シミ取りレーザー後に色素沈着?ダウンタイムや経過は?

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レーザー治療で手軽にシミを治療できるようになったことから、シミ取り治療に興味を持つ女性が増えています。
しかし、いざシミ取り治療をするとなると、ダウンタイム中に化粧や外出はできるのか、レーザー治療後の色素沈着についてなど不安に思う方も多いのでは?
そこで今回は、レーザー治療の流れ・ダウンタイム・経過がどのようになるのか解説!シミ取り治療の不安を解消したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修医師
■経歴
長崎大学医学部卒業後、長崎大学形成外科入局
長崎大学病院・長崎医療センター・福岡徳洲会病院で形成外科勤務
福岡大学形成外科 レーザー外来・美容医療担当
2016年に形成外科・美容皮膚科 みやびクリニック 開院

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1.レーザーによるシミ取り治療の流れ

シミにはいくつかの種類がありますが、多くはメラニン色素の沈着が原因です。

健康な肌なら、メラニン色素はターンオーバーによって皮膚表面から古い角質などと一緒に排出されます。

だから、シミが目立つことはありません。

しかし、摩擦刺激、紫外線ダメージや加齢などによりターンオーバーが低下するとメラニンが蓄積され、シミが目立ってくるようになります。

代表的なシミは、老人性色素斑で、主な原因は紫外線、特に中波長紫外線(UVB)です。

紫外線によって、メラニン色素を作る表皮の奥にある細胞「メラノサイト」のはたらきを活発にする物質が発生することがシミの始まりです。

シミは保険診療では治療できませんが、美容医療ではレーザーがシミ取りの治療に良く使われます。

ダウンタイムや副作用も少ないので、今では人気の施術となっています。

それでも、レーザー治療にはどのくらいの期間が必要なのか、ダウンタイムはいつまでかかるのかなど、不安な方も多いはず。そこでまずは、レーザーによるシミ取り治療の流れを見ていきましょう。

レーザーによるシミ取り治療は、主に以下のような流れで行われます。

  1. 美容皮膚科でカウンセリング・診察を受ける
  2. レーザーをシミに照射
  3. ダウンタイム(レーザー治療後1週間~2週間)
  4. ダウンタイム後
  5. 治療のアフターケア

それぞれについて、詳しく解説していきましょう。

もちろん肌の状態によって効果や経過には個人差がありますが、一般的な流れを記載させていただきました。初めてレーザーでシミ取り治療を行うという方は是非参考にしてください。

1)美容皮膚科でカウンセリング・診察を受ける

まずはシミ取りのレーザー治療が受けられる美容皮膚科にてカウンセリング・診察を受ける必要があります。

カウンセリング・診察では肌の悩みや治療への不安などに対して、専門的な知識を交えながらしっかり説明してくれますので、気になることはなんでも質問するようにしましょう。

また、シミの状態やタイプ・症状などの診断も行います。シミ治療の内容は肌質や症状によって異なりますので、一人ひとりに合った治療方法を提案してくれるはずです。

例えば、代表的なシミである老人性色素斑と肝斑では違う種類のレーザーを使います。

カウンセリングや診察の体制は、クリニックによって異なりますが、事前予約が必須の場合もあるので、行ってみたいと考えているクリニックについては事前に予約の要否を調べておくとスムーズにカウンセリングが行えます。

2)レーザーをシミに照射

カウンセリング・診察によって治療方法が決まった後に、実際にレーザー治療へと進みます。

シミのタイプや大きさによって照射時間は様々ですが、1つのシミに対して数秒~数十秒程度照射することが多いでしょう。

痛みとしては、太めの輪ゴムで肌をはじかれている感覚といわれることが多いようです。もちろん痛みにも個人差がありますので、ほとんど痛みを感じない人もいれば、強い痛みを感じてしまう人もいます。心配な方は、麻酔を使用する場合もあるので医師に相談してみましょう。

レーザー照射前には、照射部位を氷などで冷やします。照射後、軽いやけどのような赤みや痛みが残っていることもありますが、ほとんどの場合時間が経つにつれて消えていくものなので心配はありません。

治療後は患部に軟膏塗布して保護テープを貼ってもらいます。テープが治療した個所を守ってくれるため、剥がれないようにしっかりと貼っておきましょう。ここまで来れば、治療は一旦終了です。

<レーザー照射1日後>

ダウタイム中の症例写真(1日経過)

<かわもと医院きれいクリニック 河本英恵先生提供>

3)ダウンタイム(レーザー治療後1週間~2週間)

照射してから数日すると、患部にかさぶたが生じます。ダウンタイム期間はこのかさぶたが剥がれるまでの1週間~2週間ほど。少しヒリヒリしたような痛みが生じることもありますが、日常生活に特段支障が出ることはありません。何日も堪えられない痛みが続くようであれば、医師に相談しましょう。

治療後は軟膏治療やテープ保護をほとんどの病院で行います。アフターケアはクリニックの指示に必ず従ってください。アフターケアをきちんと行わないと、経過は悪くなります。

4)ダウンタイム後

多くの場合、2週間前後でかさぶたが剥けて新しい皮膚が再生されます。レーザーの種類によってははっきりしたかさぶたができないこともあります。

術後に再診が必要な場合は、おおよそ2週間ほどで受けるのが一般的。そこまでは医師の指示に従い、塗り薬を定期的に塗るなどして過ごします。また、肌に異常がないかについてもしっかりと観察しておきましょう。

<施術後約2週間経過>

ダウタイム中の症例写真(2週間経過)

<かわもと医院きれいクリニック 河本英恵先生提供>

5)治療のアフターケア

再診では治療の結果や経過を確認しますが、この時の経過や肌の状態は人それぞれです。

その時の肌状態に合わせて医師から今後のアドバイスをもらえるため、効果が現れなかったからといってあまり不安にならないようにしましょう。

中には部分ごとに肌の状態や経過が異なる場合があります。これは肌質に差があったり、シミの大きさや症状が異なったりといったことが原因です。過度に心配せず、気になることはすべて医師に相談してみてください。

<参考記事>

シミを消す対策は、美白だけに頼らない紫外線対策と美容医療

 シミの種類別おすすめのレーザー

シミ取りレーザーの種類と効果は?失敗しない選び方や料金相場を解説

できてしまったシミを消す方法は?シミ・そばかす予防法も解説



2.良い経過のためにダウンタイム期間に守る3つのポイント

シミ取り治療をレーザーで行った場合、かさぶたができてダウンタイム期間へと入りますが、ダウンタイムの過ごし方で経過も変わってきます。なるべく早くダウンタイムを終えたいと考える方が多いのではないでしょうか。

ダウンタイム中に肌に刺激を与えることは危険。ダウンタイム期間に守っておきたい2つのポイントとしては以下の通りです。

  • レーザー治療箇所のメイクはNG!必ずテープを貼る
  • かさぶたは触らない・擦らない

より少ない期間で効果的な経過を望むのであれば、これらのポイントを頭に入れておきましょう。それぞれのポイントについて1つずつ解説していきます。

医師から個別に指示がある場合は、指示に従うようにしてくださいね。

1)レーザー治療箇所のメイクはNG!必ずテープを貼る

治療をした後、治療箇所のメイクはできるだけ控えるようにしましょう。

施術後は肌色のテープを貼ってくれることが多いため、1週間~10日ほど経つまでテープは貼ったままにしておく事をおすすめします。

テープをしないまま過ごしてしまうと、かさぶたが無理に剥がれて肌に傷痕や色素沈着が残ってしまう可能性があるので気を付けましょう。

ダウンタイム中の治療箇所のメイクはNGですが、保護テープを貼ったうえであれば摩擦しないようにやさしくメイクを行うことは可能です。

 

2)かさぶたは触らない・擦らない

シミ取り治療を行った後は、日にちがたつにつれて徐々に照射箇所にかさぶたができてきます。シミのレーザー治療は、このかさぶたが綺麗に剥がれることで肌が綺麗に生まれ変わるというもの。痛みやかゆみがあったとしても、できるだけ触らないようにしましょう。

洗顔をするときに爪に引っかかるなどしてかさぶたが取れてしまうと、傷痕が目立ってしまう可能性があります。また、マスクなどの摩擦もかさぶたが取れてしまう原因となりますので、マスクの着脱は慎重に行うことが大切です。

かさぶたができ始めているときはできるだけ患部はテープで保護し、外部からの刺激を受けないように守っておきましょう。

3.シミがなくなるのはいつ?レーザー治療後の経過

シミ取りのレーザー治療を行ってからシミがなくなるのはいつ頃なのか気になる方も多いはず。ここからはレーザー治療後の肌状態の経過を詳しく解説していきます。

1)かさぶたが取れるのは約2週間後

レーザー治療後すぐは火傷のようなヒリヒリとした感覚になるのが特徴的です。そこから数日ほど経つと、治療箇所にかさぶたができ始めます。このかさぶたが取れるとシミが消え新しい肌へと生まれ変わる、というのがレーザー治療の経過です。

かさぶたが取れるタイミングに個人差はありますが、すべて取れるのはレーザー治療をしてから約2週間ほど。かさぶたが取れるとピンク色の新しい皮膚が見えてきますが、このピンクの部分は通常の皮膚よりも敏感になっているので、摩擦刺激を加えないようにします。

 

2)炎症後色素沈着のピークは治療後1ヶ月~3ヶ月

治療後、かさぶたがはがれてピンク色の皮膚が見えてきますが、その後、皮膚の治癒反応で「炎症後色素沈着」が生じる可能性があります。炎症後色素沈着とは、レーザー照射のダメージによって生まれた治癒反応に伴うものです。シミ取り治療でシミができると聞くとかなりイメージは悪くなりますが、ピークは治療後の1か月~3か月ほどで、だんだん薄くなるものなので安心してください。

クリニックによっては、レーザー治療の経過とともに炎症後色素沈着についても画像付きのブログなどで症例紹介してくれていることもあります。心配であれば、そちらを確認してみてください。

炎症後色素沈着が生じた際は、クリニックで再診時に塗り薬やビタミンCが配合された飲み薬などが処方されますので、薄くなるまでケアを行いましょう。

炎症後色素沈着が起きてしまった部分は、通常の肌よりも非常に敏感になっています。なるべく刺激を与えないようにし、紫外線をなるべく避けて生活することが大切です。

3)塗り薬などの治療で半年~1年以内にシミが消える

レーザーを1度照射するだけでシミが消える人もいますが、肌質やシミの症状によって効果に個人差があります。美容皮膚科などのクリニックでは、レーザー照射のみで治療を行うのではなく、塗り薬や飲み薬を併用して治療を継続することでシミ取り治療をより効果的なものとすることも。ビタミンCやビタミンEやトラネキサム酸の飲み薬や、ハイドロキノンやトレチノインと行った塗り薬を併用することもあります。

そうして半年~1年以内を目安にシミを消していくのです。

もちろん色素沈着が濃くなかなかレーザーの効果が現れない方は、2回、3回とレーザー照射が必要となる場合もあります。シミがなかなか消えない場合は、医師と経過について相談しながら治療を進めていくようにしましょう。

4.シミ取りレーザー後の経過が良くない!再発した!どうする?

シミ取りレーザーを受けても再発してしまう理由としては、次のようなことが考えられます。

1)そもそもレーザーではシミを生成するメラサイトを破壊できない

シミ取りレーザーは、表皮に出ているシミの元であるメラニン色素を分解し排出させる治療法です。

メラニンを生成するメラサイトという細胞を破壊すると、白斑化といって、肌の色が白く抜けてしまいます。白斑は、治すのが困難なためレーザーではそのリスクを可能な限り回避するように設計されています。

つまり、シミ取りレーザーは、今あるシミ除去を行う治療です。施術後に紫外線などによりメラサイトが刺激されてできるシミを防ぐことはできないのです。

2)レーザーの照射レベルが弱すぎ

シミ取りレーザーでは、シミの濃さに対して、照射レベルが小さいとメラニン色素を分解しきれずに残ってしまうこともあります。

これによって施術後の経過が変わります。

照射レベルの調整は医師の腕によって左右されるので、美容クリニック選びも大切なポイントです。

3)シミの種類が多く難治性のものがあった

シミやシミと間違いやすい症状には、次のような種類のものがあり原因や治療法が異なります。

  • 老人性色素斑・日光黒子
  • そばかす
  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • あざ(扁平母斑・太田母斑)
  • ほくろ
  • イボ(老人性イボ、ウイルス性イボ、など)

そのため、シミの種類合わせた治療を行わなければなりませんが、人によっては複数の種類のシミ症状が出てしまっていることもあります。

また、肝斑や薄いシミがたくさんあるとレーザーだけでは消せないこともあります。

こうした場合は、経過が期待したレベルと異なります。

気になる場合は、医師に相談しましょう。

<肝斑>

頬に肝斑がある女性

<かわもと医院きれいクリニック 河本英恵先生提供>

<雀卵斑>

雀卵斑のイラスト
<炎症性色素沈着>

炎症性色素沈着

<かわもと医院きれいクリニック 河本英恵先生提供>

<異所性ADM>

異所性ADM

<かわもと医院きれいクリニック 河本英恵先生提供>

<参考記事>

老人性色素斑はシミ!原因と予防・治療・メイクの方法は?

ソバカス(雀卵斑)はシミと同じ?原因と予防法・消す方法

炎症性色素沈着の原因と8つの予防・改善の対策

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はシミ?症状・原因と治療

肝斑は女性ホルモンの乱れが原因!シミとは違う予防や改善・治療法



5.シミ取りレーザーのついてのよくある質問

1)シミ取りレーザーが受けられない場合はありますか?

次のような方は施術を受けることができません。

ほかにも既往歴があったり、心身に不安がある場合は、カウンセリングの際に医師に相談しましょう。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 光過敏症の方
  • てんかん発作の既往歴がある方
  • 重度の糖尿病の方
  • 施術前に日焼けをしている方
  • 日焼けをする予定がある方
  • 心臓のペースメーカーを使用している方
  • 慢性疾患がある方

2)費用はどれくらいかかりますか?

美容クリニックや対象となるシミの大きさや数、使うレーザーの種類などで費用は異なります。また、フォトフェイシャルや内服薬、外用薬を使うかどうかによっても費用は異なります。シミ取りレーザーの価格だけを気にするのではなく、自分が取りたいシミの治療の全体の費用や期間を確認しましょう。

シミ取りレーザーの費用の相場を下記に示しますので、参考にしてくださいね。

レーザーの種類1回あたりの価格相場向くシミの種類
Qスイッチルビーレーザー6,000円~10,000円老人性色素斑、ソバカス
Qスイッチヤグレーザー8,000円~15,000円老人性色素斑、ソバカス
ピコレーザー(スポット)20,000円~30,000円老人性色素斑、そばかす
レーザートーニング20,000円~30,000円肝斑

 

 

<参考記事>

YAGレーザーとは?シミへの効果やダウンタイムについて解説

ルビーレーザーとは?シミ治療にかかる料金やダウンタイムなど解説

ピコレーザーとはシミ取りに効果ある?種類やダウンタイムについても解説

3)どうやって良い美容クリニックを選べば良いですか?

シミ取りレーザーは、1回で終わる場合もありますが、何度か通うことを想定の上、自分の合う美容クリニックを選ぶことが大切です。

まずは、自分が通えるエリア内で美容クリニックの候補を見つけ、ホームページで扱っているシミ取りレーザーの種類や価格をチェックしましょう。

また、実績や症例数なども記載していることころは自信がある美容クリニックなので、そうした点もつチェックしましょう。

さらに、最近ではSNSやTikTokで症例を公開しているクリニックもあります。

これらを確認して、自分が信頼できそうと思えるクリニックを2つ、3つくらいに絞りましょう。

その上で、口コミサイトなどで評判をチェックして見ることも参考になります。

もし、1つ選べればそのクリニックを受診してカウンセリングを受けましょう。

そこでも納得しなければ、必ずしも施術を受ける必要はありません。その場合、他の候補で改めてカウンセリングを受けましょう。

<シミ取りレーザーの美容クリニックを探すなら>

ナールス美容医療アカデミー施設検索

4)肝斑と普通のシミで使うレーザーは違いますか?

従来、肝斑はレーザー治療で悪化するリスクあっため、シミ取りレーザーの対象ではありませんでした。

しかし、現在では低出力のレーザー照射ができるレーザートーニングという手法が登場しています。

また、従来のレーザーより、短時間の照射でメラニン色素粒子を微細に粉砕できるピコレーザーも肝斑に使えるようになっています。

ピコレーザーの場合は、痛みが小さい、ダウンタイムが短い、色素沈着のリスクが小さいといったメリットがあります。しかし、適応を誤ると肝斑が悪化します。

<従来のレーザーとピコレーザーの違い>

6.まとめ

シミ取り治療でレーザーを照射してからの経過について解説してきました。

シミをきれいに消すには、施術後の過ごし方が大切なことがわかったのではないでしょうか。

シミにはレーザー治療が有効とされていますが、治療には1~2週間のダウンタイムが伴います。また、痛みやかゆみといった副作用が生じる可能性もあるでしょう。それらをしっかりと理解した上での治療をおすすめします。

治療後はかさぶたが剥がれることで新しい皮膚に生まれ変わります。その時の感動は、きっとレーザー治療でしか感じられないものになるでしょう。気になるシミがある場合は、ぜひクリニックに相談してみていただければと思います。

初めてレーザー治療を受ける方は是非この記事を参考にして、シミが消える経過をイメージしていただけたら幸いです。