ダーマペン4の効果まとめ!値段やダウンタイムまで徹底解説

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ダーマペン4は、髪の毛より細い針で肌に穴を開け、自然治癒力を高める美容治療機ダーマペンの最新型です。毛穴の開きやニキビ跡、クレーター、色素沈着などの改善に効果を発揮します。この記事では、ダーマペン4の肌悩みへの効果から、値段、ダウンタイムなどのデメリットまで、幅広く解説します。

この記事の監修医師
○診療科:内科、皮膚科、美容皮膚科
■経歴
2003年 日本医科大学 卒業
2004年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
2009年~2019年 善仁会丸子クリニック 院長勤務
2019年5月~ Alohaさおり自由が丘クリニック 院長

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目次

1.ダーマペン4とは?どんな方におすすめの美容治療

ダーマペンとは、髪の毛より細い針で肌に穴を開け、自然治癒力を高める美容治療です。肌に開いた傷を修復する過程でコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの分泌が促され、毛穴の開きやニキビ跡、クレーター、色素沈着などの肌トラブルを改善できます。そのほか、肌のハリや弾力がアップし、くすみの改善効果も期待できます。

 

ダーマペンの肌への作用と効果

 

そんなダーマペンは年々進化をとげ、今では最新機器のダーマペン4が主流となっています。

従来の「ダーマペン3」は、12本の針によって1秒に1300個の穴を開けられましたが、「ダーマペン4」は16本の針で1秒に1920個の穴を開けられます。また、最大深度も3.0mmまで調整可能になったことで、従来のダーマペン3(最大深度2.5mm)に比べてよりいっそう有効成分を浸透させやすくなりました。

 

ダーマペン3ダーマペン4
針の本数12本16本
1秒で開けることができる穴数1300個1920個
最大深度2.5mm3.0mm

そのため、個人差はあるものの1回の治療で効果を実感できるケースもあります。

また、ダーマペン4は、機能性や効果は向上しながらも治療時間は短縮されたため、施術を受ける方への負担も減っています。

 

<監修医からのメッセージ>
ダーマペンは、2011年に初登場した新しい美容施術です。

極細針を電動で振動させ、目に見えないほど微細な穴を皮膚に無数に開けることで、皮膚の自然治癒力を促し、修復・再生機能を高めるといった従来にない画期的な治療法であることから、今では多くの美容クリニックで取り入られ、人気メニューの1つとなっています。

そんなダーマペンは、バージョンアップを繰り返し、今では最新型の「ダーマペン4」が登場しています。

ダーマペン4は、従来型のダーマペン3と比較して、改良が加えられたことにより、患者様のさまざまな肌悩みやお肌の状態に応じて施術ができるようになりました。また、施術時間も短くなったことで負担も減っています。

さらに、ダーマペンにはヴェルベットスキン、ヴァンパイアフェイシャル、ウーバーピールなどとの併用治療もあるため、応用範囲が広いといったメリットもあります。

一方、ダーマペン4には、痛みや副作用、ダウンタイムがあるなどのデメリットもあります。

施術を受ける場合は、その点についても予め理解しておくことが大切だと思います。

私たち美容医療に携わる医師は、ダーマペン4をはじめどんな施術についても、効果やメリットだけでなく、しっかりとデメリットもお伝えし、患者さんにご納得いただいた上で治療を受けていただきたいと考えています。

ダーマペン4にご興味のある方は、お近くの美容クリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

<参考記事>

ダーマペンは効果なし?毛穴やたるみにいつから効果でる?



1)ダーマペンのメカニズムと効果発揮のプロセス

ダーマペンの施術は、まずとても小さな針がついた電動ニードルをお肌にあてます。

肌が傷つきますが、それが修復される際に自然治癒力がはたらき、線維芽細胞が活発になります。

そのため、真皮のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成を促進します。

その結果、肌再生がすすみ、肌老化や肌悩みが解消されるとともに、肌質の改善効果が期待できるようになります。

 

<ダーマペンの作用>
ダーマペンのメカニズム

 

2)ダーマペン4はこんな人におすすめ

ダーマペン4は、ニキビ跡やクレーター肌、毛穴の開きなど、セルフケアでは改善が難しい悩みを改善したい人におすすめです。しわやたるみ、くすみなど幅広い肌悩みに対する効果が期待できるため、根本的に肌質を改善したい人にも向いています。

ダウンタイムは2~7日間と短めで症状も軽いケースが多いので、仕事を長期間休めない人やリモートワークが難しい人も施術を受けやすい点がメリットです。

3)ダーマペン4の施術の流れ

  1. カウンセリング・診察予約

    電話、メール、ラインなど各美容クリニックが用意している手段で初回のカウンセリング・診察を予約します。

  2. 初回カウンセリング・診察

    お悩みの部位や症状について医師と相談して、ダーマペン4が適切かどうかを確認します。

    ダーマペン4が適している場合は、効果やデメリット、ダウンタイム、副作用の説明を受けます。

    もし、ダーマペン4が向いていない場合は、ほかの施術を提案されることもあります。痛みやダウンタイムなどの説明を受けた上で、当日または後日の施術の予定を決めます。

  3. 施術の準備

    施術部位のメイクや日焼け止めなどをクレンジングで落とします。

    次に、治療部位に麻酔クリームを塗布し、約30分間麻酔が効くまで待ちます。

  4. 施術

    有効成分が入った薬液を施術部位に塗布し、ダーマペン4を肌にあててなめらかに動かします。

    仕上げに成長因子を含むパックをしたり、美容成分入り日焼け止めを塗布して仕上げることもあります。

    施術時間は治療する範囲によって変わりますが、1回20分程度です。

  5. 施術後

    問題なければそのまま帰宅します。

    施術後12時間はメイクや洗顔はしないでください。

    ただし、針の深度や組み合わせる施術によって変わることがあるので、医師からの説明に従ってください。

2.ダーマペン4の効果

ダーマペン4で得られる6つの効果を紹介します。

1)毛穴の開きを改善する

過剰な皮脂の分泌などが原因で毛穴に角栓や皮脂汚れが詰まると、毛穴が押し広げられて大きく目立ってしまいます。ダーマペン4で肌に穴を開けるとターンオーバーが促されて肌の水分量がアップし、角栓ができにくくなって毛穴の開きが改善されていきます。

さらに、ダーマペン4によって傷をつけた肌が回復する過程でコラーゲンの生成が活発になります。その結果、肌にハリが出て、加齢によるたるみ毛穴も目立ちにくくなるのです。

改善が難しいすり鉢毛穴(クレーター毛穴、ボコボコ毛穴)も、施術回数を重ねることで効果が期待できます。

2)ニキビ跡・クレーター・色素沈着を改善する

ニキビが悪化して皮膚の奥深くにある真皮層にまでダメージが広がると、ニキビ跡やクレーターが残り、ホームケアでは改善できなくなります。ダーマペン4の針は皮膚内部3mmの深さまでアプローチして壊れた肌細胞を再生できるため、ニキビ跡やクレーターが改善してふっくらとした肌になります。

また、ダーマペンの施術によって肌のターンオーバーが促進されると、メラニンも一緒に排出されるので、色素沈着も改善できます。

3)肌にハリや弾力を与えてくれる

加齢とともに肌内部にある「線維芽細胞」という細胞のはたらきが鈍くなり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成が減少してしまいます。

そこで、ダーマペン4で肌に微細な穴を開けて線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成が促され、肌のハリや弾力がアップします。

4)くすみや美白効果

ダーマペン4は、紫外線によるダメージや加齢などが原因で発生する「くすみ」の改善も可能です。施術によって肌のターンオーバーが活性化されると、くすみの原因となる色素細胞「メラニン」が排出されやすくなり、美白効果が期待できます。

5)毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治療ができる

肌の広範囲に薄い赤や茶褐色のブツブツができる毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、良性の皮膚疾患ではあるものの、根本的な原因はまだ解明されていません。

しかし、ダーマペン4の施術によって肌の自然治癒力が向上すれば新しい皮膚の再生が促され、毛孔性苔癬の治療も可能です。

6)ダーマペン4なら妊娠線も治療できる

妊娠時に腹部や胸が急激に大きくなると、表皮は伸びても真皮や皮下組織の一部は伸びないために亀裂が生じ、皮膚上に赤紫色の線状斑が目立つことがあります。

これを妊娠線(線状皮膚萎縮症)と呼びます。

ダーマペン4は、深度を3.0mmまで調整することができるので、真皮層や皮下組織にアプローチすることで、継続治療すれば妊娠線を改善することが可能です。

3.ダーマペン4を受けるメリット

ダーマペン4の施術を受けるメリットは、主に以下の3つです。

1)細かい部分まで施術できる

ペン型のダーマペン4は微調整がしやすいため、レーザー治療では対応できない部分も施術可能です。目元の小ジワやちりめんジワのほか、小鼻の毛穴など細かい部分にも行き届きます。また、顔だけでなく、背中や二の腕、首なども施術できます。

2)従来機より痛みや腫れが少ない

ダーマペン4の針は髪の毛よりも細く、一定の圧力で均等に肌に当てられるため、従来の機器より痛みや腫れが軽減されています。また、従来の機器に比べて針の長さも細かく変えられるため、痛みに合わせて施術レベルを調整することも可能です。

3)ほかの施術と組み合わせることで相乗効果も

ダーマペン4によって肌に微細な穴が開いた状態は、薬剤が浸透しやすいため、ほかの施術と組み合わせれば相乗効果が期待できます。

たとえば、「ダーマペン4」と「コラーゲンピール」を組み合わせた『ヴェルベットスキン』の施術では、肌のツヤやキメが出やすくなり、肌質の改善を実感しやすいでしょう。

<参考記事>

ヴェルベットスキンとは?効果が出る回数やダウンタイムについて解説

マッサージピールとは?たるみへの効果やダウンタイムについて解説

4.ダーマペン4の持続期間・施術回数・頻度は?

ダーマペン4の持続時間についてご紹介します。

また、美しくなめらかな肌をキープするための施術回数や頻度をご紹介します。

1)ダーマペン4の持続期間は半年ほど

ダーマペン4の効果が続く期間は個人差があるものの、色素沈着・くすみの改善効果やハリ・弾力アップ効果は半年以上続くケースが多いです。一方、ニキビ跡やクレーターなどは、ダーマペン4で治療した跡に元に戻ることは少ないでしょう。

2)3回以上から効果を実感しはじめる

ダーマペン4は、複数回の施術を重ねることで効果を発揮する治療です。効果が実感できる回数は一人ひとりの肌の状態や肌悩みによって異なるものの、およそ3回程度で変化がみられるケースが多いでしょう。

3)施術間隔は3~4週間程度開ける

ダーマペン4の施術を短いサイクルで受けると肌に負担がかかるため、3〜4週間程度開ける必要があります。3〜4週間以上間隔を開けたからといって効き目が弱くなることはないため、生活スタイルに合わせて無理のないペースで受けましょう。

ただ、3〜4週間に1回の施術を重ねれば、肌の再生力が向上している状態をキープしやすく、効果を実感しやすくなります。

4)3ヶ月~4ヶ月ごとに継続すると効果が持続する

ダーマペン4の効果は永久ではないため、効果を実感できたあともメンテナンスとして施術を継続することをおすすめします。3〜4ヶ月に1回程度のペースで施術を続けると効果を持続できます。



5.ダーマペン4のデメリットや副作用

ダーマペン4のデメリットや副作用を5つ解説します。施術を受ける前には、効果やメリットだけでなく、注意点もしっかり確認しておきましょう。

1)痛みがある

ダーマペン4の施術では微細な針を皮膚に刺して穴を開けるため、施術時はヒリヒリとした痛みを感じやすくなります。

痛みの感じ方は個人差があるものの、骨や神経に近い部位や皮膚が柔らかい部位、深く針を刺した部位などは強い痛みを感じるケースもあります。クリニックによっては、クリームタイプの麻酔が用意されていることもあるため、気になる場合は無料カウンセリングなどで麻酔の有無や料金を確認しておきましょう。

2)ダウンタイムがある

ダーマペン4は、肌に小さな傷をつけて自然治癒力を高める施術のため、2〜7日間のダウンタイムがあります。ダウンタイムの長さは使用する針の長さや肌質によって異なりますが、肌質に合う長さの針を使用すれば、早めに肌の状態が落ち着くでしょう。

3)赤みや腫れが生じる

ダウンタイムに見られる症状は、主に肌の赤みや腫れですが、多くの場合は数日~1週間程度で軽快します。ヒリヒリとした痛みを感じる際は、タオルに包んだ保冷剤などで冷やすと症状が落ち着きます。

4)禁止事項が多い

ダーマペン4は、施術直後〜数日間の禁止事項が多い点もデメリットのひとつです。

施術直後は日焼け厳禁ですが、当日は日焼け止めが使用できません。マスクやサングラス、つばの深い帽子などを持参して紫外線対策をしましょう。

また、施術直後に血行が促進される行為をすると赤みや腫れなどの肌トラブルが起こりやすいので、数日間は入浴や激しい運動、飲酒、温泉、サウナなどを避ける必要があります。そのほか、洗顔やスキンケアは施術12時間後から、メイクは施術24時間後から可能です。

5)金属アレルギーだと施術を受けられない

ダーマペン4では金属の針を使用しているため、金属アレルギーがある人は施術を受けられません。ただ、医療用のステンレス針でできている機器を使用しているクリニックでは施術可能なケースもあるため、金属アレルギーの人は事前に確認しましょう。

6.ダーマペン4の値段相場はどれくらい?

ダーマペン4の施術料金の目安を解説します。

1)全顔1回あたり15,000~30,000円程度

ダーマペン4の値段相場は、全顔1回あたり15,000〜30,000円です。ダーマペン4は複数回の施術が必要なため、たとえば5回の施術を受ければトータルで75,000円〜150,000円ほどかかります。

また、ダーマペン4は、ヴェルベットスキンやヴァンパイアフェイシャルなどと組み合わせる美容施術があるので、それを受ける場合は費用がプラスされます。

ヴェルベットスキンは、全顔で20,000~40,000円程度が相場です。

ヴァンパイアフェイシャルは、全顔で80,000~100,000円程度が相場です。

<参考記事>

ヴァンパイアフェイシャルとは?効果やダウンタイムなど全解説

2)オプションによって追加料金がかかる

クリニックによっては施術料金のほかに「麻酔代」や「アフターケア代」が追加で発生する場合があります。そのため、無料カウンセリングの際にはトータル料金を確認することをおすすめします。



7.ダーマペン4のダウンタイムの期間・症状と過ごし方

ダーマペン4のダウンタイムの期間や症状、過ごし方などを解説します。

1)針を刺す深さによってダウンタイムが異なる

ダーマペン4では肌の悩みに合わせて針を刺す深さを調整できますが、針を深く刺すほどダウンタイムが長くなる傾向があります。針の深度によって、ダウンタイムの長さは以下のように変化します。

  1. 表皮0.2mm~なら2日程度

    ニキビ改善や美白効果が期待できる「表皮0.2mm~」の深さに針を刺す場合、ダウンタイムの長さは2日程度です。

  2. 真皮0.8mm~なら2〜3日

    毛穴の開きやニキビ跡、たるみ改善効果が期待できる真皮0.8mm〜にアプローチする場合、ダウンタイムの長さはおよそ2〜3日です。

  3. 皮下組織1.5mm~なら4〜7日程度

    クレーター肌や傷跡への効果が期待できる皮下組織1.5mm〜に針を刺した場合、ダウンタイムは4〜7日程度続くことが多いでしょう。

2)ダーマペン4のダウンタイム中に起こる症状

ダーマペン4のダウンタイム中に起こる症状を解説します。

  1. 赤み・かゆみが出る

    針で肌に穴を開けることで一時的に炎症が起こるため、施術後に赤みが出ることがあります。赤みがある際は激しい運動や長時間の入浴、サウナ浴など血行がよくなる行為を避ける必要があります。また、傷が治る過程でかゆみが出るケースもありますが、患部を掻かないように注意し、冷却材で冷やしたりワセリンなどで保湿しましょう。

  2. むくみ・腫れが出る

    ダーマペン4の施術後は傷が修復される過程で体液が増えるため、むくみや腫れが生じることもあります。ただ、大きく目立つほどの症状が出ることは少なく、数日で自然に治ります。

  3. 出血・内出血が出る

    顔の皮膚には多くの毛細血管が張りめぐらされているため、ダーマペン4の針を刺すことで出血や内出血が生じることもあります。ただ、症状は1〜2週間ほどで治癒するケースがほとんどです。

  4. 皮むけが起こる

    ダーマペン4によって無数に開けられた小さな傷が修復する過程で、皮むけが生じることもあります。皮むけが起こった際は、無理に剥がさなくても自然に剥がれるため、しっかり保湿をしましょう。外部からの刺激を避けるために、紫外線からしっかり肌を守ることも重要です。

3)ダウンタイム中に気をつけるべきこと

ダーマペン4のダウンタイム中に注意すべき点は以下の4つです。

  1. 当日の洗顔・入浴をしない

    施術を受けた当日は肌に無数の傷ができているため、洗顔や入浴を控えてシャワー浴にする必要があります。シャワーを浴びる際は、施術した部位にボディソープや石鹸などがかからないようにしましょう。

  2. 当日はメイクできない

    施術直後は皮膚に多くの穴が開いているため、当日中はメイクができません。翌日以降はメイクが可能なので、赤みなどをカバーできます。

  3. 紫外線対策をする

    施術後は、肌が敏感な状態になっていて紫外線の影響を受けやすいため、数日間は日焼け止めや帽子などで対策しましょう。

  4. 激しい運動は避ける

    ダウンタイム中に激しい運動をすると、血行が促進されて赤みや腫れなどの症状が長引く可能性があります。施術後の赤みが引くまでの2〜3日間は、汗をかくような運動は控えましょう。

8.ダーマペン4体験レビュー

現在準備中です。

9.ダーマペン4のよくある質問

最後に、ダーマペン4に関するよくある質問について解説します。

Q1.ダーマペン4は1回でも効果がありますか?

肌のハリ感やキメの改善に関しては、1回の施術でも効果を感じられることがあります。ただ、ニキビ跡やクレーター、毛穴の開き、色素沈着などは1回では効果を実感しにくく、複数回施術を受けることで、効果を実感しやすいでしょう。

Q2.ダーマペンはセルフでできると聞きました。やってもいいですか?

ネット通販では、自宅でできるダーマペンの機器が販売されていますが、こちらは類似品です。セルフダーマペンは、自分で皮膚に針を刺す行為であり、非常に難しく、危険がともないます。針を刺す「深さの調整」や肌に正しく当てる「角度調整」には技術や知識が必要なため、肌がきれいになるどころか失敗して肌トラブルが発生してしまうリスクがあります。また、感染につながる恐れもあることから、必ずクリニックで経験豊富な医師に施術してもらいましょう。

Q3.痛そうで怖いです、どれくらい痛いですか?

多くのクリニックでは麻酔をしてから施術を行うものの、チクチクとした痛みを感じる人が多いです。しかし、麻酔が効いていれば「耐えられないほどの痛み」が生じる可能性は少ないでしょう。針が長いと痛みを感じやすいため、耐えられない場合は短い針で施術することも可能です。

Q4.フラクショナルレーザーとの違いを教えてください。

ダーマペン4と同じく、「フラクショナルレーザー」も皮膚を傷つけることで肌が本来持っている自然治癒力を利用し、肌悩みを改善する治療です。

ここでは、ダーマペン4とフラクショナルレーザーの違いのポイントを紹介します。

  1. レーザーで穴を開けるのがフラクショナルレーザー

    ダーマペン4は微細な針を使用しますが、フラクショナルレーザーはレーザーを点状に照射して肌に穴を開けます。ダーマペン4と同じくフラクショナルレーザーも毛穴やニキビ跡、クレーター、小じわ改善などの効果があります。

    また、フラクショナルレーザーは照射時に熱エネルギーが発生して肌が収縮するため、たるみ改善やリフトアップ効果が期待できるのが大きな違いです。

  2. より痛みが強く高い効果があるのがフラクショナルレーザー

    フラクショナルレーザーは、肌表面にレーザービームを点状照射して真皮まで熱エネルギーを届けるため、ダーマペン4より高い効果を発揮します。ただ、フラクショナルレーザーはダーマペン4より強い痛みを感じやすく、ダウンタイムも2~10日と長い傾向にあります。

  3. 細かい場所の調整や痛みの軽減を求めるならダーマペン

    ダーマペン4は微調整がしやすいため、目元のシワや小鼻の毛穴など細かい部分にも施術可能です。フラクショナルレーザーのような熱作用はないため皮膚の再生を促す力は弱まりますが、痛みを抑えたい人にはダーマペン4の施術が向いているでしょう。

<参考記事>

フラクショナルレーザーの効果とは?期間やダウンタイムについても解説

10.まとめ

ダーマペン4の肌悩みへの効果から、値段、ダウンタイムなどのデメリットまで幅広くご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

ダーマペン4は、繰り返し施術を受けることで毛穴の開きやニキビ跡、クレーター、色素沈着、くすみ、たるみなど、肌のさまざまな悩みをトータルケアできます。

針を刺す深さは0.1㎜単位で微調整できるため、肌の状態や悩みに合わせて施術を受けられます。

しかし、デメリットもあればリスクもあります。

リスクが高いセルフダーマペンの使用は避け、信頼できる美容クリニックで医師によるカウンセリング・施術を受けてなめらかな美肌を目指しましょう。

この記事が、ダーマペン4に興味のある方、効果を体感してみたい方のお役に立てば幸いです。

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