AGA治療について調べると、「やめておけばよかった」「効果が出なかった」など後悔している方を見かけます。治療を検討しているのに、ネガティブな意見を見ると不安になりますよね。今回は、なぜAGA治療で後悔するのか、どうしたら後悔せずに治療を受けられるのかについてまとめてみました。AGA治療を検討している方はぜひ参考にしてください。
東京医科大学卒業。東京医科大学病院皮膚科、都内美容皮膚科クリニックなどを経て2012年、水谷皮フ科クリニック開院。
一般皮膚科、小児皮膚科に加え、しみ、たるみなどの美容皮膚科を診療している。
1.AGA治療で後悔したくない方へ
AGA (Androgenetic Alopecia)は男性に見られる薄毛の症状で、男性型脱毛症と呼ばれることもあります。放っておくと進行するので、早期治療が大切です。
しかし、AGA治療をしたのに後悔している方も。わざわざ治療費を払ったのに後悔するのは避けたいですよね。
実際、ウェブサイトなどをチェックすれば、後悔している方の体験記や意見などを見ることがあります。
AGA治療は自費診療であり、症状の改善に長い期間要することもあるので、誰もが後悔せず、ハッピーになりたいですよね。
しかし、そんな想いにもかかわらず、失敗や後悔がつきものなのです。その要素は、医師側と患者さん側の両方にあります。そして、多くは予測可能であり対策が可能です。
この記事では、AGA治療で起こる後悔のパターンをご紹介するとともに、そうなることを防ぐ方法をご紹介します。
これからAGA治療を受けようとされている方や、一度、治療を止めてしまったけれど再開を検討している方は、ぜひ、続きをチェックしてください。
<監修医からのメッセージ>
AGAで悩む男性が増えるに従い、治療を行うクリニックも増えています。
また、治療法も進展しているので、薄毛が改善して幸せな日々を過ごす患者さんもたくさんおられます。
しかし、一方でAGA治療を開始したものの、
- 十分な効果を得られない
- お金ばかりかかってしまう
- 薬の副作用が出た
などで後悔する方や治療を中断する方もいます。
残念ながら、AGAは進行性の脱毛症で、基本的に完治することはありません。また、治療に限界があることも事実です。
そのため、私たち医師が一生懸命に手を尽くし、患者さんが頑張っても100%効果を保証したり、副作用のリスクを0にすることはできません。
しかし、多くの場合、医師と患者が適切なコミュニケーションを取り、適切なAGA治療を継続すれば、治療を行うことで薄毛の進行を抑えて薄毛に悩む前の毛量まで改善することが可能です。
そのために、私たちAGA治療に携わる医師は、真摯に患者さん一人一人と向き合っていきたいと考えています。
また、患者さんにもAGA治療に関する正しい知識を持っていただけると、よりその可能性が高まると思います。
AGA治療で後悔せず幸せになるために、全力を尽くしますので、薄毛にお悩みの方は、ぜひ、クリニックにご相談くださいね。
<参考記事>
抜け毛がひどい原因と対策!男性・女性に分けて年代別に解説
AGAの原因には何がある?ストレスや生活習慣による影響と対策
AGA治療は効果がない?効果なしと言われる理由とともに実態を紹介
東京のAGAクリニックおすすめ21選!選び方や費用で比較
2.AGA治療で後悔する要因7選
ここからは、AGA治療で後悔する大きな要因を7つ紹介します。
これからAGA治療を受ける方だけでなく、もうすでに治療を受けている方でも知っておいて損はないので、ぜひ最後までチェックしていただければ幸いです。
1)効果がないと途中で治療をやめる
AGA治療は、最低でも6ヶ月は治療を継続するのが望ましいといわれています。
しかし、そうとも知らず早い段階で効果が出ないからと自己判断で治療をやめてしまう方がいるのです。短期間でやめると、効果を感じられないまま「わざわざ高い治療費を払ったのに」と後悔してしまうことに。
治療を始めたからといってすぐに効果が出るのではなく、長期間の治療が必要だということを頭に入れておきましょう。なお、長い期間治療を続けても何も変化を感じられない場合は医師に相談しましょう。
2)通販または個人輸入で購入した治療薬を服用する
自己判断で医薬品を選んでしまうと、それが自分自身のAGAの原因や症状に合っているかどうか判断できません。
また、通販や個人輸入で購入した治療薬には偽物や粗悪品が混ざっている可能性があり、その場合きちんとした効果が得られません。
最悪の場合、健康被害が出ることもあるのです。治療目的で購入したもので体を壊しては、元も子もありません。しっかりと効果が得られるよう、適切なクリニックで処方してもらいましょう。
3)クリニックの選択を比較せずに治療を開始した
AGAは長期間の治療が必要なため、自分に合ったクリニック選びが重要です。クリニックを比較せず後悔した理由は以下のようなものが多いでしょう。
- 費用が安いという理由だけでクリニックを選んだ
- クリニックが遠くて通うのが億劫になってしまった
- 自分の症状に合った治療をしてもらえなかった
自由診療のため、クリニックによって料金設定は異なります。納得のいく料金で納得のいく治療をしてもらうためには、複数のクリニックでカウンセリングや診察を受けることがおすすめです。
比較せずに受診してしまうと、後々ほかのクリニックのほうが良かったと後悔する事態になりかねません。
また、AGAはそれぞれの症状に合わせた治療が大切です。治療方法について適切にアドバイスしてもらえるクリニックを選ぶといいでしょう。
医師のスキルがわかる指標として、AGAの症例経験が豊富であることです。また、症例写真のチェックもおすすめです。どのくらいの期間でどのように改善されたかを写真で知ることができるので、クリニック選びの基準として頭に入れておいてください。
4)1ヶ月・半年・1年単位でかかる費用を計算しなかった
AGA治療は短期間で効果が出るものではありません。また、症状によっては途中で治療薬が追加されたり、ほかの治療法と併用して治療を進めていくこともあります。
大まかな予算だけで治療を進めると、途中で治療費を払えず治療を中止することになってしまうことも。そうすると、場合によってはAGAの症状が進行してしまうことがあるのです。
費用面で後悔しないためには、カウンセリングや初診時に細かい費用を聞いておくことが大切。どのくらいの期間治療が必要なのかを把握した上で、余裕を持って見積もりを考えておきましょう。
5)自分の症状に合わない治療を選択している
AGAには複数の進行パターンがあります。
進行パターン | 特徴 |
O字型 | 頭頂部から薄毛が進行する |
M字型 | おでこの剃り込み部分から薄毛が進行する |
U字型 | おでこ全体から薄毛が進行する |
効果を実感するためには、進行パターンの応じた症状に合わせた治療内容を選択する必要があります。
また、AGAの治療にはさまざまな種類があり、目的によって異なります。
発毛を促進させたいのに進行を抑制する治療を受けていたり、すでに毛包が寿命を迎えているのにHARG(ハーグ)治療を受けたりしていても、思うような効果を期待できません。
自分が受けたい治療の範囲を明確にして、医師と治療プランを考えていきましょう。
また、AGA治療薬には、次のような副作用のリスクがあります。
- 抑うつ
- 頭皮のかゆみ
- 脳機能・性機能不全(性欲の低下・勃起不全・精液減少)
- 頭皮のかぶれ
- 性痛
- 呼吸困難
副作用が出てつらい思いをした方は、AGA治療を後悔することがあります。
<参考記事>
AGAの治療薬に副作用はある?多毛症やむくみの可能性を解説
女性の薄毛治療(FAGA)は保険適用にならない!費用相場は?
6)薬を飲むだけでAGAが改善すると思っている
薬を飲むだけでAGAが改善すると思っている方は危険。食生活や睡眠、ヘアマッサージなど日常でできることを怠ってしまうと、治療の効果が出づらくなることがあります。
AGAは、遺伝子だけでなく生活習慣の乱れから進行してしまっていることもあるので、生活習慣の見直しは必須。薬に頼り切ることなく、日常生活についても見直してみましょう。
<参考記事>
AGA治療薬の種類一覧。ジェネリック医薬品はある?
7)初期脱毛を見て効果がないと判断
治療を始めて2週間ほどすると、「初期脱毛」という症状が現れます。初期脱毛は乱れたヘアサイクルが正常に戻る過程で発生します。
これは、初期脱毛は治療薬が効いているサイン。いつもより抜け毛が増えるため、AGAが進行しているのでは?と心配になるかもしれませんが、むしろ安心していい症状です。
初期脱毛は、治療を始めてから数日~1・2ヶ月程度で落ち着くことが多いです。
しかし、ここで治療を中断してしまうと、効果が出ないうえに抜け毛が進行してしまい、後悔につながる可能性があります。どうしても心配な場合は、クリニックに相談してみましょう。
3.AGA治療で「効果がない」と後悔しないために押さえておきたいポイント
AGA治療で「効果が出ない」と後悔しないためには、事前にAGA治療の知識をつけておくことが大切です。
ここからは、AGA治療で後悔しないためにも抑えておきたいポイントを7つ紹介します。
1)医師からAGAの診断を受ける
薄毛の症状が見られたらクリニックを受診し医師の診察を受け正しい診断してもらいましょう。
中には「ただの加齢による薄毛だろう」「薄毛で病院にかかるのが恥ずかしい」といって医師の診察を受けず、そのまま放置してしまう方も。しかし、AGAは早期治療が肝心です。
通常ヘアサイクルには2〜6年の成長期があり、毛母細胞の細胞分裂が20回程度行われます。しかし、AGAを発症するとヘアサイクルが半年〜1年まで短縮してしまい、前倒しで毛母細胞の分裂が行われてしまうのです。
毛母細胞の分裂が終了した箇所からはどんな治療をしても再生が不可能であるため、早めの治療が必要となります。
毛母細胞の寿命がなくなる前に、治療を受けてヘアサイクルの期間と毛母細胞の寿命を伸ばすことが大切です。
2)治療薬はクリニックから処方されたものを服用
AGAの治療薬はクリニックから処方されたものを服用しましょう。
クリニックに通う時間がない、安く手に入れたいといった理由からネットや個人輸入するのはおすすめできません。
個人輸入した薬には粗悪品や偽物が混ざっている可能性があり、効果が出ないどころか、健康被害が起こることも。また、クリニックで適切に処方されたものでないと、国が定めた「医薬品副作用被害救済制度」を受けられなくなります。
男性のAGA治療薬はジェネリック品も存在しているので、費用を抑えることも可能です。費用面はしっかりと相談しつつ、クリニックで治療薬を処方してもらうようにしましょう。
3)自分に合ったクリニックで治療を受ける
AGAを改善するためには、症例数が豊富で経験値の高いクリニックを選ぶことをおすすめします。自分の症状に合った治療を適切にしてもらうには、医師の経験と知識が必要だからです。
実績が多いほど適切な治療を提案してもらえる可能性が高いので、カウンセリングを受ける前にチェックしましょう。
インターネットや口コミだけでは情報収集できない場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみてください。実際にクリニックを訪問することで、医師との相性もみることができます。
4)月額・半年・年額で治療費の見積もりをする
治療を進めていくうちに治療費の支払いが厳しくなり、途中でやめてしまう方も多いもの。AGAは平均6ヶ月程で効果を実感し、長い期間続けていく治療です。途中で支払いができず治療が中断するという事態が起きないよう、事前に治療費の見積もりをしておきましょう。
内服薬の治療であれば月3,000円〜15,000円、内服薬と外用薬を組み合わせると、月20,000円〜30,000円程度が相場。さらに途中で、AGAメソセラピーやHARG治療などと併用すると治療費は高額になります。
正確な治療費を把握するには、まず気になるクリニックでカウンセリングを受けるのがおすすめです。医師から直接説明を受け、治療方法や服用する治療薬、治療費などを明確に知ることができる良い機会となるでしょう。
カウンセリング・初診・頭皮検査などを無料で行なっているクリニックもあるので、一度足を運んでみてください。
5)効果が出るまでの期間を事前に医師へ確認する
AGA治療の効果は平均6ヶ月で実感できるとお伝えしましたが、「あまりにも効果が出ていない」「治療が合っていないのでは?」と感じることもあるかもしれません。そういった場合は自己判断で治療をやめず、医師に効果が出るまでの期間を確認しましょう。
診察結果によっては途中で治療方法が変わることも。医師に相談することで新たな解決策が見えてくることがあるため、諦めずに治療法を模索してみてください。
なお、長期間治療を継続しても期待していた効果を実感できない場合、ほかのクリニックに相談するのも一つの方法です。
必要なら、今、通っているクリニックとは違う治療法を提案してもらえる場合があります。
6)日常生活の改善を怠らない
AGAの改善には、薬などの治療だけでなく、生活習慣を整えることも大切。正しい生活習慣で髪に栄養を行き渡らせることができれば、AGAの進行を抑制できる可能性も。
クリニックによる治療や薬だけに頼り切っていては、改善がみられないこともあります。とはいえストレスも禁物。無理のない範囲で構いませんので、以下を参考に少しずつ生活習慣の改善を心がけましょう。
食生活の改善
バランスの取れた食事は、髪や頭皮を健やかに保ち、薄毛を予防する効果が期待できます。どんなに投薬治療を続けていても、食生活が偏りすぎていると効果があまり感じられないこともあるのです。
強い髪を育てるためには、タンパク質をはじめとした栄養素の摂取が欠かせません。コンビニや外食に偏りがちな方は、サラダやフルーツなど1品プラスして、バランスの良い食生活を心がけてみてください。
睡眠の改善
睡眠不足や睡眠の質が悪いと抜け毛が増えたり、薄毛が進行することも。
髪や肌に必要な成長ホルモンは、入眠〜3時間の間に多く分泌されるといわれています。成長ホルモンが分泌されると、IGF-1(インスリン様成長因子1)という物質が生成されます。
IGF-1には毛母細胞の増殖を促進したり、髪のタンパク質量を増加させる効果があり、育毛をしたい方には必須の物質なのです。成長ホルモンが分泌されないとIGF-1は生成されないので、質の良い睡眠を意識することが大切です。
寝る前はスマホを見過ぎない、部屋の明かりを調整するなど、心地よい睡眠環境を整えてみてください。
正しい方法でシャンプーする
正しい方法でシャンプーすることで、汚れが落ちて頭皮が清潔になるうえに、頭皮の血流促進も期待できます。シャンプーのやり方を誤ると、頭皮や毛髪に負担がかかり、薄毛が進行する要因になりかねません。
力を入れすぎている、すすぎ残しがあるなどの洗い方には要注意。また、刺激が強すぎるシャンプーも負担になることがあるため、皮膚があまり強くない方は見直してみるといいでしょう。
<参考記事>
エイジングケア世代シャンプーの選び方を現役美容師が指南
7)治療期間中の状態やリスクを事前に確認する
治療期間中の髪や頭皮の状態、リスクなどを事前に確認しておきましょう。
AGA治療を開始してしばらく経つと、抜け毛が増えたように感じる場合があります。これは薄毛が進行しているのではなく、「初期脱毛」という薬が効き始めているというサインなので安心していいものです。
初期脱毛は服用から早ければ10日ではじまり、1ヶ月程度で収まるのが一般的。決して薄毛が進行してしまったと勘違いして治療をやめないようにしてください。こうした情報について事前に確認していないと、効果が出ないまま治療をやめてしまう原因になります。
また、内服薬によっては性欲減退や勃起不全・動悸といった副作用が生じます。このほか、自毛移植する場合は、頭皮に傷が残ることもあることを頭に入れておきましょう。傷跡をなるべく残さないようにするには、医師の実績や症例写真をチェックし、技術のある医師のもとで治療を受けることが大切です。
4.AGAおすすめのクリニック10選
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5.そもそもAGA治療にはメリットデメリットがある
AGA治療の後悔を防ぐ方法をご紹介しましたが、そもそもAGA治療にメリットとデメリットがあることを知っておくことも大切です。
1)AGA治療のメリット
医学的知識が持たない一般の方が、自分で最適な治療法や薬を選択することは極めて難しいことです。
一方、AGAの専門知識があって治療経験が豊富な医師は、最適な治療方法を選択、提案することが可能です。
だからAGA治療は、症状や目的に合わせて治療を行える可能性が高くなります。
これが治療を受けるメリットの1つです。
また、定期的なケアや診察が受けられることもメリットです。
AGA治療のために定期的に通院することで、治療法や薬に対する不安なことや悩みも相談できます。
また、頭皮のトラブルに見舞われても適切な診察やケアを迅速に受けられます。
さらに、毛髪診断士がいるクリニックなら、頭皮や毛髪の状態のチェックやヘアケアのアドバイスを受けることができます。
2)AGA治療のデメリット
まず知っておくべきことは、治療を行っても現代の医学ではAGAは完治しないということです。
AGAは、男性ホルモンの一種が毛根に作用することでヘアサイクルが乱れ、薄毛や抜け毛を引き起こします。どんなAGA治療も男性ホルモンを完全にコントロールすることはできません。そのため、AGA治療を中断すれば元の状態に戻ってしまうのです。
つまり、AGA治療は完全に治って止めることができないというデメリットがあるのです。
だから、いつまで続けるか、いつ止めるか、といった問題が付いて回るのです。
また、AGA治療は、どんな方法であれ効果を実感するまでにある程度の期間が必要であり、一定の費用がかかります。
さらに、どんなに良いクリニックを選んでも治療薬による効果は個人差があり、副作用のリスクもあります。
これは医師の責任ではなく、体質や体調などによることも多いのです。
6.AGA治療に関するよくある質問
Q1.AGA治療で初めて受診する際の注意点は何でしょうか?
治療に進む前のカウンセリングの際に、治療の選択肢や費用、進め方など、自分が不安に思っていること、わからないことがあれば、どんなことでも質問しましょう。
また、既往歴や飲んでいる治療薬やサプリメントがある場合は、事前に医師に伝えましょう。
カウンセリングで納得できなかったり、そのクリニックや医師が何となく自分に合わなさそうと感じた場合は、治療に進む必要はありません。
後悔しないためにも、ほかのクリニックでカウンセリングを受けましょう。
Q2.AGAで治療効果を早く実感できる方法はありますか?
AGAができるだけ早期の状態で治療を開始すれば、早く効果を実感できる可能性が高まります。
また、クリニックでの治療に加えて、日常生活に気を付けることも大切です。
クリニックでのAGA治療としては、内服薬と外用薬を併用することで、抜け毛の防止・発毛の促進を同時に進めていくことができるため、効果を早く実感する可能性が高くなります。
また、発毛作用のある薬剤を直接頭皮に注入するメソセラピーやHARG療法といった治療法を組み合わせると効果を早く実感できることがあります。
Q3.AGA治療は何年続ければ良いのでしょうか?
結論としては、1年を一つの目安として、そこで医師と相談しましょう。
AGAの治療の最終的なゴールは、ヘアサイクルの健全化です。つまり、治療によって脱毛防止と発毛ができる状態です。そのため、治療期間は短くとも1年間ほどはかかります。
しかし、治療開始時期の症状の違いや個人差もあるため、期間を特定することはできません。
また、どこで終了かを特定することも難しいのが現実です。
とはいっても、漫然と治療を継続しても費用負担がかさむので良いことではありません。
ある程度、薄毛が解消されヘアサイクルの改善も確認できたと感じたタイミングで医師と相談して、一旦、治療を止めるものも良い方法です。
もし、再発の兆候が現れれば、そこで治療を再開することも可能です。
7.まとめ
AGA治療で後悔するパターンにはどんなものがあるかをご紹介しました。
また、後悔しないためのポイントについてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
AGA治療は、症状や目的に応じて適切に行うことが大切です。また、AGAは進行型なので早期治療が重要です。
さらに、自由診療であるために費用が比較的高額なうえ、長期間の治療を必要とするため、自分に合ったクリニック選びがとても大切です。
薄毛が気になり始めたら早めにクリニックを受診し、ご自身にあった治療を開始しましょう。
その際には、治療後に後悔しないで済むように、正しい知識を持っておくことが大切です。
この記事が、これからAGA治療を受けようと考えている方や一度中断していて再開しようと考えている方のお役に立てば幸いです。
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