「切らずにリフトアップしたい」「肌のハリを取り戻したい」というニーズの高まりとともに、RF(高周波)を用いたたるみ治療が進化を続けています。
中でも、脂肪層まで届くマイクロ波を使うオンダリフト(Onda Lift)、真皮を引き締めるボルニューマ(Volnewmer)、温度制御で均一加熱を実現したオリジオ(Oligio) X/KISSは、いずれも人気の高いRF(高周波)治療機器です。
しかし、同じRFリフトアップでも、エネルギーの種類・作用層・得られる効果は異なります。
本記事では、医療機器メーカーの情報から最新の医学論文と実際の口コミをもとに、オンダリフトとボルニューマやオリジオの違いを徹底検証します。
「自分にはどれが合っているのか」を、科学的かつ分かりやすく理解できるので、ぜひ、続きをお読みください。
1.RFリフトアップ治療が進化!効果の違いが生まれている
RF(Radio Frequency:高周波)によるリフトアップ治療とは、皮膚や皮下組織に高周波エネルギーを照射し、コラーゲン再生を促してリフトアップを狙ったり、肌の引き締めを行う医療的アプローチです。
切開を伴わず、肌の弾力低下・たるみ・フェイスラインのもたつきを改善できるため、近年ではHIFU(ハイフ)と並ぶ代表的な非侵襲リフトアップ法として注目されています。
RF技術は年々進化を遂げ、エネルギーの伝達方式やターゲット層の違いにより、複数の種類が開発されています。
主な方式と代表的な機器は以下の通りです。
- モノポーラRF(単極式)
 
高出力を皮下深部まで到達させることができ、強いリフトアップ効果が得られます。
代表機器:サーマクール、ボルニューマ、初代オリジオ

- バイポーラRF(双極式)
 
二つの電極間で比較的浅い層(表皮〜真皮)を均一に加熱し、痛みが少なく肌質改善やハリ感アップに優れます。
代表機器:インモード(FORMA/MiniFXなど)
- マルチポーラRF(複数極式)
 
複数の電極を用い、浅〜中層に広範囲の熱エネルギーを分散させることで、肌全体をなめらかに引き締めます。
代表機器:オリジオX、オリジオKISS

- マイクロ波RF(2.45GHz)
 
脂肪層に選択的に吸収され、脂肪減少と皮膚タイトニングを同時に実現できる次世代技術です。
代表機器:オンダリフト(オンダプロ)

初期のRF治療は主に真皮層の加熱によるタイトニングが中心でしたが、現在では電極構造や温度制御技術の進化によって、真皮〜浅い皮下層を狙うボルニューマやオリジオX/KISS、そして脂肪層をターゲットとするマイクロ波型オンダリフトなど、目的やアプローチ層に応じた多様なRF機器が登場しています。
つまりRFリフトアップは、「どの層に、どのような熱エネルギーを与えるか」によって結果が大きく異なる、エネルギー選択型のたるみ治療といえます。
こうした進化で、オンダリフトとボルニューマ・オリジオなどの機器によって、効果などに違いが出るようになったのです。
2.オンダリフトとボルニューマ・オリジオの違いの基本比較
オンダリフトは脂肪層をターゲットとし、脂肪代謝を促してフェイスラインを引き締め、小顔効果をもたらします。
一方、ボルニューマやオリジオ(X/KISS)は、真皮層へのアプローチがメインで、脂肪へのアプローチはオンダリフトほど強くありません。
3つの違いを表で整理します。
| 比較項目 | オンダリフト | ボルニューマ | オリジオ(X/KISS) | 
| エネルギー | マイクロ波RF(2.45GHz) | モノポーラRF (単極式)  | マルチポーラRF (複数極式)  | 
| 主な アプローチ層  | 真皮深層〜皮下脂肪層 | 真皮深層〜浅い皮下層 | 表皮〜真皮中層中心(広範囲に熱分散) | 
| 作用 メカニズム  | 脂肪層を選択加熱 →脂肪代謝促進+コラーゲン再生  | 高出力RFで深部組織の収縮・再構築 | 複数電極で均一加熱+温度/インピーダンス監視で安定タイトニング | 
| 得意な悩み | 二重あご・フェイスライン脂肪・脂肪型たるみ | 広範囲のたるみ、口元・フェイスラインの引き上げ | 軽度〜中等度のゆるみ、ハリ・キメ、小じわ | 
| 施術回数 施術間隔  | 2〜3週毎×3〜4回 メンテ半年〜1回程度  | 3〜6ヶ月毎に1回 メンテ半年〜1回程度  | 月1回目安×3回 メンテ半年〜1回程度  | 
| 効果持続期間 | 約3〜6ヶ月(定期的な照射で持続向上) | 約3〜6ヶ月(定期的な照射で持続向上) | 約3〜6ヶ月(定期的な照射で持続向上) | 
| 痛み | 温感中心 痛みほぼなし  | 出力により熱刺激あり | 穏やかな温熱 軽度のピリつき軽度  | 
| ダウン タイム  | ほぼなし | 軽い赤み・腫れ (数時間〜1日)  | ほぼなし (軽い赤み)  | 
| 料金相場 顎下+頬 (1回)  | 40,000〜70,000円 | 50,000〜80,000円 | 50,000〜100,000円 | 
<参考記事>
オンダリフトの効果は?マイクロ波で脂肪を減らす次世代たるみ治療
オリジオKISSの効果は?RFとHIFUを組み合わせた最新機
最新たるみの高周波治療「ボルニューマ」の効果・メリットと副作用
3.作用メカニズムと効果の違い
同じRF(高周波)でも、オンダリフトとボルニューマ・オリジオは熱エネルギーの伝わり方と深達度が異なります。
そのため、「どの層に熱が届くか」「どのように組織へ作用するか」によって、得られる効果が明確に分かれます。
1) オンダリフトのメカニズム:マイクロ波による脂肪層加熱

オンダリフトは、イタリアDEKA社の「オンダプロ」に搭載された2.45GHzマイクロ波(クールウェーブ)を用い、皮下脂肪層に選択的に熱を与えます。
マイクロ波は水分ではなく脂肪組織に吸収されやすいため、皮膚表面を過度に加熱せず、脂肪層を40〜45℃に加温します。
これにより、脂肪細胞の代謝促進や収縮を誘導し、さらに真皮層では軽度の熱変性によってコラーゲン再生も促されます。
その結果、「脂肪を減らしながらハリを出す」二重の効果が得られます。
2) ボルニューマのメカニズム:モノポーラRFによる深部加熱

ボルニューマは、単極RF(モノポーラ)で高出力のエネルギーを皮膚深部まで到達させ、真皮深層から皮下脂肪まで熱を伝えます。
これにより、構造的な収縮とリモデリング(再構築)が起こり、フェイスライン全体の引き上げに寄与します。深部加熱による効果は持続性が高く、3〜6ヶ月以上のタイトニングが得られるケースもあります。
ただし、皮下脂肪への効果はオンダリフト程ではありません。
3) オリジオのメカニズム:マルチポーラRFによる広範囲タイトニング

オリジオ(X/KISS)は、マルチポーラRFを採用し、複数電極から放射される高周波が表皮から皮下組織まで広がります。
これにより、局所的な過加熱を防ぎながら、肌表面のハリ・弾力・毛穴の改善を中心に作用します。
また、温度・インピーダンスセンサーにより熱量を自動調整し、一定温度(約42〜43℃)をキープするため、「安全性の高いタイトニング治療」と言えます。
4.得意な悩みの違い
ここでは、オンダリフトとボルニューマ・オリジオそれぞれの得意な悩みの違いを比較します。
オンダリフトは脂肪層を狙うため「厚みをすっきり整える」ことが得意です。
ボルニューマは深部に作用して「構造的に引き上げる」のが得意、オリジオは浅い層を均一に温め「ハリ・ツヤ・毛穴改善」に優れています。
つまり、脂肪型たるみ改善ならオンダリフト、皮膚の構造的なたるみ改善ならボルニューマ、肌質改善・ハリアップならオリジオが基本の選び方です。
| 肌タイプ/悩み | オンダリフト | ボルニューマ | オリジオ | 
| 二重あご・脂肪型たるみ | ◎ | ○ | 〇 | 
| 頬・口元の下垂 | ○ | ◎ | ○ | 
| ほうれい線・マリオネットライン | ○ | ◎ | 〇 | 
| 肌のハリ不足 | ○ | ○ | ◎ | 
| 毛穴・キメの乱れ | △ | ○ | ◎ | 
| 痛みに弱い方 | ◎ | 〇 | ◎ | 
<参考記事>
顔のたるみに一番効果がある治療法!種類・タイプ別おすすめは?
たるみ治療におすすめの施術はどれ?種類や特徴を比較して解説!
5.痛み・ダウンタイム・安全性の違い

RF(高周波)によるリフトアップ治療は、メスを使わずに熱エネルギーを加えるため、いずれもダウンタイムが非常に短いのが特徴です。
ただし、使用する機器の出力形式や深達度によって、痛みの感じ方や施術後の反応には明確な違いがあります。
1)オンダリフト:温かくマッサージのような心地よさ
オンダリフトはマイクロ波(2.45GHz)の「クールウェーブ技術」を採用しており、皮膚表面を冷却しながら脂肪層を選択的に加熱します。
そのため、施術中の体感は「温かく気持ちいい」「マッサージのよう」と表現されることが多く、痛みはほとんどありません。
ダウンタイムも極めて短く、施術直後から洗顔・メイクが可能です。まれに赤みやほてりが出ることがありますが、数時間以内に落ち着くケースがほとんどです。
敏感肌や痛みに弱い方にも適した治療といえます。
2)ボルニューマ:深部加熱によるやや強めの熱感
ボルニューマはモノポーラRFにより、真皮深層〜SMAS層近くまでエネルギーが届くため、出力設定によっては一瞬「ピリッ」とした熱感や軽い痛みを感じることがあります。
麻酔は不要なことが多いものの、熱が深く届くために刺激は比較的強めです。
施術後は一時的な赤み・軽度の腫れ・圧痛がみられる場合がありますが、通常1〜2日で軽快します。
経験豊富な医師による出力調整が重要です。
3)オリジオ:穏やかな温熱で安全性が高い
オリジオ(X/KISS)はマルチポーラRFを採用し、複数電極から放射される高周波が真皮中層を均一に温める設計です。
温度センサーやインピーダンス監視機能により、一定温度(約42〜43℃)を自動制御。過加熱を防ぐため、痛みはほとんどなく、軽い温感程度です。
ダウンタイムはほぼゼロで、直後からメイク・外出が可能です。
浅層加熱でありながらタイトニング効果が得られることから、エステや美容皮膚科で広く導入が進んでいます。
| 機器 | 痛みの程度 | ダウンタイム | 安全性・特徴 | 
| オンダリフト | ★☆☆(ほぼなし) | ★☆☆(赤みのみ) | 冷却併用で安全性が高い | 
| ボルニューマ | ★★☆(熱感あり) | ★★☆(軽い腫れ・赤み) | 深部加熱で出力調整が重要 | 
| オリジオ | ★☆☆(温感中心) | ★☆☆(ほぼなし) | 自動温度制御で安定・安全 | 
6.エビデンスで見るオンダリフト vs ボルニューマ・オリジオ

ここでは、オンダリフトとボルニューマ・オリジオの医学論文から両者の違いを検証してみます。
1) オンダリフトのエビデンス
オンダリフトのエビデンスとしては、脂肪減少・セルライト改善・あご下の皮膚弛緩改善を中心に複数の臨床研究が発表されています。
複数の研究により、オンダリフトは脂肪層・セルライト・あご下の弛緩改善における有効性が科学的に示されています。
また、痛み・副作用が少ない治療としての安全性も確認されています。
<参照論文>
- Salsi B, Fusco I. Non-invasive system delivering microwaves energy for unwanted fat reduction and submental skin tightening: Clinical evidence. J Cosmet Dermatol. 2022;21(8):5657-5664. doi:1111/jocd.1520548例を対象にサブメンタル領域の皮膚弛緩を評価。6回の施術後に脂肪厚および皮膚弛緩スコアが有意に改善(p<0.01)。痛みスコア平均は1.1(VAS10段階)と軽微で、副作用は軽度な紅斑のみ。
 - Zappia E, Bennardo S, Fasano G, et al. Efficacy of a new non-invasive system delivering microwave energy for the treatment of abdominal adipose tissue: Results of an immunohistochemical study. Cosmetics (Basel). 2025;12(2):42.
 
腹部脂肪への単回照射後にPerilipin-1発現減少・マクロファージ浸潤(CD68陽性細胞増加)を確認。脂肪細胞の変性および除去反応を組織学的に裏付け。
- Zerbinati N, et al. Microwave-Energy-Based Device for the Treatment of Cellulite and Localized Adiposity: Recommendations of the “Onda Coolwaves” International Advisory Board. Bioengineering (Basel). 2024;11(5):485. doi:3390/bioengineering11050485各国の臨床データを総括し、脂肪層選択的加熱による安全域・推奨プロトコルを提示。副作用は軽度紅斑・温感程度で、疼痛発生率は5%未満。
 
2)ボルニューマ
ボルニューマでは、皮膚弛緩改善やフェイスライン引き締めに関する複数の臨床報告が発表されています。
これらの研究により、ボルニューマは真皮〜浅皮下層への選択的加熱により肌の弾力性を高め、痛みや副作用を抑えつつ高いリフトアップ効果を発揮することが確認されています。
<参照論文>
Kim JS, Park JH, Lee J, et al. Evaluating the efficacy of continuous water-cooling 6.78-MHz “VolNewMer” RF device for skin texture, firmness and lifting in 50 participants.
J Cosmet Dermatol. 2024. (Online ahead of print).Full text (LWW)
50例で皮膚粗さ・弾力・輪郭リフトを評価。Ra値28%改善、痛みスコア平均1.7/10。副作用なし。
Wanitphakdeedecha R, Yogya Y, Yan C, Phumariyapong P, Nanchaipruek Y, Thongjaroensirikul P, et al.Efficacy and safety of monopolar radiofrequency for treatment of lower facial laxity in Asians. Dermatol Ther (Heidelb). 2022;12(11):2447-2460.
doi:10.1007/s13555-022-00817-8.
https://link.springer.com/article/10.1007/s13555-022-00817-8
アジア人108例において、弛緩スコアが有意に改善(p<0.01)。平均痛みスコア1.8/10。重大な副作用報告なし。
ClinicalTrials.gov.Study on Safety and Efficacy of Monopolar Radio Frequency Device (VolNewMer).NCT06816069.
https://clinicaltrials.gov/study/NCT06816069
6.78 MHzモノポーラRF装置“VolNewMer”を対象とした前向き試験。登録完了(多施設共同研究)。
3)オリジオ
Oligioという商標名が明記された学術論文はありませんが、韓国の論文でモノポーラRFやマルチポーラRFを使ったものがありました。
一方、同等の周波数・構造を持つモノポーラRF機器を用いた臨床研究により、その有効性と安全性が支持されています。
これらの報告から、オリジオは真皮層のコラーゲン収縮と再生を促進し、肌のハリや小じわの改善に効果的であることが示唆されています。
<参照論文>
- Han NR, Choi G, Ji DH, Kim HR, Kwon HJ.Efficacy and safety of monopolar radiofrequency for tightening the skin of aged faces.J Clin Med. 2024;11(3):71.doi:3390/cosmetics11030071.24週追跡で頬・ほうれい線スコアが有意改善(p<0.05)。痛みスコア平均1.4/10、副作用軽微。
 - Lee YB, et al.Effects of multi-polar radiofrequency and pulsed electromagnetic field treatment in Koreans: case series.J Dermatol Treat. 2014;25(4):310-313.doi:3109/09546634.2012.714454.
 
4) エビデンス視点で考えるオンダリフトとボルニューマ・オリジオの選択
臨床エビデンスからみても、オンダリフトとボルニューマ・オリジオの作用層と生理的反応の違いが効果に表れています。
オンダリフトは、マイクロ波で脂肪細胞の変性・除去と同時に真皮のコラーゲン再構築を促進するため、「脂肪型たるみ」や二重あごの改善に強い効果を発揮します。
また、痛み・紅斑などの副作用は軽微で、安全性も複数報告で確認されています。
一方、ボルニューマやオリジオは、モノポーラ/マルチポーラRFを主に真皮〜浅皮下層を加熱して線維芽細胞を刺激します。皮膚表層の弾力回復・毛穴改善・フェイスラインの引き締めに優れ、「皮膚型たるみ」や肌質改善重視の層に適します。
つまり、オンダリフトは脂肪層中心の“深部ボリューム処理型”、ボルニューマ・オリジオは真皮中心の“表層リモデリング型”と位置づけられます。
たるみの原因層(脂肪or皮膚)を見極めて機種を選択することが、科学的にも理にかなったアプローチです。
7.口コミ・体験談で見るオンダリフトとボルニューマ・オリジオの違い

ここでは、オンダリフトとインモードの口コミ・体験談から両者の違いを検証してみます。
1)オンダリフトの口コミ
オンダリフトは「温かくて心地よい」「直後からフェイスラインが引き締まる」との声が多数あります。
出力を上げた際に軽いチクッとした痛みを感じることもあるが、全体的に「痛みはほぼなし」。という声が多いです。
効果は数日〜2週間で徐々に現れ、3回コース完了後に満足度が最も高い傾向にあります。
| クリニック | 概要 | 参照元 | 
| ルラ美容クリニック 渋谷本院  | 痛み・体感・直後〜数日の印象が具体的に記載。 | キレイパス | 
| ルラ美容クリニック 渋谷本院  | 冷却併用で耐えられる/即時の体感など。 | キレイパス | 
| Lively Clinic 船橋院 | 直後のフェイスライン実感や痛みの強さなど、複数レビュー一覧。 | キレイパス | 
| ピオーネビューティクリニック | オンダリフトの施術回数・価格帯の情報が掲載。 | キレイレポ | 
| 湘南美容クリニック | 8件の口コミの掲載。フェイスラインの引き締めなど効果を早期に実感したという前向きな声がある一方、思ったほどの改善を感じないという不満もあります。 | オトコロビューティー | 
2)ボルニューマの口コミ
ボルニューマは「フェイスラインがすっきりした」「翌朝から頬の位置が上がった」など、引き締まり感を評価する声もあります。痛みについては「じんわり温かい」「少しチリッとした刺激がある」程度で、ハイフよりも穏やかな体感とされています。
また、「コースで受けるとリフトアップ効果が安定する」「料金に対して満足度が高い」との意見が多く、上手にクリニックを選べばコスパ面の満足度も高い施術です。
| クリニック | 概要 | 参照元 | 
| ルラ美容クリニック | 直後からフェイスラインがリフトアップされている感じ | グーグルマップ | 
| ルラ美容クリニック | ゴムで弾かれるような痛みですが、我慢できるレベル。 | キレイパス | 
| ルラ美容クリニック | 価格の納得感がたかい。 | ホットペッパービューティー | 
| サカイクリニック62 | 即効性はないが、施術前より顔がややふっくらして頬の位置も少しアップ。 | キレイレポ | 
| フェイススキンクリニック | 痛かったが、ファンデのノリがよくなったのと、毛穴が少し目立たなくなった | キレイレポ | 
3)オリジオの口コミ
オリジオは「肌のハリやツヤが出た」「毛穴が引き締まった」など、肌質改善・タイトニング効果を重視した口コミが多く見られます。
施術中の体感は「温かくて心地よい」「リラックスできる」と表現されることが多く、痛みが非常に少ないRF治療として支持されています。
一方で「たるみ改善には数回の継続が必要」との声もあり、肌質+軽度のリフトアップを目指す方に適した施術といえます。
| クリニック | 概要 | 参照元 | 
| ルラ美容クリニック | オリジオKISSでハイフモードも加えると、直後から口周りやフェイスラインの緩みがスッキリした。 | キレイパス | 
| ルラ美容クリニック | 痛みはなく耐えられた。 効果も直後からふっくらとしたハリ感が出て若返り効果を感じた。  | キレイパス | 
| レディアンクリニック六本木 | 大幅な変化ではなく自然な改善のちょうどいい塩梅の施術。 | キレイレポ | 
| ピオーネビューティクリニック | 1か月で気になっていた口横のたるみが少し引き締まり、フェイスラインがすっきりしてきた。 | キレイレポ | 
| ウェルネスプラスクリニック | オリジオKISSの痛みが小さい | キレイパス | 
4)総合コメント
口コミ・体験談の傾向として、オンダリフトは「脂肪型たるみ・フェイスラインのもたつき」に対する即効性と軽快な体感が強く、痛み・ダウンタイム共に極めて少ないという評価が多く見られます。
ボルニューマは「リフトアップ感」「フェイスライン整え」の実感が比較的早く、コスパも良好という高評価が多数あります。ただし、施術中に温かさや軽刺激を感じたという声もあり、出力設定や部位により体感差がありそうです。
オリジオ(X/KISS)は「肌のハリ・質感改善」「痛みが少ない」というメリットが目立つものの、「たるみ改善の効果」をより実感するには回数・メンテナンスが必要という慎重な声もあります。
このように口コミにおいても3つの機種のメカニズムや特徴の違いが明かです。
<参考記事>
8.オンダリフトとボルニューマ・オリジオに関するよくある質問

Q1.オンダリフト・ボルニューマ・オリジオはどれが一番効果がありますか?
目的によって最適な施術が異なります。脂肪型のたるみには脂肪層を狙うオンダリフト、皮膚のハリや細かいシワ改善にはオリジオ、フェイスラインのリフトアップにはボルニューマが向いています。複合的なたるみには、2種類以上を段階的に受けるのも効果的です。
Q2.それぞれの施術は痛みがありますか?
オンダリフトは温かさを感じる程度で、痛みはほとんどありません。
ボルニューマやオリジオは高出力RFを使用するため、照射中にピリッとした熱感を伴う場合がありますが、冷却機能やジェルの使用で多くの方が麻酔なしで施術可能です。
Q3.ダウンタイムや副作用の違いはありますか?
いずれもダウンタイムはほとんどありませんが、ボルニューマやオリジオはまれに軽度の赤み・腫れが数時間残ることがあります。オンダリフトは冷却機能を備えているため、施術直後からメイクが可能で、日常生活に支障が出にくいのが特徴です。
Q4.効果はどのくらい続きますか?
オンダリフトは3〜6ヶ月、ボルニューマとオリジオは3〜9ヶ月が目安です。
継続的に施術することでコラーゲン再生が進み、ハリ感やリフトアップの持続が期待できます。年2〜3回のメンテナンス施術が推奨されています。
Q5.どの治療を選べばいいか迷ったときは?
「脂肪によるフェイスラインのもたつき」ならオンダリフト、
「肌のハリやキメ改善」ならオリジオ、
「リフトアップと引き締めを両立したい」ならボルニューマがおすすめです。
医師が肌診断を行い、脂肪層の厚さや皮膚の弾力を確認したうえで最適な組み合わせを提案します。
9.まとめ

オンダリフトとボルニューマ・オリジオはいずれも、切らずにリフトアップや肌の引き締めを実現するRF(高周波)治療です。
しかし、熱エネルギーの届く層と得意とする効果が異なります。
オンダリフトはマイクロ波で脂肪層に働きかけ、二重あごやフェイスラインのもたつきを改善することが得意です。
一方、ボルニューマは真皮~皮下に高出力RFを照射し、しっかりとした引き上げ・リフトアップ効果を発揮します。また、オリジオX/KISSはマルチポーラRFで表層を均一に温め、ハリやツヤ、毛穴改善など肌質改善効果に優れています。
つまり、脂肪型たるみにはオンダリフト、リフトアップ重視ならボルニューマ、肌質改善にはオリジオがおすすめです。
オンダリフトとボルニューマ・オリジオの違いを理解した上で、目的やたるみのタイプに合わせて、医師と相談のうえ最適なRF治療を選ぶことが、自然で美しい仕上がりへの近道です。
| 【重要】施術を受ける前に 本記事は、オンダリフトやボルニューマ、オリジオに関する一般的な情報を提供するものです。実際の効果や安全性は、個人の肌質や健康状態によって異なります。施術を検討される際は、必ず医療機関で医師のカウンセリングを受け、専門的なアドバイスに基づいて判断してください。 美容医療は医療行為であり、リスクがゼロではありません。信頼できるクリニックを選び、納得した上で施術を受けることが大切です。  | 
<本記事全般に参考とした情報及び諸注意>
公益社団法人日本皮膚科学会 一般社団法人日本形成外科学会
一般社団法人日本美容皮膚科学会 一般社団法人日本美容外科学会(JSAPS)
一般社団法人 日本美容外科学会(JSAS)
- 医薬品・医療機器について
 
| 未承認医療機器について:オンダリフト及びボルニューマ、オリジオは未承認医療機器です。 入手経路:医師が個人輸入しています。 ※承認を受けていない医薬品・医療機器については下記のページをご確認ください。 https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。 諸外国における安全性等に係る情報の明示:FDA、CSA、MFDS、ANVISA 未承認医薬品の使用により万が一健康被害が発生した場合、日本の「医薬品副作用被害救済制度」の対象となりません。  | 
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