福岡県近隣で皮膚科や美容皮膚科のクリニックをお探しの方は、ぜひ、チェックいただきたい内容です。
<経歴>
2006年 久留米大学医学部医学科卒業
2006年 北九州市立八幡病院
2008年 久留米大学形成外科・顎顔面外科学講座 入局
2012年 形成外科専門医取得
2015年 飯塚病院形成外科 部長
2020年 大牟田市立病院形成外科 部長
2021年 大手美容外科勤務(院長就任)
2023年 山内皮ふ科スキンケアクリニック開院
<資格>
日本形成外科学会専門医
日本創傷外科学会専門医
熱傷専門医
日本形成外科学会再建・マイクロサージャリー分野指導医
日本形成外科学会領域指導医
<所属学会>
日本形成外科学会
日本創傷外科学会
日本熱傷学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本マイクロサージャリー学会
日本手外科学会
1.山内皮ふ科スキンケアクリニック院長山内大輔先生へのインタビューに際して
今回は、山内皮ふ科スキンケアクリニック院長の山内大輔先生にインタビューさせていただきました。
山内先生は、もともと形成外科の専門医です。
大学病院などで形成外科医としてのキャリアを積まれた後、大手美容外科で院長を経験された後、2023年に「山内皮ふ科スキンケアクリニック」を開業されました。
山内先生は、形成外科専門医として保険診療から自由診療までの数多くの経験を重ね、多くの患者さんを診察してこられました。また、美容外科クリニックの経験から美容医療経験も豊富です。
山内皮ふ科スキンケアクリニックでは、皮膚科医であり美容皮膚科医である副院長の山内恵先生とのタッグで、形成外科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科の診療に取り組んでおられます。
福岡県近隣において、形成外科や皮膚科、美容皮膚科・美容外科などをお探しの方にとっては、興味深い内容になると思います。
ぜひ、続きをご覧ください。
<参考記事>
形成外科は肌再建に大切!選び方や皮膚科・美容外科との違いも解説!
2.山内皮ふ科スキンケアクリニックの特徴について
1)クリニックの基本情報
院 長 | 山内 大輔 |
副院長 | 山内 恵 |
診療科目 | 皮膚科・形成外科/美容皮膚科・美容外科 |
住所 | 〒812-0062 福岡県福岡市東区松島1丁目40番4号 |
電話 | 092-292-5223 |
アクセス | 松島一丁目バス停から徒歩5分 JR箱崎駅・貝塚駅から徒歩20分 |
診療時間 | 午前 9:00〜12:30 午後 14:00~17:30 皮膚科の初診受付は月曜日・水曜日は16:45まで、火曜日・金曜日は15:15までです。 美容施術につきましては予約状況により初診当日の施術が難しい場合があります。 診療科目によって、時間や休診日などが異なります。 詳しくは、下記をご覧ください。 |
休診日 | 休診日/木曜・土曜午後(形成外科のみ土曜午前・午後ともに休診) |
2)山内皮ふ科スキンケアクリニックの特徴について教えていただけますでしょうか。
山内皮ふ科スキンケアクリニックは、2023年2月1日に福岡市東区に開業した皮膚科・形成外科・美容皮膚科・美容外科の4つの診療科を標榜するクリニックです。
院長であり形成外科医である私と副院長である皮膚科医が2名で連携し、皮膚の総合診療を行っています。
「誠心誠意相手に寄り添う」、「全身全霊で治療に臨む」というそれぞれの医師のモットーに沿って、皮膚科・美容皮膚科では皮膚疾患や一般的な皮膚のお悩み相談、美容皮膚科診療を、形成外科・美容外科では、傷ややけどの治療をはじめ、皮膚腫瘍の手術や眼瞼下垂症の手術、そして二重手術やクマ取り手術など、さまざまな診療・施術を行っております。
形成外科医と皮膚科医がタッグを組むことによって、幅広くかつバランス良く皮膚のお悩みをカバーできると自負しています。
3.受診される患者様の疾患や治療・施術について
1)患者様全体の動向や保険診療で受診される患者様で多い疾患や年齢層はいかがでしょ
うか。
まず、皮膚科と形成外科の保険診療と、美容皮膚科や美容外科の自費診療の患者様の数はほぼ同数です。
これは、山内皮ふ科スキンケアクリニックが、どちらか一方に注力しているのではなく、保険診療も自由診療もバランス良く大切にしていることの結果だと思います。
患者様の年齢分布や性別に関しては統計を取っていませんが、当クリニックが小学校の横にあることからか、お子さんのいる30代の女性が多いです。
もちろん、これらの女性がお子さんを連れて来院されるのも日常の風景です。
ほかでは、ニキビに悩む高校生や中学生の患者様も多数来院されます。
<参考記事>
初期のニキビの治し方!毛穴の詰まりを解消する効果的なスキンケア
2)自由診療の患者様はどんな状況でしょうか。
自由診療は、30代以上の女性が多いですね。
一方、40代や50代以上の男性も一定の層いらっしゃいます。
男性で多いのは、40代以上で下まぶたの脂肪取りの手術を受ける患者様です。
結果に満足される患者様が多く、それが評判になって口コミや紹介で広がり、最近患者様がどんどん増えています。
女性の場合も自由診療の外科では、下まぶたの脂肪取りやたるみ取りの手術が多いです。また、美容皮膚科のほうでは、光治療(IPL)を受ける方が多くなっています。
光治療は、保険診療で来院された患者様からご相談をいただく場合が多くあります。
美容医療が初めてであったり、興味はあるけどハードルが高いと思っている女性にとって、比較的安価でダウンタイムの心配が少ないのでおすすめしやすい施術です。
<参考記事>
まぶたのたるみ・シワの症状・原因と予防のエイジングケアから治療
4.皮膚科・形成外科(主に保険診療)について
1) 診療方針や特徴を教えていただけますでしょうか。
保険診療では、皮膚科医と形成外科医2名が常勤体制なので、連携をしっかり取ることを重要視しています。
たとえば、皮膚科を受診された患者様でも皮膚腫瘍の手術の必要があれば、皮膚精検や手術の予定を迅速に立てます。
皮膚科単科の場合だと外科手術に対応できなかったり、紹介に時間がかるなど迅速な対応が難しい場合もあります。
山内皮ふ科スキンケアクリニックでは、皮膚科医と形成外科医の連携により幅広い治療ニーズに対応できます。
もちろん、当クリニックですべてが解決できるわけではありません。
入院が必要な場合や特殊な設備、検査が必要な疾患の場合は、病院をご紹介します。
2)保険診療の中で、先生の得意な治療を教えていただけますでしょうか。
形成外科医として保険診療の経験も豊富ですが、特に自信を持っているのは、眼瞼下垂などまぶたの施術です。
また、眼瞼内反症などの手術も得意です。
眼瞼内反症とは、瞼縁が眼球側に向かい、まつげあるいは瞼縁の皮膚が角膜を刺激している症状を呈する病気で、「逆さまつげ」とよばれるものの一つです。
眼瞼内反症が原因で涙が多く出たり、異物感、目やになどの角膜刺激症状がある場合は、手術で改善します。
このほか、総合病院や大学病院に勤務していた際には、悪性腫瘍切除後の皮膚の再建手術も多く経験しました。
これは、大きな悪性腫瘍を取った後に、その箇所に体のほかの部位から皮膚を移植して傷を治す手術です。
その経験があるので、当クリニックにおける形成外科手術でも患者様のさまざまな症状に対応できることが強みだと思います。
<参考記事>
5.美容医療について
1)美容医療の診療方針は、いかがでしょうか?
美容医療は自由診療なので、特に患者様の納得を得ることができるわかりやすい診療を心がけています。
当クリニックに来院される患者様からは、「いろんな先生で言うことが違って困る」、「美容の相談に行ったら、受けたい施術にセットでいろいろつけられて混乱してしまった」などのお話を聞きます。
こうした事態を引き起こさないように、なぜその治療が必要なのかをできるだけわかりやすく説明して、納得いただけるように努めています。
特に、美容医療では患者様はダウンタイムを気にされることが多いので、起こりうる症状や経過を詳しく説明しています。
2)さまざまなアプローチをされていますが、先生の得意の治療やこだわりのある治療について教えていただけますか?
ハイフ(HIFU)に強いこだわりを持っています。
ハイフとは、高密度焦点式超音波を利用して、真皮層からSMAS筋膜をターゲットにして効率的に顔のたるみの改善を図る治療です。
ハイフの機械には、「プローブ」という超音波を照射するパーツが備わっています。
このプローブは、ターゲットとする肌の深度や照射方法のよっていくつかの種類がありますが、患者様ごとの肌状態によって切り替えたりします。
患者様ごとに異なるたるみを上手に治療するには、プローブの選定と超音波の当て方がとても重要なのです。
皮膚の奥の厚みが深いところに熱が伝わると危ないですし、浅すぎるのはやけどのリスクが高くなってしまいます。だから、患者様ごとにとても注意して照射することが必要です。
また、効果的にたるみ取りを行うには、解剖学的な知見に基づいた施術のデザインが必要になります。
具体的には、施術の前に患者様の顔にマーキングを適切に行うことが大切なのです。
これが上手にできるかどうかで、ハイフの効果や安全性が変わるのです。
だからこそ、当クリニックでは、どのプローブを使うか、またどの部分にどれくらい当てるかは、医師である私が決めています。
もちろん、ハイフは機種の選定も大切です。
さまざまな機種を検討した結果、当クリニックでは「ウルトラセルQプラス」を選びました。照射エネルギーの指標であるジュール数が非常に強いというわけではありませんが、その分痛みが比較的小さいマシンです。
つまり、効果と安全性のバランスの良いマシンのため、多くの美容クリニックでの採用実績があります。
<参考記事>
HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説
ハイフ(HIFU)の種類とおすすめは?機種別の特徴・効果・痛みの違い!
HIFU(ハイフ)の失敗やデメリットは?顔への影響や副作用を解説!
3)先生が30代以上の方に特におすすめの施術は何でしょうか
もちろんハイフもおすすめですが、肌の老化やハリ不足、シワが気になる方は、早めにボトックス注射を打ったり、マッサージピールを行うことをおすすめします。
なぜなら、皮膚組織が加齢などで劣化が進むと、その後に改善するのが難しくなるからです。つまり、老化が進む前に手を打つのがベターなのです。
そのため、皮膚のたるみやシワが進行する前に、コラーゲンの産生を促進させるコラーゲンピールなどの施術を早めに受けることをおすすめします。また、表情ジワが固まってしまう前にボトックス注射で改善することも大切です。
シワの改善の施術は、今ではヒアルロン酸注射やスネコス注射ほか、たくさんの種類がありますが、目立つ前や軽度な段階で対策することをおすすめします。
また、目周りに関してはハイフもおすすめです。
私は、2mmプローブを使って、真皮と皮下組織の境目をターゲットにして照射します。
目周りの皮膚は薄いので、2mmプローブでも眼輪筋の収縮は促せると思っているからです。
目の下のたるみは、脂肪の量が変わるのではなく、それを抑え込んでる眼窩隔膜やその前にある眼輪筋の劣化、皮膚の菲薄化が原因です。
つまり、目の下の皮膚や筋肉の器質的な劣化で、脂肪が押されしまうことでたるみます。
そのため、これらの組織をタイトニングする目の下のたるみ予防に効果が期待できるのです。
さらに、セルフケアとしても、女性はメイクやコンタクトレンズを装着などの際に、目周りをよく擦る方が多いので、目の下のたるみ予防のためにこれらに気をつけることも大切です。
30代はまだそれほど肌老化は進行していませんが、若い状態を維持するためにたるみやシワの予防的な施術がおすすめです。
<参考記事>
ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!
スネコス注射は目の下のクマに効果あり!持続期間やデメリットは?
6.山内先生のご経歴や経験、仕事への取組みなどについて
1)形成外科医を志すようになったのはなぜ?いつからでしょうか?
私は、内科医師の家に生まれ育ったので、自然な流れで大学は医学部に進みました。
その後、研修医の期間に、いろいろな診療科を見て形成外科に惹かれました。
現在の高齢者医療では、延命そのものが目的の治療が多いですが、機能が回復することが少ないので、個人的には医療の限界を感じました。
一方、形成外科は、外傷、怪我によって機能を失った方を、再建手術によって回復させることができます。
このように形成外科は、失ったものを取り戻すというところが最大の魅力です。また、自分自身の技能で患者様を救える点も誇りを持てる診療科だと思いました。
こうした理由から、強いやりがいを感じたので、形成外科を志しました。
2)美容医療へ注力されようとしたきっかけなどは?
私は形成外科医として、大学病院などで情熱を持って10年以上携わってきました。
そこでは怪我や傷の再建手術を行ってきましたが、「美容」という視点はありませんでした。
美容外科というのは、形成外科の一部なのですが、大学病院での保険診療では、美容医療に関わることはできないのです。
しかし、形成外科医としての経験を積むにつれて、美容医療にチャレンジしたいという想いが強くなってきたのです。
そこで、大手の美容外科に入職するという選択をしたのです。
3)美容医療の提供に際して、患者様と向き合う上で一番重視していることは何でしょうか。
当院の経営理念にも掲げていますが、人として正しいこと、医療として医学的に正しいこと、それと企業として継続性を持って正しく経営を行うことの3つのバランスを保って提供することが非常に重要だと思っています。
美容医療は、保険診療と違って健康な人の体を扱うので、非常に慎重なアプローチが必要だと考えています。
また、商業的にもなりがちなので、その点も行き過ぎには注意が必要だと思います。
私は、自分自身の形成外科医としての経験を踏まえて、患者様にとってわかりやすく安心してもらえる、また納得してもらえる美容医療を提供することに、情熱を注ぎたいと考えています。
4)とても幅広い医療を提供されていますが、どのように研鑽されておられるのでしょうか?
私は、大学病院時代に4つの専門医資格と2つの指導医資格を取得しました。
しかし、開業後は、大学病院や美容外科に在籍していた頃と違って、情報入手のルートが小さくなりがちです。
そのため、自ら製薬企業や医療機器メーカーの勉強会、皮膚科及び美容関連の学会に積極的参加するようにしています。
5)新しい治療法を取り入れる際にはどのようにされていますか。
美容医療において新しいメニューを増やす時は、必ず自分たち医師やスタッフさんがモニターとして体験しています。
そこで、効果と安全性を確かめた上、良いと思えるメニューを患者様に提供するようにしています。
6)クリニックの今後の展望についてお聞かせ願えますでしょうか?
山内皮ふ科スキンケアクリニックは、2023年2月に開業した新しいクリニックです。
当クリニックは、福岡市の中でも1番美容クリニックの多い天神や博多ではなく、東区にあります。
なので、その地域の方がわざわざ天神や博多に出向かなくても、当院に来て喜んでいただける医療をしっかり提供していきたいと考えています。
7.患者様のエピソードや症例について
1)症例紹介
①二重まぶた埋没法
二重まぶた埋没法の施術を受けた若い女性3名のビフォーアフターの写真です。
施術名:線留め6点法 施術回数:1回 料金:99,000円(1年保証含) 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、糸の露出、感染、左右差、重瞼ラインの経時的な消退、目ヤニや目の充血 |
施術名:線留め6点法 施術回数:1回 料金:99,000円(1年保証含) 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、糸の露出、感染、左右差、重瞼ラインの経時的な消退、目ヤニや目の充血 |
施術名:結膜側結紮法 施術回数:1回 料金:99,000円(1年保証含) 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、糸の露出、感染、左右差、重瞼ラインの経時的な消退、目ヤニや目の充血 |
<参考記事>
二重整形の全て!施術方法・ダウンタイムから病院選びまで解説!
②眼瞼下垂
眼瞼下垂の施術を受けた女性と男性各1名のビフォーアフターです。
施術名:眼瞼下垂症手術 施術回数:1回 料金:286,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、左右差、ドライアイ、効果不十分、目ヤニや目の充血 |
施術名:眼瞼下垂症手術 施術回数:1回 料金:286,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、左右差、ドライアイ、効果不十分、目ヤニや目の充血 |
<参考記事>
③下眼瞼切開
下眼瞼切開の施術を受けた女性のビフォーアフターです。
施術名:下眼瞼切開術 施術回数:1回 料金:196,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、たるみの残存の化膿性、傷あと、下眼瞼の外反、目ヤニや目の充血 |
<参考記事>
まぶたのたるみ・シワの症状・原因と予防のエイジングケアから治療
➃ハイフ
ハイフのフルコースの施術を受けた女性のビフォーアフターです。
施術名:HIFUフルコース 施術回数:1回 料金:77,000~132,000円 一般的なリスク・副作用:むくみや発赤、やけど、しびれ・神経症状 |
➄目の下のクマ取り
目の下のクマ取りの施術を受けた3名の女性のビフォーアフターです。
施術名:経結膜脱脂術 施術回数:1回 料金:165,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、目の下の小じわの増加、目ヤニや目の充血 |
施術名:経結膜脱脂術 施術回数:1回 料金:165,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、目の下の小じわの増加、目ヤニや目の充血 |
施術名:経結膜脱脂術 施術回数:1回 料金:165,000円 一般的なリスク・副作用:内出血・腫れ、目の下の小じわの増加、目ヤニや目の充血 |
<参考記事>
2)具体的な患者様のエピソードや印象に残っていることはありますか?
山内皮ふ科スキンケアクリニックが開業して1年程度です。そのため、特別印象に残っている患者様がいるわけではありませんが、副院長とともに全身全霊で医療を行っていることで、お褒めいただくことはあります。
たとえば、ずっと気になっていても相談できなかった肌悩みを、皮膚科で保険診療の際に相談されることがあります。その場合でも、患者様に美容医療的な視点でしっかり説明することで、自由診療の施術を受けられることも多々あります。
また、皮膚科医である副院長も「先生と出会えてよかった」というお褒めの声をよく聞いています。
8.山内先生ご自身の日常生活や美容、アンチエイジング、健康などで気をつけている点などを教えていただけますでしょうか?
スキンケアに関しては、保湿や炎症を防ぐ成分などでケアすることが大切です。
また、健康を維持するためには、規則正しいリズムであったり、生活を整えることも大切です。
そのためには、皮膚からアプローチするだけではなく、全方位的なアプローチが大切だと思います。
私が形成外科医であるので不思議に感じられるかも知れませんが、日本人が大事にすべきことはマウスケアだと考えています。
日本人の多くは、歯磨きは行ってもデンタルフロスをかける習慣はありません。
私は、虫歯予防や歯周病、口臭を予防する上で老若男女すべての人にデンタルフロスがとても大切だと思います。
特に、歯周病菌は、炎症を引き起こしますが、血管に侵入して血液とともに全身を巡り、脳や心臓・肺や子宮などに重篤な疾患を起こす場合があります。
だから、全身の健康のためにも口腔ケアを大切にしています。
もう1つは、腸内環境を良好に保つことも大切だと考えています。
ビフィズス菌を積極的に取るなど食べ物にも気を使いますし、定期的な検査も大切だと思います。
腸内に活性酸素が増えると肌荒れになったり、便秘などにもなってしまいます。
ストレスの多い現代人にとって、腸内環境を良い状態に保つことは、肌や体の健康、老化予防にとても大切だと思います。
<参考記事>
老化に影響大の「オーラルフレイル」。危険性がある人は5割超え!
9.山内先生からの患者様へのメッセージ
1)先生から患者様へメッセージをお願いいたします。
山内皮ふ科スキンケアクリニックは、自由診療の美容外科や美容皮膚科だけではなくて、保険診療の皮膚科、形成外科も非常に重要としています。
何らかの皮膚の病気が気になる方は、お気軽にご相談ください。
一方、美容医療は敷居が高い、やってみたいけど怖い、などと感じている方もおられると思います。
そんな方には、できるだけわかりやすく丁寧に相談に乗らせていただき、お役に立ちたいと願っています。
もし、お肌のことで気になることがあれば、ぜひ、お気軽にご相談ください。
10.まとめ
山内皮ふ科スキンケアクリニック院長山内大輔先生にインタビューした内容をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
山内皮ふ科スキンケアクリニックでは、山内先生の形成外科医としてのキャリアをはじめ、美容医療におけるご経験を活かして、幅広い医療に取り組んでおられます。
また、副院長である奥様の山内恵先生とのタッグで、より幅広い医療の提供を実現されておられます。
今回は、院長である山内大輔先生に美容医療を中心としたお話をお伺いしました。
この記事が、福岡県近隣で形成外科や皮膚科、美容皮膚科・美容外科のクリニックをお探しの方にとって、お役に立てば幸いです。
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