二重整形のダウンタイム期間はどのくらい?症状や過ごし方は?

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二重整形には必ずダウンタイムがつきもの。これは施術の後、傷などが消え普段通りの生活を送れるようになるまでの期間のことです。施術を受ける方は、症状がひどくならないか心配ですよね。また、その期間の過ごし方も気になりますね。この記事では、二重整形のダウンタイムの期間、症状、過ごし方をご紹介します。

この記事の監修医師
■経歴
平成15年 日本医科大学 卒業
平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月 Alohaさおり自由が丘クリニック 院長
■保有資格
日本内科学会認定内科医
日本透析医学会、日本腎臓学会
点滴療法研究会
日本美容皮膚科学会
目次

1.二重整形のダウンタイムにはどんな症状がある?

二重整形の施術の後には、ダウンタイムがあります。
ダウンタイムとは、施術後から普段通りの日常生活が送れるように回復するまでの期間のことです。

その期間は、以下のような症状が現れることがあります。

  • むくみ
  • 白目の充血
  • 傷あと(切開法のみ)
  • まぶたの腫れ・痛み・内出血
  • まぶたの違和感・ゴロゴロ感
  • 目のかすみ・涙・目ヤニ・しこり

まぶたの腫れは手術の翌日~翌々日がピークで、1週間以内に目立たなくなり、2〜4週間後にほぼ完全に落ち着くことが多いです。まぶたが腫れているうちは二重の幅が広く見えますが、完全に腫れが引くとカウンセリングの時に決めた希望の幅になります。二重整形手術で内出血が起こることは少ないものの、麻酔の針が血管に当たってしまうと内出血が生じるケースもあります。

二重整形には、埋没法と切開法があります。
埋没法は、糸を埋め込むだけで皮膚を切りません。
一方、切開法は名前のとおり皮膚を切る施術です。

これらは施術方法が異なるのでダウンタイムの期間や症状、過ごし方も少し異なります。
一般的には、切開法の方がダメージが大きくダウンタイムの期間も長い傾向のあったり、症状が大きいです。
例えば、切開法の手術を行った場合は二重のラインの部分に小さな針穴の傷あとができたり色素沈着が気になったりすることもあります。
しかし、数か月経てば目立たなくなることがほとんどです。

また、二重整形のダウンタイムに発生する症状には個人差があり、人によってはさまざまな症状が同時に出て不安になってしまうこともあると思います。しかし、ほとんどの場合は時間の経過とともに落ち着きます。

なお、施術直後は、できるだけ安静にすることが大切です。
また、ダウンタイムの期間は、医師のアドバイスに従って過ごすことも大切です。
なぜなら、この期間を適切に過ごすことで二重の仕上がりも良くなる可能性が高まるからです。

2.二重整形のダウンタイム期間はどのくらい?

二重整形のダウンタイムは「埋没法」「切開法」のどちらの手術法を選んだかによって異なります。ここでは、それぞれのダウンタイムの期間について解説します。

1)二重整形埋没法のダウンタイム期間は1週間から1ヶ月

埋没法で二重整形をした場合のダウンタイム期間は1週間〜1ヶ月ほどです。ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

  1. 手術当日

    手術当日はまぶたの腫れや内出血などの症状が現れるほか、場合によっては二重の左右差やまぶたのぼこつきが発生することもあります。

  2. 手術2日目~1週間

    手術の翌日から少しずつまぶたの腫れが落ち着き、1週間ほど経てば症状がほぼ消えて分からなくなります。人によってはまぶたが大きく腫れたり、内出血やむくみが生じることがあるため、なるべく安静に過ごすことが大切です。

  3. 術後3週間~1ヶ月

    3週間経つと糸が安定して左右差が目立たなくなり、1ヶ月後にはきれいな二重まぶたが完成するでしょう。

2)二重整形切開法のダウンタイム期間は2週間から3ヶ月

切開法で二重整形をした場合のダウンタイム期間は2週間〜3ヶ月ほどです。ダウンタイムの経過は以下のとおりです。

  1. 手術当日~術後1週間

    手術当日〜3日目はまぶたの腫れがピークになります。その後少しずつ落ち着き、1週間ほど経過すれば腫れが引いてきます。場合によっては左右の目で腫れ方が異なることもありますが、腫れが引けば左右のバランスが取れてきます。
    クリニックによって異なりますが、およそ5日〜1週間で抜糸を行うケースが多いです。糸を抜けばまぶたの赤みや傷も目立たなくなり、スッキリした印象になります。

  2. 10日~2週間

    手術から10日〜2週間ほど経過すると50%ほど完成していて、二重のラインが馴染んで自然な状態に近づいてきます。まぶたの腫れや内出血が引いてくるため、目を開けていてもほぼ分からなくなります。

  3. 術後1ヶ月~3ヶ月

    手術後1ヶ月過ぎれば二重は8割ほど完成し、ラインがより自然な状態になります。その後、2〜3ヶ月経過すれば二重が完全に完成し、目元の違和感やまぶたの傷跡、赤みもきれいになくなります。

3)二重整形の術後の腫れや内出血の期間は手術内容によって異なる

二重整形のダウンタイムに現れる症状には個人差があり、手術内容や医師の技術にも左右されるのが特徴です。
一般的には、メスを使わず糸を使って二重のラインを作る「埋没法」は、皮膚を切って二重を作る「切開法」よりダウンタイムが短く、腫れや内出血も少ない傾向があります。ただ、埋没法でも幅の広い二重にした場合は、腫れなどの症状が2〜3週間ほど続くケースもあります。
また、技術の低い医師が二重埋没法をやるより、技術の高い医師が二重切開法をやったほうがダウンタイムが短いこともあります。
なお、アレルギー体質の方、もともとむくみやすい体質の方はダウンタイムが長引く傾向がありますが、なかなか症状が落ち着かない場合は医師に相談しましょう。

3.辛い二重整形のダウンタイムを早く終わらせる方法と過ごし方6選

二重整形のダウンタイムをできるだけ早く終わらせる方法や過ごし方を紹介します。

1)二重整形をした部分を冷やす

目のまわりを冷やすことでまぶたの血流が抑えられ、赤みや腫れ、内出血が引きやすくなります。目元の腫れや内出血などの症状は朝起きた時に出やすいため、手術後2〜3日は起床時にガーゼでくるんだ保冷剤を目の周りに優しく当てて冷やしましょう。
ただ、冷やしすぎると凍傷を起こす可能性があるため、3分ほどで保冷剤を外してください。

2)術後1週間の入浴はシャワーのみ

二重整形の手術後すぐ入浴すると血行が促進され、腫れや内出血が長引く原因になってしまいます。そのため、1週間程度は入浴を控えてぬるめのシャワーで済ませましょう。
腫れや内出血がある時はまぶたが炎症を起こしている状態なので、熱を加えて炎症を悪化させないよう、熱いシャワーがかからないようにしてください。

3)まぶたをできるだけ触らない・前髪が当たらないようにする

二重整形後に何度もまぶたをこすると、摩擦や刺激によって糸が緩んだりズレてしまったりすることがあるため、手術後はできるだけまぶたを触らないようにしましょう。
また、髪の毛についている細菌がまぶたに侵入するとダウンタイムの期間が長引いてしまうため、長い前髪は分けるか上げることをおすすめします。

4)枕を高くして眠る・下向きを避ける

頭が高い位置にあると顔に水分が集まりやすくなり、まぶたのむくみが取れにくくなってしまいます。そのため、首が痛くならない範囲で枕を高くし、うつ伏せではなく横向きや仰向きで眠るようにしましょう。

5)手術後2~3日は横になる時間を減らす

横になって休むと、重力によってまぶたのあたりに血液が集まってむくみ、ダウンタイム中の腫れや内出血が目立ちやすくなります。そのため、就寝時以外はできるだけ横になる時間を少なくし、まぶたが心臓より高い位置にある状態をキープしましょう。

6)めがねやサングラスをかけて過ごす

二重整形のダウンタイム中はめがねやサングラスをかけて過ごすことで、腫れや内出血を上手に隠せます。サングラスをかければダウンタイム中も人目が気にならず、外出もしやすくなるでしょう。

7)医師から指示されたケア(薬等)は欠かさず行う

二重整形の手術後は、感染症を防ぐ抗生剤などが処方されることがあります。自己判断で服用をやめず、必ず指示されたとおりに服用しましょう。

4.二重整形のダウンタイムにやってはいけないこと5つ

二重整形のダウンタイム中は、以下の行為を行わないようにしましょう。

1)長時間の入浴(湯船に浸かる)

血行が促進されるとまぶたが腫れやすいため、湯船に長時間つからないようにしましょう。術後1週間は湯船に浸からず、シャワー浴だけにしてください。

2)激しい運動

ダウンタイム中に激しい運動をすると血管が拡張して血行が促進され、腫れや内出血が長引く原因になってしまいます。手術後10日間は激しい運動を控え、買い物や散歩程度にとどめましょう。

3)手術したまぶたの箇所を何度も触る

ダウンタイム中のまぶたはとてもデリケートな状態のため、少しでも雑菌が入ると感染症を引き起こしてしまうリスクがあります。そのため、傷口が安定する術後1ヶ月まではできるだけまぶたを触らないようにすることが大切です。

また、埋没法の場合は何度も目をこすると皮膚の内部にある糸がゆるみ、二重のラインが消えてしまうことがあります。まぶたが一重に戻らないようにするためにも、術後1ヶ月経過してからもまぶたを強くこすらないようにしましょう。

4)過度の飲酒

夜にお酒を飲むと尿の量が増えて体内の水分量が減少し、喉が乾きやすくなります。しかし、飲酒後に喉が渇いて水分を摂りすぎると翌日にむくみが出る原因になってしまうため、術後2〜3日は禁酒することをおすすめします。
また、アルコールを摂取すると血流がよくなって内出血が悪化する可能性があるため、手術後2週間程度は過度な飲酒を控えましょう。

5)香辛料や辛い物などの刺激のある食べ物を食べる

香辛料や辛い食べ物などを摂取すると、たくさん汗をかいたり血行が促進されたりするため、ダウンタイムが長引くことがあります。施術後のむくみを悪化させないためにも、しばらくは熱い食べ物や辛いもの、塩分の多い食事を控えましょう。

5.二重整形のダウンタイムでよくあるお悩みや疑問をここで解決!

ここでは、二重整形のダウンタイムに関するよくある悩みや疑問について解説します。

1)二重整形のダウンタイム中は仕事や学校を何日休む?

二重整形のダウンタイム中は腫れや内出血が出るため、まわりにバレたくない場合は最低でも2~3日は仕事や学校を休む必要があります。
切開法(全切開)の二重整形手術を行った場合は腫れが長期間続く傾向があるので、休む期間として2週間は見ておきましょう。

2)二重整形ってバレバレ?ダウンタイム中の職場や彼氏への言い訳はどうする?

二重整形のダウンタイム中に職場の同僚や彼氏にバレないようにするためには、以下のような言い訳が使えます。

  • 「メイクを変えた」
  • 「化粧品でかぶれた」
  • 「蚊やダニに刺された」
  • 「ものもらいができた」
  • 「アイプチで二重を作っている」
  • 「痩せて二重のラインが出てきた」
  • 「感動系の映画を見て泣きすぎた」
  • 「花粉症によるアレルギー症状でまぶたが腫れた」

二重整形をしていなくても泣いた翌日は目が腫れて二重幅が広がることが多いため、「昨日泣いちゃったから…」という言い訳は埋没法でも切開法でも使いやすいです。

そのほか、同僚や彼氏に「なんか雰囲気変わったね」と言われた場合は、「いつもと違うメイクだからかな」「髪型を変えたからかな?」などと誤魔化す方法もうまくいきやすいでしょう。二重整形がバレないようにするには全体の雰囲気ごと大きくイメチェンし、目元だけに注目されないようにするのがポイントです。

3)二重整形のダウンタイム中の隠し方は?術後何日後からメイクしてもいい?

メイクができるようになると、二重整形のダウンタイム中も腫れや内出血などがバレにくくなります。術後にメイクができるようになるタイミングは以下のとおりです。

  1. 埋没法の場合

    アイメイク以外は手術当日から可能ですが、下地やファンデーションなどのベースメイクをまぶたに直接塗らないようにしましょう。手術後3日経過すればアイメイクができるようになるので、ダウンタイム中の症状を隠しやすくなります。

  2. 切開法の場合

    切開法の場合、衛生上の理由からアイメイクができるのは抜糸後(術後5日〜1週間)になります。ただ、抜糸後も腫れや痛みがあり、まぶたが安定していない場合はメイクを控えたほうがよいでしょう。

4)二重整形のダウンタイムの目安を過ぎても腫れや内出血が治らない場合はどうする?

二重整形のダウンタイム期間が過ぎても症状が治まらない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。保証期間やアフターケアが充実し、術後も相談しやすいクリニックを選んでおくと安心です。

5)二重整形失敗⁉二重のラインが希望と違う!

ダウンタイム期間はまだ二重が完成していないため、多くの場合は二重のラインが希望より幅広い状態になっています。多くの場合はダウンタイムが終わると希望の二重のラインになるので、「失敗した」と思ってもダウンタイムが終わってまぶたの状態が落ち着くまでは様子を見ましょう。

ダウンタイムが終わっても二重のラインが希望と違った場合、施術を受けたクリニックに連絡して症状を説明し、再診の予約を取りましょう。

6.ダウンタイムを少しでも短くする方法はある?

ダウンタイムを全く無しにすることはできませんが、短くする方法はあります。

1)技術が高い医師に施術をしてもらう

ダウンタイムは、施術を行う医師の技術でも変わります。
当たり前ですが、二重整形のダウンタイムは、手術が上手な医師が行うとダメージを少ない施術を行うため短くなります。
上手な医師を選ぶのは、候補の美容クリニックのホームページで二重整形の症例数をチェックしたり、口コミなどで調べるのもおすすめです。
また、最近ではインスタグラムやTikTokなどSNSで手術の画像や動画をアップしている医師もいます。
これらも参考にしましょう。

2)二重幅を狭くする

二重整形ダウンタイムは、二重幅を狭くするほど短い傾向にあります。
幅が短いと睫毛(まつげ)からの距離が短かくなるため、まぶたへのダメージが軽くなります。
理想とするデザインとダウンタイムのバランスを考える必要がありますが、ダウンタイムがあまり取れないなら、二重幅を狭くすることも1つの方法です。

3)アフターケアをしっかり行う

この記事ではダウンタイム期間中の過ごし方ややってはいけないことをご紹介してきました。
ダウンタイムを少しでも短くするには、これらをしっかり守ることが大切です。
必要の応じて、術後に軟膏を塗り炎症を抑えることができます。

7.ダウンタイムを短くしたい!おすすめの美容クリニック5選

現在準備中です。

8.まとめ

二重整形後のダウンタイムの期間や症状、過ごし方をご紹介しました。
また、おすすめの美容クリニックもご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
ダウンタイムとは、施術後に普段通りの生活が送れるまでの回復期間ですが、二重整形には施術法が2つあるので、2パターンあります。
ダウンタイムを無くすことはできませんが、アフターケアをしっかり行い、その期間を正しく過ごせば、短くすることが可能です。また、大きなトラブルになることはありません
二重整形のダウンタイムが気になる方は、ぜひこの記事を参考に施術前に注意する点を理解しておきましょう。

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