リジュラン注射とは?効果やメリット、ダウンタイムやデメリット

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リジュラン注射は、サーモンから抽出されたポリヌクレオチド(PN)を有効成分とした注入剤を皮下に直接注入する美容医療の施術です。皮膚の自己再生力を活性化させ、シワを改善して肌にハリをもたらします。この記事では、リジュラン注射の美容効果やメリット、副作用やダウンタイムなどのデメリット、費用相場について解説します。

この記事の監修医師
■診療科
一般皮膚科・小児皮膚科・老年皮膚科・皮膚外科・形成外科・美容皮膚科・アレルギー科・当日手術・レーザー治療
■経歴
台湾生まれ、東京都板橋区出身。
台湾大学医学部卒業。
日本国医師免許および台湾医師免許のダブルライセンス。
東京大学医学部皮膚科助教(2017年~2019年)。
皮膚科専門医・がん治療認定医・産業医。
2020年11月、板橋区に成増駅前かわい皮膚科を開業。

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目次

1. リジュラン注射の効果どれくらいか気になっている方へ

お肌の悩みを抱えていない人はいないというくらい、現代の女性は何らかの悩みを持っています。

「このシワがなかったら……」「目の下のクマが気になって自信が持てない」なんて思っている人も多いのではないでしょうか。

そんな人にとって、リジュラン注射は肌悩みの改善効果が見込める有効な治療方法のひとつです。

そんなリジュラン注射は、肌老化や肌悩みにどんな効果をもたらすのか?また、ダウンタイムの期間や副作用は?さらに、費用はどれくらいかかるの?

などが気になるところです。

今回は、リジュラン注射とはどんな美容医療の施術なのか?どんな効果やメリットがあるのか?どんな人に向いているのか、副作用やダウンタイムなどのデメリットについても解説します。

<監修医からのメッセージ>
リジュラン注射は、まだそれほど知名度の高い美容医療の施術ではありません。
しかし、その高い効果や使用できる部位の多さなどからだんだんと普及しつつあります。
特に、目元や額、眉間、口まわりにおいては、無表情でも目立つ固定されたシワの改善に大きな福音となっています。
なぜなら、表情のクセが原因だったシワであっても、加齢や紫外線ダメージが加わることで、ボトックス注射やヒアルロン酸だけでは十分な効果が発揮できなくなるからです。

その場合、シワを改善するには、コラーゲンを増やし、皮膚を再生させることによって、ハリや厚みを増やすという治療が必要となります。
リジュラン注射は、それが期待できる治療法です。
また、目元や口元、首、デコルテ、手の甲の肌老化にも使えたり、ニキビ跡やクレーター毛穴にも効果が期待できるなど、さまざまな肌悩みにアプローチすることが可能です。

しかし、効果を得るには数回以上の施術が必要となる場合があり、費用がやや高い傾向にあるなどのデメリットがないわけではありません。

肌を根本から再生するオススメの治療法ですが、カウンセリングの際にメリットやデメリットの説明を受けて、納得した場合のみこの施術を受けるようにしましょう。

 

2.リジュラン注射とは皮膚の自己再生力を活性化させる注入治療

1) リジュラン注射とは?

そもそも、リジュラン注射とはどのような施術でしょうか。リジュラン注射は別名、サーモン注射ともいいます。

サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を有効成分とした注入剤「リジュラン」を皮下に直接注入し、皮膚の自己再生力を活性化させることで、紫外線ダメージや加齢によって菲薄化した肌を若返らせる治療です。

ポリヌクレオチドには、皮膚の自己再生力を活性化させるはたらきがあります。DNA成分を含んだ肌細胞をつくる成分を直接真皮へ注入することにより、皮膚そのものを若返らせ、ハリや弾力、厚みを増やすことでシワなどの根本治療につなげています。

2) ポリヌクレオチドの効果

ポリヌクレオチドはDNAの一部で、EGFFGF、IGFなどの成長因子の増加をもたらし、線維芽細胞のスイッチとなることで、コラーゲンやヒアルロン酸を増やします。

また、血管内皮成長因子の増加による組織再生や創傷治癒作用を発揮します。

さらに、炎症性サイトカイン減少による抗炎症作用によって、シミやニキビなど炎症による

肌ダメージを起こりにくくします。

 

従来は、創傷治癒や関節注射などの整形外科、形成外科の領域において使用されていました。

しかし、最近では皮膚に注入することで高いアンチエイジング効果を発揮することがわかり、美容医療業界でも普及し始めました。

3)リジュラン注射はこんな人におすすめ

リジュラン注射は、さまざまなお悩みの改善に効果があります。特に、肌を若返らせたい・ハリがほしい・くすみが気になる・小じわを改善したい・クレーターが気になる・目の下のクマが気になるといったお悩みを持つ人には有効な治療法です。

肌の最深部にある真皮へ薬剤を注入するため、お肌そのものを若返らせてハリや弾力を取り戻す効果が期待できます。

 

<リジュラン注射はこんな方におすすめ>

  • エイジングで肌のハリやツヤがなくなってきた
  • 額、眉間のシワが目立って表情が良くない
  • 口元の小じわやほうれい線で老けて見える
  • 首のシワをなんとかしたい
  • デコルテや手の甲のシワが気になる
  • 顔が何となくどんよりして老け顔に見える
  • ボトックス注射で改善しないシワがある
  • ヒアルロン酸以外の若返り注射を探している
  • ニキビやニキビ跡を治したい

4)リジュランの予約・施術の流れ

  1. カウンセリング・診察予約

    電話、メール、ラインなど、各美容クリニックが用意している手段で初回のカウンセリング・診察を予約します。

  2. 初回カウンセリング・診察

    お悩みの部位や症状について医師と相談して、リジュランが適切かどうかを確認します。

    リジュランが適している場合は、効果やメリットの説明に加え、ダウンタイムや副作用についても説明を受けます。

    もし、向いていない場合は、ほかの施術を提案されることもあります。痛みやダウンタイムなどの説明を受けた上で、当日または後日の施術の予定を決めます。

    なお、カウンセリングで納得できなかったり、不安がある場合は、施術を受けずに帰ることも可能です。

  3. 施術の準備

    施術部位のメイクや日焼け止めなどをクレンジングで落とします。

    治療部位に麻酔クリームを塗布し、約30分間麻酔が効くまで待ちます。

    また、目まわりは、内出血の予防、痛み緩和のため、注入直前に5分程度クーリングを行います。

  4. 施術

    目的や部位に応じたリジュラン製剤を、極細の針を使って注入していきます。所要時間は、注射1本の場合で約10分程度、追加1本ごとにプラス5分程度です。

  5. 施術後

    施術後、鎮静のため約10分程度クーリングを行います。

    特に問題がない場合は、そのまま帰宅できます。

    なお、施術当日もメイク可能です。




3.リジュラン注射のメリットや特徴

1)気になるシワにダイレクトに薬剤を注入できる

リジュラン注射では、改善したいシワに薬剤をダイレクトに注入することができます。そこに有効成分がしっかり浸透して効果を発揮するため、ピンポイントでシワの改善効果が期待できます。

2)顔のさまざまなパーツや首にも施術可能

リジュラン注射は、顔では目元、額、眉間、口元といったさまざまなパーツに施術することが可能です。

また。首のしわにも使えます。

3)ボトックス注射で改善できないシワに効果発揮

ボトックス注射は、表情筋が原因のシワの改善に向いた治療です。つまり、表情に合わせて目立つシワに効く治療です。

一方、リジュラン注射は、真皮の線維芽細胞を活性化してコラーゲンを増やすため、加齢や光老化で目立つシワを改善します。

これらのシワは、無表情時にも存在するシワです。

4)4種のリジュラン製剤の使い分けができる

リジュラン注射に使う薬剤には、4つの製剤のバリエーションがあります。

目的や肌悩みなどで使い分けることが可能です。

 

  1. リジュラン

    最もオーソドックスなリジュラン注射の製剤です。

  2. リジュランアイ

    リジュランシリーズの中で最も伸びがよく、柔らかい製剤を使用しており、皮膚が薄い目元に使うのに向いています。

    目の周りのシワ、目の下のたるみやクマにおすすめです。

  3. リジュランHB

    このようなお悩みに:ほうれい線、口元、額、首、デコルテ、手の甲などの小じわなど

    リジュランHBは、リジュランにヒアルロン酸を配合した製剤です。

    皮膚再生効果に加えて高い保湿力が期待できるため、肌のうるおいアップ、バリア機能アップといった効果も期待できます。

    リジュランと同じく、ほうれい線、口元、額などのほか、首、デコルテ、手の甲などのボディの小じわやハリ感アップに適していて、肌のみずみずしさもアップします。

  4. リジュランS

    リジュランSは、リジュランシリーズの中で最も固さのるある製剤です。

    皮膚表面をなめらかにする効果が期待できるため、頬、顎、額などで目立つクレーター状のニキビ跡や瘢痕、すり鉢毛穴などによる皮膚の凸凹を改善するのに適しています。

5)薬剤の安全性が高い

リジュラン製剤に含まれるポリヌクレオチド(PN)は、アレルギー反応などの副作用リスクが少ないといわれています。

ただし、サーモンをはじめとする魚や魚卵などにアレルギーのある方には、リスクがあるので使えません。

4.リジュラン注射の効果

リジュラン注射はどんな肌悩みや症状に効果的なのでしょうか。

7つの改善効果について、ほかの治療法との比較も交えながら1つずつ解説していきます。

1)肌のハリ・弾力・厚みを改善できる

まず1つめは、肌のハリ・弾力を改善できることです。たとえば、口周りなどのほうれい線は、日常的に酷使することでハリや弾力を失いがちになります。

皮膚の最深部、真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、肌の保水やハリ・弾力を保つはたらきを担っていますが、加齢や紫外線といった外的要因によって年々減少してしまうため、肌のハリが失われていきます。

その結果、しわやたるみ、たるみ毛穴が現れて老け顔に見えるのです。

 

リジュラン注射の有効成分「ポリヌクレオチド」を真皮層に直接届けることにより、線維芽細胞を刺激、活性化させてコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった肌のハリ・弾力を生む成分が生成されます。結果、ダメージを受けたお肌の再生を促し、肌のハリ・弾力・厚みを改善します。

このように、リジュラン注射は、肌を再生することによって肌老化や肌悩みを改善するのです。

 

一方、ヒアルロン酸注射は、直接ヒアルロン酸製剤を肌に注入します。それが肌のヒアルロン酸に上乗せされ、シワを目立たなくすることができます。しかし、肌再生を促す治療法ではありません。

 

<参考記事>

ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!

2)額や眉間などのシワを改善できる

額や眉間など、一度刻まれるとなかなか改善できないシワにも効果が期待できます。

これらのパーツにできるシワは、加齢や紫外線ダメージなどによる肌老化が原因のものと、表情グセによるものがあります。

リジュラン注射では、肌老化が原因の額や眉間のシワに効果を発揮します。

一方、表情ジワに高い効果を発揮するのは、ボトックス注射です。

両方の原因でシワが目立つ場合は、併用がおすすめです。

 

<参考記事>

ボトックス注射とは?おでこや目尻のシワへの効果はある?

3)目の周りや目の下のクマを改善できる

3つ目は、目の周りや目の下にできたクマやたるみを改善できることです。目の周りは皮膚が薄く、なおかつ酷使しやすい部位です。

さらに触る機会も多いだけでなく、紫外線などの刺激も受けやすいため、年齢とともに保湿力は低下しがちですリジュラン注射では、真皮層でコラーゲン生成を促して、目の周りのシワ、目の下のクマ、目の下のたるみの改善が期待できます。

 

<参考記事>

目の下のくま(クマ)の原因・種類と解消のエイジングケア

目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント

4) ニキビ跡や傷跡がクレーターになった場合も有効

リジュランSを使うことで、クレーター状のニキビ跡や瘢痕などによる皮膚の凸凹をなめらかにすることが可能です。

また、これらの肌悩みは、フラクショナルレーザーというマイクロドット状にレーザーを照射する施術との併用によって、より高い改善効果が期待できます。

 

<参考記事>

フラクショナルレーザーの効果とは?期間やダウンタイムについても解説

5) 肌の水分保持力の改善

リジュランHBを使うと、肌のボリュームアップだけではなく、水分量や弾力性の改善にも効果を発揮します。

乾燥肌にお悩みの方や、ハリとうるおいのある若々しく健康な肌を目指す方にも最適です。

6)肌の明るさや透明感アップ

リジュランには、メラニン(くすみ・シミの原因となる色素)を減少させる効果があります。

リジュランが持つ毛細血管の循環改善・抗炎症作用によって、シミの元なる皮膚内のメラニンを減らすことが可能です。

その結果、隠れシミの予防やくすみの改善によって、肌のトーンアップが期待できます。また、透明感のある肌を手に入れることができます。

7)首やデコルテ、手の甲のシワにも効果的

首やデコルテのシワ、手のシワはケアが難しい部分です。

リジュランは、顔だけでなく、首・デコルテ・手の甲などのシワにも効果が期待できます。

4.リジュラン注射のデメリット・副作用

リジュラン注射には、デメリットや副作用のリスクはないのでしょうか。残念ながら、まったくないとはいい切れませんが、知っておくことでリジュラン注射を受けるかどうかの判断にも生かすことができます。

1)内出血や腫れが起きる場合がある

針を注入する以上、患部の腫れや内出血が起こる可能性があります。ただし、内出血といっても大半は化粧で隠せる程度のもので、数日~10日程度で消失するので過度に心配する必要はありません。

どうしても心配だという場合は、ほかの施術で代用できるか、どの程度の内出血や腫れが想定されるかを事前に医師に確認しておきましょう。

2)痛みを感じることがある

お肌に針を刺しますので、痛みを感じる可能性があります。注射の痛み程度ですが、注入の際に「痛い」と感じる人がいるのも事実です。

痛みに弱い方や、過敏反応を起こす方は、麻酔クリームを使うことで痛みを軽減することができます。ただし、麻酔クリームを使うとオプション料金がかかることもありますので確認しておきましょう。心配な方は、医師に申し出ることをおすすめします。

3)費用が数万円かかる

リジュラン注射のデメリットの1つに、費用の高さが挙げられます。クリニックや注射の本数にもよるので一概にはいえませんが、1回あたりの施術料金は平均5万円前後です。さらに、複数回受けることになる場合も多いので、さらに料金はかかるとみて間違いありません。

しかし、クリニックによっては初回のみ安い料金を設定していたり、キャンペーンなどを行っている場合があります。また、複数回施術することを考えた料金設定になっていることもありますので、しっかりと事前に調べてみることをおすすめします。

4)こんな場合はリジュラン注射を受けることができない

次のような場合は、リジュラン注射の施術を受けることはできません。

  • 妊娠中・授乳中
  • 脂漏性皮膚炎の部位
  • ヘルペス治療中
  • アスピリン、抗凝固薬を服用している

 

また、既往歴がある場合、治療中の病気がある場合、薬を飲んでいる場合は、カウンセリングや診療の際に、医師に相談しましょう。



5.リジュラン注射の効果はいつから出る?施術頻度は?

リジュラン注射の効果はいつから出るのでしょうか。そして施術頻度はどれくらいのペースで行えばいいのでしょうか。ここでは、効果が現れる時期や施術の頻度について解説します。

1)2週間~4週間ほどで効果を感じ始める

リジュラン注射は、効果に即効性はありません。効果を実感できるのは、施術後2週間~4週間くらいたってからです。これは、リジュラン注射がお肌の根本治療であることと関係しています。コラーゲン生成を促して肌質改善をしていくため、即効性には欠けますが、しっかりと若返りにつながります。

2)2週間~3週間ごとに1度を3~4回受ける

リジュラン注射の施術頻度は、2週間~3週間ごとに1回がおすすめです。肌質改善のためには、1クール3回~4回程度の回数が必要であり、また効果を維持するためには、継続的な治療が基本となります。

お肌はターンオーバーを繰り返しますので、その周期に合わせた施術が必要となります。効果を持続させるためには、相応の回数が必要であることを最初から認識しておきましょう。

6.リジュラン注射のダウンタイム期間や注意点は?

リジュラン注射には、ダウンタイムはどれくらいあるのでしょうか?そしてダウンタイム期間中はどのように過ごせばいいのでしょうか。リジュラン注射のダウンタイムや注意点について解説します。

1)注入の盛り上がりは数時間~1日で落ち着く

まず、リジュラン注射は薬剤を注入するため、針を刺した部分が注入した薬剤で盛り上がります。注入による患部の盛り上がりは、数時間~1日もあれば落ち着くので心配ありません。

皮膚の浅い部分はどうしても薬剤を注入すると盛り上がりやすいので、吸収までに時間がかかることは覚えておく必要があるでしょう。

何日も盛り上がった部分が消えないということはありませんので、安心してください。もし心配だという場合は、事前に医師へ確認しておくことをおすすめします。

2)内出血は数日かけて消える

内出血が起こる場合もあります。皮下へ針を刺して薬剤を注入する治療ですので、毛細血管などから出血して内出血を起こすことは決して珍しいことではありません。

もし、内出血を起こした場合でも、数日〜10日ほどで消失しますし、化粧でカバーできる程度の濃さなので過度な心配は必要ありません。

ただし、仕事上マスクなどで顔を隠せなかったり、結婚式などのイベント前にリジュラン注射の治療を受けることはおすすめできません。内出血だけでなく、ほかの肌トラブルなどが出てしまい、せっかくのイベントに水を差すことになる可能性があるからです。

もし、どうしてもイベント前にリジュラン注射を受けたいという場合は、イベント日から逆算すること、そして医師にしっかりとイベントがある旨を申し出て判断を仰ぐようにしましょう。

「まだイベントまで日数があるから大丈夫」と安易に考えると危険です。顔など露出部分に施術を受けてトラブルが起こると、イベント当日にメイクができなくなるなどの恐れもあります。絶対に自己判断だけは避けてください。

3)施術後の注意点は?

施術後のメイク、洗顔、シャワーは当日から可能です。

しかし、体を過度に温めると血行が促進して、腫れや赤みの原因となるので、長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などは控えましょう。

また、施術後1週間程度は、リジュランを注入した部位のマッサージなどは避けましょう。

7.リジュラン注射の費用の目安は?

リジュラン注射は、使う薬剤や注入量、回数割引の有無で費用が異なります。

また、美容医療は自由診療であることから、クリックよって価格設定も異なります。

たとえば、キャンペーン・モニター価格で表示している場合もあります。

さらに、カウンセリングの費用の有無、麻酔クリームの費用の有無などでもトータルの費用が変わってきます。

 

ここでは目安をお示ししますので、クリックでカウンセリングを受ける際に、確認しましょう。

<基本的な費用相場>

1回1cc30,000~50,000円(40,000円前後が多い)
1回2cc60,000~100,000円 (80,000円前後が多い)
1回3cc80,000~120,000円(100,000円前後が多い)




8.リジュラン注射のよくある質問

リジュラン注射のメリットや効果、副作用やデメリットについて解説してきましたが、まだしっかりと理解できていない人もいるかもしれません。

ここでは、リジュラン注射についてよくある質問をまとめました。

Q1.ヒアルロン酸注射やボトックス注射とどう違いますか?

お肌への薬剤注入治療(フィラー注射)としては、ヒアルロン酸注射やボトックス注射がよく知られています。これらの治療は一時的な改善はもたらしますが、成分が肌に吸収されやすく根本的な改善を期待することはできません。

一方、リジュランは、お肌そのものを根本的に改善させる治療法です。

 

そもそも、ヒアルロン酸は、シワや肌の凹凸をボリュームアップさせる対処療法です。ヒアルロン酸を皮下に注入すると、一時的にふくらみを持たせ、シワを隆起させてほうれい線を解消したり、鼻筋や涙袋をつくったりすることが可能になります。

しかし、ヒアルロン酸注入後は、徐々に分解され吸収されてしまいます。デメリットでもあると同時に、最も安心安全な治療であるともいわれますが、効果の持続期間が3か月〜1年程度です。

 

ボトックス注射は、「ボツリヌストキシン」という薬剤を注入する治療です。

ボツリヌストキシンには筋肉の収縮を緩和する作用があるため、筋肉の張りによるエラや、筋肉の収縮の繰り返しが原因の表情ジワなどを改善することができます。

ボトックス注射の効果の持続期間は、3~6か月です。

 

対するリジュラン注射は、根本的な改善を目的としています。サーモンから抽出されたポリヌクレオチド(PN)を有効成分とした注入剤「リジュラン」を皮下に直接注入して、皮膚の自己再生力を活性化させます。これによって、加齢や紫外線ダメージにより菲薄化した肌を若返らせる治療です。

 

3つの施術は、目的や料金もかなり違うため、どちらがいいかについてはお悩みの内容や予算に応じて考える必要があります。また、併用がおすすめの症状もあります。

カウンセリングの際には、何を選べば良いかを医師と相談してみることをおすすめします。

 

<リジュラン注射とヒアルロン酸注射・ボトックス注射の比較>

施術特徴メリットデメリット
リジュラン注射皮膚細胞を活性化し、肌を再生する根本治療さまざまな肌悩みに効果が期待できるとともに肌質改善や若返りが期待できる1回の治療での効果は薄く、施術回数がかさんで費用が高くなる
ヒアルロン酸注射シワやくぼみに製剤を埋め込み、押し上げるフィラー注射の元祖施術後、すぐに明らかな効果を実感できる

ダウンタイムほぼなし

効果の持続期間は3か月~1年程度(個人差やヒアルロン酸製剤の種類による)
ボトックス注射表情筋の動きを抑えて、表情ジワを改善する治療注入後数日で効果を実感できる

ダウンタイムほぼなし

引き続き効果もある

効果の持続期間は3~4か月程度(個人差やボツリヌストキシン製剤の種類による)

Q2.リジュラン注射はどれくらい効果が持続しますか?

リジュラン注射の効果は、基本的に効果がなくなることはないと考えていいでしょう。

肌の内部へ直接薬剤を注入してコラーゲン生成や若返りを促しているので、いったん若返った肌がすぐに衰えるということはありません。

しかし、人間はどんなに気を付けていても日々年齢を重ね、老化していきます。結論としては「いったん肌が若返るので効果が消えることはない、しかし加齢は止まらないので定期的なメンテナンスが必要である」といえます。

メンテナンスとしてどれくらいの頻度で通えばいいのかについては、医師との相談が必要となります。いくら肌を若返らせたいといっても、頻繁な治療はお肌に大きな負担をかけてしまいます。

改善したいお悩みの内容や予算などをもとに、クリニックの医師と相談して決めるようにしてください。

Q3.おすすめの組み合わせ治療法はありますか?

たとえば、目の下のくぼみや目の下のクマには、ヒアルロン酸注入とリジュランの組み合わせがおすすめです

 

また、シワ・たるみだけでなく、毛穴の開きも気になる場合は、ダーマペン4との組み合わせがおすすめです。

 

ほかでは、イオン導入を組み合わせることで、美白効果や保湿効果が高まりますし、リジュラン注入後の肌が急速に鎮静化し、ダウンタイムが短くなります。

9.まとめ

リジュラン注射の肌悩みへの美容効果やメリット、副作用やダウンタイムなどのデメリット、費用相場について幅広くご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

 

リジュラン注射は、お肌の状態を根本的に改善する施術です。メリットの多い治療法ですが、施術を何度か継続して受ける必要があるなど、費用が高額になるといったデメリットもあります。

リジュラン注射の施術を受けたいと思った方は、美容皮膚科などで医師のカウンセリングを受けたり、口コミを確認するなどして信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

この記事が、リジュラン注射に興味のある方や施術を受けたい方にとってお役に立てば幸いです。

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