誰もがあこがれの小顔。顔痩せして自信を持ちたいという女性は多いです。しかし、セルフケアから美容医療による治療までさまざまな方法があっても、本当に効果があるのはどれか迷ってしまいますね。この記事では、小顔になるために効果が高い美容医療の治療法からやってはいけないことまでご紹介します。
平成15年 日本医科大学 卒業
平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月 Alohaさおり自由が丘クリニック 院長
■保有資格
日本内科学会認定内科医
日本透析医学会、日本腎臓学会
点滴療法研究会
日本美容皮膚科学会
*たるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
1.小顔になりたいあなたへ
小顔は多くの女性のあこがれ。
大手の化粧品メーカーの資生堂が実施した「小顔に関するアンケート調査(*)」では、約80%の女性が「小顔になりたい」と答えています。
でも実際は、ご自分のフェイスラインに自信が持てず、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
フェイスマッサージやエクササイズなどのセルフケアで小顔になる方法は、SNSやウェブサイトでいろいろなモノが紹介されています。
しかし、なかなか続かない、効果が実感できないといったこともよくあります。
そんな方におすすめは、美容医療による小顔(顔痩せ)治療です。
今では、痛みをともなわない治療をはじめ、短時間で終わるため日常生活への影響を最小限に抑えられる治療も数多く登場しています。
この記事では、小顔の基準から顔が大きく見える原因、さまざまな美容医療の治療法の特徴やメリット・デメリット、費用についてご紹介します。
- セルフケアで効果がないので美容医療で憧れの小顔を手に入れたい
- ダイエットしたのに顔だけは痩せないのでなんとかしたい
- 二重あごを改善したい
- 痛くない顔痩せ治療を試したい
- どんな小顔治療があるのかを知って選びたい
と、思っている方はぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<監修医からのメッセージ>
フェイスラインの悩みを持つ方や小顔になりたいと考えている方はたくさんいます。
そんな方の希望に添えるように、今では美容医療は、たくさんの小顔治療の選択肢が揃ってきました。
特に最近は、ダウンタイムの短い治療やメスを使わない治療なども増えています。さらに、自然な仕上がりが可能になってきました。
だから、美容医療は効率的かつ効果的に小顔になりたい方にとっては良い選択肢です。
しかし、美容医療には費用が発生しますし、副作用のリスクがあります。だから、小顔治療を受けるかどうかは慎重に検討することが大切です。
また、自分に合う美容クリニックを選ぶことが大切です。
最近では、無料でカウンセリングを受けることができるクリニックも増えているので、まずはそこで医師に相談してはいかがでしょうか。
私たち美容医療に携わる医師は、患者様があこがれの小顔を手に入れることができるように全力でお手伝いさせていただきます。
<たるみ治療の名医からのメッセージ>
院長 さくちゃん先生
顔のたるみの改善の美容医療の施術は今ではたくさんあります。
一番効果が高い治療法は、手術によるリフトアップ(切開リフト)です。
メスを入れて切開する手術なので、見た目の改善効果が最もよくわかります。
しかし、費用が高くダウンタイムも長い点がデメリットです。
また、術後の組織の癒着が強く、二回目の切開が困難になります。
その上、糸リフト等の施術の際にも悪影響を与えますので若い時の切開リフトはおすすめしません。
顔のたるみ取りは、メリット・デメリットのバランスを考えた選択が大切だと思います。
その点で効果も高く即効性もあり、ダウンタイムもそれほど大きくないという点から、糸リフトとヒアルロン酸注入がおすすめだと考えます。
エイジングケアを目指す場合の輪郭形成には、糸リフトが一番効果的です。
しかし、糸リフトはあくまでもたるみを引き上げて、本来ある位置に戻していく施術ですので、脂肪や筋肉等の軟部組織のトータルボリュームそのものは変わりません。
そこで、ボリュームが多いことでたるみが目立つ場合は、同時に脂肪や筋肉のボリュームを減らす施術も同時に行うと良いでしょう。
エラボトックスや脂肪溶解注射、脂肪吸引、骨切り等様々な方法がありますので、適切なものを選択することが重要です。
逆にボリュームが足りない場合は、ヒアルロン酸や脂肪注入、FGF注入などが選択肢にあがります。
(*)<参照元>
2.小顔とは?なぜそう見える?基準はある?
1)小顔の人の10の特徴
小顔には明確な基準がありません。
目安としては、「A5」サイズの用紙(タテ21cm×ヨコ15cm)が1つの参考だという考え方もあります。この用紙に収まるならかなり小さな顔です。
では、そんな小顔の人の特徴や傾向を挙げてみましょう。
おでこが狭い
小顔の人は顔の各パーツが小さく、おでこも狭い傾向があります。各パーツが小さいと顔全体のバランスが取りやすいので、メイクもしやすくなります。
首が長い
実際には顔が小さくなくても、首が長いと相対的に顔が小さく見えます。
普段から首を曲げすぎないようにして正しい姿勢を心がければ、首が長く小顔に見えやすいです。
エラが張っていない
小顔の人は生まれつき顔の骨格が小さく、エラも張っていないことが多いです。フェイスラインから首のラインがシャープで丸顔や卵型の人が多く、女性らしく見える傾向があります。
肩幅が広く見える
小顔の人は顔の横幅と肩幅の差が目立ちやすいため、よほど華奢な体型でない限り肩幅が広く見えがちです。
顎が小さくシャープ
小顔の人はあごも小さく、すっきりとシャープな傾向があります。ただ、あごが小さいと歯と歯が重なって生えてしまい、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
マスクで顔が隠れる
小顔の人がレギュラーサイズのマスクをつけると、顔の大部分が隠れます。サイズが合っていないマスクをつけるとフェイスラインがぼやけて顔が大きく見えるやすいため、小顔の人は小さめのマスクを選ぶのがおすすめです。
顔のパーツが小さいのに大きく見える
顔が小さいと肌の余白も少なくなり、目や鼻、口などのパーツが際立って見え、顔立ちがはっきりしやすいです。つまり、顔のパーツそのものが小さくても大きく見えることがあります。
一方で、鼻や口などひとつのパーツが少し大きいと、必要以上に強調されてしまう場合もあります。
スタイルが良く見える
顔が小さい人は頭身のバランスが取りやすいため、身長が低くても全体のスタイルがよく見えます。小顔の人は7~8頭身になるケースも多く、周囲の目を引きやすいでしょう。
どんなヘアスタイルでも似合う
顔が小さい人は髪型でフェイスラインをカバーする必要もなく、いろいろなヘアスタイルが似合います。小顔の人はスタイルもよく見えるので、どんな髪型でも全体のバランスが取りやすくなります。
いろんなファッションが似合う
小顔の人はスタイルもスラっときれいに見えるため、さまざまな服を着こなせます。そのため、まわりからおしゃれでセンスがいいと思われやすいでしょう。
2)日本人の顔の大きさは?
日本人女性の平均的な顔の大きさは、縦幅(全頭高)21.8cm・横幅(頭幅)15.33cmで、男性は縦幅23.19cm・横幅16.08cmです。顔の大きさが平均より小さければ、小顔だと判断できるでしょう。
<参照元>
3.これを解消しよう!顔が大きく見える原因とは?
小顔の逆の顔が大きく見える原因はいくつかの種類があります。生まれつきのものは美容医療などに頼るしか方法はありませんが、普段の生活で改善できるものもあります。
小顔を目指すためには、可能なことから原因をつぶしましょう。
1)加齢や光老化による顔のたるみ
加齢によって肌内部のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが減少すると、弾力が失われてたるみやすくなり、顔が大きく見えがちです。また、慢性的に紫外線に当たると皮膚の老化(光老化)が起こり、たるみを引き起こします。
<参考記事>
光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法
2)顔のむくみ
むくみによって皮膚や皮膚の下に水分が溜まるとフェイスラインがぼやけ、顔が大きく膨らんだように見えてしまいます。むくみは塩分・水分の摂りすぎや過度な飲酒、ミネラル不足、加齢や運動不足などが原因で起こります。
<参考記事>
3)余分な顔の脂肪
加齢とともに基礎代謝が下がると太りやすくなり、顔にも余分な皮下脂肪がつきやすくなります。年齢を重ねると顔の表情筋も衰えるため、肥大化した皮下脂肪が重力に耐えきれなくなってたるんでしまいます。その結果、顔が大きく見えてしまうのです。
<参考記事>
4)生まれつきの丸顔
生まれつき顔の骨格が丸いと顔の横幅が強調されやすく、顔が大きく見えることがあります。実際は平均より顔のサイズが小さくても、ボブなど横に広がるヘアスタイルにした場合、顔が大きく見えやすいでしょう。
5)エラが張っている
エラが張っている人も、正面から見たときに顔が大きく見えやすいです。エラには奥歯を噛みしめると外側で硬くなる筋肉(咬筋)があり、歯ぎしりをする人や噛む力が強い人は咬筋が発達しやすい傾向があります。また、生まれつきエラが張っている人もいます。
6)顔の骨格が大きい
遺伝などが原因で、生まれつき顔の骨格が大きい人もいます。家族の中に顔が大きい人がいる場合、遺伝の可能性が高いでしょう。
7)悪い姿勢(猫背など)
猫背などの悪い姿勢が習慣化していると顔のエラが張りやすくなり、顔が大きく見える原因になります。スマホやパソコンを長時間使用すると猫背や前傾姿勢になりがちですが、姿勢が悪いと顔のたるみにも繋がってしまいます。
<参考記事>
4.美容医療で小顔になる方法
ここでは、美容医療で小顔になる方法の特徴やメリット・デメリット、料金相場をご紹介します。
1)注入治療で小顔になる
ボトックス注射
ボトックス注射とは、ボツリヌストキシンという毒素を注射することでこわばった筋肉を緩め、小顔効果が期待できる治療です。エラの部分にボトックスを注射すると咬筋のこわばりが緩まり、小顔に近づきます。
ボトックス注射ならエラや頬を削る大がかりな手術に比べるとダウンタイムが少なく、注射後2~3週間ほどで小顔効果を実感できます。ただ、ボトックス注射で小顔効果が得られるのは咬筋が発達している人だけなので、ほかの原因で顔が大きくなっている人は小顔効果を実感できません。
ボトックス注射の料金相場は、エラ両側1回20,000円~60,000円です。
<参考記事>
ずっと気になっていたエラボトックスを初体験!効果やリスクは?
湘南美容外科でエラボトックス体験!口コミや効果を検証レビュー!
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射とは、脂肪細胞を破壊する薬剤を注入することで部分痩せができる治療です。顔に脂肪溶解注射を打つことで脂肪が溶解するだけでなく、脂質代謝も高まり、脂肪の燃焼が促進されます。
メスを使わないため施術直後からメイクでき、ダウンタイムはほとんどありません。ただ、脂肪溶解注射は1回で劇的な効果を実感できるわけではないため、小顔効果を得るためには3~5回の施術が必要です。脂肪細胞そのものを減らせるため半永久的な効果がありますが、食べすぎや運動不足など生活習慣が乱れるとリバウンドする可能性もあります。
顔の脂肪溶解注射の料金相場は1回(5cc)60,000円〜80,000円です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸には保水性があるため、顔に注入することで肌の弾力がアップする効果があります。顎にヒアルロン酸を注入すればシャープになって小顔効果が期待でき、横顔のEラインも整いやすくなります。ヒアルロン酸はもともと人間の体にも多く分布し、アレルギーを引き起こす心配が少ないとされています。
注射後すぐに効果を実感でき、ダウンタイムも少ないのがメリットですが、ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されていくため、3~12ヶ月で元に戻るのがデメリットです。
あごのヒアルロン酸注射の料金相場は1本40,000円〜80,000円です。
<ヒアルロン酸の種類と固さ>
<参考記事>
ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!
湘南美容外科でヒアルロン酸体験!口コミや効果を検証レビュー!
ヒアルロン酸注射は種類がいっぱい!石川佳奈先生に聞く使い分け
2)エネルギー機器で小顔になる
サーマクール
サーマクールとは「切らないたるみ治療」と呼ばれ、メスを使わずに若返り効果が期待できる治療です。サーマクールは、高周波エネルギーを肌内部の真皮層に送り込むことでコラーゲン線維を収縮させ、たるみを引き締めます。
サーマクールによって頬や二重あごの脂肪が引き締まれば小顔効果が得られるだけでなく、うるおいのある若々しい肌に見えます。サーマクールは効果が強力なため、何度もやりすぎると皮膚が引き締まりすぎて老けてみえる可能性もあります。
サーマクールの料金相場は、顔全体で1回120,000円~300,000円です。
<機器別の治療のターゲット層>
<参考記事>
サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
ハイフ(HIFU)
ハイフは、超音波の熱エネルギーを皮膚の奥深くにあるSMAS筋膜に届けることで、たるみの原因となる筋膜を引き締めてリフトアップ効果が期待できる治療です。
肌内部のコラーゲンやエラスチンが増加することで、しわの改善効果も得られます。皮膚を切らずに小顔を目指せ、またダウンタイムもほとんどないのがメリットですが、脂肪が薄く頬に近い部分は痛みを感じやすいのがデメリットです。
ハイフの料金相場は、クリニックや機器で異なりますが、顔全体で1回45,000円~300,000円です。
<ハイフのカートリッジ別ターゲット>
<参考記事>
HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説
HIFU(ハイフ)とサーマクールの違い!たるみにおすすめは?
インモード
インモードとは、IRE(不可逆的電気穿孔)という技術を応用して脂肪細胞を破壊しながら皮膚の引き締めもできる痩身治療です。あご下・フェイスライン、頬、あごの引き締め効果が期待でき、小顔に近づきます。施術時は少し熱さを感じることもありますが、ほとんど痛みを感じることがないため、初めてでも受けやすいのが魅力です。
施術後は、一時的に赤みや腫れが出ることもありますが、3~4日で治まることがほとんどです。
インモードの料金相場は、両頬+あご下で1回20,000円〜40,000円です。
タイタン
タイタンは近赤外光を用いて真皮層全体の水分を加熱し、即時にコラーゲンを収縮することで引き締め効果が得られる治療です。真皮層が活性化されることでコラーゲンが生成されるため、長期的なたるみ改善や引き締め効果を実感できます。タイタンで輪郭がすっきりすれば小顔効果も期待できるでしょう。
ただ、1回の施術では効果が持続しにくいため、小顔効果を実感するまでに3~5回ほど繰り返す必要があります。
タイタンの料金相場は、顔全体で1回40,000円〜50,000円です。
テノール
テノールは、高出力の高周波を照射することで肌の奥の脂肪層まで熱エネルギーを届け、リフトアップやハリ感アップ効果、たるみ改善効果が期待できる若返り治療です。頬やフェイスラインのたるみが解消することで小顔を目指せるだけでなく、皮膚の引き締めにも効果的です。
痛みがなくダウンタイムもありませんが、小顔効果を実感するためには5回ほどの施術が必要です。
テノールの料金相場は、顔全体+首で10,000円〜30,000円です。
<参考記事>
3)脂肪溶解注射で小顔をめざす
BNLS
BNLSは、小顔効果や部分痩せ効果が期待できる脂肪溶解注射です。二重あごなど顔の気になる部分に薬剤を注射することで、皮下脂肪をピンポイントで溶かせます。10分ほどの施術で部分痩せができ、食事制限や運動なしで半永久的に効果をキープできるのがメリットです。
ただ、見た目の変化は期待できますが、体重が大幅に減ることはありません。また、大豆アレルギーやクルミアレルギーがある方は施術を受けられないことがあるため注意が必要です。
BNLSの料金相場は、1本(1cc)5,000円〜6,000円です。
<参考記事>
山参注射
山参注射は、脂肪溶解注射のひとつです。
希少な高麗人参「山参」と生薬のブレンドで、脂肪細胞の数自体を減少させる治療です。
山参注射は、脂肪減少以外にも基礎代謝アップや食欲抑制効果、健康増進効果も期待できます。
また、ダウンタイムが短い、痛みが小さい、リバウンドのリスクも少ないといったメリットもあります。
そのため、定期的な注射で痩せやすい体質を手に入れることが可能です。
<参考記事>
山参(高麗人参)注射の痩身効果とメリット・デメリットや口コミ
4)糸リフト
糸リフトとは、顔の皮下組織に特殊な糸を挿入することで、フェイスラインやほうれい線、口角のたるみをリフトアップできる治療です。定期的に施術を行えばコラーゲン繊維などの増生効果も期待できるため、将来的にもたるみが発生しにくくなります。
糸リフトなら皮膚を切らずにシャープなフェイスラインを目指せますが、切開リフトに比べると効果が緩やかです。
糸リフトの料金相場は、1本20,000円〜30,000円です。
<参考記事>
糸リフト(スレッドリフト)で失敗しないために知っておきたいメリット・デメリット
5)切るフェイスリフト
切るフェイスリフトとは、耳周辺の皮膚を切開して皮膚内部のSMAS筋膜からたるみを根本的に解消する治療法です。切らない糸リフトより効果が高く、5~10年ほど小顔効果が持続するのがメリットです。ただ、切るフェイスリフトは手術をともなうためダウンタイムが長く、2週間ほど仕事を休む必要があります。
切るフェイスリフトの料金相場は、両側(1ヶ所)350,000円〜440,000円です。
<参考記事>
フェイスリフトは失敗する?糸リフトと切開の失敗例と回避する方法!
5.小顔になりたい方はこれを止めよう
顔が大きくなる原因は、自己流のケアや生活習慣が関係している場合もあります。ここでは、小顔になるために控えるべきことをご紹介します。
1)我流のフェイスマッサージ
顔の皮膚を強い力でこすったり叩いたりする自己流のフェイスマッサージをすると、肌内部にダメージが加わり、たるみが促進されてしまう恐れがあります。一時的に顔のむくみが取れてスッキリしても、毎日の自己流フェイスマッサージは肌への刺激が大きく、将来のたるみに繋がりやすくなります。
<参考記事>
2)美顔ローラーのやりすぎ
美顔ローラーをやりすぎると肌がゆるんでハリがなくなり、顔が大きく見えてしまうことがあります。また、美顔ローラーを1日に何度も使うと、刺激によって肌トラブルを招くリスクもあるため注意してください。美顔ローラーは1日1回、数分程度に抑え、メーカー推奨の使い方を守りましょう。
<参考記事>
3)スキンケアやエイジングケアを怠る
毎日のスキンケアやエイジングケアを怠ると肌が乾燥しやすくなり、ハリや弾力が減ってたるみの原因になります。ていねいに洗顔したあとは化粧水や美容液、クリームなどでしっかり保湿しましょう。また、紫外線UVAは、肌の奥深くまで到達してたるみを引き起こす原因になるため、1年を通じて日焼け止めを塗って紫外線対策を徹底しましょう。
<参考記事>
4)良くない生活習慣
夜更かしや不規則な食生活、過度な飲酒などで生活習慣が乱れると、顔がむくみやすくなり、小顔から遠ざかってしまいます。むくみを予防するには生活習慣を整え、塩分の高い食事はできるだけ控えましょう。
<参考記事>
アンチエイジング的生活習慣は肌老化予防にエイジングケアより大切
5)悪い姿勢
猫背や前屈姿勢の姿勢を取り続けていると、顔の皮膚が垂れさがる原因になってしまいます。とくに、スマホやパソコンの画面を見る時間が長いと姿勢が悪くなりやすいため、注意が必要です。
6)根拠のない小顔矯正
根拠がない小顔矯正にも注意が必要です。顔をマッサージすれば血流が促進され、一時的にむくみが取れてフェイスラインがスッキリすることはありますが、大人の頭蓋骨は固まっているため矯正するのは難しいでしょう。
6.小顔治療や小顔になる方法でよくある質問
Q1.どんなクリニックで小顔治療を受ければ良いですか?
小顔治療に関する豊富な経験や実績のある美容クリニックで治療を受けることがおすすめです。
また、小顔治療のメニューが豊富で、選択肢がたくさんあることも条件の1つです。
さらに、無料カウンセリングを受けることができることも大切です。
ご自身が通いやすいエリアにあるクリニックのホームページをチェックし、候補をピックアップしましょう。
そこで、まず無料でカウンセリングを受けてみて、安心できて納得できるクリニックを選びましょう。
<参考記事>
Q2.エステの小顔矯正の効果は
小顔矯正とは、エステティックサロンで行う顔のコンディションを整える施術です。
顔の骨格や皮膚に適度な圧をかけることで、コリをほぐし血液やリンパの流れを促進します。その結果、むくみやたるみが解消し、小顔になるのをサポートします。
しかし、医学的な根拠がなく、美容医療ほどの効果は期待できません。
あくまで小顔をキープしたり、リラクゼーション目的として考えるのが妥当です。
Q3.小顔になるためにどんな食べ物がおすすめですか?
これを食べれば小顔になれるといった食べ物はありません。
しかし、顔が大きく見えてしまう原因を取り除く可能性のある食べ物はあります。
たとえば、カリウム、食物繊維、マグネシウムなどが豊富な食べ物は、老廃物を流すはたらきがあるため、顔のむくみ解消が期待できます。
また、ビタミンACEを含む野菜や果物は、酸化を防いで顔のたるみを予防するため、小顔のキープに役立ちます。
<参考記事>
7.まとめ
小顔の基準や小顔に見える方の特徴、顔が大きく見える原因や顔痩せできる効果が高い美容医療の治療法などをご紹介しました。また、小顔をキープするためにやってはいけないことについてもご紹介しました。
小顔は多くの女性のあこがれです。
小顔を目指すための方法は、セルフケアから美容医療による治療までさまざまな種類があります。
また、日常の生活習慣などでも気をつけるべきものがあります。
そんなたくさんの方法の中で、もっとも効果が高いのが美容医療による治療です。
しかし、費用がかかることや副作用のリスク、施術によってはダウンタイムが長かったりするなどのデメリットもあります。
美容医療で小顔になりたい方は、慎重に検討しましょう。カウンセリングでしっかり相談して自分に合うクリニックを見つけ、信頼できる医師のもとで施術を受けることが大切です。
この記事が、美容医療で小顔になる方法を探している方のお役に立てば幸いです。
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