エクソソーム(幹細胞培養上清液)点滴の効果とデメリットや費用

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肌の若返り効果があるエクソソーム(幹細胞培養上清液)点滴が注目を集めています。細胞間の情報伝達を担うエクソソームと呼ばれる小細胞体を体内に注入することで、老化によって弱った細胞を修復し、美容や健康に効果を発揮します。細胞から改善させることができるため、美容分野だけではなく、医療分野でも注目されている再生医療の一つです。今回は、エクソソーム点滴の効果とメリット・デメリット、費用を詳しく解説します。

この記事の監修医師
■経歴
国立香川大学医学部医学科卒業
社会医療法人財団大樹会総合病院回生病院
高松赤十字病院
香川大学医学部附属病院
湘南美容クリニック大宮東口院、新宿南口院、銀座院
西荻窪皮膚科・美容皮膚科クリニック開業
目次

1.エクソソーム点滴とは?細胞を再生するはたらきがある

エクソソーム点滴とは、幹細胞培養上清液点滴のことで、今話題の最先端の再生医療の一つです。

細胞の修復や再生を促す機能をもつエクソソームを注入・投与することで、短時間で体の内側から若返りの効果をもたらすことが期待されています。

細胞レベルから改善が見込めるため、美容分野、医療分野共に研究が進められている治療法です。

最近では、エクソソーム療法がウイルス感染対策においても有効であることがわかっています。今後、さらなる医学・薬学分野のエビデンスが構築されることが期待されている治療法の一つです。

エクソソーム点滴では、幹細胞を培養した際に生じる幹細胞培養上清液を使用します。現状では、歯髄由来、骨髄由来、脂肪由来、臍帯血由来の4種類が一般的です。

幹細胞培養上清液には、タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル、サイトカインと呼ばれる成長因子が多く含まれています。これらの有効成分には、あらゆる悩みを改善させる効果があるのです。

エクソーム点滴は、次のような方におすすめの治療法です。

  • 肌のツヤ・キメを取り戻したい
  • シワ・たるみ・くすみが気になる
  • 毛髪のコシ・ハリがなくなってきた
  • 更年期の症状を軽くしたい
  • 免疫力を上げて風邪やウイルスに負けない体にしたい
  • 若さと健康を両立させたい
  • ダウンタイムなく体や肌のコンディションを手軽に整えたい
  • 将来のエイジングによる疾患を予防をしたい

この記事では、美容医療におけるエクソソーム(幹細胞培養上清液)点滴の効果やメリット・デメリット、費用などについて詳しく解説します。

 

<監修医からのメッセージ>
エクソソーム点滴療法とは、幹細胞培養上清液を血管内に点滴投与し、全身に届けることで効果が期待できる最新の治療法です。

エクソソーム点滴と呼ばれていますが、幹細胞培養液にはエクソソームだけではなく多種多様な成長因子が含まれています。
そのため、それらが細胞や組織の再生をサポートし、美容面や健康面にさまざまな効果をもたらす総合的なアンチエイジング治療です。
特に、最近では新型コロナウイルス感染症の後遺症に対して改善効果が期待できるとされており、より一層注目を集めています。(*)

点滴治療には、最近、話題のNMN点滴や高濃度ビタミンC点滴、白玉点滴などがありますが、含まれる成分の多様性においては、エクソソーム点滴の右のでる治療法はありません。
また、ダウンタイムもなく、施術を受けやすい点もメリットです。

しかし、高額であることがデメリットで、美容医療の分野では誰にでも簡単に受けることができる施術ではありません。

今後はさらにこの治療法が普及し、今以上に費用が下がることで、多くの方が受けやすくなることを期待します。

(*)<参照文献>

 

<参考記事>

肌の再生医療とは?効果や種類からメリット・デメリットを解説

2.エクソソームとは?作用やはらきは?

1)エクソソームとは細胞から出る小さな物質のこと

幹細胞培養上清液には、サイトカインやさまざまな種類の成長因子、そしてエクソソームが含まれています。

エクソソームは、細胞内で形成された直径50〜150nm程のとても小さな物質です。

細胞内において、エクソソームは細胞膜内部の小胞体形成を介して形成されます。その後、細胞膜を透過して細胞外に放出されます。

エクソソームには遺伝子のはたらきに関与する核酸やタンパク質が含まれており、これらの物質を壊さずにほかの細胞へ届ける役割があります。

この細胞と細胞の間で情報伝達を行うはたらきは生命にとってとても重要です。

エクソソームは、ほかの細胞や損傷を受けた細胞へはたらきかけ、細胞の活性化、皮膚再生、血管再生、抗炎症などの作用をもたらします。それによって、細胞や組織の増殖、炎症反応、免疫応答などの効果を発揮するのです。

現在の医療研究では、エクソソームは細胞や組織の状態に応じて分泌されることが判明しており、細胞内のシグナル伝達機構によって制御されていることが判明しています。

さまざまな効能が期待されるエクソソーム療法は、今後さらなる研究により身近になることが期待されています。

2)エクソソームには細胞にはたらきかける作用がある?

エクソソームは、本来ヒトの体内を循環している物質です。細胞外へ放出されることで、ほかの細胞や組織へはたらきかける、メッセンジャー(情報の伝達者)的な役割を担っています。細胞から分泌されたエクソソームは、細胞と細胞の間や体液(血液、髄液、尿など)に存在しています。

エクソソームや成長因子が含まれる幹細胞培養上清液には、老化によって衰えた組織や機能の修復作用もあるため、体全体の改善が見込めるのです。

また細胞間の情報伝達を担う作用はエクソソームの重要なはたらきです。たとえば、皮膚再生という点に着目した場合、肌細胞の修復により皮膚のターンオーバーを促進させます。

また、エクソソームのはたらきによって、線維芽細胞の活性化に必要な物質が細胞間を移動するこで、コラーゲンやエラスチンが生まれます。

その結果、シワ・シミなどの肌悩みが改善し、美肌になることができるのです。

3)エクソソーム点滴に含まれるサイトカインのはたらき

成長因子期待される効果・はたらき
神経成長因子・アルツハイマー病や痴呆症の予防

・神経伝達物質の合成や促進

・細胞損傷時の修復

・神経細胞の維持

・脳神経の機能回復

トランスフォーミング成長因子(TGF)・創傷治癒や細胞の増殖促進・抗炎症
脳由来神経栄養因子・アルツハイマー病や認知症予防

・神経細胞の生存維持・成長促進

上皮成長因子(EGF)・ターンオーバーの促進

・シワ改善

・シミやくすみの改善

線維芽細胞成長因子(FGF)・線維芽細胞活性化

・コラーゲンやエラスチン産生

インシュリン様成長因子(IGF)・シワの改善や肌の弾力アップ

・皮膚の再生

血小板由来成長因子・損傷組織の増殖・再生・細胞分裂促進
毛様体神経栄養因子・神経幹細胞の増殖促進および活性
血管内皮細胞増殖因子・発毛や育毛効果
ケラチノサイト成長因子・発毛や育毛効果

 

<参考記事>

FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)とは?特徴とはたらき

EGF(ヒトオリゴペプチド-1)の化粧品としての効果と安全性

3.エクソソーム点滴で得られる6つの効果

エクソソーム点滴は、実際に施術した人の口コミはまだ少ないものの、美容分野のみならず医療分野でも注目されています。

また、エクソソーム点滴は、全身の美容に加え、疾患予防、ウイルス予防にも効果が期待されています。ここではエクソソーム点滴が具体的に何に効くのか、主な6つの効果について解説します。

 

<6つの効果>

  • アンチエイジング効果によりハリ不足やシワを改善
  • 免疫力の向上
  • 慢性疾患の改善
  • 気になる抜け毛の改善
  • 全身若返りで疲れにくくなる
  • 治療後のダウンタイムの軽減

1)ハリ不足やシワを改善して美肌へ

幹細胞培養上清液は、採取する幹細胞培養上清液の部位によっていくつかの種類に分類されます。一般的には、歯髄由来、骨髄由来、脂肪由来、臍帯由来の4種類です。クリニックにより選択方法は多少異なるようですが、乳歯髄由来・濃縮脂肪由来のエクソソーム点滴に含まれる成長因子は、細胞の再生や修復を促進させることで、肌の老化によるシワを改善させ、ハリをもたらす効果が期待できます。

幹細胞培養上清液の中でも有効とされる成長因子は、主に4つです。

EGF(表皮細胞成長因子)は、皮膚細胞の成長を促す作用があるため、皮膚のターンオーバーを促進し、シミやくすみを改善させます。

IGF(インスリン様成長因子)やPDGF(血小板由来成長因子)、FGF(線維芽細胞成長因子)はコラーゲンの生成を促進させ、お肌に潤いと弾力を与えます。

 

<参考記事>

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2)免疫力アップでウイルスに負けない体に

成長因子のTGF-β(トランスフォーミング成長因子)や、PDGF(血小板由来成長因子)、VEGF(血管内皮増殖因子)などは、免疫力の向上や組織修復、炎症抑制効果、血管新生などのはたらきがあるとされています。

そのため、ウイルスや細菌などの病原体から体を守り、風邪などを予防する効果があります。また、最近では新型コロナウイルス治療にも有効という報告もあり、弱ってしまった体内の細胞を活性化させることで免疫力の向上が期待できます。

このようにエクソーム点滴は、美容のみならず健康維持・増進や病気の予防にも役立つのです。

 

<参考記事>

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3)医療分野でも活躍|さまざまな疾患の予防に

最先端の再生医療の一つであるエクソソーム点滴療法は、医療分野でも注目され、あらゆる治療への応用が期待されています。

特に、脂肪肝や糖尿病などの生活習慣病に、エクソソーム点滴が効果的です。成長因子に含まれるTGF-β(トランスフォーミング成長因子)やHGF(肝細胞増殖因子)は、脂肪肝や糖尿病の原因となる炎症を抑制したり、細胞の代謝機能を正常化する作用があります。また、認知症の原因物質(アミロイドβ、タウタンパク質)の増減に影響を与えると考えられており、認知機能の進展阻止に効果が期待されています。

そのほかにも、細胞の再生や修復機能がある因子は、疾患の進行を防ぐための細胞治療に応用されています。

現在の医療分野では、がんや心臓病、神経疾患など、さまざまな疾患の治療にも期待が寄せられており、今後さらに応用の余地がある治療法であるといえます。

4)気になる抜け毛に

エクソソームの成長因子に含まれるKGF(ケラチノサイト成長因子)やVEGF(血管内皮増殖因子)には、毛母細胞を活性化させることで、発毛・育毛を促進させる効果があります。

そのため、エクソソーム点滴は、老化による抜け毛や薄毛などの頭髪の問題を改善する効果があるといわれています。さらに、頭皮や髪の毛の老化を防ぐ予防としての効果も期待できます。従来の育毛剤やシャンプーなどの外用薬に比べ、エクソソーム点滴は細胞レベルでの作用が期待できるため、より根本的な改善が可能です。

 

<参考記事>

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5)全身若返りで疲れにくく

細胞の再生や修復効果がある幹細胞培養上清液は、エクソソーム点滴によって全身の細胞を活性化させ、老化した細胞を改善させることによって、若返り効果や根本的な疲れやだるさを改善し、エネルギーの回復を促進することができます。

このように、老化にともなって減少する細胞の機能を補うことで、全身のアンチエイジングが叶います。慢性的な疲れなどでお悩みの方にもぜひ、おすすめしたい治療法です。

6)治療後のダウンタイムが短くなる

エクソソームの成長因子に含まれるTGF-β(トランスフォーミング成長因子)には、炎症を抑える作用があります。

この抗炎症効果により、美容医療の施術後のダウンタイムを短縮する効果が期待できます。全身に効果が期待できるので、脂肪吸引など体の施術後にも効果があります。同時に細胞の再生・修復を促進するため、早期の回復をサポートすることも可能です。

4.エクソソーム点滴の効果はいつから?持続期間は?

エクソソーム点滴は、施術したその日にすぐに効果が表れるわけではありません。

なぜなら、体の内側から細胞を活性化させ、再生を促がして健康な状態に導く治療だからです。

また、効果の実感には個人差があります。

1回で効果を実感する方もいますが、多くは3回目くらいから実感される場合が多いです。

しっかりと効果を実感したいなら、目的にもよりますが1〜2週間に1回を3回程おこなうことがおすすめです。

エクソソーム点滴の回数は、美容クリニックで医師とカウンセリングの際に相談して、自分の肌や体に合った回数・頻度を決めましょう。

5.エクソソーム点滴の種類はいくつある?特徴は?

エクソソーム点滴の種類は、5つあります。

使う幹細胞によって特徴が異なります。

1)脂肪由来幹細胞培養上清液

入手しやすいため医療での使用例が多く、最も多く使われている幹細胞培養上清液です。

美容医療では、最近、「濃縮脂肪幹細胞」由来のエクソソーム点滴を扱うクリックも増えてきました。

2)骨髄由来幹細胞培養上清液

成人の骨髄から採取した幹細胞培養上清液です。

脂肪由来の幹細胞に次いで比較的容易に採取・培養・分離ができるため、よく使われています。

3)臍帯由来幹細胞培養上清液

胎児のへその緒(臍帯)から採取した幹細胞培養上清液です。赤ちゃんを成長させるための成分由来であり、再生力に優れた幹細胞が源となったエクソソーム点滴です。

4)歯髄由来幹細胞培養上清液(ベビーサイトカイン)

乳児の歯から採取した幹細胞培養上清液です。

成長因子がほかの幹細胞培養上清液よりも豊富な点が特徴です。

5)羊水由来幹細胞培養上清液

胎児が成長する際に包まれている羊水から採取した幹細胞培養上清液です。

ヒトの羊水中の「胚性幹細胞(ESC)」を培養・精製して製造しています。

エクソソームが約50億個と、とても多いことが特徴です。

また、成長因子26種類、タンパク質1848種類と、成分の種類がとても多いことも特徴です。

6.エクソソーム点滴の4つの副作用とデメリット

全身の悩みを根本的に改善してくれるエクソソーム点滴ですが、副作用はあるのでしょうか?ここでは、エクソソーム点滴のデメリットや危険性について詳しく解説します。

 

<4つの副作用とデメリット>

  • 悪性腫瘍の場合は施術ができない
  • ヒト由来のため献血ができない
  • 注入時の痛みや皮下出血
  • 定期的な治療が必要になる

1)悪性腫瘍の場合は施術ができない

エクソソーム点滴は悪性腫瘍治療中の方、悪性腫瘍と診断され寛解から5年経過していない方は、施術ができないことがあります。

これは、がん細胞から放出されたエクソソームは、がん細胞の生存、悪性化、転移などに関与し、がん細胞に有利にはたらくように機能しているという研究結果があるためです。

そのため、悪性腫瘍を治療中の方はもちろん、完治後も5年経過していない場合は、再発や転移を促進する可能性を避けるために施術を推奨していません。

悪性腫瘍完治後、5年が経過している方はその旨を正確に伝えた上で、医師と相談することをおすすめします。

このほかにも、妊娠中・授乳中の方は施術ができないなど、状態によっては受けられない人もいることがデメリットの一つです。施術を希望する際には、よく確認しておきましょう。

2)ヒト由来のため献血ができない

幹細胞培養上清液は、ヒト由来の成分であることから施術後は献血ができなくなります。採取したものが非自己由来である場合、感染症のリスクがゼロではないためです。

ヒト由来の成分は、基本的に安全性の高い成分と考えられてはいますが、まれに非自己由来の組織から採取したものを使用した場合に、免疫反応といったアレルギー反応を引き起こす可能性もあります。非自己由来のエクソソームを使用する場合は、過去のアレルギー経験や体調などを医師に伝えるようにしてください。

具体的な禁止期間についてはクリニックによって異なりますので、医師に確認するようにしてください。

3)注入時の痛みや皮下出血

エクソソーム点滴には、副作用やダウンタイムはほとんどありません。施術時のデメリットとしては、点滴をする際に針で血管を刺すため、注入時の痛みや皮下出血が発生することがあります。これらは点滴治療において共通のリスクであり、治療後数日程度で自然に改善します。

ただし、あまりにも痛みや痒みが強い場合や、数日経っても腫れが治らない場合は、かかりつけの医師にすぐに相談してください。

4)定期的な治療が必要になる

エクソソーム点滴療法は、1回の施術でも効果実感があるといわれています。しかし長い間効果が継続するものではないため、定期的な治療が必要になります。クリニックによっては、3回以上を推奨しているところもあります。

しかし、1回あたりの料金もお手頃とはいえないので、継続することで高額になってしまうというデメリットもあります。

回数や期間は、治療の目的や状態など個人差があるため、カウンセリング時に予算も含めよく医師と相談して最適な治療プランを立ててください。

7.エクソソーム点滴の施術の流れと費用は

1)施術の流れ

  1. カウンセリングや施術

    カウンセリング、診察で肌や健康の悩みを相談し、推奨する点滴回数や施術間隔などを決めます。

  2. 施術

    リクライニングベッドなどで寝ながらエクソソーム点滴を受けます。点滴は30分程度です。

  3. 施術終了後

    点滴が終了したら、止血を確認します。エクソソーム点滴は、ダウンタイムがなくアフターケアは不要です。問題がない場合は、そのまま帰宅できます。

  4. 帰宅後の注意

    施術当日から入浴やメイク、洗顔は可能です。ただし、血行が促進される運動や長時間のサウナ、飲酒、また注入部位へのマッサージなどは控えましょう。

    2)費用

    エクソソーム点滴の費用は、治療目的やクリニックによって異なります。 一般的に美容目的や健康増進目的の場合は保険適用外になるため、クリックで価格設定が異なります。

おおよそ1回の施術で5万円程度から20万円前後の費用がかかります。

中には、初回限定価格として3万円台で提供しているクリックもあります。

しかし、定期的な治療が推奨されるため、最終的に料金が高額になることも考えられます。回数割引などもありますが、それでも決して安い治療とはいえません。クリニックを選ぶ際には、設定されている値段も含め検討すると良いでしょう。

また、エクソソーム点滴の治療法は医療分野でも注目されているので、今後治療目的によっては保険が適用される範囲も広がる可能性が考えられます。

<リペアセルクリニックからの再生医療に関するメッセージ>

リペアセルクリニックは、東京院をはじめとして、大阪院、札幌院と3つの地域で展開しており、自己脂肪由来の幹細胞やPRPを用いた最先端の再生医療を提供しています。

変形性関節症、脳卒中、ヘルニアや脊髄損傷、糖尿病、肝障害、皮膚再生など、幅広い疾患に対して厚生労働省に届出し、受理された治療を行っています。

また、ご自身の細胞や血液を用いるため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配が少なく、入院や手術が不要で身体への負担が少ないのが特徴です。

再生医療という治療法により、これまで「回復は困難」とされてきた常識を覆し、症状の改善が見込めるようになります。

再生医療について不安がある方も、一度お気軽にご相談ください。ご理解いただけるまで、丁寧にご説明させていただきます。

リペアセルクリニック東京院

リペアセルクリニック大阪院

リペアセルクリニック札幌院

8.エクソソーム点滴のよくある質問

Q1.エクソソーム点滴に痛みはありませんか?

ほかの点滴治療と同じく、針を刺す瞬間にチクっと多少の痛みを感じる場合があります。しかし、我慢できる範囲の痛みで一瞬です。

また、点滴中にも痛みを感じる場合もありますが、点滴速度の調整で対応可能です。

Q2.注射は可能ですか?

顔や首のシワなどが気になる部位に注射することも可能です。

エクソソーム点滴よりも短時間で施術ができます。

点滴より痛みが強く、内出血や腫れの可能性があります。

ただし、表面麻酔で対応は可能です。

Q3.今話題のNMN点滴とはどう違うのですか?おすすめはどちらですか?

NMNの正式名称は、「Nicotinamide mononucleotid(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)」です。抗老化効果、若返り効果が世界的に注目を集めています。

エクソソーム点滴も、NMN点滴も、アンチエイジング効果が期待される点では似ています。

ただし、NMNは1つの成分で、幹細胞培養上澄液と比べると、研究データや医療での症例が少ないです。

どちらが良いとは一概にいえませんが、多くの成分のさまざまな効果に期待する場合は、エクソソーム点滴がおすすめです。

一方、NMNの効果を感じてみたいならNMN点滴がおすすめです。

 

<参考記事>

最先端のアンチエイジング物質「NMN」の効果と安全性に迫る!

9.まとめ

エクソソーム点滴とは、体内で細胞間の情報伝達を担う小細胞体「エクソソーム」を体外で集め、点滴によって直接体内に注入する治療法です。エクソソームには細胞間の情報伝達のはたらきがあるとされており、エイジングケアや美容、健康など、全身のお悩みに対して多くの効果が期待できます。

再生医療の一つでもあり、組織レベルから改善が見込めるため、美容分野、医療分野ともに研究が進められている最先端の治療法です。今後研究が進めば、さらに活用されていくこととが考えられます。

点滴に使用される幹細胞培養上清液に含まれる成長因子には、老化によって弱った細胞を活性化させる作用があります。この作用によってハリ不足やシワなどの改善、免疫力の向上、疲労の改善など、全身のアンチエイジングに効果が期待できます。

治療後の副作用はほとんどないといわれていますが、施術ができない人がいることや継続した治療が必要なことから、高額になりやすいことがデメリットとして挙げられます。

しかし、全身のあらゆる不調に効果が期待できるため、ほかの美容施術を受けている場合は、エクソソーム点滴だけに絞ることも一つの選択肢です。最先端の治療法を取り入れて、全身の若返りを目指してみてはいかがでしょうか。

この記事が、エクソソーム点滴に興味のある方や施術を検討している方のお役に立てば幸いです。

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