二重まぶた埋没法とは?メリット・デメリットと切開との違いは?

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クリニックの選定に際しては、ナールス美容医療アカデミー編集スタッフ及び協力者の体験や口コミサイトの評価等を参考にしています。

監修医師は、クリニックの選定に関与していません。

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料金やプラン内容は変更される可能性があります。

最新の情報は、各クリニックのホームページ等でご確認ください。

 

<本記事の監修医師>

<経歴>
2010年 岐阜大学医学科卒業 岐阜市民病院初期臨床研修
2012年 岐阜市民病院 胸部心臓血管外科
2013年 関西医科大学附属病院 心臓外科 助教
2016年 岐阜ハートセンター 心臓血管外科
2018年 湘南美容クリニック 入職
2020年 湘南美容クリニック 金山院 院長就任
2023年 OMI CLINIC開院

<資格/学会>
日本外科学会外科専門医
日本胸部外科学会正会員
日本血管外科学会正会員
日本心臓血管学会正会員
日本外科学会正会員
日本心臓リハビリテーション学会正会員
日本美容外科学会(JSAS)正会員

 

二重整形は、ぱっちりとした二重まぶたを手に入れる人気の美容医療の施術です。その方法には埋没法と切開法があり、それぞれ特徴があります。この記事では、二重まぶた埋没法に焦点を当て、施術方法の種類やメリット・デメリット、料金、ダウンタイムについて解説します。また、切開法との違いもご紹介します。

二重まぶた埋没法に興味のある方や施術を受けたいとお考えの方は、ぜひ、チェックしてください。

 

目次

1.二重まぶた埋没法とは?

二重まぶた埋没法(以下 埋没法)は、医療用の細い糸を使ってまぶたの内側にある眼瞼挙筋(がんけんきょきん)や瞼板(けんばん)と二重を作りたい位置の皮膚を縫い留め、二重の線を形成する二重整形の施術方法です。

糸を通すラインを調整することで、理想の二重まぶたになるよう幅や形を決められる施術です。

糸を外から見えない瞼の内部に埋没させることがその名前の由来です。また、目のプチ整形と呼ばれることもあります。

埋没法の特徴は、メスを使わず施術ができること、また糸を取り除けば、まぶたを元に戻せることです。

また、二重まぶた切開法(以下 切開法)と比較して、施術時間も短く、ダウンタイムも短いため、休みがとりにくい方にも受けやすい施術です。そのため、若い方からミドルエイジの方まで人気を集めています。

二重まぶた埋没法は、次のような悩みや希望がある方におすすめです。

  • 一重まぶたを二重まぶたにしたい
  • 目をもっと大きくしたい
  • 目つきが悪いので気になる
  • まぶたが重苦しいと感じる
  • メイクの時間を短くしたい
  • ふたえのりはめんどう
  • 目元に自信がない
  • 垢抜けた理想のまぶたを手に入れたい

特に、埋没法はそれぞれの目の形に合った二重をつくるのがおすすめです。

日本人を含むアジア人の特徴として蒙古襞という目頭のひだがあることが多く、蒙古襞がある方は末広型の二重がおすすめです。

「末広型」とは、目頭側で二重のラインがまぶたとくっついている状態で、目尻側に行くにしたがってラインが広くなっていくタイプの二重です。

蒙古襞を超えないように末広型にデザインすることで、埋没法で対応しやすく、自然に仕上がりやすい点がメリットです。

末広型二重のイメージ

この記事では、埋没法のメリット・デメリットから施術の種類、施術の流れ、料金から切開法との違いまで、幅広く解説します。

 

<参考記事>

二重整形の全て!施術方法・ダウンタイムから病院選びまで解説!

2.埋没法が向く方と向かない方

埋没法を受けたいと思っても、向く方と向かない方がいます。

ここでは、その点を整理します。

 

1)二重まぶた埋没法が向く方・おすすめの方

埋没法は、まぶたの皮膚があまり余っていなくて、厚みがあまりない方、たるみの少ない方におすすめです。

まぶたの脂肪が少ない方は、埋没法で自然な二重まぶたをつくることができます。

皮膚のたるみが少ない方は、埋没法で二重のラインが長持ちします。

また、奥二重の方は、埋没法で二重の幅を広げることができ、二重の幅を狭くしたい方も、埋没法で調整することができます。

さらに、左右の二重の幅が異なる方は、埋没法で揃えることが可能です。

2)埋没法に不向きなタイプの目元

埋没法は、まぶたの脂肪が厚い方やたるみが強い方には不向きです。

厚いまぶたは糸にかかる負荷が強く、施術後に糸が取れるリスクが高くなります。また、糸で持ち上げた部分以外の皮膚が垂れ下がり、二重のラインがキレイにつくれないリスクもあります。

まぶたのたるみが強い場合は、施術時にまぶたをきれいな二重型に折り畳むのが難しく、二重ラインがキレイに仕上がらないリスクが高くなります。

また、眼瞼下垂の方や重度のドライアイの方は、埋没法で症状が悪化する可能性があります。

さらに、目をこする癖がある人も、刺激で糸が取れやすくなるため、埋没法を受ける場合は注意が必要です。

 

3.埋没法と切開法との違い

埋没法は、メスを使わず糸を使って二重をつくる方法ですが、メスで切開して二重をつくる切開法と比較し、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。

埋没法切開法
手術時間30分程度1~2時間程度
ダウンタイム短い(数日~1週間程度)長い(3~4週間程度)
腫れ比較的少ない多い
傷跡ほとんど目立たない切開線が目立つ場合がある
持続性数年~10年以上持続する場合も半永久的に持続する
修正比較的容易難しい
費用安価(施術によっては高価)高価
おすすめの人・  手軽に二重にしたい人

・  ダウンタイム期間を抑えたい人

・  将来、二重のデザインを変えたい人

・  まぶたの脂肪が多い人

・  たるみが強い人

・  二重のデザインを変えたくない人

・  施術は1回にしたい人

<参考記事>

二重整形は埋没法と切開法のどっちがいい?違いを解説!

 

4.埋没法のメリット

埋没法には、以下のような効果とメリットがあります。

1)自然な二重まぶたを実現

埋没法では、メスで切開することなく、医療用の極細の糸を使って二重のラインをつくります。

生まれつきのような、自然で美しい二重まぶたを実現することができます。

2)ダウンタイムが短い

切開をともなわないため、手術後の回復が早く、腫れや内出血も比較的少ないです。

そのため、ダウンタイムが短く、日常生活への影響も最小限に抑えられます。

個人差はありますが、数日~1週間程度で腫れが引いてきます。

また、施術当)や48時間後からメイクをすることも可能です。

3)傷跡が目立たない

埋没法では、まぶたに小さな穴を開けて糸を通すため、傷跡はほとんど目立ちません。

4)修正可能

糸を取り除くことで元の状態に戻すことが可能なため、万が一仕上がりに満足できなかった場合でも修正が可能です。

5)切開法に比べて比較的安価

一般的に、切開法に比べて費用が抑えられます。

もちろん、今では施術の種類が増えて、高額な埋没法の施術もありますが、平均的には切開法より安い傾向にあります。

 

5.埋没法のデメリット

1)効果の持続期間が短い

埋没法では、効果が半永久的ではありません。数年~10年以上持続する場合もありますが、切開法に比べて効果の持続期間は短いです。

2)デザインに限界がある

埋没法では、シミュレーション以上の二重をつくることはできません。

そのため、シミュレーションでデザインできない平行二重などを希望しても目の開きが足りずイメージと違う仕上がりになってしまいます。

また、蒙古襞が強い方を自然な平行にすることは難しく、目頭切開が必要になることもあります。

まぶたを薄くスッキリさせたい、目の開きを変えたいという場合は、埋没法ではなく切開法がおすすめです。

3)施術が受けられない場合がある

まぶたの脂肪が多い、皮膚がたるんでいるなど、まぶたの状態によっては適応できない場合があります。

 

6.埋没法の施術の種類と選び方

埋没法は糸を通す高さ、糸の通し方、糸玉を留める深さ、糸の本数、など多くのバリエーションがあります。

それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。しかし、かなり複雑なため、理解するには労力を要します。

1)糸を通す高さ:瞼板法と挙筋法

埋没法には、糸を通す高さによって大きく「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」という2種類の術式があります。

瞼板法と挙筋法の違い

①瞼板法

瞼板法は、まぶたの皮膚とまぶたの内部にある瞼板というところを糸で留め、二重をつくる方法です。

瞼板法は、初心者向けで、力加減を間違えても眼瞼下垂などの致命的な副作用が出づらい点がメリットです。もちろん、強く締めすぎれば、瞼板の変形、糸で眼球を傷つけるなどのデメリットはあります。

これは、かなり昔から行われている方法です。

②挙筋法

挙筋法は、その名のとおり、上眼瞼挙筋という筋肉とまぶたの皮膚を糸で留めて二重をつくる方法です。

糸を留める位置が瞼板より上方でより目から離れるため、眼球を傷つけたりするリスクが小さい方法です。

ただし、挙筋法は、まぶたをしっかりめくる技術がないと行えませんし、結び方によって、医原性の眼瞼下垂になる可能性があります。

挙筋法は、医師に技能が求められる施術です。

いずれの場合も、二重幅が広いと眼の開きが悪くなりやすいことや、二重ラインが長持ちしないなどのデメリットがあります。

痛み、仕上がりの形などに関しては、瞼板法・挙筋法のどちらも大差はありません。

2)糸の通し方:点留めと線留め

埋没法の糸の通し方には、「点留め」と「線留め」があります。

①点留め

点留めは、つくりたい二重のライン上にポイントごとに糸を留める方法です。

留める点数が多ければ多いほど、一点一点の糸にかかる負担は減ります。ただし、その分、ダウンタイムも長くなります。

また、糸の長さが非常に短いため、線留めより抜糸が難しくなることがあります。

②線留め

線留めは、まぶたに糸を通し、線状に縫うように糸を留めて二重をつくります。デザインが自然で、点留めよりも取れづらいことがメリットです。線留めの1つに自然癒着法があります。

<自然癒着法>

自然癒着法とは、糸を複雑に交差させてまぶたの皮膚と目を開ける筋肉を6点で留めてラインをつくる方法(一糸多交叉韓国式6点固定)です。
留める点の多さから緩みにくく、取れにくいことや二重のラインが維持されやすくなり、より長持ちする点がメリットです。
自然癒着法という名前から癒着することが想起されますが、実際は糸で留める埋没法のため癒着は他の埋没法に比べて起きやすいわけではなく、取れにくいという意味合いです。

また、クリニックによってはまぶたの脂肪切除を自然癒着法としてメニューとしていることもあり、この場合施術の適応判断がとても大切で、脂肪をとるデメリットも含めて慎重な選択が必要です。

 

3)糸玉を留める深さ:皮膚側留置と粘膜側留置

糸を留置するためには、どこかで糸を結び付こみ糸玉をつくらないといけません。

その糸玉の留置する深さによって、皮膚側留置と粘膜側留置に分かれます。

①皮膚側留置

皮膚側に小さな穴をあけて糸玉を留置します。

糸玉が目立っている場合には埋没の幅を変更したい・糸の抜去を希望する場合に、容易に抜糸ができますが、糸玉が目立たないよう深く埋め込んでしまうと探しにくくなります。

表面に露出してしまうリスクもありえます。

②粘膜側留置

粘膜側に小さな穴をあけて糸玉を留置します。

術後、糸玉が透けて見えるリスクが小さく、皮膚に傷をつけない点がメリットです。また抜糸をする際、眼球を傷つけないよう浅く埋め込むことで、瞼を裏返すとすぐに糸がどこにあるか把握しやすく抜糸が簡単です。

一方、糸玉が露出した際に眼球を傷つけるリスクがある点や、粘膜側留置ができないドクターの場合抜糸が難しい点がデメリットです。

4)糸玉を留める数:2点・3点etc

埋没法は、糸玉を止める点数によって2点留め、3点留め、4点留め、多い場合には6点留めなどがあります。

①2点留め

2点留めは二重を片側2本の糸でつくる方法です。

留める点数が少ないので、術後の腫れが少ない点がメリットです。

一方、持続期間が短い点に加え、厚ぼったい瞼の場合には二重のラインが細かい希望に沿えない点がデメリットです。

②3点留め

3点留めは、二重を片側3本の糸でつくる方法です。

広めの二重で目頭側や目尻側のラインを綺麗に出せるなど、デザイン性が高い点や二重の持続期間が長い点がメリットです。

そのため、まぶたが厚くて二重になりにくい方や二重幅を広くとりたい方は3点留めがおすすめです。

一方、2点留めに比べてやや腫れのリスクが大きい点や施術時間が長くなる点、料金が上がる点がデメリットです。

糸を留める本数を増やせば、より強固な固定を行うことが可能で、厚ぼったい方などクセがつきにくい方、埋没で長く二重を維持したい場合に は、4点以上で留めるクリニックもあります。

5)線で固定:一針固定法、二針固定法、裏留め埋没法

埋没法では、二重の線に沿って糸で固定していきます。結びつける数を1箇所にするか、2箇所にするか、またどこで留めるかで二重の仕上がりの綺麗さや持続期間が変わります。

この方法は、「点留め」とは違い、点で留めるのではなく線で固定するため、糸が緩みにくく、幅が狭くなったり、元に戻りにくい方法です。

①一針固定法

まぶたに糸を1点だけかけて固定する方法です。施術が簡単で、腫れや内出血が少ないというメリットがありますが、二重のラインが浅くなりやすく、持続性が低いというデメリットがあります。

② 二針固定法

まぶたに糸を2点かけて固定する方法です。一針固定法よりも二重のラインが深く、持続性も高くなります。

③裏留め埋没法

まぶたの裏側から糸を掛けて固定する方法です。二重のラインが自然で、腫れや内出血も少ないというメリットがあります。

メリットデメリット
一針固定法・施術が簡単

・腫れや内出血が少ない

・二重のラインが浅くなりやすい

・持続性が低い

二針固定法・一針固定法よりも二重のラインが深い

・持続性が高い

・一針固定法よりも腫れや内出血が多い
裏留め埋没法・二重のラインが自然

・腫れや内出血が少ない

・施術後すぐにメイクが可能

・施術の難易度が高い

6)自分に合った埋没法の種類の選び方

二重整形の施術の選び方は、希望する二重の幅や形といった自分自身の好みとまぶたの厚さや脂肪の量、たるみ具合、予算などを勘案して決めることになります。

場合によっては、埋没法が適さないケースもあります。

これらを考えるには、専門的な知識や経験がいるため、いくら事前に二重整形や埋没法の知識を身につけても、自分で決めることは難しいです。

また、同じ手術であってもクリニックごとに多くのバリエーションがあります。

クリニックで独自にネーミングすることも多く、どの手法がどのようなメリットがあるかなどがわかりにくいことも多いです。

そこで大切なのは、信頼できるクリニックや医師を選ぶことです。

ホームページで実績や症例、料金、医師の経歴をチェックしたり、口コミサイトで評判をチェックしましょう。

その上で、自分が良いと思うクリニックを選び、カウンセリングを受けて決めることをおすすめします。

そこで自分の理想や予算などをクリニックで伝え、医師からいくつかの施術法の提案を受けて、それぞれのメリット・デメリットを勘案し、最適な方法を選択するようにしましょう。

なお、カウンセリングを受けてイメージが違ったり、自分に合わないと感じる場合は、施術の契約をする必要はありません。

<参考記事>

二重整形はどこが良い?失敗しないクリニック&病院選びのコツ!

 

7)症例で見る埋没法

ここでは読者の皆様に埋没法をよりわかりやすくご理解いただくために症例を紹介させていただきます。

 

<埋没法のビフォーアフター:メイクあり・1か月後>

埋没法のビフォーアフターの写真

 

<埋没法のメイクありの術前から術後の経過>

埋没法のメイクありの術前から術後の経過

 

<埋没法のメイクなしの術前から術後の経過>

埋没法のメイクなしの術前から術後の経過

 

施術名シークレットⓂ︎トリプル(裏留め3点)
料金通常価格 28万円

モニター価格 24.8万円

(一生涯保証・幅変更も一生涯保証付き)

治療時間手術時間は10〜15分。デザインは納得するまで行います
術後経過術後2〜3日が腫れのピークで、1週間ほどで徐々に引いていきます。 埋没法は針と糸のみを用いた施術方法のため、腫れが少なくダウンタイム期間が短いです。シークレット法は瞼に傷を作らないため当日からメイク可能となり、傷を作らないことに腫れ内出血のダウンタイムがより軽減します。
リスク副作用腫れ・内出血・違和感・ゴロゴロ感・痛み・左右差・ラインの不整・ラインの消失・感染・頭痛
注意事項腫れがピークになるまでは、お目元の血流が良くなること(体を温める、長時間寝転がっている)、浮腫みやすい行為(塩分高い食事・飲酒)をお控え下さい。

 

7.埋没法の施術方法と流れ

ここでは、一般的な埋没法の施術方法と流れについて説明します。

1)カウンセリング

まずは、医師によるカウンセリングを受けます。希望する二重の幅や形などを伝え、医師から施術内容やリスクや副作用などを説明してもらいます。

疑問点や不安なことがあればその場で質問しましょう。

  • 理想の二重の形を伝える:理想とするモデルやタレントの目の写真や雑誌の切りなどを持参すると、イメージを共有しやすくなります。
  • 自分のまぶたの状態を把握してもらう:まぶたの厚さ、脂肪の量、たるみ具合などを医師に診察してもらいます。
  • 疑問点はすべて解消する:ダウンタイム、リスク、費用など、疑問点はすべて解消してから施術を受けるようにします。

2)施術

一般的な施術は下記の流れで行われます。

  1. デザイン:希望する二重のラインに合わせて、ペンでマーキングを行います。
  2. 麻酔:まぶたに局所麻酔を行います。(クリニックにより笑気麻酔を併用します)
  3. 埋没:マーキングした箇所に、医療用の極細の糸を挿入して、まぶたを留めます。
  4. 仕上げ:糸を埋没し、仕上がった二重ラインや目の開きなどを確認して、終了です。

3)施術後のケア

施術後は、腫れや内出血を抑えるために、冷却を行います。また、処方された目薬や軟膏を指示通りに使用しましょう。

  • 冷却:施術後、数時間程度、保冷剤などでまぶたを冷やします。
  • 目薬・軟膏:処方された目薬や軟膏を使用します。
  • 洗顔・メイク:医師の指示に従いましょう。
  • コンタクトレンズ:施術後2~3日程度は、コンタクトレンズの装用を控えることが推奨されています。
  • 飲酒・喫煙:腫れや内出血を促進する可能性があるため、施術後1週間程度は控えることが推奨されています。
  • 激しい運動:血行が良くなり、腫れや内出血を促進する可能性があるため、施術後1週間程度は控えることが推奨されています。

8.埋没法のリスクと副作用

埋没法は、以下のようなリスクや副作用が起こる可能性があります。

1)腫れや出血が伴うことも

埋没法は、まぶたに針を刺す施術であるため、腫れや内出血が伴うことがあります。

しかし、これらの症状は一時的なものであり、通常は数日~1週間程度で治まります。

2)二重が浅くなることがある

埋没法で作成した二重は、時間の経過とともに糸が緩んでしまい、二重のラインが浅くなってしまうことがあります。

これは、糸の種類や施術方法、まぶたの状態などによって個人差があります。

3)糸が緩んでしまうことがある

埋没法で使用される糸は、まれに緩んでしまうことがあります。

糸が緩んでしまった場合は、再手術が必要になる場合があります。

 

<参考記事>

二重整形のダウンタイム期間はどのくらい?症状や過ごし方は?

9.埋没法の費用相場

埋没法は、自由診療であり価格設定はクリニックの自由です。

使う糸の種類、施術の方法などにより、料金にかなりの開きがあります。

費用相場を見ていきます。

1)埋没法の一般的な費用

埋没法の費用は、クリニックや施術方法によって異なりますが、一般的な料金相場は、100,000〜150,000円程度です。

もちろん、クリニックによっては相場よりも安い値段、高い値段で施術を行なっている場合もあります。

埋没法の料金の変動の要素は次のとおりです。

  • 医師の技術力
  • 瞼に止める糸の点数
  • 糸の留め方
  • 施術方法
  • 保証の有無や内容

必ず施術を受けたいクリニックの公式サイトやカウンセリングの際に、どんな条件のもとでの料金かを確認するようにしてください。

2)費用を抑えるためのポイント

埋没法の費用を抑えるためには、以下のポイントを参考にしましょう。

  • 複数のクリニックで見積もりを取る:複数のクリニックで見積もりを取り、費用を比較してみましょう。
  • キャンペーンを利用する:クリニックによっては、キャンペーンなどで費用が安くなる場合があります。
  • モニターになる:モニターになると、費用が割引になる場合があります。

 

また、会員価格として割引になることもあるので、会員制を導入しているクリニックでは、会員になることをおすすめします。

<参考記事>

二重整形の値段相場とトータル費用は?お得で安心クリニック10選

10.埋没法に関するよくある質問

Q1.埋没法の効果は何年くらい持ちますか?

メスを使わずにまぶたを糸でとめるだけの埋没法の効果は、一般的に3年〜10年は持つといわれています。

<参考記事>

二重整形は何年持つ?老後どうなる?埋没法と切開法の10年後の違い!

 

Q2.平行二重は埋没法では無理ですか?

幅広の平行二重のイメージ

平行二重を形成したい場合は、目頭にある蒙古ヒダの有無や目の開きが重要です。
蒙古襞が強い方や目の開きが悪い方は埋没法だけでは難しいこともあります。
目頭切開や眼瞼下垂の施術を併用することで可能な場合があります。

なお、目頭切開をしたからといってかならず平行になるわけではありません。
目頭切開は寄り目や離れ目などお顔のバランスに合わせどの程度切るか選択しなければならず、変化の少ない目頭切開をしたところで平行にならないことが多いです。

 

Q3.埋没法の2回目を受ける際には、前の糸を外す必要がありますか?

糸玉が目立つ場合や幅を狭くしたい、デザインでラインが複数本出てしまうのが気になる、といった場合は抜糸が必要です。
また、精神的に気になる場合も外しても構いません。

そのほかの場合は、糸を外さないでも施術可能です。

 

Q4.埋没法で失敗するケースはどんな時ですか?

埋没法の失敗では、まぶたから糸が出たり、糸玉の結び目が皮膚に出てしまうことがあります。
また、仕上がりの失敗として、不自然な二重や左右差が生じるなどがあります。
さらに、術後に強い腫れや内出血が続くことがあります。

これらの埋没法の失敗は、医師の経験や技能の不足で起こることがあります。
また、患者のアフターケア不足や体調・体質など、医師がコントロールできないことが原因で起こることもあります。

<参考記事>

二重整形失敗で後悔しないための方法5選!リスク最小化法は?

 

Q5.埋没法とふたえのりとどっちがおすすめですか?

ふたえのりは、まぶたに糊やテープを貼ることで、自分で簡単に二重をつくることができます。

出費も少なく、ドラッグストアなどでも手に入ります。

一方、汗や水と混じって接着剤が固まると、まぶたに白いボロボロした素材が付いたり、素材の刺激で皮膚にダメージを与える可能性があります。

埋没法にもメリットとデメリットがありますが、仕上がりの自然さや持続期間、皮膚へのダメージの少なさなどを考えると埋没法がおすすめです。

<参考記事>

簡単!自分で二重まぶたを自然な仕上がりにする方法

 

Q6.埋没法で眼瞼下垂を治療できますか?

「切らない眼瞼下垂」といって、眼瞼挙筋を縦に縫って縮めることで、埋没法で眼瞼下垂手術に近しい効果を出す方法があります。

デカ目効果を出すことは可能ですが、眼瞼下垂の主因である腱膜のたるみにアプローチする施術ではないため、効果は限定的です。

 

11.まとめ

今、人気の美容施術である二重まぶた埋没法について幅広く解説しました。

埋没法は、メスを使わずに二重まぶたをつくることができる手軽な施術です。

ダウンタイムが短く、傷跡も目立ちにくいというメリットがありますが、効果が半永久的ではないことや、まぶたの状態によっては適応できない場合があることに注意が必要です。

埋没法を受ける場合は、信頼できるクリニックを選び、カウンセリングを受けて医師とよく相談することが大切です。

この記事を参考に、ぜひ理想の二重を実現してくださいね!

 

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