レビトラは販売中止で買えない?代替薬バルデナフィルの処方・飲み方・通販リスクを解説

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レビトラ先発品は国内販売を終了しており、現在は同じ有効成分のバルデナフィル錠が代替薬として処方されています。効果時間、飲み方、処方の流れ、通販・個人輸入のリスクを実用的に解説します。

中澤 佑介 先生
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なかざわ腎泌尿器科クリニック

院長 中澤 佑介先生

「レビトラが買えなくなった」と戸惑う方は少なくありません。たしかに先発品レビトラは販売を終了しましたが、同じ有効成分のバルデナフィル錠が後発品として処方できるため、治療を続けられなくなったわけではありません。注意したいのは、ネット上に出回る「レビトラ」を名乗る製品です。偽造薬や成分量が不確かな製品も多く、健康被害のリスクがあります。バルデナフィルは硝酸薬や一部の抗ウイルス薬・抗真菌薬と併用できないなど注意点もあるため、自己判断で個人輸入に頼らず、医師の診察を受けて正規品を使ってください。

<執筆>

ナールス美容医療アカデミー編集長 富本充昭

富本充昭

 

「レビトラはもう買えないのか」「以前使っていたレビトラの代わりは何を選べばよいのか」と不安に感じている方は少なくありません。
レビトラは、バルデナフィルを有効成分とするED治療薬で、効果発現が比較的速いことから、急なタイミングに対応しやすい薬として知られてきました。しかし、先発品であるレビトラ錠は国内販売を終了しており、現在の医療機関では主に後発医薬品であるバルデナフィル錠が処方されています。
一方で、インターネット上には「レビトラ」「レビトラジェネリック」と称する海外製品や個人輸入品も多く見られます。価格が安く見える場合もありますが、偽造薬や成分量が不明な製品、健康被害のリスクがあるため注意が必要です。
この記事では、レビトラ販売終了後に選べる代替薬、バルデナフィル錠の処方方法、10mg・20mgの違い、服用タイミング、通販・個人輸入の危険性、医師に相談すべきケースを実用的に解説します。なお、バルデナフィルの詳しい作用機序、臨床試験、効果や副作用の医学的根拠については、関連記事「バルデナフィル(レビトラ)とは?効果・即効性・副作用・先発品販売終了を解説」で詳しく紹介しています。

 

レビトラはもう買えない?先発品は国内販売終了

レビトラ販売中止後の選択肢

1)販売終了したのは「レビトラ錠」という先発品

「レビトラ」という商品名で販売されていた先発品(レビトラ錠)は、製造元のバイエル薬品が安定供給の困難を理由に販売中止を発表し、国内市場から撤退しました。2021年に販売中止が公表され、その後流通在庫もなくなっています。そのため、現在は国内正規品の「レビトラ錠」を処方している医療機関はありません。

2)有効成分バルデナフィルは現在も処方可能

販売を終了したのはあくまで「レビトラ」という先発品です。有効成分であるバルデナフィルそのものは、後発医薬品(ジェネリック)のバルデナフィル錠として国内で承認されており、医師の診察を受ければ現在も処方を受けられます。

3)「レビトラがなくなった=治療薬がない」ではない

「レビトラが買えない=速効性のED治療ができない」というわけではありません。同じ有効成分のバルデナフィル錠が代替薬として使えるほか、バイアグラ(シルデナフィル)やシアリス(タダラフィル)といった選択肢もあります。まずは医師に相談し、自分に合った薬を選ぶことが大切です。

レビトラの代替薬はバルデナフィル錠

レビトラとバルデナフィル錠の違いの表

1)バルデナフィル錠とは

バルデナフィル錠は、先発品レビトラと同じ有効成分バルデナフィルを含む後発医薬品です。国内では複数の製薬会社(サワイ・トーワ・FCIなど)が厚生労働省の製造販売承認を取得しており、医療機関で処方されています。

2)レビトラとバルデナフィルの違い

先発品レビトラと後発品バルデナフィル錠の違いを整理すると、以下のようになります。

項目レビトラ先発品バルデナフィル錠
位置づけ先発医薬品後発医薬品
有効成分バルデナフィルバルデナフィル
国内流通販売終了医療機関で処方可能
用量5mg・10mg・20mg主に10mg・20mg(5mgもあり)
入手方法現在は原則入手不可医師の診察・処方
注意点ネット上の「レビトラ」は非正規品の可能性国内正規品を医師管理下で使用

3)ジェネリックでも効果は同じと考えてよい?

後発医薬品は、有効成分が先発品と同じであることが承認の条件です。適正に製造・承認されたバルデナフィル錠であれば、基本的な効果や安全性は先発品と同等と考えられます。添加物やコーティングの違いで効き方の感じ方が多少変わることはあります。

4)国内正規品と海外製品の違い

同じ「バルデナフィル」でも、国内の医療機関で処方される正規品と、ネット通販・個人輸入で入手する海外製品はまったく別物と考えてください。後者には偽造薬や成分量が不確かな製品が混在し、健康被害のリスクがあります。

バルデナフィル錠はどんな人に向いている?

ここでは薬理の詳細ではなく、「どんな人に向くか」という選び方の観点で整理します。

1)即効性を重視したい人

バルデナフィルは効果発現が比較的速いとされ【1】、性行為のタイミングに合わせて使いやすい薬です。

2)作用時間は短めでもよい人

作用時間は5〜8時間ほどが目安で、長時間型のシアリスほど長くは続きません。必要なときに使えれば十分という方に向いています。

3)シアリスより短時間型を選びたい人

「薬の効果がだらだら続くのは苦手」という方には、作用時間が比較的短いバルデナフィルが合うことがあります。

4)バイアグラで食事の影響が気になった人

バルデナフィルも高脂肪食の影響は受けますが、選択肢を変えてみたい方の相談先になります。食事の影響を最も受けにくいのはシアリスです。

5)糖尿病性EDで相談したい人

バルデナフィルは、治療が難しいとされる糖尿病性EDでも有効性が報告されています。ただし血管障害が強い場合は効果が出にくいこともあり、医師の評価が重要です。
いずれの場合も、食事・飲酒・持病・併用薬によって適否が変わるため、自己判断ではなく医師に相談して選ぶことが大切です。

バルデナフィル10mg・20mgの違い

バルデナフィル錠には主に10mgと20mgがあります(5mgもあります)。用量の使い分けの目安は次のとおりです。

用量主な使い方向いているケース注意点
10mg初回・標準的な開始用量初めて使う人、副作用が不安な人効果不十分なら医師に相談
20mg医師の判断で検討10mgで効果が弱い人自己判断で増量しない

1)初回は10mgから検討されることが多い

初めて使う場合は、まず10mgから開始して効果と副作用を確認するのが一般的です。

2)20mgは効果不十分な場合に医師が判断

10mgで効果が不十分なときは、医師が状態を確認したうえで20mgへの増量を検討します。

3)自己判断で増量してはいけない理由

効かないからと自己判断で量を増やすと、頭痛や血圧低下などの副作用リスクが高まります。増量は必ず医師に相談してください。

4)副作用が出た場合は減量・薬変更を相談

副作用がつらい場合は、減量や別のED治療薬への変更という選択肢があります。我慢せず医師に相談しましょう。

バルデナフィルの正しい飲み方

バルデナフィルの正しい飲み方

1)性行為の約30分〜1時間前が目安

効果は服用後15〜30分であらわれ、性行為の約1時間前(早ければ約30分前)の服用が目安です。

2)1日1回まで

服用は1日1回までとし、次の服用まで24時間以上あけてください。

3)食事・飲酒の影響に注意

高脂肪食と一緒に飲むと吸収が遅れ、効果発現が遅くなることがあります。即効性を活かしたいときは空腹時または軽食後が向いています。大量の飲酒は勃起反射を妨げ、血圧低下やめまいを招くことがあるため避けましょう。

■ バルデナフィル服用チェックリスト

・服用は1日1回まで

・次の服用まで24時間以上あける

・空腹時または軽食後が使いやすい

・大量飲酒は避ける

・硝酸薬を使っている人は服用しない

・他のED治療薬と併用しない

・性的刺激がないと効果は出ない

レビトラ・バルデナフィルを処方してもらう方法

レビトラの処方前の説明のイメージ写真

バルデナフィル錠は医師の処方が必要な医療用医薬品です。処方を受ける主な方法は次のとおりです。

方法メリット注意点向いている人
対面診療医師に直接相談できる通院が必要初回、持病あり、薬が多い人
オンライン診療自宅から相談しやすい問診情報を正確に伝える必要忙しい人、継続処方を希望する人
個人輸入安く見える場合がある偽造薬・未承認薬のリスク推奨しない

1)対面診療で処方を受ける

初めての方や持病のある方は、対面診療で心血管リスクなどを含めて相談できると安心です。

2)オンライン診療で相談する

忙しい方や継続処方を希望する方は、自宅から相談できるオンライン診療も選択肢です。問診情報は正確に伝えましょう。

3)初回は持病・服薬状況を必ず伝える

バルデナフィルは併用できない薬が多いため、初回には持病と服用中の薬をすべて医師に伝えることが重要です。
オンライン診療の仕組みや安全性については「ED治療のオンライン診療とは?仕組み・安全性・厚労省ガイドラインをわかりやすく解説」もご参照ください。

バルデナフィル錠(レビトラ後発)を処方してもらえるクリニック

バルデナフィル錠は医師の処方が必要なため、オンライン診療または対面診療で処方を受けます。先発品レビトラは販売を終了しているため、ネット上の「レビトラ」ではなく、国内正規の後発品(バルデナフィル錠)を扱う医療機関を選ぶことが大切です。
選ぶときは、①国内正規品(後発品)を扱っているか、②料金(診察料・薬代・送料の総額)、③配送スピードと梱包のプライバシー配慮、④定期便の有無、⑤バルデナフィル錠(レビトラ後発)の取り扱いがあるか、を確認するとよいでしょう。

1)オンライン診療で処方を受けられるクリニック

自宅やスマホで受診から配送まで完結するため、忙しい方や対面に抵抗がある方に向いています。代表的なクリニックは次のとおりです。

①DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、24時間対応で、定期便にも対応しています。

②クリニックフォア

クリニックフォアはオンラインで血液検査にも対応し、診察から配送まで自宅で完結します。

③レバクリ

レバクリは短時間での処方に対応し、トライアルセットも用意されています。

④イースト駅前クリニック

イースト駅前クリニックは全員男性スタッフ・全国展開で、国内正規品のみを扱う点が特徴です。

⑤ギガクリニック

ギガクリニックは低価格帯で、複数のED治療薬の即日処方に対応しています。

料金・配送・プライバシー対策を含む各クリニックの詳しい比較は「【医師監修】EDオンライン診療おすすめクリニック比較|料金・薬の種類・バレにくさまで徹底解説」をご参照ください。

2)対面で相談できるクリニック

医師に直接相談したい方や、その場で薬を受け取りたい方には対面診療が向いています。全国展開の大手では、次のようなクリニックでED治療を受けられます。

①湘南美容クリニック

全国に多数の院を構える大手美容クリニックグループで、対面でED治療薬の処方を受けられます。

②TCB東京中央美容外科

全国展開する美容クリニック大手で、メンズ診療の一環としてED治療に対応しています。

③ユナイテッドクリニック

男性専門の対面クリニックで、ED・PE(早漏)治療を中心に、駅近立地で複数院を展開しています。

④東京美容外科

全国に院を持つ美容外科の老舗で、男性向け診療でED治療薬を処方しています。

⑤ゴリラクリニック

男性専門の総合美容クリニックで、ED治療は対面・オンラインのどちらにも対応しています。
対面は診察料が別途かかることが多く、取り扱う薬や料金は院によって異なります。受診前に各院の公式サイトでご確認ください。
なお、バルデナフィル錠(レビトラ後発)の取り扱いや在庫は院によって異なります。レビトラの代替としてバルデナフィルを希望する場合は、受診前に各院の公式サイトで取り扱いをご確認ください。

通販・個人輸入でレビトラを買うのは危険?

ネット上の「レビトラ」は正規品とは限らない

先発品レビトラは販売を終了しているため、ネット上で「レビトラ」を名乗って売られている製品は、正規の流通品ではない可能性が高いといえます。

1)成分量が不明な薬は危険

個人輸入される製品には、有効成分が含まれていない、あるいは過剰に含まれる偽造品が混在します。成分量が不確かな薬は、効果が出ないだけでなく重大な健康被害を招くおそれがあります。

2)SNS・フリマ・知人からの譲渡は避ける

SNSやフリマアプリ、知人からの譲渡で医薬品を入手することも避けてください。品質も法的な安全性も担保されません。

3)国内正規品を医師の管理下で使うべき理由

国内製薬企業4社が2016年に行った調査では、ネットで流通するED治療薬の約40%が偽造医薬品だったと報告されています【2】。厚生労働省も個人輸入に注意喚起しています【3】。安さだけで判断せず、医療機関で正規の後発品を処方してもらいましょう。
個人輸入・通販のリスクについては「【警告】ED薬の個人輸入・通販は危険!偽造品40%の衝撃データと正規クリニックを使うべき理由」で詳しく解説しています。

バルデナフィルを服用できない人・注意が必要な人

レビトラの服用前の注意

バルデナフィルは特に薬の飲み合わせに注意が必要です。以下に当てはまる方は、服用できない、または注意が必要です。市販薬ではないため、必ず医師の確認を受けてください。

■ 服用前に確認したい主な禁忌・注意

・硝酸薬(ニトログリセリン等)を使用している人(併用は絶対禁忌)

・一部の抗HIV薬(リトナビル等)・アゾール系抗真菌薬を使用している人(併用禁忌)

・重い心疾患があり、性行為が好ましくないと言われている人

・コントロール不良の高血圧・低血圧の人

・QT延長に関わる薬(抗不整脈薬等)を使っている人

・肝臓・腎臓に重い病気がある人

・網膜色素変性症など一部の眼疾患がある人

禁忌や薬物相互作用の医学的な詳細は「バルデナフィル(レビトラ)とは?効果・即効性・副作用・先発品販売終了を解説」で詳しく解説しています。

副作用が出たときの対処法

1)頭痛・ほてり・鼻づまりは比較的多い

頭痛・ほてり(顔面紅潮)・鼻づまり・動悸などは比較的よくみられる副作用です。多くは軽度で一時的ですが、つらい場合は無理をしないでください。

2)胃もたれ・消化不良が出ることもある

胃もたれや消化不良が起こることもあります。気になる場合は飲み方や用量について医師に相談しましょう。

3)症状が強い場合は服用を中止して相談

副作用が強い、または続く場合は、自己判断で繰り返し服用せず、服用を中止して医師・薬剤師に相談してください。

4)4時間以上の勃起、急な視力・聴力異常はすぐ受診

勃起が4時間以上続く(持続勃起症)、急な視力低下、突発的な難聴・耳鳴りなどがあらわれた場合は、ただちに服用を中止して受診してください。まれですが重大な副作用のサインです。

5)副作用が不安な人は別のED治療薬も選択肢

副作用が気になる場合は、別のPDE5阻害薬への変更も選択肢になります。どれが合うかは個人差があるため、医師と相談しながら選びましょう。

バイアグラ・シアリスと迷ったときの選び方

バルデナフィルのほかにも、シルデナフィル(バイアグラ)やタダラフィル(シアリス)という選択肢があります。特徴を比較すると次のようになります。

薬剤向いている人作用時間の目安注意点
バルデナフィル速さを重視したい人約5〜8時間併用禁忌薬に注意
シルデナフィル実績・価格を重視したい人約3〜5時間食事の影響を受けやすい
タダラフィル長時間の自由度を重視したい人最大36時間即効性より持続を重視

なお、3剤を直接比較した研究では、有効性や副作用の発現率に統計的な有意差は確認されていません【4】。「どれが一番効く」と一概には言えず、作用時間・食事の影響・生活リズム・副作用の感じ方などをふまえて選ぶことが大切です。
3剤の違いをより詳しく知りたい方は「バイアグラ・レビトラ・シアリスの違いを医師が解説|効果・副作用・服用方法の比較表付き」、自分に合う薬の選び方は「自分に合うED治療薬はどれ?即効型・長時間型・食事の影響で選ぶ完全チャート」もご参照ください。

 

富本充昭
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ナールス美容医療アカデミー編集長 富本充昭 コメント

ナールス美容医療アカデミー

編集長 富本充昭

製薬MRとして現場を見てきた立場から、一つ補足させてください。「レビトラが販売終了」と聞くと、効果や安全性に問題が出たのではと不安になる方がいます。しかし先発品の販売終了は、多くの場合そうした理由ではなく、安定供給や採算といった経営上の判断によるものです。特許が切れて後発品が行き渡れば、先発品がいったんその役目を終えることは珍しくありません。つまり「レビトラという名前が消えた」ことと「バルデナフィルという治療が使えなくなった」ことは、まったく別の話です。むしろ私が気がかりなのは、慣れ親しんだ商品名が市場から消えた空白に、その名を騙る偽造品が入り込みやすくなることです。人はどうしてもブランド名に安心を重ねてしまいますが、本当に見るべきは有効成分と入手経路のほうです。レビトラという名前がなくなっても、バルデナフィルは医師の処方で安全に続けられます。名前ではなく、中身と正規ルートで選んでいただきたいと思います。

レビトラ販売終了後のよくある質問

Q1. レビトラはもう手に入りませんか?

先発品のレビトラ錠は国内販売を終了しているため、通常は購入できません。現在は同じ有効成分のバルデナフィル錠が代替薬として処方されています。

Q2. バルデナフィルはレビトラと同じ薬ですか?

有効成分は同じです。先発品がレビトラ、後発品がバルデナフィル錠という関係です。ただし、製剤や添加物、メーカーは異なります。

Q3. レビトラを通販で買っても大丈夫ですか?

推奨されません。ネット上の製品には偽造薬や品質不明品が混在する可能性があり、健康被害のリスクがあります。

Q4. バルデナフィルは何分前に飲めばよいですか?

目安は性行為の30分〜1時間前です。ただし、食事や体質によって効き方は変わります。

Q5. 10mgと20mgはどちらがよいですか?

初回は10mgから検討されることが多く、20mgは効果や副作用を見ながら医師が判断します。自己判断で増量しないでください。

Q6. バイアグラやシアリスと一緒に飲めますか?

併用できません。同じPDE5阻害薬を重ねると副作用リスクが高まるため、必ず医師に相談してください。

Q7. レビトラが効かない場合はどうすればよいですか?

服用タイミング、食事、飲酒、性的刺激の有無、用量、EDの原因を確認します。自己判断で追加服用せず、医師へ相談しましょう。

Q8. 持病があっても使えますか?

高血圧、糖尿病、心疾患、肝腎機能障害、服用中の薬がある場合は、必ず医師に申告してください。状態によっては使用できない場合があります。

 

中澤 佑介 先生
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監修医師からのメッセージ

なかざわ腎泌尿器科クリニック

院長 中澤 佑介先生

先発品の「レビトラ」はすでに国内販売を終了していますが、同じ有効成分のバルデナフィル錠が後発品として処方できるため、治療を続けられなくなったわけではありません。バルデナフィルは効果の発現が速く、急な場面に対応したい方に選ばれてきた薬です。ただし、硝酸薬や一部の抗ウイルス薬・抗真菌薬と一緒に飲むと血圧や血中濃度に大きく影響するため、服用中の薬は必ずすべて医師に伝えてください。ネットで「レビトラ」を名乗る製品の多くは正規品ではなく、成分量が不確かな偽造品も少なくありません。安全のためにも、医療機関で正規の後発品を処方してもらうことをおすすめします。本記事を監修しました。

まとめ

レビトラの販売終了後の入手方法のまとめの図

レビトラ先発品は国内販売を終了しており、現在は同じ有効成分を含むバルデナフィル錠が代替薬として処方されています。バルデナフィルは効果発現が比較的速く、タイミングを合わせて使いやすいED治療薬ですが、硝酸薬や一部の抗HIV薬・抗真菌薬など、併用してはいけない薬があります。
また、ネット通販や個人輸入で「レビトラ」と称する製品を購入することは、偽造薬や品質不明品のリスクがあるため推奨されません。以前レビトラを使っていた方、代替薬を探している方、10mg・20mgのどちらを選ぶべきか迷っている方は、医師に相談したうえで国内正規品のバルデナフィル錠を使用しましょう。
ED治療全体の流れや治療法の選び方については「【医師監修】ED治療の完全ガイド|原因・治療薬・オンライン診療の選び方まで徹底解説」もご参照ください。

参考文献

本記事の科学的根拠として、以下の査読済み論文・公的情報を参照しています。
【1】 Hellstrom WJG, Gittelman M, Karlin G, et al. Vardenafil for treatment of men with erectile dysfunction: efficacy and safety in a randomized, double-blind, placebo-controlled trial. J Androl. 2002;23(6):763-771.
PMID: 12399521 DOI: 10.1002/j.1939-4640.2002.tb02332.x
日本語要旨:バルデナフィルの二重盲検プラセボ対照RCT(約580名)。勃起機能の有意な改善と速やかな効果発現を示した。効果・即効性の根拠として参照。
【2】 バイエル薬品・ファイザー・日本新薬・日本イーライリリー 4社合同インターネット流通実態調査(2016年)
日本語要旨:国内向けに流通するED治療薬を調査した結果、約40%が偽造医薬品で、有効成分が含まれない、あるいは過剰に含まれる製品も確認された。個人輸入の危険性の根拠として参照。
【3】 厚生労働省. 個人輸入において注意すべき医薬品等について.
日本語要旨:ED治療薬の個人輸入に関する注意喚起。偽造医薬品や健康被害のリスクが示されている。通販・個人輸入リスクの根拠として参照。
【4】 Tsertsvadze A, Fink HA, Yazdi F, et al. Oral phosphodiesterase-5 inhibitors and hormonal treatments for erectile dysfunction: a systematic review and meta-analysis. Ann Intern Med. 2009;151(9):650-661.
PMID: 19884626 DOI: 10.7326/0003-4819-151-9-200911030-00150
日本語要旨:PDE5阻害薬3剤のシステマティックレビュー・メタアナリシス。3剤間で有効性・副作用の発現率に統計的有意差はないと結論。薬剤選択に関する記述の根拠。

 

※本記事は医師監修のもと作成された情報提供を目的とする記事であり、個別の診断・治療を保証するものではありません。治療の適応や薬剤の服用は、必ず医師にご相談ください。掲載内容は2026年6月時点の情報です。

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