そんな方におすすめなのが「イントラジェン」。
イントラジェンとは、GFRというラジオ波を肌に照射し、その熱で皮膚を引き締めることによって、たるみを改善する施術方法です。手術のような大掛かりなものではないので、手軽に治療したいという方におすすめです。
この記事では、イントラジェンとは何か、その効果や持続期間、デメリットや副作用、サーマクールとの違いについて解説します。
肌のたるみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
奈良県立医科大学卒業。泌尿器科医として臨床に従事する傍ら、
南カリフォルニア大学、国立がん研究センター研究所等でエピジェネティクス、幹細胞の研究に従事。
令和4年にはノリス美容クリニックを開設し、幹細胞の知識を生かした肌再生医療に取り込んでいる。
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1.イントラジェンとは?ラジオ波を使ったたるみ治療
1)イントラジェンとは?
イントラジェンとは、がん治療などにも使われるラジオ波(RF)を肌に照射して、たるみを改善させる美容医療の施術方法であり、機器の名前です。
イントラジェンのラジオ波は、従来のラジオ波とは異なるGFRテクノロジーによるものです。
GFRとは、Grid Fractional Radio frequencyの略称で、照射面を格子状にして熱エネルギーを照射する新しいラジオ波照射テクノロジーです。
イントラジェンは、肌の真皮層に熱を加えることで、コラーゲン繊維を収縮させ、肌をリフトアップさせます。
<イントラジェンの2種の効果>
また、熱によってダメージを受けた真皮を修復させるために、線維芽細胞が活性化してコラーゲン生成を促進。その結果、皮膚にコラーゲンが密集し、しわやたるみが目立たなくなります。
施術後は、すぐに効果が表われる即効効果(ハリの実感)が1~2週間続きます。その後、3ヶ月をピークに持続的な効果を実感できます。
施術方法はハンドピースを30分程度当てるだけで終了します。
この記事では、イントラジェンによるGFRの効果やメリットから、デメリットやダウンタイムなどまで幅広くご紹介します。
<監修医からのメッセージ>
イントラジェンは照射面を格子状にしてエネルギー照射を行うGFRテクノロジーによるしわやたるみの美容医療の機器の名称であり、それが施術名として広まっています。
従来のRF(ラジオ波)に比べて、表皮へのダメージが小さいことから、痛みが少ない点がメリットです。
また、サーマクールというRFによる治療よりも費用が抑えられる点もメリットです。
日本ではまだ、それほど多くの美容クリニックで導入されていませんが、今後、人気の高まりとともに導入施設が増える可能性もあります。
一方、たるみが進んでいる場合には、イントラジェンによる真皮の引き締めだけではあまり効果が得られないことがデメリットです。そのため、HIFU (ハイフ)や切るたるみ・しわ治療(フェイスリフト)と比べて効果が小さく、持続期間が短い傾向にあります。
しわやたるみに一定の効果があり、痛みと費用の低さの面からは、初めて美容医療を受ける方でもハードルが低い治療法ですが、メリットだけでなくデメリットも理解して納得した上で施術を受けましょう。
<参考記事>
顔のたるみに一番効果がある治療法とは?タイプ別におすすめを紹介
2) イントラジェンはこんな人におすすめ
肌へのダメージを抑えて治療できるため、「手術はしたくないけどしわやたるみを改善させたい」「リフトアップ効果が欲しい」という方におすすめです。
ほかにも、次のような方におすすめです。
- 初めてたるみ治療をする方
- しわ、毛穴を改善したい方
- 小顔になりたい方
- 痛みをともなう治療が苦手な方
- ダウンタイムの症状が少ない治療がしたい方
- ハリのある肌を目指す方
イントラジェンは、価格が安い分気軽に受けられるので、初めて美肌治療をする方におすすめです。また、肌表面へのダメージが少ないため、周囲に知られずにたるみ治療をしたいという方も受けやすい治療法です。
<イントラジェンの照射部位>
3)イントラジェンの施術の流れ
イントラジェンの施術を受けたいと思った際は、まず、受診したいと思う美容クリニックが用意している電話、メール、ラインなどの手段のいずれかでカウンセリング・診察の予約をしましょう。
クリニックにおけるイントラジェン施術の流れは次のとおりです。
①カウンセリング・診察
施術の前の医師とのカウンセリングで、治療したい部位、照射する範囲、施術後の仕上がりなどを伝えます。その後、医師や看護師による施術の詳細、術後のアフターケアなどについての説明があります。
ここで、副作用、デメリット、費用などの不明点や、不安なことがあればすべて確認しましょう。
場合によっては、イントラジェンではなく、ほかの施術が提案されることもあります。
また、ここで納得できなければ施術を受ける必要はありません。
②洗顔・クレンジング
施術を受けることが決まったらクレンジング料でメイクを落とします。
また、あわせて皮脂や汚れも落として肌をきれいな状態にします。
なお、ほとんどの方は麻酔なしで施術を受けることができますが、痛みに弱い方は医師に相談しましょう。
③マーキング
医師が治療部位を確認しながら、照射の目安となる枠をマーキングします。
④テスト照射
実際の照射前に、皮膚の抵抗値の解析を行い、肌質に合わせて出力のパワーなどを調整するために、テスト照射します。
ここで痛みなどがある場合は、しっかり伝えましょう。
⑤照射
ラジオ波の通りを良くするために、治療する部位に専用オイルを塗ります。
そして、1ショットずつ照射していきます。
照射時間は、ショット数にもよりますが、20分〜30分程度です。
⑥洗顔
照射が終了したら洗顔してマーキングを落とします。問題がない場合は、洗顔後すぐにメイクをして帰宅します。
痛みなどが強く残る場合は、そこで医師に相談しましょう。
なお、稀に赤みが残る場合がありますが、1~2日でほぼ消失します。
カウンセリングを含めて、おおむね1時間〜1時間30分で終了です。
2.GFRと従来のラジオ波(RF)はどう違う?
ラジオ波とは、電磁波の一種で局所的に熱を発生させるものです。
また、「ラジオ波を使ったたるみ治療」とは電磁波を体に照射して、局所的に熱を発生させて治療を行う施術です。
皮膚を切る必要はないので肌への負担が少なく、ダウンタイムがほとんどないのがメリットです。
しかし、従来のラジオ波を使った治療器は、真皮に熱を加える過程で表皮に少なからず熱を与えるため、ダメージがありました。
イントラジェンではGFRテクノロジーによって、照射面を格子状にしてエネルギー照射するため、表皮へのダメージを最小限に抑えることができるようになったのです。
また、マルチパルス方式の採用により、大量の熱エネルギーを数回に分けながら皮膚に伝えるため、より少ないダメージで治療ができるようになりました。
ラジオ波を使った治療には、イントラジェン以外にアクジェンやテノール、サーマクールなどがあります。
サーマクールとは肌にダメージを与えずに、しわやたるみを改善する治療法です。皮膚の真皮に熱エネルギーを照射し、コラーゲンの増生を促します。
アクジェンとは、イントラジェンの進化版で、こちらも高周波の熱エネルギーを格子状に照射することで、肌の引き締めを目指す治療法です。
テノールは、血行とリンパの改善を目的とした治療法です。皮膚深部から皮下脂肪までを加熱することで、コラーゲンの生成を促進させ、肌を引き締めます。
いずれもメスを使わずに治療できるため、ダウンタイムを抑えたい方におすすめの治療法です。
<参考記事>
サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
3.イントラジェンとサーマクールの比較
1)イントラジェンGFRのメリットは?
イントラジェンはサーマクールの後発器で「次世代の切らない しわ・たるみ治療」と呼ばれています。
イントラジェンのメリットとしては、次の3つがあります。
- ショット数や照射時間が自由に設定できるため、患者さんの肌悩みの状態に合わせて施術ができる
- 先端のチップが格子状になっているため、サーマクールより照射される面積が小さく痛みが軽減できる
- たるみの原因となっている部分へ均一にエネルギーが伝わるため、効果にムラが生じにくい
2)サーマクールとの違いや料金比較
1 サーマクールとの違い
イントラジェンとサーマクールは、どちらも同じチップを使いますが、機能が少し異なります。
イントラジェンは低コスト化を計るため、冷却機能とバイブレーション機能の2つをカットしました。サーマクールはこの2つの機能で痛みを軽減させていましたが、イントラジェンにはそれがないため、出力パワーを抑えて照射します。そのため、サーマクールよりも痛みが小さいことが特徴です。
さらに、イントラジェンのほうが1回の施術費用が安いため、初めてたるみ治療をする方にもおすすめです。
2 料金相場の比較
いずれもクリニックやショット数で料金が異なります。
また、サーマクールには、いくつかのサーマクールCPTと最新機器サーマクールFLXがあります。
ここではサーマクールCPTとの費用を比較します。
なお、サーマクールFLXはより費用が高くなります。
イントラジェン | サーマクールCPT | |
300ショット | 30,000円程度 | 60,000円程度 |
500ショット | 40,000円程度 | 80,000円程度 |
700ショット | 50,000円程度 | 100,000円程度 |
3 サーマクールと同じ点
イントラジェンもサーマクールも真皮層へアプローチする点は同じです。
また、ともにリフトアップ効果は中くらいで、顔全体の引締め効果が高いことが特徴です。
4.イントラジェンの効果・メリット
イントラジェンとサーマクールとの施術内容・費用の違いなどをご紹介しました。次はメリットについて一つずつ解説します。
- たるみ改善
- ハリ・弾力アップ
- 毛穴改善
- ダウンタイムの少なさ
- 痛みが少ない
- 費用が安い
1)顔のたるみを改善できる
イントラジェンは、ラジオ波の熱によってコラーゲンが収縮することで、肌を引き締める効果が期待できます。特に、フェイスラインのたるみやほうれい線が気になる人におすすめです。また、熱によって収縮した真皮層を修復させるため、コラーゲンの生成が促されます。コラーゲンはハリのある肌へと導く成分です。コラーゲンが増生することで、小じわやしわが目立ちにくくなり、たるみを改善できます。
なお、目もとのしわにお悩みの方には、目元専用の「イントラジェンアイ」がおすすめです。イントラジェンアイを定期的に受けることで、目もとの小じわを真皮からふっくらさせ、しわを目立たなくすることができます。先端のチップが格子状になっており、一度に照射される範囲が分散されるので、皮膚の薄い目元でも、ダメージを抑えながら照射できます。
2)肌にハリや弾力が出る
イントラジェンの熱によって、線維芽細胞のはたらきが高まり、コラーゲンの産生能力が向上します。コラーゲンが不足していると、肌のハリや弾力が低下してしまいます。コラーゲンを増やすことで、自然にリフトアップされ、ハリや弾力のある肌を取り戻すことができます。
3)毛穴を改善できる
照射された熱によって、肌のターンオーバーが促進されます。皮脂の排出がスムーズになるため、詰まり毛穴の改善が期待できます。また、イントラジェンの引き締め効果により、たるみによって目立っていた毛穴も小さくなります。
4)ダウンタイムがほとんどない
イントラジェンは、ダウンタイムがほとんどありません。肌に傷をつけたりメスを入れたりするわけではないため、肌表面のダメージを抑えて治療できます。施術直後は、赤みやつっぱりを感じる場合がありますが、基本的には3日程度で治まる方が多いです。
イントラジェンには冷却機能がないため、火傷をするリスクを心配する方もいますが、照射パワーを細かく設定できるため、肌へのダメージに配慮しながら施術できます。ダウンタイムがほとんどないので、周りに知られずにたるみ治療をしたい方や、痛いのは苦手という方におすすめです。
5)痛みがあまりない
イントラジェンは、格子状の面を皮膚に当てて照射するため、痛みを感じにくくなっています。全体を均一に照射するのではなく、格子状に照射することで、肌に当たる面積を減らし、痛みを軽減しています。そのため、イントラジェンは、サーマクールよりも痛みを抑えた施術が可能です。できるだけ痛くない治療を選びたい、という方におすすめの治療といえるでしょう。
6)費用がサーマクールより安く続けやすい
イントラジェンはサーマクールの後発器として開発されており、2つの機能をカットしているため、施術費用が安いことが特徴です。サーマクールはイントラジェンより高額で、10万円以上するプランがほとんどです。一方、イントラジェンは3万円程度で行うことができます。料金はショット数や照射部位の範囲によって異なりますが、サーマクールよりも費用負担が少なくすむため、治療を継続しやすいでしょう。
5.イントラジェンのデメリット・副作用・注意点
イントラジェンのデメリットは、リフトアップ効果に限界があることや、施術直後は肌が敏感になることが挙げられます。ここからは、デメリットや注意点について詳しく解説します。
1)リフトアップに限界がある
イントラジェンは、効果の出方がマイルドなのでリフトアップ効果に限界があります。重度のたるみがある場合は、サーマクールやウルセラなどのHIFU(ハイフ)を検討しましょう。HIFUとは皮膚の一番深い部分である筋膜を加熱し、コラーゲンの生成を促す施術方法です。イントラジェンよりも深い部分に作用するので、重度のたるみやしわの改善に効果があります。
また、サーマクールやHIFUに比べると、イントラジェンは効果の持続期間も短くなります。サーマクールやHIFUは半年~1年ほど効果が持続するのに対し、イントラジェンは3ヶ月ほど。強力なリフトアップ効果や、長く効果を持続させたい場合は、イントラジェン以外の治療法を検討するのがおすすめです。
<参考記事>
2)施術直後は赤みがでたり肌が敏感になる
イントラジェンは肌に熱エネルギーを照射するため、施術後は一時的に赤みが出るケースがあります。ただし、時間が経過すると消えるもので、多くの人は数時間、長くて1日あれば治まります。もし、数日、赤みがひかない場合は、施術を受けた美容クリニックで医師に相談しましょう。
また、施術後は普段よりも肌が敏感になるので、アフターケアを徹底しましょう。
イントラジェンの施術後は、紫外線の影響を受けやすいため、しっかり日焼け対策する必要があります。日焼け止めクリームを塗ったり、紫外線防止の衣服を身に着けたりして、紫外線をカットしましょう。また、施術後は乾燥しやすくなるので保湿を徹底してください。乾燥を防ぐことで、肌トラブルの防止に繋がります。
3)痛みはがまんしない
イントラジェンの施術中に感じる痛みが強い場合は、無理に我慢せず医師に伝えて照射するラジオ波(RF)の出力を調整してもらいましょう。
4)こんな場合は施術できない
ペースメーカーや埋め込み式徐細動器を体内に入れている方は、イントラジェンで使用するラジオ波(RF)が誤作動を起こしてしまうリスクがあるため、施術を受けることができません。
また、金属プレートを埋め込んでいる人も、骨折部位などに埋め込んである金属にラジオ波(RF)の熱が伝わり、やけどを起こしてしまったり、金属プレートの変形を起こすリスクがあるので施術を受けることができません。
ほかにも、糖尿病、感染症や皮膚疾患がある人、妊娠中・授乳中の方は、施術を受けることができないことがあります。
既往歴があったり、治療中の病気がある場合は、必ず医師に伝えましょう。
なお、お肌の色に関係なく受けることができる施術ですが、日焼け後で炎症を起こしている場合は施術できません。
日焼けした後は、炎症が落ち着いてから施術を受けることになります。
6.イントラジェンの効果はいつから出る?効果期間は?
イントラジェンの効果は、二段階あります。一次効果はコラーゲンの引き締めによって得られる即時的なリフトアップ効果です。二次効果では、コラーゲンが増えることで真皮のボリュームが増し、しわやたるみの改善が期待できます。
1)一次効果は施術後すぐ、二次効果は一ヶ月後から
一次効果は施術後すぐに実感できます。照射した熱は真皮層まで届きコラーゲンを収縮させ、たるんだ皮膚を引き締めます。これは肉を加熱すると縮むのと同じ原理です。照射した熱エネルギーによって、皮膚が一時的に縮むため、引き締め効果を実感できます。
しかし、これはあくまで一時的な効果で、持続期間は1週間程度です。施術後の1ヶ月後には二次効果が表われます。二次効果では、肌でコラーゲンの生成が行われ、引き締め効果やハリ、うるおいを実感できるでしょう。二次効果の持続期間は3ヶ月程度で、3ヶ月を過ぎると次第に薄れていきます。
2)3ヶ月が効果のピーク
施術の効果は、施術後1ヶ月〜3ヶ月のうちに少しずつ表われます。ラジオ波の影響を受けた線維芽細胞はコラーゲンを生成し、3ヶ月ほどで再構築(リモデリング)されます。
その影響で真皮のボリュームがアップ。コラーゲンが皮膚内に密集した状態になり、肌のきめが細かくなります。また、しわやたるみが改善されることで、ハリのある肌へと近づきます。
3)イントラジェンを受ける頻度は2~3ヶ月に1回が目安
イントラジェンを受ける頻度は、2~3ヶ月に1回が目安です。前述のように、イントラジェンの一次効果は施術後から約1週間ほど。その後、二次効果としてはコラーゲンの生成が3ヶ月をピークに徐々に進みます。
3ヶ月を過ぎると、引き締まったコラーゲンは吸収され、徐々に元に戻っていきます。そのため、効果を持続させたい場合は2~3ヶ月に1回程度、施術を受けましょう。繰り返し受けることで、イントラジェンの効果期間は延長されるといわれています。
7.イントラジェンのよくある質問
イントラジェンを受けたいとお考えの方や、不安を感じる方のよくある質問をご紹介します。施術を検討する際に、ぜひ参考にしてください。
Q1. HIFU (ハイフ)とはどう違うのですか?
どちらも肌に熱を照射し、コラーゲンの生成を促進することでリフトアップを目指す治療法ですが、HIFU は超音波を照射します。そのため、HIFU とイントラジェンは効く部位が異なります。
HIFU は肌の一番深いSMAS(スマス)筋膜層まで範囲に含まれますが、イントラジェンは真皮までしか含まれません。HIFU は皮膚の最下層まで熱を照射するので、強いリフトアップ効果が期待できるものの、痛みを感じる方が多い施術です。
一方で、イントラジェンは、HIFU より浅い真皮層までしか作用しないので、痛みを感じる方は比較的少ないとされています。また、ハイフよりも浅い層にアプローチするため、小じわやハリの改善が得意な施術といえます。
施術は同時で行えないため、2週間程度間隔を開ける必要がありますが、イントラジェンとHIFU の組み合わせはたるみの改善におすすめの治療法です。
Q2.糸リフトとどっちがおすすめですか?
糸リフトは特殊な糸を肌の下に通して、たるみをリフトアップさせる施術です。トゲのような小さな突起がついた糸を使い、肌の組織をひっかけて持ち上げるため、糸リフトは強いたるみがある方におすすめです。ただし、糸リフトの施術直後は腫れたり口に違和感があったりするなどの副作用があり、ダウンタイムも1~2週間ほどあります。
一方、イントラジェンはダウンタイムの症状がほとんどなく、手軽にたるみを改善できる治療法です。どちらが自分に合っているかは、カウンセリングの際に医師に相談してみましょう。自分の肌の状態を的確に診断し、適切な治療法を提案してくれます。
Q3.冷却機能がないと火傷になりませんか?
サーマクールの冷却機能がカットされているので「火傷をするのでは?」と心配な方もいるでしょう。しかし、イントラジェンは火傷の心配はありません。
イントラジェンはサーマクールとは違い、熱エネルギーを格子状で照射するため、肌への負担が少なくダメージが抑えられます。また、上限回数を決めて照射しているクリニックもあります。クリニックを選ぶ際は、イントラジェンの治療実績が豊富な医師を選びましょう。
8.イントラジェンの体験レビュー
現在、準備中です。
9.まとめ
イントラジェンとは何か、GFRとは何か、その効果や持続期間、デメリットや副作用、サーマクールやハイフとの違いをご紹介しました。
また、体験レビューもご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
イントラジェンは、GFRテクノロジーによって、照射面を格子状にしてエネルギー照射するため、表皮へのダメージを最小限に抑えたRF(ラジオ波)治療です。
しわやたるみへの効果を発揮し、同じくRF(ラジオ波)を使ったサーマクールと比べて痛みが小さく、費用も抑えられる点がメリットです。
また、ダウンタイムもほとんどなく、副作用が少ない点もメリットです。
しかし、劇的なたるみ改善効果があるのではなく、3ヶ月に1回程度、継続的に施術を受ける必要があります。
施術を受ける場合は、メリットとデメリットを理解して、信頼できる美容クリニックを選びましょう。
この記事が、イントラジェンに興味がある方や施術を検討したい方にとってお役に立てば幸いです。
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