オンダリフトとハイフの違いを徹底比較!どちらが効果的?痛み・持続・向き不向きまで解説

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たるみ治療として広く知られ、比較的古くから人気を集めるHIFU(ハイフ)。

一方、近年新たな選択肢として注目されているのが、イタリア・DEKA社製の医療用マイクロ波機器「オンダプロ」によるオンダリフトです。

 

どちらも「切らないリフトアップ」を実現する人気施術ですが、作用原理や熱の届く深さ、得られる効果には明確な違いがあります。

「ハイフとオンダリフト、どちらがより効果的?」

「痛みやダウンタイムはどのくらい?」

そんな疑問を持つ方のために、本記事では医学的エビデンスと臨床データ、さらに体験談や口コミをもとに、両施術を徹底比較します。

 

脂肪によるフェイスラインのもたつきなのか、皮膚や筋膜のゆるみによるたるみなのか。

あなたの悩みに合う施術を見極めるためのガイドとして、ぜひ参考にしてください。

 

1.オンダリフトとハイフ(HIFU)の基本を比較

オンダリフトとハイフを天秤にかける女性

最初にオンダリフトとハイフの違いを表でまとめて一覧にします。

これで全体像をつかめると思います。

 

<オンダリフトとハイフの比較>

比較項目オンダリフトハイフ(HIFU)
エネルギーマイクロ波高密度焦点式超音波(HIFU)
主なアプローチ層真皮深層~皮下脂肪層真皮層~SMAS層(表在性筋膜)
作用メカニズムクールウェーブ(Coolwaves)で脂肪細胞を加熱・代謝促進し、コラーゲン再生を誘導超音波でSMAS層に熱凝固点を形成し、筋膜を収縮・引き上げ
おすすめの悩みフェイスラインのもたつき

二重あご

脂肪型たるみ

頬・フェイスラインのたるみ

リフトアップ

肌のゆるみ

効果発現時期施術後1〜2週間で徐々に実感施術直後〜2〜3ヶ月でピーク
効果持続約3〜6ヶ月(3〜4回の継続で安定)約4〜6ヶ月(1回でも効果持続)
痛みほぼなし(温かさ・マッサージ感程度)(*個人差あり)ややあり(部位により熱感・チクチク感・骨に響く痛み(*個人差あり)
ダウンタイムほぼなし。

施術直後からメイク可能

ほぼなし。

軽度の赤み・腫れが出る場合あり

料金相場(1回)頬or 顎:25,000〜40,000円

頬+顎 :35,000~60,000円

顔全体:30,000〜80,000円

(機器により幅あり)

導入院数(国内)まだ少ないが増加中。

湘南美容クリニック等で導入が進んでいる

かなり多い。

全国の多くのクリニックで受けられる。

1)オンダリフトはマイクロ波による脂肪加熱と肌引き締め

オンダプロ

オンダリフトは、イタリア・DEKA社が開発した医療用マイクロ波(RF:ラジオ波)を用いたリフトアップ・痩身治療機器「オンダプロ」を使う施術です。

 

従来の高周波治療と異なり、「クールウェーブ(Coolwaves)」と呼ばれる特殊なマイクロ波を皮下脂肪層にピンポイントで届けることが特徴です。

これにより、脂肪細胞を温めて代謝を促進し、肌の深部からハリと弾力を回復させます。

 

さらに、真皮層のコラーゲン線維を加熱して再生を促すため、肌質改善やハリアップの効果も期待できます。

痛みやダウンタイムが少なく、「脂肪型たるみ」や「フェイスラインのもたつき」に特に適しています。

2)ハイフは超音波によるSMAS層へアプローチ

ハイフ(ウルトラセルQ+)

ハイフ(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)は、高密度焦点式超音波を皮膚の深部へ照射し、SMAS層に熱エネルギーを集中させる施術です。

SMAS層は、皮膚や皮下組織を支える土台となる層で、加齢による緩みが「たるみ」や「下垂」を引き起こします。

 

ハイフはこの層に熱凝固点(約60〜70℃)を形成することで、筋膜の収縮とコラーゲン生成を促し、内側からフェイスラインを引き上げる効果があります。

ハンドピースを変えることで真皮層や皮下脂肪層にもアプローチできます。

 

施術直後から軽い引き締まりを感じる方も多く、皮膚型・筋膜型たるみに対して特に有効です。

3)2つの仕組みの違いと得られる効果の方向性

オンダリフトとハイフは、どちらも「熱エネルギーでたるみを改善する」点では共通していますが、作用する層と目的が異なります。

オンダリフトは脂肪層を中心に働き、脂肪燃焼による引き締めや部分的な痩身を目的としています。

 

一方、ハイフは筋膜(SMAS層)をターゲットに、リフトアップや引き締め効果、ボディの痩身効果を発揮します。

 

この2つをメカニズムの違いで比較すると、オンダリフトは「余分な脂肪を減らしてフェイスラインを整える」治療、ハイフは「たるんだ筋膜を引き上げてシャープにする」治療と言えます。

 

このように、脂肪型たるみにはオンダリフト、皮膚・筋膜型たるみにはハイフがより効果的とされています。

 

<参考記事>

オンダリフトの効果は?マイクロ波で脂肪を減らす次世代たるみ治療

ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
湘南美容外科クリニック


オンダリフト

2.作用メカニズムの違い

オンダリフトとハイフの最大の違いは、熱エネルギーの伝わり方と作用範囲にあります。

1)オンダリフトの作用メカニズム

オンダプロの作用メカニズム

オンダリフトは、マイクロ波の拡散型エネルギーを利用し、皮下脂肪層から真皮層まで面状に広く加熱します。

このとき組織温度は約40〜45℃に達し、脂肪代謝を促進するとともに、真皮層ではコラーゲン線維の軽度変性→再生が起こります。

 

そのため、自然でふっくらとしたハリ感のある引き締め効果が得られるのが特徴です。

熱ダメージが穏やかなので、痛みや腫れが少ないのもメリットです。

2)ハイフの作用メカニズム

ハイフのメカニズム

ハイフは、超音波を一点に集中させる点状加熱(フォーカス型)が特徴です。

SMAS層(筋膜)や真皮層内に約60〜70℃の熱凝固点を形成し、タンパク質変性による即時収縮と創傷治癒反応を誘発します。

 

このプロセスでコラーゲンやエラスチンの新生が進み、皮膚が内側から引き上がるリフトアップ効果が生じます。

ただし、ピンポイントで強い熱を与えるため、部位によっては痛みを感じやすく、施術者の技術によって仕上がりに差が出ることもあります。

 

つまり、オンダリフトは脂肪を減らしてなめらかに整える「熱の面」治療、

ハイフは筋膜を引き上げて形を変える「熱の点」治療。

この違いが、仕上がりの自然さやリフト感の強さを左右します。

なお、最近ではハイフも線状照射が可能な機種もあります。

3.効果・持続期間・回数と得意な肌悩みの違い

1)オンダリフトの効果・持続期間と得意な肌悩み

ブルドッグ顔に悩む女性

オンダリフトは、皮下脂肪層の代謝促進と真皮層でのコラーゲン再生を同時に促す治療です。

1回の施術でもフェイスラインの引き締まりを実感する方が多いですが、脂肪細胞の変性と排出には一定の期間が必要なため、2〜3週間おきに3〜4回の施術が推奨されています。

 

施術後1〜2週間ほどで頬やあご下がすっきりとし始め、3ヶ月目にかけて効果のピークを迎えます。

その後はゆるやかに安定し、約3〜6ヶ月間の持続が一般的です。

 

オンダリフトの特長は、「脂肪型たるみ」への高い適応力と、肌のハリ感を同時に引き出せる点です。

 

次のような悩みを持つ方に特におすすめです。

  • 二重あごやフェイスラインの脂肪が気になる方
  • ブルドッグ顔・マリオネットラインなど、頬や口元のもたつきが気になる方
  • 小顔効果と肌のハリ・ツヤを同時に得たい
  • 痛みやダウンタイムを極力避けたい方

 

オンダリフトは脂肪層を温めて分解しつつ、コラーゲン生成を促進するため、

「引き締め+肌質改善」を同時に叶えるのが最大の魅力です。

特に、脂肪によるフェイスラインのもたつきが目立つ方には、ハイフよりも即効性を感じやすい傾向があります。

2)ハイフの効果・持続期間と得意な肌悩み

顔全体をリフトアップしたい女性

ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、筋膜(SMAS層)の収縮と再構築を目的としたリフトアップ施術です。

1回の施術で引き上げ効果を実感する方が多く、3〜6ヶ月おきに1回のメンテナンスを行うことで効果を維持できます。

 

効果の持続は約4〜6ヶ月程度で、定期的な施術によって長期的なリフトアップが期待できます。

 

ハイフは「皮膚・筋膜型たるみ」に適しており、次のような方におすすめです。

  • 顔全体をリフトアップしたい方
  • ほうれい線やマリオネットラインを根本から改善したい方
  • 広範囲のたるみを引き上げたい方
  • 手術に抵抗がありながらも、明確な変化を求める方

 

ハイフは筋膜層を点状に引き締め、構造的にリフトアップするため、フェイスラインや頬の引き上がりが明確に現れます。

顔全体の印象をしっかり変えたい方に向く施術です。

3)効果のピークと持続イメージの比較

オンダリフトは、時間をかけて徐々に引き締まる「緩やか改善型」。

一方、ハイフは、直後からリフト感を得られる「即時変化型」です。

 

脂肪型たるみにはオンダリフト、皮膚・筋膜型たるみにはハイフと、悩みのタイプで選ぶのが最も効果的です。

 

期間オンダリフトハイフ
施術直後温かみ・軽い引き締まり軽い引き上げ感
1ヶ月後フェイスラインすっきり

ハリ感向上

引き上げ効果が明確に現れる
3ヶ月後効果ピーク

(脂肪減少+ハリ実感)

効果ピーク

(筋膜収縮・コラーゲン再生)

6ヶ月後徐々に緩やかに低下緩やかに持続、再施術推奨時期

 

<参考記事>

ハイフ(HIFU)の種類とおすすめは?機種別の特徴・効果・痛みの違い!

HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説
ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
湘南美容外科クリニック


オンダリフト

4.痛み・ダウンタイム・安全性の違い

1)オンダリフト:温かさ・マッサージ感程度で痛みほぼなし

 

オンダリフトの施術で痛みがなく笑顔の女性

オンダリフトは、マイクロ波による熱エネルギーを均一に拡散させる仕組みのため、施術中の体感は「じんわり温かい」「マッサージを受けているような心地よさ」と表現されます。

皮膚表面を冷却しながら内部を加熱する「クールウェーブ技術」によって、やけどや過剰加熱のリスクが極めて低いのも特徴です。

 

ほとんどの方が痛みを感じることなく施術を終えられ、麻酔も不要です。

また、肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムはほぼゼロ。

 

施術直後からメイクや洗顔が可能で、日常生活への支障がありません。

敏感肌や痛みに弱い方でも安心して受けられる施術として人気があります。

ただし、痛みの感じ方には個人差があります。

2)ハイフ:部位によっては熱刺激や軽い痛みを感じる場合も

ハイフ(HIFU)は、超音波を一点に集中させて筋膜(SMAS層)に強い熱エネルギーを与えるため、部位によっては「チクチク」「ズーンと響く」ような痛みを感じることがあります。

特に、皮膚が薄い頬骨付近やあご下、骨の近くでは熱刺激を感じやすく、痛みの感じ方には個人差があります。

 

ただし、照射エネルギーを調整することで痛みは軽減でき、麻酔クリームを併用すればほぼ無痛に近づけることも可能です。

施術後は軽度の赤みや腫れ、筋肉痛のような違和感が数時間〜1日程度残る場合がありますが、メスを使わない非侵襲治療のため、ダウンタイムはごく軽度です。

 

ハイフも施術直後からメイクが可能で、即日仕事や外出ができるレベルとされています。

3)オンダリフトもハイフも適切な施術なら安全性は高い

安全性のイメージ

ハイフにはFDA(米国食品医薬品局)の承認を得た機器があります。

また、オンダリフトはCEマーク(欧州安全基準)を取得した医療機器です。

国内では未承認ですが、医師の管理の下、適切に照射すれば、いずれも安全性の高い治療です。

 

ただし、過度な出力設定や経験の浅い施術者による操作は、まれに熱感・腫れ・色素沈着などを引き起こすこともあるため、医師または熟練の施術者による照射が推奨されます。

なお、オンダリフトもハイフも医療行為なので医療機関以外で受けないようにすることが重要です。

 

<参考記事>

HIFU(ハイフ)の失敗やデメリットは?顔への影響や副作用を解説!

5.エビデンスで見るオンダリフトとハイフの違い

医学論文のイメージ

ここでは、オンダリフトとハイフの医学論文から両者の違いを検証してみます。

1)オンダリフトのエビデンス

オンダリフトは、脂肪減少・セルライト・頸部~あご下の皮膚弛緩に対する有効性と安全性を示す臨床報告が増えています。

 

特にサブメンタル(あご下)領域では、脂肪量・皮膚弛緩スコアの有意改善を示した臨床研究が複数あり、痛みが少ないことも一貫して報告されています。

 

<参照論文及びポイント>

Non-invasive system delivering microwaves energy for unwanted fat reduction and submental skin tightening: Clinical evidence

Journal of Cosmetic Dermatology, 2022.

 

あご下の脂肪・皮膚弛緩が有意に改善。6セッション後、写真評価・臨床スコア・満足度が向上、副作用は最小(痛みスコアも低値)。

 

Results on reduction of subcutaneous adipose tissue using a novel body contouring system based on microwave technology

Hautarzt, 2023.

2.45GHzマイクロ波で局所脂肪が減少。安全性良好。腹部主体だが脂肪層選択的加熱の機序を裏づけ。

Microwave-Energy-Based Device for the Treatment of Cellulite and Localized Adiposity: Recommendations of the “Onda Coolwaves” International Advisory Board

Bioengineering (Basel), 2024.

臨床報告を総括し、局所脂肪・セルライト・皮膚弛緩への推奨プロトコルと安全域を提示。長期成績は今後の課題と明記。

2)ハイフのエビデンス

ハイフは、顔の皮膚・SMAS層のリフトアップに関して系統的レビュー/メタ解析を含む豊富な文献があり、審美的改善・患者満足の向上と中等度の痛み、軽微な有害事象が標準的に示されています。

 

したがって、「脂肪型たるみ・二重あご中心」ならオンダリフト、 「顔全体のリフトアップ・構造的引き上げ」ならハイフという棲み分けが、臨床エビデンスの層の厚さとも整合します。

 

<参照論文及びポイント>

Systematic review and meta-analysis of safety and efficacy of high-intensity focused ultrasound (HIFU) for face and neck rejuvenation

Lasers in Medical Science, 2020.

PubMed:→ 顔・頸部若返りにおけるHIFUの有効性と安全性をメタ解析。審美的改善は中等度、痛みは中等度(平均約4/10)、重篤な有害事象は稀。

 

Microfocused Ultrasound With Visualization (MFU-V) Effectiveness and Safety: A Systematic Review and Meta-Analysis

Aesthetic Surgery Journal, 2025.

42研究の統合で、医師評価で89%が何らかの審美的改善、患者報告でも84%が改善。痛みは中等度で、有害事象は概ね軽微~中等度。

 

High-Intensity Focused Ultrasound for the Treatment of Wrinkles and Skin Laxity in Asian Skin

Annals of Dermatology, 2015

 

顔のしわ・弛緩に対する臨床的有効性と患者満足の向上を示す初期エビデンス。

3)エビデンス視点で考えるオンダリフトとハイフの選択

二重あご・フェイスラインの厚みは、オンダリフトの脂肪減少+タイトニングのエビデンスが適合します。

一方、顔全体のリフトアップ(SMAS収縮)・広範囲たるみは、ハイフの顔面リフトに関する系統的レビュー/メタ解析が豊富なことからこちらがおすすめです。

 

効果の持続性に関しては、いずれも継続施術が推奨され、ハイフは3~6か月ごとの単回、オンダは2~3週間隔で3~4回が推奨されます。

痛み・ダウンタイムに関しては、オンダは低~最小、ハイフは中等度の痛み報告が一般的です。

 

これらのエビデンスは、現在の日本の美容医療現場における実態と整合しています。
ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
湘南美容外科クリニック


オンダリフト

6.口コミ・体験談で見るオンダリフトとハイフの違い

口コミのイメージ

ここでは、オンダリフトとハイフの口コミ・体験談から両者の違いを検証してみます。

1)オンダリフトの口コミ

クリニック概要参照元
ルラ美容クリニック

渋谷本院

痛み・体感・直後〜数日の印象が具体的に記載。キレイパス
ルラ美容クリニック

渋谷本院

冷却併用で耐えられる/即時の体感など。キレイパス
Lively Clinic 船橋院直後のフェイスライン実感や痛みの強さなど、複数レビュー一覧。キレイパス
ピオーネビューティクリニックオンダリフトの施術回数・価格帯の情報が掲載。キレイレポ
湘南美容クリニック8件の口コミの掲載。フェイスラインの引き締めなど効果を早期に実感したという前向きな声がある一方、思ったほどの改善を感じないという不満もあります。オトコロビューティー

 2)ハイフの口コミ

クリニック概要参照元
ルラ美容クリニック

高田馬場院

施術後、顎まわりが気持ちすっきりした気がした実感あり。美容医療の広場
難波セントラルクリニックHIFU 300shot の口コミ一覧。痛みと効果発現時期の掲載キレイパス
横浜中央クリニックHIFUの来院者口コミ。施術時間・痛みの程度・院内対応など。ホットペッパービューティー
東京美容医療クリニックHIFUの来院者口コミ。痛みの出方(骨に近い部位など)/輪郭の実感。ホットペッパービューティー
湘南美容クリニック

藤沢院

ウルトラハイフで施術直後から顔がリフトアップグーグルマップ

 3)口コミ・体験談の検証

オンダリフトの口コミ・体験談では、「直後からフェイスラインがすっきりした」「2週間後に引き締まりを実感」など、即時性と数週間の変化が共通点。

痛みは「温かくて心地よい」「出力を上げるとチクっとする」程度で、マッサージに近い感覚との記述が多い。

 

満足度は高く、複数回のコース終了後には評価が安定しています。

ハイフの口コミ・体験談では、「直後に軽い引き上がり感」「1〜2か月でピーク」といった声が多く、効果実感時期はオンダより遅めです。

痛みは「骨に響くような刺激」「ピリッとするが耐えられる」など個人差があり、SMAS層への熱凝固に起因する反応を反映している模様です。

 

満足度は高く、「フェイスラインが明確になった」という意見が多数。コスパについては「1回でも変化」「定期的に続けやすい価格」と評価されている。

 

これらの口コミ・体験談を総合すると、両施術とも口コミ内容は臨床的メカニズムと整合性が高いと言えそうです。

なお、一部、「即日で小顔になった」など誇張的口コミはあるが、概ね信頼性は高く、患者報告と臨床効果の乖離は小さいと判断できます。

7.オンダリフトとハイフに関するよくある質問

オンダリフトとハイフの質問に答える女医

Q1.オンダリフトとハイフ、どちらを先に受けるのが効果的ですか?

一般的には、脂肪層に作用するオンダリフトを先に行い、数週間後にハイフでリフトアップするのが効果的です。

脂肪を減らしてから筋膜を引き上げることで、より立体的な小顔効果が得られます。

Q2.同日にオンダリフトとハイフを受けても大丈夫?

オンダリフトとハイフは同日に受けることも可能ですが、照射部位や出力の重なりを避ける必要があります。

実際の臨床では、1〜2週間程度間隔をあけて施術するケースが多いです。

当日の併用の可否は、必ず医師に相談してください。

Q3.効果を最大化するにはどのくらいの頻度で受けるべき?

オンダリフトは2〜3週間おきに3〜4回、ハイフは3〜6ヶ月ごとに1回が目安です。

併用する場合は、オンダリフトをベースにハイフを周期的に組み合わせるとより長期的なリフトアップが得られます。

併用の場合の回数や間隔は、必ず医師に相談してください。

Q4.ハイフやオンダリフトの施術後に気をつけることはありますか?

オンダリフトもハイフも施術当日は、激しい運動・飲酒・サウナ・マッサージを避けましょう。

また、施術後は、肌の保湿と紫外線対策をしっかり行うことで、コラーゲン生成が促進され、効果の持続にもつながります。

Q5.オンダリフトやハイフはどんな年代におすすめ?

オンダリフトもハイフも絶対的なおすすめの年代はありません。また、肌状態に個人差があるので正解はありません。ただし、目安として次の考え方を参考にしてください。

 

年代おすすめ
20〜30代オンダリフトで軽いたるみ予防・フェイスラインの引き締めに最適。
40〜50代

 

ハイフで筋膜リフトとコラーゲン生成を促し、輪郭のリフトアップに効果的。
50代以降両施術の併用で、ボリュームダウン+構造的リフトアップを目指すのがおすすめ。

8.まとめ

オンダリフトとハイフはいずれも、切らずにたるみを改善できる人気のリフトアップ治療ですが、目的と作用する層が異なります。

オンダリフトはマイクロ波によって脂肪層を加熱し、フェイスラインのもたつきや二重あごをすっきり整えるのが得意です。

 

一方、ハイフは超音波で筋膜(SMAS層)を引き締め、顔全体のたるみや下垂を内側から引き上げます。

脂肪型たるみにはオンダリフト、皮膚・筋膜型たるみにはハイフが効果的で、両者を併用すれば立体的な小顔・若返り効果も期待できます。

 

たるみの原因や希望する仕上がりに合わせて、医師と相談しながら最適な治療を選ぶことが重要です。

湘南美容クリニックやルラ美容クリニックなど、両方の施術を導入している施設でカウンセリングを受け、どちらかを選ぶか併用を検討してみましょう。

 

【重要】施術を受ける前に

本記事は、オンダリフトとハイフに関する一般的な情報を提供するものです。実際の効果や安全性は、個人の肌質や健康状態によって異なります。施術を検討される際は、必ず医療機関で医師のカウンセリングを受け、専門的なアドバイスに基づいて判断してください。

美容医療は医療行為であり、リスクがゼロではありません。信頼できるクリニックを選び、納得した上で施術を受けることが大切です。

 

<本記事全般に参考とした情報及び諸注意>

公益社団法人日本皮膚科学会         一般社団法人日本形成外科学会

一般社団法人日本美容皮膚科学会  一般社団法人日本美容外科学会(JSAPS)

一般社団法人 日本美容外科学会(JSAS)

未承認医療機器について:オンダリフト及びハイフは未承認医療機器です。

入手経路:医師が個人輸入しています。

※承認を受けていない医薬品・医療機器については下記のページをご確認ください。

https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html

本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。

諸外国における安全性等に係る情報の明示:FDA、CSA、MFDS、ANVISA

未承認医薬品の使用により万が一健康被害が発生した場合、日本の「医薬品副作用被害救済制度」の対象となりません。

 

 

 

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