テノールは高周波治療!美肌効果の持続期間・施術回数・副作用は?

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テノールは、高周波(RF)を照射することによって、肌の若返りやリフトアップ効果が得られる美容施術です。年齢を重ねるとともに肌のハリや弾力が失われていくのは、可能な限り防ぎたいですね。本記事では、テノールの特徴や効果、向いている方、メリット・デメリット、ハイフとの違いなどを解説します。
ほうれい線やシワなどでお悩みの方はチェック!

この記事の監修医師
■経歴
東京医科大学卒業。東京医科大学病院皮膚科、
都内美容皮膚科クリニックなどを経て2012年、水谷皮フ科クリニック開院。
一般皮膚科、小児皮膚科に加え、しみ、たるみなどの美容皮膚科を診療している。
目次

1.テノールとは?

テノールは、Alma Lasers社が開発した医療機器でサーモリバースとも呼ばれています。
Thermo(熱)+Rebirth(生まれ変わる)という名前のとおり、熱の力を利用して治療を行います。

熱を生み出すために、高出力のラジオ波(RF)という高周波を当てることで水の分子を振動させ、真皮層まで皮膚を温めます。

ラジオ波(RF)とは、電磁波の一種で約10kHz〜100GHzの電波を指し、Radio Frequencyを略してRFといわれます。また、医学分野で利用されているRFは、300kHz〜6MHzの高周波のことをいい、3MHzを超えるものが高周波RFに分類されます。

テノールでは、40.68MHzという高い周波数を用います。エステや家庭用美顔器で用いられる周波数と比べると、なんと100倍もの差があるのです。

テノールで施術を行うと、熱によって線維芽細胞が活性化されて、コラーゲンを増やします。また、コラーゲンを美しい形にするヒートショックプロテインも増やします。

さらに、肌の温熱効果によって、血液やリンパの流れを良くし、代謝の促進が期待できます。
ほかにも、肌に熱を与えると縮む性質(タンパク質変性)を利用し、肌をキュッと引き締めます。

これらのメカニズムによって、メスを使わずに加齢による肌老化の進行を防ぐのです。
その結果、肌の若返りやたるみ・ほうれい線の改善、リフトアップ、肌のターンオーバーの促進、ハリやツヤ感アップ、肌の引き締めができ、お肌を若々しく保ちます。

さらに、テノールは顔だけではなく、首やボディ、足にも施術が可能です。首のシワ改善、ボディや足の部分痩せにも効果が期待できます。
また、テノールは2種類のハンドピースを使用して、皮膚の奥の深い層と浅い層に高周波を照射することが可能です。

 

<監修医からのメッセージ>
最近ではメスを使わないでたるみやほうれい線、シワを治療する美容医療の施術が増えています。
テノールもその1つで、高周波治療器による美容医療です。
高周波治療は、熱で肌の中から温めることで、緩んでしまったコラーゲンを引き締め、たるみを改善したり小顔をもたらす治療法です。

テノールは、施術直後からもリフトアップ効果が実感できます。また、ダウンタイムや痛みが少なく、費用もリーズナブルな点がメリットです。

一方、1回の施術で長期間効果が持続する施術ではないので、2週間~20日に1回のペースで5回位の治療をおすすめします。
また、その後も1ヶ月〜2ヶ月に1回程度メンテナンスすることで、より効果を実感できます。

まだ深いたるみやほうれい線などが目立つ前から、予防的な美容医療として始めるのに特におすすめの施術です。

2.テノールはシワやたるみが気になる人におすすめの美容医療

テノールは以下のような方におすすめの治療法です。

1)顔の老化などの悩みがある方

ほうれい線にフィラー注射をしたイメージのイラスト

 

  • シワやたるみ、ほうれい線が気になる方
  • 肌のハリがないことがお悩みの方
  • 顔のたるみが気になる方
  • 小顔になりたい方
  • メスを使わない治療を望む方
  • 痛みやダウンタイムが少ない施術でエイジングケアがしたい方
  • たるみ毛穴を改善したい方
  • ふっくらとした若々しい肌を手に入れたい方
  • 顔のむくみを改善したい方

2)ボディの悩みがある方

  • 運動や食事管理では痩せないため美容医療の力を借りて痩せたい方
  • セルライトを取り除きたい方
  • 肌の新陳代謝を上げデトックス効果を得たい方
  • 冷え性を改善したい方
  • 肩こりや腰痛を改善したい方
  • リラックスして治療を受けたい方

シワやたるみだけでなく、ボディへの施術としても人気のテノールは、幅広くおすすめできる美容医療の施術です。

 

<参考記事>

小顔になりたい!目指すべき基準と顔痩せの治療法12選 

顔のたるみの原因と対策

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3.テノールの効果と5つのメリット

テノールはダウンタイムがほとんどないにもかかわらず、肌の若返りやリフトアップ効果、タイトニング効果など、さまざまな美容効果を得ることができるため、大変人気がある施術です。

テノールの効果とメリットについて詳しく解説していきますので、魅力について理解を深めていただけたら幸いです。

1)フェイスラインのたるみを改善

テノールは、切らずにフェイスラインのリフトアップができる治療法のひとつ。

緩んだコラーゲンを熱で収縮させて肌を引き締めるため、タイトニング効果を得ることができるのです。

その結果、リフトアップや小顔をもたらし、肌のたるみを改善します。

 

<参考記事>

顔のたるみの症状と原因から予防のエイジングケアと改善対策

2)コラーゲン生成で肌のハリを改善

ふっくらとしてハリがある若々しい肌を保つためには、コラーゲンが欠かせません。

しかし、コラーゲンを増生する線維芽細胞は加齢とともにはたらきが悪くなり、肌内部のコラーゲン量も徐々に減少してしまいます。

テノールで高周波を照射すると、熱を受けた肌が再構築されます。その過程で、線維芽細胞が活性化しコラーゲンが増えます。

その結果、ぷるんとした肌のハリを実感できます。

 

<衰えた肌と若々しい肌>

衰えた肌と若々しい肌の比較

 

<参考記事>

肌のハリとは?弾力がなくなる原因と取り戻すための方法・対策

3)セルライト除去効果やむくみ改善

テノールは、マッサージ機能で脂肪やセルライトによって固められた皮下組織を温めてほぐします。熱でマッサージすることで、血液やリンパの流れを活発にし、体にたまったセルライトを除去し、部分痩せが期待できます。また、水分を体外に出すことでむくみを改善します。

 

<参考記事>

顔のむくみの原因と解消のためのエイジングケアの秘密

4)血行促進とリンパの流れを改善して美肌へ

高周波の照射による温熱効果によって代謝が改善すると、リンパや血液の流れが良くなり、老廃物が除去されます。

老廃物がなくなり、肌の血行がアップすることで、栄養素を取り入れやすくなります。

その結果、自然で若々しい肌を手に入れることができるのです。

5)施術中の痛みやダウンタイムはほぼなし

テノールは、ほかの高周波治療に比べて施術中の痛みがないことや、施術後のダウンタイムがほぼないことが特徴です。

ほかの高周波治療機器では、瞬時に高いエネルギーを照射するため痛みを感じやすく、麻酔を使用することもあります。

しかし、テノールはじっくり、ゆっくりと肌内部の温度を上げていき、温熱効果を得る仕組みであるため、痛みを感じにくいのです。

施術中は、湯船に浸かっているような、ぽかぽかして温かい感覚があります。

そのためリラックス効果も実感できます。

肌のほてりや赤みが出ることがありますが、数時間〜翌日には改善することがほとんどです。肌表面へのダメージはほとんどなく、施術直後からメイクが可能です。赤みがある場合も隠すことができます。

4.テノールの3つのデメリット

テノールにはメリットだけではなくデメリットも存在します。

施術後に、想像していた施術と違った、思っていた美容効果が感じられないといったことをなくすためにも、メリット・デメリットの両方を理解した上で施術を受けることがおすすめです。

1)脂肪吸引などに比べると効果は薄い

テノールは高周波での治療のため、脂肪吸引などの手術に比べると見た目に現れる効果は感じにくく、1回きりの施術だと効果が持続せず肌状態が元に戻りやすいことがデメリットです。

持続的な若返り効果を得るためにも継続的に施術を受けましょう。

2)複数回の施術が必要

テノールでの施術は手術ほど劇的な効果はありません。

複数回に分けて高周波を当てることによって肌の若返り効果を得る施術のため、1回きりの施術だと効果が持続しないのです。

加齢による肌老化は日々進行しているため、施術回数を重ねて肌の老化を防ぐことをおすすめします。

3)テノールには副作用がある?赤みが出る可能性も

肌表面へのダメージが少なく、美容効果もしっかり実感できるテノールですが、赤みやほてりなどの副作用が出る場合があります。

赤みやほてりの持続性はなく、ほとんどの方が数時間〜翌日には改善しています。

赤みが強く、不快に感じる場合は布に包んだ保冷剤や冷やしたタオルで冷却することで落ち着きやすくなるので、ぜひ試してみてください。

施術直後はメイクが可能なので、気になる方は赤みをカバーできるメイク化粧品を持参すると良いでしょう。



5.テノールの効果はいつから出る?効果期間や頻度・回数

少ない肌ダメージでさまざまな美容効果を得ることができるテノールですが、効果はいつ頃から実感できるのでしょうか?

また、1回の施術でも効果がしっかり出る施術なのか、不安に思う方もいらっしゃると思います。そんな不安の改善のためにも詳しくお答えしていきましょう。

1)即効性はあるが、効果のピークは1~2ヶ月くらい

テノールは即効性がある施術です。

特に、肌内部の組織の萎縮による引き締め効果や引き上がったような感覚は、即時に感じることができます。

また、施術後1〜2ヶ月ほど経過するとコラーゲンの再構築が完了し、肌のハリやツヤがさらにアップするため、ふっくらとしたハリのあるお肌を実感できます。

2)持続期間は1~3ヶ月

テノールは1回きりの施術ではなく、回数を重ねることで効果を持続させる施術です。

施術を開始して間もない頃は2〜3週間で効果がなくなったように感じますが、回数を重ねることで持続的に肌内部のコラーゲンが再構築され、1〜3ヶ月ほど効果が持続するようになります。

テノールの効果をより長く持続させたい方は、継続的に施術を受けましょう。

3)テノールを受ける頻度は?

テノールは複数回に分けて高周波の照射を行い、ゆっくりと持続効果をアップさせていく施術です。

テノールの施術を開始したばかりの頃は効果が長く持続しないため、2〜3週間に1度の間隔で4〜6回継続することがおすすめです。

肌質の改善がされた後も1〜2ヶ月おきに施術することでより効果を持続させ、肌の老化を防ぐことができます。

痛みもなく、じんわりと温まって気持ちの良い施術なので、リラクゼーション感覚で施術を続ける方も少なくありません。

6.施術の流れからアフターケア

1)カウンセリング予約

メール、電話、ラインなど、クリニックが用意している予約方法でカウンセリングや診察の予約を行います。

2)カウンセリング・診察

テノールの施術内容、効果、ダウンタイム、リスク、費用などの説明を受けます。

不安な点、不明な点は、カウンセリングですべて確認しましょう。

カウンセリングは、クリニックによって医師が行う場合と看護師などが行う場合があります。

その後、医師が診察を行います。

肌状態や健康状態などを確認し、テノールの施術を受けて良いかどうかを判断します。

場合によっては、施術が受けられないことがあります。

施術を受けて良い場合は、ここで承諾書に署名します。

3)施術準備

クレンジングでメイクを落としたり、洗顔します。多くのクリニックでは、クレンジング料や洗顔料が用意されています。

自分のお気に入りがあれば、持参しても構いません。

4)施術

オイルを施術部位に塗布してからテノールで高周波を照射します。

施術部位で所要時間は変わりますが、顔の場合は10分~20分程度です。

5)ふき取り

施術前に塗布したオイルをふき取り、施術終了です。

ダメージが少ない治療ですので、施術後のクーリングは不要ですが、保湿は行いましょう。

また、帰宅時は日焼け止めなどで紫外線対策を行いましょう。

6)施術後

メイクや洗顔は、当日より可能です。

シャワーは当日より可能ですが、施術直後は温まることにより処置部位に発赤が生じることがあるので、入浴は翌日からにしましょう

激しいスポーツや飲酒は翌日より可能です。

7)自宅でのケア

テノールに限らず美容医療を受けた後こそ、自宅でのスキンケアやエイジングケアが大切です。

洗顔やクレンジング、保湿ケア、紫外線対策を正しく行いましょう。

もし、これらが十分にできていないと、期待したテノールの効果を得られないこともあるので、注意しましょう。



7.テノールの費用の目安は?安いクリニックで受けても大丈夫?

テノールの費用はクリニックによって変わります。

また、顔、ボディ、足などの施術部位や目的でも費用が異なります。

さらに、初回限定キャンペーンや回数割引やなどで費用が異なります。

テノールの費用の相場は、1回1万5千円〜5万円前後。安いクリニックだと6千円台から施術が受けられるところもあります。

ここでは、部位や施術時間と費用の目安を示します。

正確な費用は、診察料などが別途必要な場合があるので、施術を受けるクリニックで確認ください。

1)顔

部位施術時間費用相場
10分15,000円前後
顎下10分15,000円前後
顔全体15分20,000円前後
顔全体+首20分30,000円前後

2)足

部位施術時間費用相場
太もも(前または後ろのどちらか)20分30,000円前後
太もも(内または外のどちらか)20分30,000円前後
太もも全体60分50,000円前後
ふくらはぎ20分30,000円前後

3)ボディ

部位施術時間費用相場
15分20,000円前後
15分20,000円前後
お尻20分30,000円前後
二の腕20分30,000円前後

 

なお、テノールは施術者によって施術後の効果に差が出やすい施術です。ご自身の希望と施術者の技術力の相性が大切な施術ですので、信頼できる施術者がいるクリニックで施術を受けましょう。

回数を重ねることで効果を実感しやすいため、通いやすい価格設定で、しっかりと診察・施術をしてくれるスタッフがいるクリニックを選ぶことをおすすめします。

8.テノールとハイフの違いを解説

テノールとよく比較されるのが高密度焦点式超音波治療ハイフ(HIFU)です。

どちらもたるみの改善や引き締め効果があるため混同されやすい施術ですが、目的や肌悩みによって使い分けられます。

自分の肌悩みにはどちらが適しているのか、迷ってしまう人も多いことでしょう。テノールとハイフの特徴や効果の違いを詳しく解説していくので、ご自身のお悩みに合った治療法を探す際の参考にしてください。

1)熱が届く皮膚の層が異なる

テノールとハイフの1番の違いは、熱が到達する皮膚の層が異なる点です。

テノールは、サーマクールと同じく高周波を真皮層の深いところまで照射し、コラーゲンを増生させふっくらとした若々しい肌へ導きます。

一方ハイフは、超音波を表皮から真皮層のさらに奥にあるSMAS筋膜まで到達させ、たるみの改善や予防効果が期待できます。

ハイフのほうが真皮のさらに奥のSMAS筋膜という皮膚の深いところまで到達する分、照射中は骨に響くようなズンっとした痛みを感じることがあります。

まれに、筋肉痛のような鈍痛が続くことがあります。

 

<テノールは真皮の奥ヘ、ハイフはSMASへアプローチ>

施術別の肌へのアプローチの違い

2)たるみの改善ならハイフ、肌のハリが欲しいならテノール

肌全体をしっかりと引き締め、リフトアップ効果やタイトニング効果、肌全体の若返り効果を得たい場合はテノールがおすすめ。皮膚の土台であるSMAS筋膜からしっかりとたるみを改善したい場合は、ハイフがおすすめです。

テノールは高周波を真皮層の深いところまで到達させ、線維芽細胞を活性化させることでコラーゲン生成・増殖を促します。

コラーゲン生成が高まることで肌のハリやツヤ感がアップし、若々しい肌へと導く治療法です。

一方ハイフは、超音波をSMAS筋膜まで到達させることができます。SMAS筋膜は皮膚の表皮から皮下脂肪を支える、いわば皮膚の土台のような場所です。

加齢によりSMAS筋膜や皮膚は緩んでしまい、骨萎縮や皮膚の萎縮も加わって、顔全体がたるんでしまいます。

従来、皮膚の奥にある筋膜を引き上げてたるみを改善できるのは、糸リフトやフェイスリフトなどの大きな侵襲をともなう外科的手術のみでした。

そんな中、メスを使わず機器で筋膜から皮膚を引き上げ、たるみの改善を可能にした施術がハイフです。

肌表面を傷つけることなく、たるみを改善できるメリットがあります。

コラーゲン不足による肌のたるみはテノールでの改善が見込めますが、筋膜の緩みや皮膚の萎縮などによるたるみへの効果は、ハイフのほうが実感しやすいでしょう。

 

<参考記事>

HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説

HIFU(ハイフ)の失敗やデメリットは?顔への影響や副作用を解説!

9.テノールに関するよくある質問

テノールの効果やダウンタイムなど、テノールに関するよくある質問を記載しています。

施術を受ける際の参考にしてください。

Q1.20代ですが、テノールとハイフのどっちがいいですか?

ハイフは加齢によって緩んでしまったSMAS筋に超音波を照射し、筋膜から皮膚を引き上げる治療法です。

20代の方は筋膜や皮膚の緩み、骨萎縮・脂肪の萎縮などもなく、皮膚のたるみが少ないため、ハイフの効果を実感しにくいことも。

20代の場合は、皮膚内部のコラーゲンを増生し、日々の肌老化の進行を防ぐテノールを継続することをおすすめします。

Q2.1回でも効果はありますか?

テノールは1回の施術でも肌のハリやツヤ感のアップ、肌の引き締め効果を感じることができます。

しかし、1回きりでは効果の持続期間が短いため、回数を重ねて照射することをおすすめします。

テノールの照射を継続することで、効果の持続時間が長くなり、肌の若返り効果や引き締め効果をより実感しやすくなります。

Q3.テノールは、同じ高周波治療機器であるサーマクールとどう違いますか?

同じ高周波治療機器であるテノールとサーマクールですが、周波数や振動数が異なるため効果に違いがあります。

また、テノールは、サーマクールに比べ、熱量をコントロールしながら照射することに優れています。肌の深部への熱作用が非常に高く、痛みをあまりともなわないことが特徴です。 

一方、サーマクールの周波数は6.78MHzです。

瞬間的に皮膚の深部に熱を与えることで、高い引き締め効果を発揮します。だから、効果の持続期間を長くしたい方や顔全体を引き締めたい方に向いています。

しかし、サーマクールは部位によってはテノールより強い痛みをともなうことがあります。

なお、高周波治療機器には、サーマクール以外にもイントラジェンやエンディメッドプロ、フォトRF(オーロラ)などがあります。

これらは、少しずつ特徴が異なります。

 

<参考記事>

サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説

イントラジェンのGFRとは?効果やデメリット、サーマクールとの違い

フォトRFとは?効果やフォトフェイシャルとの違いについて解説

Q4.テノールを受けられない方はいますか?

次のよう方は施術を受けることができません。

  • 妊娠中やその可能性のある方
  • 心臓にペースメーカーを使用している方
  • 施術部位に金属プレートやシリコンが入っている方
  • 施術部位に感染症、傷、皮膚疾患がある方
  • 悪性腫瘍の病歴のある方

このほかにも、治療中の病気や罹患歴、服用中の薬がある場合は、クリニックで医師に相談しましょう。

10.まとめ

テノールは、高周波治療機器の1つです。

少ないダウンタイムで肌の若返り効果が得られることがメリットです。

また、顔だけではなく、足やボディの痩身などにも使えます。

施術者によって技術力、効果が異なることや複数回の施術を前提とした皮膚科施術のため、クリニックや医師選びが大事になってきます。

カウンセリング時にしっかり医師に診察をしてもらえるかどうか、クリニックや施術者の雰囲気、予約の取りやすさ、クリニックの口コミを下調べした上で、クリニックを選ぶことをおすすめします。

テノールを継続的に受けることでハリのある若々しい肌を保ちましょう。

この記事が、テノールに興味のある方や施術を検討している方のお役に立てば幸いです。

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