オンライン診療でマンジャロがおすすめのクリニック13選|料金・安全性・選び方を医師監修で比較

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オンライン診療でマンジャロを処方するクリニックを安全性の観点から比較。血液検査・副作用対応・正規品使用・医師の専門性という4つの基準で評価し、おすすめの13院を医師監修で解説します。「安さ」だけで選ぶと危険な理由もデータとともに整理します。

<看護師アドバイザー>

美容看護師中川ゆう子さん

中川ゆうこさん

<執筆>

ナールス美容医療アカデミー編集長 富本充昭

富本充昭

 

「マンジャロをオンライン診療で始めたいけれど、どのクリニックが安全かわからない」
「料金がかなり違うけれど、安いクリニックを選んでも大丈夫?」
「血液検査なしで処方してくれると謳っているクリニックは問題ないの?」

GLP-1/GIP受容体作動薬「マンジャロ(チルゼパチド)」は、保険適用の2型糖尿病の治療薬です【1】。しかし、近年、マンジャロをオンライン診療で自由診療で処方するクリニックが急増しています。スマートフォンひとつで診察から処方まで完結できる利便性から利用者は増えていますが、その一方で血液検査を省略するクリニック・副作用対応体制が不十分なクリニック・未承認品を使用するクリニックが混在しているのが現実です。
Omada Health社が2025年に実施した米国の一次医療医2,000名以上への調査では、サードパーティのテレヘルスによるGLP-1処方について「患者の健康リスクを高める」と67%の医師が懸念を示し、最多の心配は「過量投与・不適切な処方(56%)」と「継続的なフォローアップの欠如(50%)」でした【2】。オーストラリアの研究(Talay et al. 2024)では、GLP-1処方37,323件のうち4.4%にエラーが検出され、最多は「安全性カウンセリングの不足(49%)」でした【3】。
本記事ではクリニック選びの安全基準を提示した上で、おすすめの13院を公開情報をもとに比較します。クリニック選び全般の基準は、「マンジャロを処方するクリニックの正しい選び方」で詳しく解説しています。

なお、記事内の価格はすべて税込みです。

オンライン診療でマンジャロを始める前に知っておくべきこと

1)マンジャロのオンライン処方は「適応外使用」

マンジャロ(チルゼパチド)は日本では「2型糖尿病」の治療薬として承認されており、ダイエット・肥満管理目的での処方は適応外使用(off-label)です。
マンジャロ全般については、「マンジャロは最新のGLP-1ダイエット!効果・メリットとリスクは?」をご参照ください。

また、「GLP-1受容体作動薬とは?仕組み・種類・副作用・日本で使える薬一覧」もご参照ください。適応外使用は禁止されているわけではありませんが、保険は使えず自由診療となります。

2)オンライン診療で確認すべき「4つの安全基準」

■ オンライン診療クリニックを選ぶ安全基準(4条件)

① 血液検査を初回または初期(3か月以内)に実施している

② 副作用発生時に当日相談できる窓口(LINE・チャット等)がある

③ 使用薬剤が正規承認品(日本イーライリリー製マンジャロ)であることを確認できる

④ 医師が定期的に体重・副作用・用量を確認している

→上記4条件は、安全に治療を継続するために確認したい重要なポイントです。

3)費用相場と比較のポイント

マンジャロ2.5mg(開始量)の月額相場は約2〜3.5万円、5mg(維持量)は約3.5〜5.5万円です。広告表示の「月〇〇円」は薬代のみのことが多く、診察料・クール便送料(約550〜1,100円)・血液検査代を加えた総額で比較することが重要です。費用の詳細は、「マンジャロの費用はいくら?用量別料金・保険適用の条件・自由診療の総額を医師監修で解説」をご参照ください。

4)個人輸入・コンパウンド製剤の危険性

費用を抑えるために個人輸入品や品質管理が確認できないコンパウンド製剤を利用する場合には注意が必要です。2026年3月、米国FDAはコンパウンドGLP-1製剤を違法販売するテレヘルス企業30社に一斉警告書を送付しています【4】。詳しくは、「GLP-1受容体作動薬の個人輸入は絶対NG?」をご参照ください。

おすすめ13院の比較表(安全性・料金・特徴)

以下の比較表は、各クリニックの公開情報をもとに整理したものです。料金は2026年5月時点の情報であり、変更される場合があります。受診前に各クリニックの公式サイトで最新情報をご確認ください。

クリニック月額目安(マンジャロ 2.5mg)血液検査・安全基準
①DMMオンラインクリニック12,000円(らくらく定期便1か月ごと)診察料0円・提携院2院では対面診療実施・④要確認
②クリニックフォア約27,115円〜(定期・2か月目〜)東京11院対面可・①〜④ 概ね対応
③レバクリ約22,000円〜(目安)※診療時間が長い・要確認事項あり
④elife(イーライフ)約27,800円〜(定期)オンライン専門・血液検査なし・12.5mgまで対応
⑤イースト駅前クリニック約22,000円〜(月次)診察料0円・オンライン/来院診療に対応・女性向けメディカルダイエット外来あり
⑥スグクルクリニック約19,800円〜(定期)送料込・最大7.5mg・血液検査なし
⑦マンクリ約12,920円〜(目安)専門特化・最安値クラス・要確認事項あり
⑧マーチクリニック公式サイトで確認オンライン診療中心・医療ダイエット対応・LINE予約/ビデオ診察対応
⑨ファイヤークリニック約28,000円〜(目安)食事指導付き・①②③対応
⑩東京ミレニアルクリニック約30,000円〜(目安)美容医療との併用可・③④要確認
⑪デジタルクリニック約28,000円〜(目安)配送スピードが強み・要確認事項あり
⑫Oops約25,000円〜(目安)UI使いやすい・④要確認
⑬スマルナ約24,000円〜(目安)アプリ完結・初心者向け・要確認事項あり

※記載価格はマンジャロ2.5mg週1回注射プラン1ヶ月定期便を選択した際、1ヶ月分総額から初月限定5,000円割引を適用した初月分の目安金額です。割引は1人あたり1回のみ使用可能です。医師の診断により処方できない場合がございます。

マンジャロがおすすすめの13院のポジショニングマップ

※「要確認」は公開情報のみでは判断できない項目があることを示します。受診前に直接クリニックへご確認ください。

おすすめクリニック13選:詳細解説

マンジャロのクリニック選びのフローチャート

各クリニックの公開情報をもとに、料金・安全体制・向いている方を整理します。受診前に必ず各クリニックの公式サイトで最新情報をご確認ください。

1)DMMオンラインクリニック 【総合バランス型・全国対応】

DMMオンラインクリニックの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門(提携院2院では対面診療実施)
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg・10mg(最大10mg)
GLP-1 週1回注射プラン
月額料金
2.5mg:税込12,000円(らくらく定期便1か月ごと)
5mg:税込22,300円(らくらく定期便1か月ごと)
送料税込550円(クール便・一律)
診察料無料
血液検査非対応(オンライン診療サービスのため)
副作用相談LINE・チャットにて対応
正規品使用日本イーライリリー製 正規品
特記事項2022年4月〜2025年9月の診療件数実績あり。らくらく定期便・まとめ買いで割安になる

※ 血液検査は非対応のため、並行してかかりつけ内科を受診することを推奨します

 

【この方に向いている】

  • 初めてオンライン診療でマンジャロを始めたい方
  • 全国どこからでも手軽にオンライン診療を受けたい方
  • まとめ買いで費用を抑えたい方

※DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。

2)クリニックフォア 【対面との併用が可能・専門性高い】

クリニックフォアの評価・特徴の図

診療形式オンライン・対面(東京都内11院)
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg・10mg(最大10mg)
月額料金2.5mg:27,115円〜(定期クーポン適用時・2か月目〜)
5mg:49,555円〜(定期クーポン適用時)
送料1,100円(クール便)
診察料無料
血液検査東京の対面院で対応可(初回対面推奨)
副作用相談LINE・電話にて対応。対面院への誘導も可
正規品使用日本イーライリリー製 正規品
増量プラン2.5mg→5mg自動切り替えプランあり(手続き不要)
特記事項東京都内11院の対面クリニックと連携。初回は対面で血液検査+注射指導、2回目以降はオンラインという使い方が可能

※ クーポンコード「INJE5000」(2026年5月時点)。料金は変更される場合があります

【この方に向いている】

  • 初回だけでも対面で血液検査を受けたい方
  • 副作用時に対面診察も選択肢に持ちたい方
  • 医師の専門性を重視する方

クリニックフォアの肥満治療(医療ダイエット)のプランや効果、口コミ・評判は?」も参考にしてください。

3)レバクリ 【診療時間が長い・利便性重視】

レバクリの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg・10mg(公式サイトで確認)
月額料金2,5mg 4本セット:22,000円

※記載価格はマンジャロ2.5mg週1回注射プラン1ヶ月定期便を選択した際、1ヶ月分総額から初月限定5,000円割引を適用した初月分の目安金額です。
※割引は1人あたり1回のみ使用可能です。
※医師の診断により処方できない場合がございます。

送料

550円(チルドゆうパック)

診察料無料
血液検査非対応
副作用相談無料
正規品使用国内正規販売代理店(医薬品卸業)経由で購入した医薬品を使用
特記事項朝8時〜深夜26時(翌2時)まで診療対応。仕事が忙しく日中に受診できない方でも利用しやすい。オンライン専門クリニックの中でも診療時間の長さが大きな特徴

※ 血液検査・副作用対応体制・定期モニタリングについては受診前に直接確認することを推奨します

【この方に向いている】

  • 夜間に受診したい方
  • 仕事が忙しく日中に受診できない方
  • 利便性を重視する方

医療ダイエット/GLP-1ダイエット オンライン診療ならレバクリ

レバクリのオンライン診療のバナー

4)elife(イーライフ) 【GLP-1特化・高用量まで対応】

イーライフの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量2.5mg〜12.5mg(最大12.5mg:主要クリニック中最高水準)
月額料金2.5mg:約27,800円〜(定期)
5mg:約49,800円〜(定期)
2.5mg→5mg自動切り替え定期プランあり
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査非対応(オンライン専門)
副作用相談LINE相談に対応
正規品使用日本イーライリリー製 正規品
特記事項対応用量が12.5mgまでと主要クリニック中最高水準。高用量での継続を視野に入れる方に向いている

※ 血液検査は非対応のため、並行してかかりつけ内科を受診することを推奨します

【この方に向いている】

  • 高用量まで対応できるクリニックを最初から選びたい方
  • LINE相談の手軽さを重視する方

5) イースト駅前クリニック 【総費用がわかりやすい・オンライン/来院診療に対応】

イースト駅前クリニックの評価と特徴の図

診療形式オンライン・対面(全国の主要駅前に展開)
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg(最大7.5mg)
月額料金2.5mg:約22,000円(月次)
3か月トライアルセット(1か月2.5mg+2〜3か月5mg):割安
送料送料・診察料込みで総費用が透明
診察料無料
血液検査全国対面院で対応可
副作用相談LINE登録後にクーポン取得・相談対応
正規品使用日本イーライリリー製 正規品
対象メディカルダイエット外来は女性向けページあり。男性向け診療だけでなく、女性向けの自由診療メニューも展開。
特記事項オンライン診療と来院診療の両方に対応するメディカルダイエット外来を展開。指定LPでは女性向けのメディカルダイエットとして、マンジャロ/リベルサスなどのGLP-1関連薬、カナグル、防風通聖散などを案内。診察料0円で、薬代中心の明朗な料金体系が特徴

※ 性向けメディカルダイエットでは、20歳以下・65歳以上の方には処方できない旨が案内されています。受診前に対象条件・禁忌・料金・送料を公式サイトで確認してください。

【この方に向いている】

  • 総費用のわかりやすさを重視する方
  • オンライン診療と来院診療を使い分けたい方
  • 女性向けメディカルダイエット外来で相談したい方
  • 診察料0円で始めたい方

6)スグクルクリニック 【最安値クラス・コスト重視】

スグクルクリニックの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg(最大7.5mg)
月額料金2.5mg:約19,800円(送料込み・定期)
5mg:約27,800円(送料込み・定期)
送料料金に含む
診察料無料
血液検査非対応(オンライン専門)
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項主要クリニック中では最安値クラス。ただし10mg以上への増量を希望する場合はクリニックを変更する必要あり

※ 料金の安さは魅力ですが、血液検査・副作用対応体制・正規品使用については受診前に直接確認することを強く推奨します

【この方に向いている】

  • 費用を最優先する方(ただし安全確認を事前に必ず実施してください)

7)マンクリ 【マンジャロ専門・低価格重視】

マンクリの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量2.5mg・5mg・7.5mg・10mg(公式サイトで確認)
月額料金2.5mg:約12,920円〜(目安) 5mg:公式サイトで確認
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項マンジャロを中心とした医療ダイエット専門のオンライン診療サービス。主要比較サイトでは最安値クラスとして紹介されることが多く、費用重視のユーザーから注目されている

※ 価格だけで判断せず、血液検査・副作用対応体制・定期モニタリングの有無を受診前に確認してください

【この方に向いている】

  • とにかく費用を抑えたい方
  • マンジャロ専門サービスを利用したい方
  • オンライン完結を希望する方

8)マーチクリニック 【オンライン完結・LINE予約対応】

マーチクリニックの特徴と評価

診療形式対面・オンライン
対応用量公式サイトで確認
月額料金約30,000円〜(目安)
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査対面院にて対応
副作用相談対面・オンライン双方で相談可
正規品使用日本イーライリリー製 正規品
特記事項医療管理体制を重視したダイエット専門クリニック。内科専門医在籍。対面診察と血液検査が可能なため安全性の確保がしやすい

【この方に向いている】

  • オンライン完結で受診したい方
  • LINEで予約・診察手続きを進めたい方
  • スマホで診察から配送まで完結したい方

9)ファイヤークリニック 【食事指導対応・総合サポート型】

ファイヤークリニックの評価・特徴の図

診療形式オンライン中心
対応用量公式サイトで確認
月額料金約28,000円〜(目安・食事指導料別)
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項医療ダイエット特化で栄養士・管理栄養士による食事指導を組み合わせたプログラムが特徴。薬だけでなく生活習慣改善のサポートも希望する方に向いている

※ 食事指導込みのプログラム費用が加算される場合があります。安全性4条件を受診前に確認してください

【この方に向いている】

  • 薬の処方だけでなく食事
  • 生活習慣の指導も受けたい方。

10)東京ミレニアルクリニック 【美容医療との併用が可能】

東京ミレニアルクリニックの評価・特徴の図

診療形式対面・オンライン
対応用量公式サイトで確認
月額料金約30,000円〜(目安)
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項美容医療クリニックとしての機能も持つため、マンジャロによる体重減少と肌・たるみ対策を同一クリニックで相談できる点が特徴

※ 糖尿病・代謝疾患の合併症がある方は、糖尿病専門医との並行受診を推奨します

【この方に向いている】

  • 肌管理やエイジングケアも一緒に相談したい方
  • ダイエットと美容施術を同時に相談したい方
  • 体重減少後のたるみ対策が気になる方
  • 美容クリニックで一括管理したい方

11)デジタルクリニック 【配送スピード重視】

デジタルクリニックの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量公式サイトで確認
月額料金約28,000円〜(目安)
送料クール便対応
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項配送スピードの速さと利便性が強みとして挙げられている

※ 血液検査・副作用対応体制・正規品使用について公式サイトまたは受診前に必ず確認してください

【この方に向いている】

  • 処方後の配送スピードを重視する方

12)Oops 【初心者向けUI・操作しやすい】

Oops(ウープス)の評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量公式サイトで確認
月額料金約25,000円〜(目安)
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談公式サイトで確認
正規品使用公式サイトで確認
特記事項スマートフォンの操作に不慣れな方でも使いやすいUI設計。医療ダイエット専門プログラムを提供

※ 安全性の4条件(血液検査・副作用対応・正規品・定期モニタリング)について受診前に直接確認を推奨します

【この方に向いている】

  • オンライン診療が初めての方
  • 操作のシンプルさを重視する方

13)スマルナ 【アプリ完結・初心者向け】

スマルナの評価・特徴の図

診療形式オンライン専門
対応用量公式サイトで確認
月額料金約24,000円〜(目安)
送料公式サイトで確認
診察料公式サイトで確認
血液検査公式サイトで確認
副作用相談アプリ内相談対応
正規品使用公式サイトで確認
特記事項専用アプリを活用したオンライン診療サービス。予約・診察・配送管理までスマートフォンで完結できるため、オンライン診療初心者でも利用しやすい。女性ユーザーを中心に認知度が高い

※ 安全性の4条件(血液検査・副作用対応・正規品・定期モニタリング)について受診前に直接確認を推奨します

【この方に向いている】

  • オンライン診療が初めての方
  • アプリで簡単に管理したい方
  • スマホ中心で受診したい方

マンジャロオンライン診療13院比較図

 

中川ゆう子さん
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美容看護師中川ゆう子さんコメント

美容看護師

中川ゆう子さん

クリニック選びで「まず料金を比較する」という方が多いですが、オンライン診療では特に「副作用が出た時にすぐ相談できるか」を最初に確認してほしいと思っています。マンジャロは強力な薬剤ですので、吐き気や脱水が強い時に「次回の診察まで待ってください」という対応しかできないクリニックは、安心して継続しにくい場合があります。血液検査をしてくれるか・LINE等で即日相談できるか・正規品を使っているか。この3点だけでも確認すれば、かなり安全なクリニック選びができます。費用の差は月数千円でも、医療の質の差は非常に大きいです。

オンライン診療 vs 対面診療:マンジャロを始めるならどちらが安全か

1)両者の比較

比較項目オンライン診療対面診療
利便性◎ 全国対応・通院不要△ 通院が必要
費用○ 比較的安め△ 診察料が高め
初回の安全確認△ 身体診察・触診が困難◎ 直接確認できる
副作用対応力△ 次回受診まで間隔あり◎ その場で対応可能
禁忌見落とし防止△ 問診票依存のリスク◎ 総合的に評価できる
継続管理の質○〜△(クリニック差大)○(専門医在籍の場合)

2)「初回は対面・安定後はオンライン」が最もバランスがよい

初回は対面診察で血液検査・身体診察を行い、インフォームドコンセントを十分に受けた上で処方を開始することが理想的です。副作用の出方・用量調整が安定した段階でオンラインに移行することで、利便性とコストを下げながら安全性を確保できます。
この「継続できるクリニックを選ぶこと」の重要性はデータでも示されています。Omada Health社の2025年7月の研究では、GLP-1使用者の約50%が6か月未満で中断しており、6か月継続した患者は中断した患者と比べて64%高い体重減少を達成しています(12.1% vs 7.4%)【5】。もちろん治療目標達成後に医師と相談して減量・終了することとは区別して考える必要があります。

マンジャロを服用する前に知っておきたいこと

1)効果のエビデンスは?

海外のSURMOUNT-1試験では、肥満または過体重の成人を対象にチルゼパチドを週1回投与した結果、72週時点で大きな体重減少効果が示されています【6】。ただし、日本でマンジャロとして承認されている適応は2型糖尿病であり、ダイエット目的の使用は自由診療での適応外使用となる点に注意が必要です。

2)副作用への備え

吐き気・下痢・便秘は最も多い副作用で、開始直後・増量期に特に強く出ます。多くは2〜4週間で慣れます。副作用に関しては、「マンジャロの副作用はいつまで続く?吐き気・下痢・脱毛の対処法」で詳しく解説しています。

3)費用の現実的な試算(クール便送料込み総額)

広告に表示される金額は「薬代のみ」のことが多く、送料・診察料を含めた総額で比較することが重要です。マンジャロは要冷蔵(2〜8℃)のためクール便(約550〜1,100円)が必須です。以下の表は薬代+診察料+クール便送料=1か月の実質負担額のシミュレーションです。費用の詳細は、「マンジャロの費用はいくら?用量別料金・保険適用の条件・自由診療の総額を医師監修で解説」もご参照ください。

クリニック薬代(2.5mg)診察料クール便送料1か月総額(目安)
①DMMオンラインクリニック12,000円(らくらく定期便1か月ごと)無料550円12,550円(らくらく定期便1か月ごと)
②クリニックフォア27,115円〜無料1,100円約28,215円〜
④elife(イーライフ)27,800円〜公式確認公式確認27,800円〜(要確認)
⑤イースト駅前クリニック22,000円〜無料送料込み約22,000円〜(男性専用)
⑥スグクルクリニック19,800円(送料込)無料込み約19,800円(最安値)

※価格は全て税込み。
※料金は2026年5月時点の公開情報。診察料・送料が「込み」の場合は薬代に含まれています。実際の費用は各クリニックの公式サイトで必ずご確認ください。

2026年8月薬価改定:今から始めるならどう動くべきか

2026年8月1日より、マンジャロの薬価が約25%引き下げとなります。これは自由診療価格にも波及する可能性があり、現時点(2026年5〜7月)から始める方には以下のロードマップが、コスト面でも副作用対策面でも合理的です。

【2026年5〜7月】 開始用量(2.5mg)で体を慣らす期間。吐き気・消化器症状が出やすい増量初期を、価格改定前の期間に充てることができます。
【2026年8月以降】 薬価引き下げ後に5mg・7.5mgへの増量を検討。より高用量への移行コストを抑えられる可能性があります。増量のタイミングは必ず担当医師と相談の上で決定してください。

※薬価改定が自由診療価格に反映されるタイミングはクリニックによって異なります。各クリニックの価格改定情報を確認しながら治療計画を立てることを推奨します。

高用量の供給不足リスクと安定供給クリニックの選び方

マンジャロの7.5mg・10mgなどの高用量は、需要の急増に伴い在庫が不安定になるケースがあります。継続治療を考える上で、供給面のリスクを把握しておくことは重要です。

安定供給クリニックを選ぶ際の確認ポイント:
・日本イーライリリーとの正規流通ルートを持つクリニックを選ぶ(個人輸入品・コンパウンド製剤は供給リスクも品質リスクも高い)
・対面クリニックや複数拠点を持つグループ医院は、院内在庫の融通が効きやすい傾向がある
・初診時に「高用量(7.5mg以上)への増量を希望した場合の在庫対応」を直接確認する
・欠品が発生した際に「代替薬の提案」や「他院紹介」を行ってくれるクリニックかどうかを確認する

本記事のおすすめ13院の中では、複数拠点を持つクリニックフォア(東京11院)・イースト駅前クリニック(全国主要駅前)・DMH新橋クリニック(対面専門)が、供給安定性の面でも比較的安心できる体制をとっています。elife(イーライフ)は12.5mgまで対応しており、高用量継続を視野に入れる方の選択肢になります。

4)食事・運動との組み合わせ

マンジャロは薬だけで完結する治療ではありません。食事・運動習慣との組み合わせが効果を最大化し、中止後のリバウンドを防ぎます。詳しくは、「マンジャロの効果を最大化する食事・運動の組み合わせ」で解説しています。

5)やめる時の計画

SURMOUNT-4試験では、チルゼパチドを中止した方の82.5%が1年以内に体重の25%以上をリバウンドしています【7】。中止の計画は担当医師と事前に立てることを強く推奨します。
詳しくは「マンジャロをやめたらどうなる?リバウンドの現実と「やめ方」の正解」をご参照ください。

6)保険適用でゼップバウンドを希望する場合

マンジャロと同成分で「ゼップバウンド」という肥満症治療があります【8】。ゼップバウンドを肥満症治療として保険適用で処方してもらいたい場合、オンライン診療・美容クリニックでは対応できません。専門外来のある保険医療機関への受診が必要です。詳しくは、「マンジャロとゼップバウンドの違いを医師監修で徹底解説」をご参照ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. オンライン診療でも安全にマンジャロを始められますか?

血液検査・副作用対応体制・正規品使用・定期モニタリングの4条件を確認できるクリニックでは、安全管理の面で安心材料になります。ただし初回は可能であれば対面診察を推奨します。「血液検査なし・問診票のみで即日処方」の場合は、安全確認体制を事前に確認することが大切です。

Q2. クリニックフォアとDMMオンラインクリニックはどちらが安全ですか?

クリニックフォアは東京都内11院の対面クリニックと連携して初回の血液検査・注射指導が受けられる点で安全体制が高く評価できます。DMMオンラインクリニックは全国対応・使いやすさに優れますが、対面診察・血液検査に非対応のため、別途かかりつけ医での検査を推奨します。どちらが適切かは体の状況・居住地・目的によって異なります。

Q3. 血液検査なしで処方してくれるクリニックは問題ありますか?

医療安全の観点では注意が必要です。血液検査(腎機能・肝機能・HbA1c・膵酵素等)は禁忌患者を除外するための最低限の安全確認です。血液検査に非対応のオンライン専門クリニックを選ぶ場合は、かかりつけ内科で別途検査を受けることを強く推奨します。

Q4. 最も安いクリニックはどこですか?

スグクルクリニックが2.5mg月額約19,800円(送料込み)と主要クリニック中最安値クラスです。ただし最大用量が7.5mgまでであること、および血液検査・安全体制については受診前に直接確認することを推奨します。費用だけでクリニックを選ぶことは安全面でリスクがあります。

Q5. 副作用が出た場合、どのクリニックに相談しやすいですか?

クリニックフォア・DMH新橋クリニック・イースト駅前クリニックは対面診察との連携があるため、重篤な副作用が疑われる場合に対面での対応が受けやすいです。オンライン専門クリニックの場合はLINE・チャット等での即日相談窓口があるかどうかを確認してください。

Q6. 女性でも利用できますか?

本記事で紹介しているクリニックの多くは女性も利用できます。イースト駅前クリニックも女性向けのメディカルダイエット外来を設けています。ただし、女性向けダイエット薬は20歳以下・65歳以上の方には処方できない旨が案内されているなど、クリニックごとに対象条件・禁忌が異なります。受診前に各クリニックの公式サイトで対象条件・禁忌・料金・送料をご確認ください。

まとめ

オンライン診療でマンジャロを始める方は増えていますが、「安さ」だけでクリニックを選ぶことは危険です。本記事で紹介した13院はそれぞれの強みがありますが、どのクリニックを選ぶ場合でも血液検査・副作用対応・正規品使用・定期モニタリングの4条件を確認することが安全使用の大前提です。

■ この記事のまとめ

・GLP-1処方エラーの最多は「安全性カウンセリング不足(49%)」「禁忌調査不足(30%)」(Talay et al. 2024)

・GLP-1使用者の50%が6か月未満で中断。6か月継続した患者は64%高い体重減少(Omada Health 2025)

・最安値クラス:スグクルクリニック(2.5mg月約19,800円)・マンクリ(2.5mg月約12,920円〜)。安全体制の確認が必要

・対面診察・血液検査が可能:クリニックフォア・イースト駅前(男性)・DMH新橋

・全国対応・手軽さ重視:DMMオンライン・elife・スグクル

・初回は対面→安定後オンライン継続が最もバランスがよい

・血液検査なし・問診票のみの場合は、安全確認体制を事前に確認する

・保険適用(ゼップバウンド)は専門外来のある保険医療機関でのみ可能

・クール便送料を含めた1か月の実質総額で比較すること(2.5mg:最安約19,800円〜最高約31,450円)

・2026年8月の薬価25%引き下げ前に2.5mgで体を慣らし、改定後に増量するのがコスト・安全両面で合理的

・高用量(7.5mg以上)は欠品リスクあり。複数拠点を持つクリニックや12.5mg対応のelifeが安定供給面で有利

<参考記事>

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参考文献

本記事の科学的・規制的根拠として、以下の文献・公式資料を参照しています。
【1】日本イーライリリー株式会社. マンジャロ皮下注アテオス 添付文書(電子化添付文書)
チルゼパチド(マンジャロ)の国内承認添付文書。禁忌、重大な副作用、警告、慎重投与、用法用量などを収載。本記事の血液検査の必要性、副作用管理、正規品確認に関する記載の根拠。
【2】 Omada Health. Primary Care Physician Survey on Third-Party Telehealth GLP-1 Prescribing. Medical Economics. 2025.
日本語要旨:米国の一次医療医2,000名以上への調査。「患者の健康リスクを高める(67%)」「過量投与・不適切処方(56%)」「フォローアップの欠如(50%)」が上位の懸念事項。
【3】 Talay L, et al. GLP-1 RA Prescribing Errors in a Multidisciplinary Digital Weight-Loss Service. Pharmacy (Basel). 2024;12(6):174. PMC11507644.
日本語要旨:37,323件の処方箋を監査し4.4%にエラー。最多は「安全性カウンセリング不足(49.15%)」「禁忌調査不足(30.29%)」。
【4】 Foley & Lardner LLP. GLP-1 Compliance: FDA Targets Telehealth Marketing in 30 New Warning Letters. March 2026.
日本語要旨:2026年3月、米国FDAがコンパウンドGLP-1製剤を違法マーケティングするテレヘルス企業30社に一斉警告書を送付。
【5】 Omada Health. Real-World Clinical Outcomes Analysis. July 2025.
日本語要旨:GLP-1使用者の約50%が6か月未満で中断。6か月継続した患者は中断患者より64%高い体重減少(12.1% vs 7.4%)を達成。
【6】 Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. N Engl J Med. 2022;387(3):205-216.
PMID: 35658024 日本語要旨:SURMOUNT-1試験。マンジャロで平均20.9%の体重減少を達成。
【7】 Aronne LJ, et al. Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction: SURMOUNT-4. JAMA. 2024;331(1):38-48.
日本語要旨:チルゼパチド中止後のリバウンドデータ。中止群では失った体重の多くが再増加し、82.5%が1年以内に有意な体重再増加(試験内定義)を記録。
【8】 日本イーライリリー株式会社. ゼップバウンド皮下注アテオス 添付文書
ゼップバウンドの日本国内正式添付文書。肥満症治療薬としての適応、保険適用対象、警告、禁忌、重大な副作用等を収載。本記事の保険適用に関する記載の根拠。

※本記事は医師監修のもと作成されていますが、個別の医療アドバイスを提供するものではありません。クリニックの選択は必ずご自身の状況を踏まえてご判断ください。
※クリニックの料金・体制情報は2026年5月時点の公開情報に基づく概算です。変更される場合があります。受診前に各クリニックの公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事は特定のクリニックを広告・推薦するものではありません。安全性の観点から公開情報を整理したものです。

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