夜寝ている間に瞼(まぶた)を二重にする方法

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夜寝ている間に瞼が二重になっていれば!思う方もおおいのではないでしょうか。残念ながらそんな魔法はありませんが、トレーニングやマッサージで時間をかけて少しずつ二重を作る方法や夜用アイプチを使う方法があります。マッサージは二重になれない人もいますが、アイプチなら誰でも可能です。

この記事の監修医師
■経歴
平成15年 日本医科大学 卒業
平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月 Alohaさおり自由が丘クリニック 院長
■保有資格
・日本内科学会認定内科医
・日本透析医学会、日本腎臓学会
・点滴療法研究会
・日本美容皮膚科学会
目次

1.誰でも夜寝ている間に二重になるの?

夜寝ている間に瞼(まぶた)を二重にする方法には、大きく2つあります。
マッサージと夜用のアイプチです。

マッサージは、まぶたの構造によって二重になれる人となれない人にわかれます。

マッサージで二重になれる人は、先天的には二重まぶたの場合です。目の周りに筋力不足や脂肪、むくみなど何らかの原因で一重になっている人はその原因がマッサージで無くなれば,二重になります。
しかし、まぶたの脂肪が厚かったり、蒙古ひだが大きい先天的な一重まぶたの人は、マッサージで二重になることはとても難しいです。

一方、夜用のアイプチなら、誰でも寝ている間に二重の癖付けが可能です。ただし、使い方を誤ったり、長期間使い続けると瞼へのダメージが大きくなるというデメリットがあります。
だから、自分に合ったものを選んで正しく使うことが大切です。

この記事では、二重まぶたになるためのマッサージ、眼輪筋の筋トレ、アイプチを紹介します。

なお、お金はかかってしまいますが、短期間で理想の二重を手に入れたいなら、美容医療がおすすめです。
今では、メスを使わない方法もあるので、マッサージやアイプチ以外で二重になりたい方は、ぜひ、チェックしてみてください。

2.誰でも簡単!二重マッサージでパッチリ二重を手に入れよう

もともと二重で今、一重に見えている場合、パッチリ二重を手に入れるなら、手軽にできるマッサージが効果的です。アプローチ法としては、目の周りをやさしくほぐすことでむくみを取ったり、まぶたの筋肉を鍛えたりするやり方があります。
ここでは、誰でも簡単にできる二重マッサージのやり方を紹介します。

■むくみにアプローチ!目の周りをほぐしてまぶたの血行改善

まぶたがむくんでいると二重まぶたになりにくいため、マッサージや温冷タオルで血流を促進するのが効果的です。以下の方法でまぶたのむくみを解消してパッチリ二重を目指しましょう。

1)血行改善マッサージ

  1. まぶたの目尻側を指でやさしくつまんで10秒間もみほぐします。
  2. 同じように、まぶたの目頭側も10秒間もみほぐします。
  3. まぶたの目頭側に指の腹を置き、目尻側に向かってさすります。
  4. 同じように、目尻から目頭側に向かってさすります。

2)温冷タオルで血行改善

  1. タオルを40度くらいのお湯で温めます。濡らしたタオルを電子レンジで温めてもOKです。
  2. 温めたタオルを目の上に乗せ、そのまま5分ほどリラックスします。
  3. 氷水などで冷やして絞ったタオルを1分ほど目の上にのせます。
  4. 2~3回ほど繰り返します。

3.まぶたのたるみには筋トレが効果的!眼輪筋を鍛えて明るい目元へ

まぶたのむくみを改善するには、目を閉じたり開いたりする時に使われる「眼輪筋(がんりんきん)」を鍛えるトレーニングが効果的です。
まぶたの周辺は眼輪筋によって支えられていますが、加齢などによって筋肉が衰えるとたるみやシワ、クマの原因になってしまいます。眼輪筋を揉みほぐして鍛えればまぶたの重みが改善されて二重になりやすいだけでなく、たるみやシワ、クマの改善も期待できます。

なお、眼輪筋がある上まぶたの皮膚は非常に薄いため、こすったりひっぱったりせずに優しく行いましょう。

1)眼輪筋を鍛えるトレーニングその1

  1. 人差し指、中指、薬指の3本を眼輪筋の上部(眉のすぐ下あたり)の眉頭側に当て、軽く持ち上げたまま左右に小刻みに揺らします。
  2. 指の位置をずらして眉尻側に当て、同じように左右に小刻みに揺らします。
  3. 1~2をそれぞれ10秒ずつ行います。
  4. 人差し指、中指、薬指の3本を眼輪筋上部の眉頭側に当てて軽く持ち上げ、まぶたを20回開閉します。
  5. 指の位置をずらして眉尻側に当て、同じように軽く持ち上げてまぶたを20回開閉します。

眼輪筋を鍛えるトレーニングは片目ずつ行っても、両目同時に行ってもどちらでもOKです。

2)眼輪筋を鍛えるトレーニングその2

  1. 両手でピースサインを作り、それぞれの人差し指を目尻、中指を目頭に当てます。
  2. 目線を上にし、指に軽く力を入れながら持ち上げたまま3秒間キープします。
  3. 指をキープしたまま、下まぶたを上にあげるようにして目を細めます。

1~3の流れを10回×1日3セット行いましょう。

3)眼輪筋を鍛えるトレーニングその3

  1. 目を開いたまま、右回りに「∞」を描くように眼球を動かします。
  2. 同じように、左回りで「∞」を描きます。

左右5回ずつ×1日3セット行いましょう。

4)目元マッサージと合わせて取り組みたい前頭筋トレーニング

眼輪筋が衰えている方は「前頭筋(ぜんとうきん)」も弱まっていることが多いため、前頭筋も一緒にトレーニングすればさらに効果的です。
前頭筋とは髪の生え際から眉上(おでこの位置)にある筋肉で、眉を引き上げたり額にシワを寄せたりする働きがあります。前頭筋が凝っていると眉が下がって二重の幅が消えやすくなるので、筋トレすることで額を持ち上げ、まぶたのむくみをとりましょう。

<前頭筋トレーニング>

  1. 眉毛に人差し指、中指、薬指の3本を当てます。
  2. 眉毛をぐっと押して持ち上げながら左右に小刻みに動かし、1分間ほぐします。
  3. 額の真ん中を指で押しながら、グリグリと1分間ほぐします。「痛い」と感じれば凝っている可能性が高いため、しっかり押しましょう。
  4. 前髪の生え際を指で1分間ほぐします。
  5. 眉頭から眉尻にかけて指でつまみ、1分間ほぐします。
  6. 眉毛の上げ下げを1分間繰り返します。
  7. 親指で眉頭の骨を上に押し上げ、1分間キープします。

4.二重マッサージの効果と注意点

ここでは、二重マッサージで得られる効果と注意点を解説します。

1)マッサージはまぶたの脂肪やむくみに効果を発揮!コツは継続

まぶたについている脂肪が多かったりむくんでいたりすると、二重の筋ができにくくなります。そこでまぶたのマッサージをすると血行が改善してむくみが改善してまぶたが薄くなり、二重の筋が刻まれやすくなるのです。

マッサージすれば腫れぼったいまぶたの改善が期待できますが、必ず毎日継続して行うことが重要です。まぶたの状態は一人ひとり違うので、効果が出るまでの期間もそれぞれ異なります。場合によっては、せっかく二重の癖がついても、マッサージをやめると短期間で元の状態に戻ってしまうこともあります。

だからこそ、「数日間マッサージをしたけど効果がない」「少し二重の癖がついてきた」といった理由ですぐに中断してしまうのではなく、1ヶ月以上は続けてみましょう。

2)やり過ぎは皮膚のたるみを引き起こす!マッサージの注意点

長時間まぶたに刺激を加え続けると負担が大きくなるため、マッサージのしすぎには注意が必要です。まぶたの皮膚は非常に薄くて柔らかいため、強くこすると内出血を起こしたり眼球に傷をつけたりするリスクがあります。
また、まぶたに強い刺激を与えると皮膚がたるんでシワやたるみの原因になるほか、場合によっては色素沈着を起こしてしまうケースもあります。「早く二重になりたい」と1日に何度もマッサージしたり、強い力でこすったりしないように注意しましょう。

5.腫れぼったいまぶたになる原因

血液やリンパの流れが悪くなると、まぶたの内側に余計な水分がたまってむくみの原因になってしまいます。ここでは、まぶたが腫れぼったくなってしまう原因を3つ紹介します。

1)ストレス・疲労は禁物!日ごろの習慣に落とし穴があった

日本人はもともとまぶたの皮膚が厚く、皮下脂肪も多い傾向があります。とはいえ、腫れぼったいまぶたになる原因は先天的なものだけでなく、日頃の生活習慣も大きく関わっています。

たとえばストレスや疲労の蓄積、寝不足、運動不足、冷え症などを放置すると血行が悪化してまぶたがむくみやすくなります。普段から生活習慣を整え、できるだけストレスを発散して溜め込まないことが大切です。長時間のデスクワークもむくみの原因になるため、休憩中は立ち上がって体をほぐし、座りっぱなしにならないように注意しましょう。

日頃からむくみにくい生活習慣を意識するだけで、パッチリとした二重まぶたを手に入れやすくなります。

2)塩分の多い食事はむくみの原因に

人間の体には、塩分濃度を一定の状態に保とうとする働きがあります。そのため過剰に塩分を摂取すると、体が塩分濃度をもとに戻そうとして水分を溜め込み、むくみに繋がります。

まぶたのむくみを防いで二重にするには、塩分の多い食事を控えるとともに、ナトリウムを排泄してくれる「カリウム」を積極的に摂取しましょう。カリウムを豊富に含む食材は、ほうれん草や小松菜、アボカド、さつまいも、バナナなどが挙げられます。

3)うつぶせや低い枕で寝ている人は要注意

体の水分は重力によって下側に集まりやすいため、うつぶせで寝ると顔側に水分が集まり、まぶたがむくんでしまいます。「朝起きたら、まぶたがむくんでパンパンに腫れている」という方は、うつぶせではなく仰向きや横向きで寝るようにしましょう。

また、枕を使わずに寝たり低い枕を使ったりすると頭の位置が下がり、顔に水分が集まってむくみやすくなるため注意が必要です。

6.二重マッサージ効果をアップさせる方法

以下の3つの方法を使えば、二重マッサージの効果を最大限に発揮できます。

1)マッサージはお風呂上がりがおすすめ

二重マッサージを行うタイミングは入浴中やお風呂上がりがおすすめです。体が十分温まっているお風呂上がりは体中の脂肪細胞がやわらかくなっているので、マッサージの効果が現れやすくなります。

2)クリームを使って摩擦軽減

まぶたに何も塗らずにマッサージをすると摩擦が起こり、腫れぼったいまぶたの状態が悪化してしまうことがあります。そのため、二重マッサージをする前は必ずクリームを塗って摩擦を軽減し、優しい力で行いましょう。目元専用のアイクリームを購入しなくても、普段使っている保湿クリームやオイルなどでかまいません。

3)ホットアイマスクやホットタオルで血行促進

二重マッサージをする前にホットアイマスクやホットタオルを使うのも効果的です。
ホットアイマスクやホットタオルを目元に乗せれば温かい蒸気によって血行が促進されてむくみが改善し、二重の効果がアップしやすくなります。自分でホットタオルを作る場合は濡らしたタオルを電子レンジで約60秒温め、まぶたの上に乗せましょう。ホットアイマスクなら装着するだけなので、自分で温める手間がなく便利です。

7.夜用アイテム「アイプチ」の活用術

寝ている間に簡単に二重にするなら「夜用アイプチ」がおすすめです。夜のうちに二重の癖をつけておけば日中にアイプチをつける必要がなくなってメイク時間が短縮され、一気に楽になります。夜用アイプチは貼り付ける「テープタイプ」と、液体のりをつける「液体タイプ」の2種類があるため、それぞれの特徴をつかんで自分に合うものを選びましょう。

1)寝てる間に付けるだけ!アイプチのテープタイプ

敏感肌で肌が荒れやすい方、肌への負担を軽くしたい方はテープタイプの夜用アイプチが向いています。
テープタイプのアイプチはシールのようにまぶたに貼るだけなので、液体タイプのように乾かす手間や液量の微調整が必要なく、初心者でも簡単につけられます。テープタイプのアイプチは皮膚にやさしい素材が使われているため、安心して毎日使えます。

夜用のアイテープには片面だけ接着面がある「片面タイプ」と接着面が両面にある「両面タイプ」がありますが、二重幅を微調整したい方は片面タイプ、頑固な一重まぶたの方は両面タイプがおすすめです。

2)すぐ取れるのが気になる人は必見!アイプチの液体タイプ

テープタイプのアイプチは肌に優しいのがメリットですが、寝ている間に取れやすい傾向があります。そのため、朝までしっかり二重の癖をつけたい方は液体タイプの夜用アイプチを使いましょう。
ノリをまぶたに塗る液体タイプのアイプチはテープタイプより取れにくいので、まぶたの脂肪が多い方にも向いています。

3)日中用アイプチと夜用アイプチの違い

「わざわざ夜用アイプチを買わなくても、寝ている間も日中用のアイプチをつければよいのでは?」と思う方もいると思います。
しかし、夜用アイプチの多くは保湿成分がたくさん配合され、肌に優しい仕様になっているため寝ているときの使用に適しています。

8.夜用アイプチを使う時の注意点

夜用アイプチを使うときの注意点は以下の2つです。

1)顔の汚れをしっかり落としてからつける

夜用アイプチを使う前は、必ず洗顔をしてメイクや汚れを落としましょう。まぶたに油分やメイク汚れが残ったままアイプチをつけると剥がれやすくなるだけでなく、皮膚トラブルに繋がる可能性もあります。

2)肌への負担が少ないものを選ぶ

夜用アイプチを使うときは、肌への負担が少ない商品を選ぶことが大切です。
粘着力が強いアイプチは取れにくいものの、寝ている間にまぶたが強く引っ張られて半開きになり、ドライアイの原因になってしまう危険性もあります。また、粘着力が強すぎるとまぶたの皮膚が伸び、たるみやシワの原因になってしまうケースもあるため注意が必要です。

夜用アイプチ選ぶ際は粘着力が強すぎるものは避け、保湿成分などが配合された商品を選び、できるだけ肌への負担を抑えましょう。

9.マッサージでダメ、アイプチ卒業なら二重整形

マッサージをやってみても二重にならない、そろそろアイプチを卒業したいと思うなら、二重整形がおすすめです。
マッサージを毎日行う必要がないのでその工夫も不要になります。
また、マッサージやアイプチとは違って術後にまぶたへの負担が無くなるので、その点もメリットです。
もちろん、費用負担はありますし、リスクもあるのでその点の理解は必要ですが、二重瞼を手に入れる良い選択肢の1つです。

今では、手術の方法は、切開法だけでなく埋没法という医療用の縫合糸をまぶたの内側に留めて二重のラインを作る手術があります。日帰りで受けられ、ダウンタイムも比較的少ない方法なのでこちらの人気が高くなっています。
一方、切開法は、まぶたを切って余分な脂肪や伸びてしまった皮膚を取り除き、再び縫い合わせる施術です。埋没法と比べ、一定のダウンタイムが必要で費用も大きいですが、理想的な二重ラインを作り、変化させずに定着させたい人におすすめです。

二重整形を考える場合は、しっかりカウンセリングを受けて、時分で納得してからにしましょう。今では、多くの美容クリニックではカウンセリングが無料です。複数のクリニックでカウンセリングを受けて、信頼できるところを選びましょう。

10.まとめ

夜寝ている間に瞼が二重になれる方法をご紹介しました。
マッサージやトレーニングで時間をかけて少しずつ二重を作る方法、夜用アイプチを使う方法をご紹介しました。
マッサージやトレーニングは、お金はいりませんが、誰でもが二重まぶたになれるわけではありません。また、正しく行うことや根気よく続ける必要があります。
アイプチはお手軽な一方、長期間つけているとダメージが大きくなってしまうことも。
そんなことから、二重整形も良い選択肢の1つです。
この記事を参考に、ぜひ、自分に合う方法で二重まぶたを目指してくださいね。

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