射する必要があります。

 

2)ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、点状に集中したレーザーを肌の深部(真皮)に照射して、皮膚の再生を促す治療法です。

照射によって真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンを増加させ、ニキビ跡など肌の凹凸、小ジワ、肌のハリなどに効果を発揮し、肌質の改善が期待できます。

また、毛穴の開きやたるみ毛穴、すり鉢毛穴などにも効果が期待できます。

 

従来のフラクショナルレーザーに比べて、施術時の痛みやダウンタイムが少ないことがメリットです。施術後に赤みが出る場合もありますが、数日程度で治ることがほとんどです。

 

3)ピコスポット

ピコスポットは、強い出力のレーザーを気になる濃いシミや局所的な大きなシミへ集中的に照射して除去する治療法です。短時間で濃いシミやほくろ、ADM後天性真皮メラノサイトーシス)などに効果が期待できます。レーザーの出力が強いため、アートメイクやタトゥーの除去に使用されることもあります。色素斑がくっきりしていて、正常な肌の境界線がはっきりしているようなものへの治療に使用されます。

施術時は輪ゴムで弾いたような痛みがあることと、1週間〜2週間程度のダウンタイムがあります。

ピコスポットでは、シミなどの場合、個人差はあるものの1回、多くても2回の施術で治療が完了する場合がほとんどです。

一方、タトゥーやADMなどの場合は、2~6回の施術が必要なことがあります。

 

<ピコレーザーの照射モード別の特徴>

効果が高い肌悩みダウンタイム治療間隔・回数メイク・洗顔
トーニングシミ・そばかす

肝斑

くすみ除去

ほぼなし1回/3週~4週

を5回~10回程度

当日または翌日から
フラクショナル毛穴の開き

たるみ毛穴

ニキビ跡

小じわ

ほぼなし1回/3週~4週

を5回~10回程度

当日から
スポット濃いシミ

大きめのシミ

ADM

刺青

アートメイク

2週間程度基本1回

大きいシミには2回くらい

刺青やADMは2~6回

照射部位以外は当日から

 

<参考記事>

ピコフラクショナルの効果はいつから?何回で毛穴やシミに効果が出る?

ピコトーニングの効果はいつから?施術間隔やダウンタイムも解説

ピコスポットの経過とダウンタイム。かさぶたにならない過ごし方は?

 

4.ピコレーザーの4つの効果

 

ピコレーザーは、シミなどのサイズに合わせて照射モードを調節できるため、ほかのレーザーでは砕けない小さな粒子や色素にも反応することが可能です。

そんなピコレーザーには、主に下記の5つの効果が期待できます。

  • シミやくすみ、肝斑の除去
  • 毛穴、ニキビ跡の改善
  • 肌のハリアップ
  • タトゥーやアートメイクの除去
  • ADM・あざの除去

 

お肌の悩みによって、ピコレーザーの照射モードを使い分けることで、広く効果が期待できるでしょう。

 

1)シミ・くすみを改善できる

ピコレーザーは、複数の照射モードを組み合わせることができるため、シミやそばかすの施術から顔全体のくすみにも効果が見込めます。複数の波長を組み合わせてアプローチすることで、色素が薄いくすみの改善も可能になり、肌のトーンアップを目指せます。

さらに、これまで治療が難しいとされていた肝斑への効果もピコトーニングなら改善が見込めます。低出力レーザーで少しずつ照射していくことで、徐々に薄くしていくことが可能です。

 

2)毛穴の開き・ニキビ跡の改善ができる

ピコフラクショナルを使用すれば、毛穴の開きやたるみ毛穴、クレーター毛穴、ニキビ跡にも効果が期待できます。

非常に細かいレーザーが肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンが生成する過程で肌の凹凸が改善します。

 

3) 肌のハリアップ

ピコフラクショナルは、皮膚の再生を促す治療法のため、小ジワやハリ・弾力アップ、肌質改善も期待できます。

ただし、1回で改善するというものではなく、3〜4週間に1回程度の間隔で5回〜10回照射していく必要があります。

 

4)タトゥーやアートメイクが除去できる

従来のレーザー治療では、一部の色素を取り除きにくく、タトゥーや刺青を除去できないケースがありました。しかし、ピコレーザーは3種類の波長でレーザーを照射していくため、さまざまな色素に対応した治療ができます。黒・暖色系・寒色系の3タイプにも対応して、さまざまな色素の除去が可能になりました。

また、ピコスポットを使用すれば、近年流行中のアートメイクの除去にも効果を発揮します。

 

5)ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)(あざ)の除去

ピコスポットでは、IPLやレーザートーニングでは改善が難しいADM(後天性真皮メラノサイトーシス)にも改善が見込めます。

また、太田母斑、蒙古斑などのあざも複数回の治療で効果が現れます。

あざに対しては、医師がしっかり診断を行い、ピコレーザーを使うか、ほかの治療機器を使うかを検討します。



5.ピコレーザーの3つのメリット

 

ここでは、ピコレーザーの施術におけるメリットを3つご紹介します。

 

  • 痛みが少ない
  • 少ない施術回数で効果が実感できる
  • 肌質改善が期待できる

 

一般的に、レーザー治療は肌へのダメージを避けられないものですが、ピコレーザーは肌ダメージを少なくして治療ができるというメリットがあります。

 

1)痛みが少なくダウンタイムも短い

ピコレーザーはピコ秒(1兆分の1秒単位)で照射を行うため、熱ダメージによる肌への負担がほとんどないという肌に優しい治療法です。施術中の痛みに関しては個人差があるものの、ピコスポットでは輪ゴムではじかれたような痛みがある程度です。

 

また、ダウンタイムも短いです。

ピコトーニングとピコフラクショナルは、低出力レーザーを使用するため痛みもダウンタイムもほとんどないとされています。

一方、ピコスポットでは、1週間〜2週間程度のダウンタイムがありますが、従来のQスイッチレーザーよりは短く、施術後に患部をガーゼやテープで覆う必要はありません。

 

2)少ない回数で効果を実感しやすい

照射モードやシミの状態、個人差にもよりますが、ピコレーザーは比較的少ない回数で施術の効果を感じることができます。

 

たとえば、ピコスポットで一般的なシミの除去を行った場合は、1回で効果が実感できます。

また、ピコトーニングやピコフラクショナルを利用し、ニキビ跡や毛穴の改善、美白やくすみの除去を行った場合は、5〜10回程度の照射で効果を実感できる人が多いとされています。

 

3)さまざまな肌悩みに対応できて肌質の改善までできる

3つの照射モードを使い分けることで、シミやそばかすといった色素沈着による肌悩み、ニキビ跡やクレーター毛穴などの肌の凹凸にもアプローチ可能です。

また、ピコフラクショナルでは、肌の深部に照射することで、コラーゲンやエラスチンを生成し、肌本来の再生力で肌のハリの改善が見込めます。

さらに、ターンオーバーの正常化やトーンアップ、肌質改善なども期待できます。

 

6.ピコレーザーの副作用と3つのデメリット・注意点

 

従来のシミ取り治療と比較してメリットの多いピコレーザーですが、デメリットもあることを理解しておきましょう。

 

  • まれに色素沈着が起こる可能性がある
  • アフターケアをしっかりと行う必要がある
  • 料金がやや高い傾向にある

 

ここでは、施術後の副作用とあわせて3つご紹介します。

 

1)術後、まれに色素沈着が起こる可能性がある

ピコレーザーは、肌へのダメージが少ない治療法です。しかし、まれに施術後に「炎症後色素沈着」を引き起こす可能性があります。「炎症後色素沈着」とは、炎症をきっかけに肌内部にメラニンが溜まってしまう状態をいいます。

 

施術後にできたかさぶたを無理に剥がすことや、強い紫外線を浴びて肌に刺激を受けることが原因となることも。そのため施術後のアフターケアが重要です。

 

2)アフターケアをしっかりと行う必要がある

前述のように、施術後は「炎症後色素沈着」を防ぐためにアフターケアをしっかりと行うことが大切です。ここでは、具体的なアフターケアについてご紹介します。

 

  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿をしっかりとして乾燥させないようにする
  • 摩擦によるダメージを避ける
  1. 紫外線対策を徹底する

    外出時の紫外線対策を徹底しましょう。帽子をかぶるなど物理的に紫外線カットするとともに、施術後は肌に優しいノンケミカル処方の日焼け止めを塗りましょう。

  2. 保湿をしっかりとして乾燥させないようにする

    肌が乾燥しているとバリア機能が衰えてしまうため、炎症を引き起こす原因となります。高保湿で低刺激なスキンケアアイテムで保湿を心がけましょう。保湿成分は、セラミドやヒアルロン酸などがおすすめです。また、アルコールフリーの敏感肌向けの化粧品がおすすめです。

  3. 摩擦によるダメージを避ける

    スキンケアアイテムを使用する際は極力、摩擦が起こらないように優しく塗布してください。洗顔やクレンジングも優しく行いましょう。肌をたたいたり、擦ることはNGです。化粧水のパッティングなども控えましょう。

     

    また、顔の施術後は患部を隠すためにマスクを使用する人も多いと思います。マスクも摩擦の原因となるため、必要な時以外は使用を控えることをおすすめします。

     

    なお、もし色素沈着してしまったら、すぐにクリニックの医師へ相談してください。さらに肌のターンオーバーが乱れていると、色素沈着したメラニン色素が排出されにくくなってしまいます。色素沈着を防ぐためには、生活習慣を整えることや定期的にピーリングを行うなど、肌の再生を促すように心がけましょう。

3)費用が高い傾向にある

ピコレーザーはクリニックによって施術料金はさまざまです。複数回定期的な照射が必要になる場合もあるため、比較的高くなる傾向にあります。ここでは、一般的な3種類のピコレーザーの相場をご紹介します。

 

ピコレーザーの種類費用相場
ピコトーニング全顔は1回の施術につき、1万5000円〜4万円程度
ピコフラクショナル全顔は1回の施術につき、2万円〜5万円程度
ピコスポット直径5mmまでの範囲で1回5000円〜1万円程度、直径20mmまでの範囲で2万円〜4万円程度

 

上記はあくまで目安です。施術内容や照射範囲などによっても費用は変わるため、ご予算も踏まえてカウンセリングで医師とよく相談するようにしましょう。




7.ピコレーザーの機種は?

 

今では、いくつかの種類のピコレーザーが医療機器メーカーから販売されています。そのため、クリニックによって使用しているレーザーが異なります。

機種によって対応している波長が違ったり、光源となる鉱石が違います。また、パルス幅も同じピコとはいえ違うことがあります。

そのため、少し効果が変わることもあります。

ここでは、5つの機種の機器を紹介します。

 

<ピコレーザの種類別の違い>

機種名メーカーパルス幅波長
ピコシュアサイノシュアー社550~750㎰532nm・755nm
ピコウェイシネロンキャンデラ社300~450㎰532nm・730nm・1064nm
エンライトンⅢキュテラ社750~2000㎰532nm・670nm・1064nm
エンライトンSRキュテラ社750~2000㎰532nm・1064nm
スペクトラピコルートロニック社750㎰1064nm・532nm・

595nm・660nm

ディスカバリーピコプラスクアンタ社370~450㎰532nm・1064nm・694 nm
ディスカバリーピコクアンタ社370~450㎰532nm・1064nm

 

1)ピコシュア

世界初のピコレーザー機器で、アレキサンドライトレーザーの一種です。

米国のFDAからシミ・シワ・ニキビ跡の改善とタトゥー除去の承認を得ています。

また、日本では厚生労働省の承認を受けています。

メラニンの吸収率が高い755nmの波長を使用しているため、低出力でもシミの除去がよりスピーディに行えます。

 

2)ピコウェイ

ピコウェイは、厚生労働省の承認を受けているピコレーザーです。

ピコレーザーの中で最も照射速度が速く、周りの皮膚にダメージが小さい点が特徴です。

3種類の波長の特性を活かして、症状や治療のニーズに合わせた使い分けや組み合わせが可能となっています。

 

3)エンライトンⅢ/SR

エンライトンSRは2種類の波長を搭載していますが、後継機のエンライトンⅢは3種類の波長を搭載しています。

エンライトンの特徴は、短いピコ秒単位のパルス幅とあわせて、ピコより長いナノ秒単位のパルス幅でも照射できることです。

そのため、幅広い治療に対応可能です。たとえば、3つの波長のピコレーザーがそれぞれ異なる皮膚の層に到達するため、多色のタトゥーの除去が期待できます。

 

4) スペクトラピコ

スペクトラピコは、ピコレーザーの中でもっと多い4つの波長を使い分けることができます。

そのため、ほぼすべての色素を除去できるので、さまざまな色素が混在した難しいタイプのシミやくすみにも効果が期待できます。

また、青や緑、紫、赤、オレンジ、黄色などに対応できるのでアートメイクやタトゥーの除去にも向いています。

 

5) ディスカバリーピコ/ピコプラス

独自のピコテクノロジーで、ほかのピコレーザー機器の2倍〜4倍のピークパワーで照射が可能とされています。

ピコウェイに次いで、ピコレーザーの中でもパルス幅が短いため、痛みや色素沈着のリスクを抑えながら高い効果が期待できます。

上位機種のディスカバリーピコプラスでは、波長694nmが加わり、シミへの効果が従来機のディスカバリーピコよりアップしています。

 

8.ピコレーザーのよくある質問

 

次に、ピコレーザーのよくある質問をご紹介します。治療を検討中の方は、しっかりと理解した上で施術に臨みましょう!

 

Q1.ピコレーザーは何回やればいいですか?

肌状態やお悩みによって個人差はありますが、ピコトーニングとピコフラクショナルの場合は、3週〜4週間隔で、5〜10回程度必要です。お悩みが改善された後は回数に制限はありませんが、定期的に行うことで美肌を保つことができます。ただし、やりすぎには注意が必要です。ピコスポットの場合は、シミの状態にもよりますが1〜2回程度で治療が終了でします。

いずれの場合でも、施術を受けている医師と相談して回数を決めましょう。

 

Q2.ピコレーザーのあとのメイクで気を付けることはありますか?

施術後のメイクは、基本的には当日からOKです。

ただし、ピコトーニングの場合は、施術後の肌状態では翌日まで待ったほうが良い場合があります。

また、ピコスポットの場合でも施術後にテープを貼る必要はありませんが、照射した部位のメイクは避けましょう。

なお、メイクしない場合も、外出時には日焼け止めは塗りましょう。

 

Q3.ピコレーザーのダウンタイムがある場合の経過は?

ピコレーザーは、基本的にダウンタイムが少ない治療法です。特にピコトーニングとピコフラクショナルは、出力が弱いレーザーを照射するためダウンタイムはほとんどありません。

一方でピコスポットは、強い出力のレーザーをピンポイントに照射するため、即効性は高い反面、ダウンタイムもあります。個人差があるものの、一般的に1〜2週間ほどかかり、ピークは3日〜1週間程度です。ダウンタイムの期間は、レーザーを照射した部分にかさぶたができ、その後自然にはがれて一時的に白くなります。大体1〜2ヶ月で患部が落ち着き、周りの肌と馴染んでくるでしょう。イベントを控えている人は、そういったダウンタイムを考慮して施術を受けましょう。

 

Q4.ピコレーザーを受けられない方はいますか?

 

次のような方は、ピコレーザー治療を受けることができないか、その可能性があります。

 

  • 光線過敏症の方
  • 日焼けをしている方、また過度な日焼け後の方
  • ヘルペスやケロイドのある方
  • 金製剤による治療(リウマチ)を行っている方
  • アキュテイン(ニキビケア)を使用して6ヵ月以内の方
  • 妊娠中・授乳中の方、真正ケロイドの方
  • アトピー、自己免疫疾患、てんかん、炎症性ニキビのある方

なお、ほかでも既往歴や治療中の病気、服用中の薬がある方は、診察の際に医師に申し出て、相談しましょう。

 

Q5.ピコレーザーを受けた後、2日以内に海へ行っても良いですか?

 

海へ行くこと自体は問題ありません。ただし、しっかり日焼け対策を行うことが大切です。

日焼けを避けられないなら、海へ行くことは控えたほうが良いでしょう。

 

9.ピコレーザー体験レビュー

 

ただいま準備中です。

 

10.まとめ

 

ピコレーザーの効果・特徴やメリットから、デメリットや副作用、施術後のダウンタイムについて解説しました。また、ピコレーザーの機種別の違いについても触れました。

従来のレーザー治療は、熱エネルギーで色素を破壊する仕組みだったため、周辺の皮膚組織にダメージを与える可能性が高いことがデメリットでした。

しかし、ピコレーザーは衝撃波によってシミを破壊するため、熱作用がほとんどなく、肌に優しくダウンタイムの少ない治療です。また、従来のレーザーでは難しいとされていた肝斑治療や肌質改善など、広範囲の治療にも効果が期待できます。

それを実現しているのは、スポット、フラクショナル、トーニングというピコレーザーの3種類の照射モードです。

この照射方法のパターンや波長を調整することで、さまざまな肌悩みに効果を発揮するのがピコレーザーの大きなメリットです。

シミや肝斑ほか、毛穴の開き、小ジワなどのお悩みがある方は、ピコレーザーを試してみてはいかがでしょうか。

この記事が、ピコレーザーに興味がある方や施術を受けてみたいとお考えの方にとって、お役に立てば幸いです。