シミやソバカス、肝斑に悩む40代前半の女性。しっかり治療したいとRURI clinic(院長 望月瑠璃子先生)でピコトーニングを受けることに。果たしてシミは消える?この記事では全5回の診察やカウンセリング・施術を実況していきます。シミやソバカスをピコトーニングで治療したいと考えている方は必見です。
兵庫医科大学卒業
大阪警察病院勤務
大阪大学医学部附属病院勤務
一般財団法人住友病院勤務
医学研究所北野病院勤務
一般財団法人住友病院勤務
某美容皮膚科クリニック勤務
RURI clinic開院
*望月瑠璃子先生は、2023年にRURI clinic院長を退任され、2024年現在では大嶋恭輔先生が統括院長をお務めになっておられます。
1.シミやソバカスで悩む40代女性|10代に紫外線対策はしなかった
私は、中学生の時には運動部に所属していましたが、当時、全く紫外線対策をしていませんでした。
おそらくそれが大きな原因だと思いますが、30代を過ぎたころから顔全般にシミが目立ち始めました。
30代では紫外線対策は意識するようになりましたが、特に美白対策や美容医療での治療はしませんでした。
40代に入ると30代以上にシミが目立つようになってきました。
特に右の頬のシミが大きくなってきたり、全体的に数も増えてきたようです。
そのため、シミを取りたいと考えるようになりました。
今までは、ハイチオールCを飲むことで少しでも薄くなることを期待しています。
また、美容クリニックでトラネキサム酸を処方してもらったり、ことがありますが、継続しませんでした。
さらに、最近では大手の美容クリニックで、光治療のルメッカも一度試したり、1度レーザートーニングでシミ治療を受けました。しかし、継続的な治療をしてきませんでした。
これまでの断続的な治療ではシミがなかなか改善しないので、今回、継続的にシミ治療をしたくて、RURI clinicに通う決心をしました。
<参考記事>
ピコレーザー(ピコシュア)によるシミ治療が全国で受けられる品川美容外科
2.肌診断
ピコトーニングの施術前に高機能肌診断器「A-ONE Smart(エイ・ワン・スマート)」を使って肌診断を行っていただきました。
高解像度のカメラとマルチ・センサーが皮膚の毛穴、油分、しわ、色素沈着、水分、弾力、透明感、肌の温度の8項目が測定できる機器です。
また、目・鼻・口・眉を自動で認識し、Uゾーン、Tゾーンを自動で区分して測定することが可能です。
<肌診断実施中>
結果は、乾燥肌でTゾーンに油分が不足していました。
また、隠れシミがあることもわかりました。
<肌診断の結果>
<参考記事>
Tゾーンのテカリが気になる夏!飯塚美香さんのスキンケアの対策は?
3.シミのピコトーニング治療 初回カウンセリング&診察
ここではRURI clinic院長望月瑠璃子先生のカウンセリングや診察のお話をまとめています。カウンセリングや診察がどのように進むのかご理解いただけると思います。
<カウンセリング&診断>
1)ピコレーザーとピコトーニングって?
望月瑠璃子先生からピコトーニングの施術経験の確認を行っていただきました。
その後、ピコレーザーやピコトーニングなどの説明を受けました。
また、施術ができないかどうかも確認いただき、問題なく施術を進めることができるということになりました。
今回、使ったマシンは黒い色素への反応が高いアレキサンドライトピコレーザー「ピコシュア」です。
<ピコシュア>
①ピコレーザーレーザーとは?
ピコレーザーとは、シミ取りレーザーの中で、最も照射速度(パルス幅)が速く、肌へのダメージが小さく光をあてることができるレーザーです。
ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルという3つの照射方法を使い分けることで、シミや他の肌悩みを治療します。
<ピコレーザーレーザーの照射速度>
②ピコトーニングとは?
ピコトーニングとは、ピコレーザーの照射モードの1つで、肌表面に比較的小さなエネルギーで光線を満遍なく照射することで肌の色むらやソバカスを改善する施術です。
望月先生から説明を受けたピコトーニングのポイントは次のとおりです。
<ピコトーニングを受ける際のポイント>
- 施術に麻酔は不要です。
- 1回でも肌質改善可能ですが5回程度の施術がおすすめです。
- 施術はアイガードを使って目を防御します。
- 日焼けすると火傷のリスクが高くなるので予防をしっかり行うことが大切です。
- ホクロが薄くなる効果があるで、避けたい場合は施術前に知らせて欲しい。
- 他院での施術は1週間~2週間前には行わないようにしてください。
- 施術前にメイクを落として、髪の毛をまとめてください。
<ピコトーニングの照射>
なお、今回は施術を受けませんが、ピコフラクショナルとは、高密度のレーザーを点状に肌に照射し、その衝撃波で肌の奥にある真皮層に無数の空洞を作り、ニキビ跡や毛穴の開きを改善する照射方法です。
従来のフラクショナルレーザーより肌へのダメージが小さいのが特徴です。
<ピコフラクショナルのメカニズム>
<参考記事>
ピコトーニングの効果はいつから?施術間隔やダウンタイムも解説
シミ取りレーザーの種類と効果は?失敗しない選び方や料金相場を解説
ピコフラクショナルレーザーの効果はいつから?毛穴や小じわに効く?
2)診断はどうだった?
望月瑠璃子先生の視診ではおそらくほとんどがソバカスとのことです。
ただし、一部、肝斑が併発していること疑われるとのお話もありました。
本来、肝斑の治療はビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸の内服が第一選択で、あとは
イオン導入やメソナJなどのエレクトロポレーションで治療するとのことです。
今回は、ほとんどがソバカで、肝斑も悪化しないこともあります。
そのため、まずレーザートーニングの施術を1度行い、その反応で肝斑の悪化があるかどうかなどの反応を見て治療を続けることになりました。
<ソバカス(雀卵斑)>
<参考記事>
肝斑は女性ホルモンの乱れが原因!シミとは違う予防や改善・治療法
イオン導入の効果まとめ!シミやたるみに効果が出るまでの期間はどのくらい?
エレクトロポレーションの効果はいつから?頻度や回数、間隔は?
3)治療後の経過と注意
望月先生から治療後の経過と注意に関して説明を受けました。
ソバカスは、ピコトーニングの施術後、一時的により黒くなることがあるそうです。
しかし、それは通常の反応で、徐々にソバカスは改善し、施術を数回重ねると数か月で薄くなっていくとのことです。
また、施術後に赤みがでることもあるそうですが、2~3日以内には治まることがほとんどとのことです。
これらについては、施術後気になることがあれば、相談するようにとのことです。
施術後は、次の施術後までの期間、保湿と紫外線対策を行うことが大切だと説明を受けました。また、施術当日は入浴は避けた方が良いそうです。
特に、日焼けするとレーザー治療で火傷(やけど)のリスクになるので、日焼け止めなどでしっかり紫外線をブロックすることが大切だと教えていただきました。
今後、あと4回の施術を受ける予定ですが、随時、肌診断を行いつつ、治療を進めることになりました。
<参考記事>
紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
4)シミが再発しないための内からのケア
レーザーでできることはソバカスなどを小さく砕いて肌からの排泄を促進することです。
それに加えて、施術後にはシミができにくい体質、肌質にすることが大切だと教わりました。
先生の診察で、私が
- 天気悪くなる前などに頭痛を起こしやすい
- 時々、ふっとなったり、一瞬、立ち眩みすることがある
- 朝、スッキリ起きることができない
などから、典型的な隠れ貧血であるとのことです。
貧血だとシミができやすい傾向にあるそうです。
鉄分は、メラニンを分解する際の酵素の栄養素で、それが少ないとシミができやすい傾向にあるそうです。だから、貧血の方はレーザーでシミ治療することに加えて、鉄分をしっかり摂って体のケアをすることが、大切になってきます。女性の多くは、鉄欠乏性貧血と診断されていなくても血液検査などで調べると多くの場合は、鉄分不足です。たとえば、女性が産後にシミができやすいのは鉄分が不足していることが原因の場合が多いです。シミが目立ってくると、改善にためにピコレーザーレーザーなどで治療することが必要です。それに加えて、鉄分などシミを予防する栄養素などをしっかり、摂取して、シミができにくい体質にすることが大切です。ご自身の栄養状態を知るためには、分子栄養療法血液検査を受けることをおすすめします。
<参考>
5)質問
①頬の比較的大きなシミはどう治療すれば良いですか?
そちらのシミはピコスポットで治療する必要があります。
しかし、今はそのタイミングではありません。
紫外線の強い夏だからです。
また、ピコトーニングを数回受けると薄くなるので、今回の治療のクールである5回の施術が終了した時点で、ピコスポットで治療するのがおすすめです。
②ソバカスと肝斑を完璧に鑑別診断することはできないのでしょうか?
完璧に鑑別診断することはできません。
肝斑は、30代以降の女性に多く見られる症状で、目の下や頬骨を中心として左右対称に現れることが多いです。
特徴としては、薄く茶色の色素斑で境目・輪郭は曖昧なことです。
一方、ソバカスは、医学的には雀卵斑(じゃくらんはん)と呼びます。
遺伝的な素因で幼少期から症状が出るのが特徴です。
また、思春期を過ぎたあたりから徐々に色が薄くる傾向にあります。
薄い茶色の細かい斑点状のシミが鼻の上を中心に直線状に広がるのが特徴です。
こうした特徴からある程度は見分けることが可能ですが、顔に多数ある肝斑都ソバカスを完璧に見分けることは残念ながらできません。
<参考記事>
レーザーでシミ取り後の再発を防ぐコツを望月瑠璃子先生に聞いた
美容内科医おすすめ!アンチエイジングのサプリメントの選び方と体験
RURI clinic院長|望月瑠璃子先生に美容内科の考え方などをインタビュー
4.ピコトーニング 施術の様子
ピコトーニングの施術時の写真を掲載します。
アイガードをつけて施術をしていただきました。
また、皮膚が特に薄く上まぶたへの照射はしないとのことです。
<ピコシュアの照射時>
5.第1回目のシミ治療診察・施術を受けてみての体験談・感想
1)肌診断を受けて
診察の前に肌診断を行っていただきました。
これまで美容クリニックで専門的な診断を受けたことがなったので、新鮮でした。
また、自分の肌を客観的にチェックしていただけて良い機会になりました。
普段意識しないのですが、自分が乾燥肌だとわかりましたし、Tゾーンに油分が不足していることに少し驚きました。
また、予想していたとおり診断器でもシミが多いことや隠れシミ(シミの予備軍)があることを指摘いただきましたが、少し落ち込みました。
<肌診断の様子>
2)カウンセリング・診察を受けて
望月瑠璃子先生には、すごく丁寧に診察いただいて感謝しています。
少し安心したのは、肝斑だと思っていたシミの多くがソバカスだと聞けて良かったです。
以前は肝斑だと診断されてのですが、ソバカスが多いならピコトーニングで治療できると聞いて少し安心しました。
ただ、肝斑も少しあるようなのでピコトーニングでも悪化のリスクもあるそうなので、次回の診察日に肌を見ていただければと思います。
また、鉄不足がシミに悪影響を及ぼす話は初めて聞きました。
さらに、栄養素の摂取や体の健康がシミの改善に深い関係があることも教えていただきました。
シミに関して、内科的なお話を聞いたことが無かったので、今後、栄養素の摂取にも気を付けていきたいと思いました。
今回は、お願いしませんでしたが、クリニックで行っておられる分子栄養療法血液検査を受けてみたいと思います。
3)ピコトーニングの施術を受けて
看護師さんに施術していただきましたが、まぶたにはレーザーを当てないなど事前に十分に説明していただきました。
15分程度の施術で幸い施術中の痛みは殆ど気になりませんでした。
ピコトーニングの施術は全く不安なく受けることができそうです。
また、施術後幹細胞培養液配合のフェイスマスクでケアしていただきました。
そのおかげでしょうか、ほてりや熱感も全くなく帰宅することができました。
次回、約2週間後に2回目の施術を受けますが、少しでシミやソバカスが薄くなっていることを期待します。
<ピコトーニング1回目1週間後>
6.施術1週間&2週間後
1回目の施術から約2週間に2回目の施術を受けました。
1)施術前後
①施術直前
まだ2回目ですので、見た目の変化はないですね。
②施術直後
レーザー照射後は,ほんのり赤みが出ています。
夏の間は日焼けしやすくなります。
擦らないように日焼け止めを塗りましょう。
飲む日焼け止めもおすすめです。
ただし、飲む日焼け止めは塗る日焼け止めの代用にはなりませんで、両方使いましょう。
2)施術1週間後の経過
施術後、大きなトラブルはなさそうです。
次の施術までの間も日焼け対策を行うことが大切です。
7.ピコトーニング 2回目から4回目までの経過
ここからは、ピコトーニングの2回目から4回目までの施術の経過です。
おおむね1カ月に1回の間隔で施術を受けました。
この期間は、特に先生の診察はなかったので、施術前後の写真と1週間後の写真を紹介します。
1)2回目の施術
ピコトーニングの2回目の施術では、大きな変化はありません。
<ピコトーニング2回目の施術直前>
<ピコトーニング2回目施術直後>
<ピコトーニング2回目1週間後>
2)3回目の施術
3回目では少し顔全体のトーンアップが感じられますが、シミの改善はまだ実感できません。
<ピコトーニング3回目の施術直前>
<ピコトーニング3回目の施術直後>
特に赤みやほてりなどはありませんでした。
このあと、1カ月経過後もシミに対しては大きな変化はありません。
3)4回目の施術
4回目の施術を受けました。
肌全体としては明るさが増したようですが、シミの改善の効果は未だ実感できないままです。
<ピコトーニング4回目の施術直前>
<ピコトーニング4回目の施術直後>
特に赤みやほてりなどはありませんでした。
<ピコトーニング4回目の施術1週間後>
4回の施術後1週間経過しましたが、まだ目立ったシミ改善を実感するには至っていません。
8.大きなシミにピコスポットをやってみた
4回目の施術後は、顔全体のトーンがかなりアップしてきましたが、白斑が出てきたようです。
私の親も白斑があり、私の腕などにも白斑があるので体質的な問題なのかもしれません。
この件について、望月先生に相談してみました。
<望月先生の診察コメント>
ピコトーニングの副作用として、白斑のリスクがあります。しかし、当院では今までそのような例はほとんどありませんでした。
今回の朝倉さんのケースは、ハイドロキノンの使用もしていないとのことなので、ピコトーニングによる白斑の可能性が高いです。
今後の治療ですが、一旦、治療を休んでみる方法もあります。
一方、ピコトーニングの施術を重ねても、白斑がひどくなるかどうかは不明です。
もう1つは、大きなシミにピコスポットの施術を行う方法もあります。
朝倉さんのケースでも、ピコスポットの適応となるシミが複数あるので、試してみる価値はあると思います。
ピコスポットでは、1回でシミが目立たなくなるケースもありますが、2回目、3回目の施術が必要な場合もあります。
ただし、ピコスポットにも白斑のリスクはあります。
ピコスポットとピコトーニングは同じ日の施術も可能だそうですが、今回は大きなシミをターゲットにピコスポットだけの施術をしていただきました。
右頬にあった大きなシミとほかの比較的大きなシミ20個くらいにピコスポットの施術を行っていただきました。
現状では、薄いシミの改善効果は感じていませんが、先生に確認したところ、ピコトーニングの施術を10回あるいはそれ以上の回数が必要な場合もあるとのことでした。
<ピコスポット1回目施術直前>
<ピコスポット1回目施術直後>
施術直後は赤みがありました。
<ピコスポット1回目施術後の夜>
当日の夜、施術後6時間くらい経過しています。
色素沈着が目立ち始めています。
<ピコスポット1回目施術1週間後>
右の頬のあった大きなシミは、ほとんど目立たなくなっています。
大きなシミには、ピコスポットが明らかに効果があることを実感しました。
9.5回のピコトーニングと1回のピコスポットを受けてみて
<ピコトーニング5回目の施術直前>
<ピコトーニング5回目の施術直後>
5回目の施術後も特に問題はありませんでした。
<ピコトーニング5回目の施術1週間後>
前回のピコスポットのおかげで、大きなシミは明らかに目立たなくなっています。
一方、小さなシミや薄いシミに関しては、大きく改善したという実感はありません。
ピコスポット1回、ピコトーニング5回の治療を通して、全体的な治療効果や今後のシミ対策、治療方法などについて先生に相談しました。
Q1.先生の目から見た全体的なシミ治療の効果はどう評価されるでしょうか?
ピコスポットの施術を行った右ほほのシミは、かなり薄くなっています。まだ施術後2週間なので色素沈着が残っていますが、さらにシミは目立たなくなります。
また、鼻の横のシミも薄くなっていて、全体としてはかなり肌がトーンアップしていることが窺えます。
さらに、顔の色むらも減っているようです。
これはピコトーニングを5回続けた結果だと思います。
Q2.キレイに小さなシミを消すには,後どれくらいの施術が必要でしょうか?
治療のゴールをどう設定するかで施術に必要な回数は異なります。
ただ、ピコトーニングだけで完全にシミを消すのは難しいです。
また、普段のスキンケアやエイジングケア、紫外線対策、生活習慣によってもシミの治療効果は変わるので、一概にどれくらいの施術回数が必要かを決めるのは難しいです。
Q3.ピコトーニング以外にやったほうが良い治療は?
前回のピコスポットの施術後から、トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEの美容内服薬を飲んでおられるので、それは継続したほうが良いです。
ほかの治療としては、高濃度ビタミンCの点滴・注射やメソナJなどがおすすめです。
メソナJとは、電気で美容成分を肌に浸透させる機器で、美白成分を導入することでシミ改善が期待できます。
<メソナJ>
日本で開発された医療機関専用の経皮導入機です。
通常のスキンケアやエイジングケアで皮膚に塗布するだけでは浸透しない美容成分を、肌の奥まで浸透させることができます。
痛みもなく肌を傷つけずに、普通に美容成分を塗った場合の約300倍、イオン導入の約70倍もの美容成分が肌に浸透します。
<参考記事>
Q4.シミ再発予防で気をつけることはありますか?
日焼けは大敵なのでしっかり紫外線対策を行うことや、肌を擦るなどで刺激を与えないことが大切です。
擦ると刺激で慢性的な炎症が起きて、色素沈着につながってしまいます。
また、洗顔時の摩擦もNGです。
洗顔は、泡をモコモコになるくらいたっぷり泡立てて、手は肌にふれないくらいが良いです。洗顔後は擦るのでなく、抑えるように拭くようにしましょう。
クレンジングも刺激を与えないようにすることが大切です。
摩擦の少ないのは、クレンジングジェルやバーム、油脂系のオイルなどです。
クレンジング料は、メイクの濃さなどで使い分けて、できるだけ刺激を小さくする工夫をしましょう。
もちろん、毎日、保湿をしっかり行うことも大切です。
<参考記事>
レーザーでシミ取り後の再発を防ぐコツを望月瑠璃子先生に聞いた
Q5.今後は、ピコスポットやピコトーニングを続けたほうが良いでしょうか?
白斑には良い治療方法がないので、それが悪化しないように気をつけながら治療を行います。
レーザー治療には白斑のリスクがあります。そのため、ピコレーザーで治療を続ける場合は、ピコスポットもピコトーニングも白斑を避けて照射します。
ピコスポットは、残っている大きめのシミに当てるとさらに目立たなくなると思います。
今後、ピコスポットを受ける場合は、施術から3カ月以上開けてください。
一方、ピコトーニングは、肌全体に色むらをなくしてトーンアップを図りたい場合には、良い治療法です。白斑そのものは治療できませんが、周りの肌を明るくすることで、目立たなくすることが期待できます。
Q6.シミ以外の肌の状態はどうでしょうか?また、オススメの治療法は?
毛穴の角栓などは余り詰まってないようで、それほど目立っていません。
ただ、鼻には少し角栓が詰まっているようです。
一方、頬は少したるみ毛穴が目立っているようです。
また、目の下のクマが少し気なりますが、脂肪の可能性があります。
たるみが気になるなら、ハイフやコラーゲンピールなどがおすすめです。
施術以外なら、ゼオスキンなどのドクターズコスメもおすすめです。
10.まとめ
40代女性がシミ治療のために、ピコトーニング5回とピコスポット1回の施術を受けた体験の経過をレポートしました。
ピコトーニング5回では、たくさんの小さなシミの改善効果は十分に満足いく結果には至りませんでした。また、白斑が出るというアクシデントもありました。
しかし、肌の色むらが減ったり、トーンアップするという効果は得られました。
一方、ピコスポットは大きなシミに確実に効果があり、満足が得られる結果でした。
この結果から、ピコトーニングでたくさんのシミを目立たなくするには、5回では不十分で、さらに継続する必要がありそうです。
一方、大きなシミにはピコスポットは十分に効果を発揮することがわかりました。
この記事が、シミ治療を考えている方のお役に立てば幸いです。
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