ルメッカピークは、インモード社の「Optimas MAX System」で用いられるIPL(光治療)のハンドピースです。従来のルメッカとの仕様上の関係、米国FDAでの位置づけ、国内での承認状況、研究でわかっていることを公式情報で整理し、受ける前に確認したい入手経路やリスクまで解説します。
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「ルメッカピークって、普通のルメッカと何が違うの?」――2026年の夏ごろから、国内の美容クリニックで「ルメッカピーク」の導入が相次いでいます。
「ピークパワーが向上」「少ない回数で効果を実感しやすい」といった紹介を目にする一方で、従来のルメッカとの違いや、国内での承認状況はわかりにくいのが現状です。
この記事では、メーカー・米国FDA・導入クリニックの公式情報をもとに、ルメッカピークについて確認できている事実と、まだ確認できていない点を分けて整理します。受ける前にクリニックへ確認しておきたいことも、あわせて紹介します。
この記事でわかること
- ルメッカピークとはどんな機器か、従来のルメッカと何が違うのか
- 公表されている仕様のうち、確認できている情報とできていない情報
- ルメッカピークの効果について、研究でわかっていること
- 米国FDAでの位置づけと、日本国内での承認状況
- 受ける前にクリニックへ確認したい5つのこと
- 痛み・ダウンタイム・回数・料金の目安
ルメッカピークとは?
| この章のポイント ルメッカピークは、インモード社の「Optimas MAX System」で用いられるIPL(光治療)ハンドピースです。FDA資料ではLUMECCA 515 PEAK/580 PEAKと記載され、以前のLUMECCAとしてクリアランス済みとされています。国内では2026年の夏ごろから、美容クリニックでの導入が公表されています。 |

ルメッカピーク(Lumecca Peak)は、シミ・そばかす・赤みなどの治療に使われるIPL(光治療)のハンドピースです。米国FDAの510(k)資料では、「LUMECCA 515 PEAK」と「LUMECCA 580 PEAK」の2種類が記載され、いずれも「previously cleared as LUMECCA」とされています【1】。
IPLは、幅広い波長の光をフィルターで調整して照射し、シミの原因のメラニンや、赤みの原因のヘモグロビンに熱を与える治療です。ルメッカそのものの仕組みや、シミ・赤みへの効果を示す研究については、次の記事で詳しく解説しています。
<参考記事>
ルメッカとは?シミ・赤みへの効果と回数、ダウンタイム、向かない人を論文と国内認証から解説
国内では、2026年7月16日に大手美容クリニックが新宿の院で先行導入を発表しており【2】、その前後から複数のクリニックが導入を公表しています。
ルメッカとの違い|公表されている仕様
| この章のポイント メーカー米国公式サイトは「光学出力25%向上」「パルス幅短縮」と訴求しています。一方、米国FDAの510(k)資料では、Lumeccaハンドピースの動作パラメータは変わらず、筐体色と販売名称が変更されたとされています。「3.6msから2.4ms」という具体値は導入クリニックの説明では確認できますが、今回確認したメーカー一次資料では確認できませんでした。 |

1)クリニックが紹介している違い
導入クリニックのプレスリリースでは、ルメッカピークについて「ピークパワーを25%向上させ、平均治療パルス幅を3.6msecから2.4msecへ短縮」と説明しています【2】。メーカー米国公式サイトでも「25% more optical power」と「shorter pulse duration」は確認できますが、3.6msecから2.4msecという具体的な数値は今回確認したメーカー一次資料では確認できませんでした【3】。ピークパワーは、光が出る瞬間の出力の強さを示す概念です。短いパルス幅には、標的周囲への熱拡散を抑えながら選択的に加熱する狙いがあります。
2)メーカー・FDAの資料で確認できること
米国FDAの510(k)資料では、ルメッカピークのハンドピースは「previously cleared as LUMECCA」(以前はLUMECCAとしてクリアランス済み)と記載されています。また、Optimas MAXではIPLチャージャーの最大出力電圧が増加した一方、システム構成部品・ハンドピース接続部・各ハンドピースの動作パラメータは変わらないとされています。さらに、LumeccaについてFDA資料上の変更点は筐体色と販売名称と説明されています【1】。
したがって、「ピークパワー25%向上」はメーカー米国公式サイトでも確認できますが【3】、FDAの510(k)資料では各ハンドピースの動作パラメータは変わらないと記載されており【1】、資料間で表現が異なります。また、「平均治療パルス幅3.6msから2.4ms」は導入クリニックの説明では確認できるものの【2】、今回確認したメーカー一次資料・FDA資料では具体的な数値を確認できませんでした。国内のインモード・ジャパン公式サイトには、従来のルメッカの仕様(フィルター515〜1200nm/580〜1200nm、照射面10×30mm、出力5〜25J/cm²)が掲載されています【4】。
| 項目 | 従来のルメッカ | ルメッカピーク | 根拠 |
| フィルター(波長) | 515〜1200nm/580〜1200nm | 515・580の2種類 | メーカー公式・FDA資料 |
| ピークパワー | ― | 従来比25%向上(メーカー米国公式) | メーカー米国公式【3】/FDA資料との記載差あり【1】 |
| 平均パルス幅 | 3.6ms(クリニックの説明) | 2.4ms(クリニックの説明) | 具体値はメーカー原典で確認できず |
| 照射面・出力 | 10×30mm、5〜25J/cm² | 確認できず | メーカー公式は従来機のみ |
| 米国FDA | 510(k)クリアランスあり | 510(k)クリアランスあり(2025年6月) | FDA資料 |
このため本記事では、「25%向上」はメーカーの訴求として紹介しつつ、FDA資料との記載差も明示し、従来機より臨床効果や安全性が高いと断定することは避けます。
効果は従来機より高い?研究でわかっていること

| この章のポイント 2026年10月時点で、ルメッカピークを対象にした査読論文は確認できませんでした。シミ・赤みへの効果について根拠として使えるのは、IPL全般やルメッカの研究です。「少ない回数で効果が出る」といった説明は、メーカーやクリニックの主張として受け止めましょう。 |
1)ルメッカピークの臨床研究はまだない
PubMed(医学論文データベース)で「Lumecca Peak」を検索しても、該当する論文は見つかりませんでした【5】。米国FDAの510(k)の資料にも、臨床試験の実施を示す記載はなく、行われたのはソフトウェアや電気的な安全性などの試験です【1】。
2)IPL全般では有効性を示す研究がある
IPL全般では、シミ(老人性色素斑)を対象にした臨床試験41件・3,234人をまとめた系統的レビューで、IPLの成功率は74.6〜90%と報告されています【6】。国内の美容医療診療指針でも、老人性色素斑へのレーザー・光治療は推奨度1とされています【7】。
ただし、これらはルメッカピークで得られた結果ではありません。新しい機器だからといって、従来のIPLより効果が高い、あるいは安全性が高いと決まるわけではありません。
3)海外で見られる「1〜2回で効果」という説明
海外の販売会社やクリニックのサイトでは、「ほかの技術で3〜5回かかる結果を1〜2回で」といった説明も見られます【8】。ただし、これを裏付ける臨床データは示されていません。国内の導入クリニックでも、回数の目安は「3〜5回」とする説明が見られます。
米国FDAでの位置づけ
| この章のポイント ルメッカピークのハンドピースを含む「Optimas MAX System」は、2025年6月26日に米国FDAの510(k)クリアランスを取得しています。適応には、肝斑・そばかすなどの良性の色素性病変や、毛細血管拡張・酒さなどの良性の血管病変が含まれます。ただし、これは日本の承認とは別の制度です。 |

1)510(k)クリアランスの内容
米国FDAの資料によると、インモード社の「Optimas MAX System」は、2025年6月26日に510(k)クリアランス(K251632)を取得しています。ルメッカピークのハンドピースの使用目的(Indications for Use)として、次のような記載があります【1】。
- 良性の色素性表皮病変(色素異常、色素沈着、肝斑、そばかすなど)の治療
- 良性の皮膚血管病変(毛細血管拡張、酒さ、酒さの紅斑、血管腫など)の治療
2)510(k)は「承認」とは違う
510(k)クリアランスは、すでに米国で販売が認められている機器と実質的に同等であることを示す手続きです。新しい機器の有効性を臨床試験で証明する「承認(PMA)」とは異なります。また、米国でのクリアランスは、日本で同じ使用目的が承認・認証されていることを意味しません。
国内での承認状況と、知っておきたい制度
| この章のポイント 従来のルメッカは、国内で医療機器として認証を受けていますが、認証上の使用目的は血流改善などで、シミ治療は含まれていません。ルメッカピークの国内での扱いは公表情報では確定できず、「国内未承認・医師の個人輸入」と公表しているクリニックもあります。なお、医療機器による健康被害はPMDAの医薬品副作用被害救済制度の対象外です。 |

1)従来のルメッカの国内認証
インモード・ジャパンの発表によると、従来のルメッカは「オプティマス ルメッカ」の販売名で、2025年4月18日に管理医療機器としての認証を受けています(一般的名称:キセノン光線治療器、認証番号:307AGBZX00023000)。使用目的は「キセノン放電管を用い紫外線、可視光線又は赤外線の連続したスペクトル光の温熱効果による血流改善、疼痛又は炎症の緩解」で、シミや赤ら顔の治療は含まれていません【9】。
2)ルメッカピークの国内での扱いは確定できていない
2026年10月時点で、インモード・ジャパンの公式サイトやプレスリリースには、ルメッカピークの国内での認証取得や発売の告知は見当たりませんでした【4】【9】。
一方、導入クリニックの中には、「本治療に使用するルメッカピーク機器は、日本国内においては未承認の医療機器です。この機器は、医師の個人輸入により入手しています。」と公表している例があります【10】。入手経路や国内での扱いは、クリニックによって異なる可能性があります。
3)公的な救済制度の対象にならない
PMDAの「医薬品副作用被害救済制度」は、医薬品および再生医療等製品による健康被害を対象とする制度で、医療機器はもともと対象外です【11】。医療広告ガイドラインでは、未承認医薬品等を用いた自由診療について、未承認・適応外使用は同制度の救済対象にならない旨を明示するよう求めています【12】。ルメッカピークについては、健康被害が生じた場合の対応体制や補償の考え方を、治療前にクリニックへ確認しておくことが重要です。
| 未承認・適応外の医療機器による治療を受けるときのポイント 医療広告ガイドラインでは、未承認の医療機器を用いた自由診療を広告する場合、①未承認であること、②入手経路(医師の個人輸入かどうか)、③同一の性能を有する国内承認品の有無、④諸外国における安全性等の情報、⑤医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済制度の対象にならないこと、を明示するよう求めています【12】。なお、医療機器による健康被害は同救済制度の対象外です【11】。クリニックのサイトや説明書にこれらの記載があるかどうかも、確認の目安になります。 |

受ける前にクリニックへ確認したい5つのこと
| この章のポイント 機器の入手経路と国内での承認状況、照射条件と回数、肝斑の診断、副作用が出たときの対応、総額の5つを、カウンセリングで確認しましょう。 |

1)機器の入手経路と国内での扱い
使う機器が国内で認証を受けたものか、医師の個人輸入によるものかを確認しましょう。説明があいまいな場合は、書面での説明を求めるのも一つの方法です。
2)照射条件と回数の見通し
何回の照射でどのような変化を目指すのか、照射の間隔や周回数(1周か2周か)、効果の判定の時期を確認しましょう。
3)肝斑の診断
肝斑は、IPLでかえって濃くなることがあります。日本人女性223人を調べた研究では、28.3%に肉眼ではわからない潜在的な肝斑が見つかっています【13】。肌診断機器などで事前に確認してくれるかを確かめましょう。
4)副作用が出たときの対応
やけどや色素沈着が起きたときに、診察や治療を受けられる体制があるかを確認しましょう。医療機器による健康被害はPMDAの医薬品副作用被害救済制度の対象外であるため【11】、クリニック側の対応方針や補償の考え方も確認しておくと安心です。
5)総額
初回価格だけでなく、2回目以降の料金、コース料金、初診料などを含めた総額で比べましょう。
ルメッカピークの痛み・ダウンタイム・回数
| この章のポイント 国内の導入クリニックの説明では、痛みは「輪ゴムで弾かれるような」程度、ダウンタイムは「数時間〜3日程度」から「1〜10日」までと幅があり、回数は「3〜5回」が目安とされています。いずれもクリニックの説明で、従来機との違いを示すデータはありません。 |
1)痛み
導入クリニックの多くは、照射時の痛みを「輪ゴムで弾かれるような」と表現しています。照射面を冷やしながら照射する仕組みがあると紹介されています。
2)ダウンタイム
導入クリニックの説明では、ダウンタイムの目安は「多くは当日中に落ち着く」「数時間〜3日程度」「1〜10日」などとばらつきがあります。IPLでは、照射後にシミが一時的に濃くなり、かさぶた状(マイクロクラスト)になって剥がれることがあります。肌の色が濃いほど、照射エネルギーが高いほど、副作用が増えることも示されています【14】。
3)回数・料金の目安
導入クリニックの説明では、1か月に1回、3〜5回程度を目安とする例が見られます。2026年10月時点で各クリニックの公式サイトに掲載されている料金は、顔への1回施術の通常価格で1万4,800〜3万800円、初回・お試し価格では9,700〜1万9,800円です。照射範囲や周回数、キャンペーンの有無によって異なるため、最新の料金は各クリニックで確認してください。ルメッカピークの治療は、健康保険が使えない自由診療です。
導入クリニックごとの料金・照射範囲・初回価格の条件と、承認状況などの表示の有無は、次の記事で一覧にしています。
<参考記事>
ルメッカピークの導入クリニックと料金【2026年最新】国内8クリニック・グループの価格・照射範囲・初回条件を公式情報で比較
ルメッカピークに関するよくある質問
Q1.ルメッカとルメッカピークは、どちらを選べばいいですか?
ルメッカピークが従来のルメッカより効果や安全性で優れていることを示す臨床データは、現時点では確認できていません。機種名よりも、シミの種類の診断、照射条件の調整、副作用への対応がしっかりしているかで選ぶことが大切です。
<参考記事>
ルメッカとは?シミ・赤みへの効果と回数、ダウンタイム、向かない人を論文と国内認証から解説
Q2.「フォトダブル」とは何ですか?
「フォトダブル」は、ある大手美容クリニックの光治療のメニュー名です。同院のメニューには、ルメッカピークを使うものと、別の機器(ステラM22)を使うものがあります。メニュー名だけでなく、使われている機器を確認しましょう。
<参考記事>
ルメッカピークの導入クリニックと料金【2026年最新】国内8クリニック・グループの価格・照射範囲・初回条件を公式情報で比較
Q3.肝斑があっても受けられますか?
肝斑は、IPLでかえって濃くなることがあります【13】。肝斑がある、または疑われる場合は、医師の診察を受けて、内服薬・外用薬などを含めた治療を相談しましょう。
Q4.健康保険は使えますか?
使えません。ルメッカピークによるシミ・赤みの治療は自由診療です。また、医療機器による健康被害はPMDAの医薬品副作用被害救済制度の対象外です【11】。受ける前に、万一の副作用や合併症が起きた場合の診療体制についても確認しましょう。
Q5.ルメッカピークは日本で承認されていますか?
2026年10月時点で、ルメッカピークの国内での承認・認証を示す公表情報は確認できませんでした。「国内未承認の医療機器で、医師の個人輸入により入手した」と公表しているクリニックもあります【10】。受ける前に、使う機器の国内での扱いをクリニックに確認しましょう。
従来のルメッカの効果や研究、地域別のクリニックは、次の記事もあわせてご覧ください。
<参考記事>
ルメッカとは?シミ・赤みへの効果と回数、ダウンタイム、向かない人を論文と国内認証から解説
ルメッカピークの導入クリニックと料金【2026年最新】国内8クリニック・グループの価格・照射範囲・初回条件を公式情報で比較
まとめ|ルメッカピークは「新しさ」より「確認できる情報」で判断しよう

ルメッカピークは、インモード社の「Optimas MAX System」で用いられるIPLハンドピースで、米国では同システムがFDAの510(k)クリアランスを取得しています。国内でも2026年の夏ごろから導入が広がっています。
一方で、ルメッカピーク単独を対象にした査読済み臨床研究は現時点で確認できません。「ピークパワー25%向上」はメーカー米国公式サイトでも確認できますが【3】、FDA資料ではLumeccaハンドピースの動作パラメータは変わらないと記載されており【1】、資料間で表現が異なります。また、「3.6msから2.4ms」という具体的なパルス幅の数値は今回確認したメーカー一次資料では確認できませんでした。国内での承認・認証状況も公表情報では確定できず、未承認・個人輸入と公表しているクリニックもあります。
新しい機器かどうかよりも、入手経路や国内での扱い、照射条件、肝斑の診断、副作用への対応をきちんと説明してくれるクリニックを選びましょう。
参考文献(エビデンス)
本記事の科学的根拠として、以下の査読済み論文・診療指針を参照しています。
【1】U.S. Food and Drug Administration. 510(k) Premarket Notification K251632: Optimas MAX System (InMode Ltd.). Decision date: June 26, 2025.
日本語要旨:インモード社のOptimas MAX Systemの510(k)クリアランスの資料。LUMECCA 515 PEAK/LUMECCA 580 PEAK(以前はLUMECCAとしてクリアランス済み)を含み、良性の色素性表皮病変と良性の皮膚血管病変の治療を使用目的として記載。各ハンドピースの動作パラメータは変わらないとし、実施された試験はソフトウェア検証と電気的安全性試験などで、臨床試験の記載はありません。
【2】SBCメディカルグループ. ルメッカピーク導入に関するプレスリリース. PR TIMES. 2026年7月16日.
日本語要旨:国内の大手美容クリニックによるルメッカピーク導入の発表。「ピークパワーを25%向上させ、平均治療パルス幅を3.6msecから2.4msecへ短縮」と説明しています。25%の光学出力向上とパルス幅短縮はメーカー米国公式サイトでも訴求されていますが、3.6msecから2.4msecという具体値は今回確認したメーカー一次資料では確認できません。
【3】InMode. OptimasMAX by InMode – Lumecca Peak. InModeMD(米国公式サイト). 2026年10月6日確認.
日本語要旨:メーカー米国公式サイトは、Lumecca Peakについて「25% more optical power」と「shorter pulse duration」を訴求しています。一方、FDAの510(k)資料ではLumeccaハンドピースの動作パラメータは変わらず、筐体色と販売名称が変更されたと記載されているため、両資料の位置づけを分けて読む必要があります。
【4】インモード・ジャパン株式会社. オプティマス ルメッカ 製品情報.
日本語要旨:国内で認証を受けた従来のルメッカの仕様(フィルター515〜1200nm/580〜1200nm、照射面10×30mm、出力5〜25J/cm²など)を掲載。2026年10月時点で、ルメッカピークの記載はありません。
【5】PubMed. 検索語「Lumecca Peak」の検索結果(2026年10月6日確認).
日本語要旨:2026年10月6日時点で、該当する論文は0件でした。
【6】Mardani G, Nasiri MJ, Namazi N, et al. Treatment of solar lentigines: a systematic review of clinical trials. J Cosmet Dermatol. 2025;24(4):e70133.
PMID: 40145274 DOI: 10.1111/jocd.70133
日本語要旨:老人性色素斑の治療に関する臨床試験41件(3,234人)の系統的レビュー。治療別の成功率はIPL 74.6〜90%、ピコ秒レーザー67.9〜93.02%、Qスイッチレーザー36.36〜76.6%などと報告しています。
【7】日本皮膚科学会・日本形成外科学会・日本美容皮膚科学会ほか. 美容医療診療指針(令和3年度改訂版)CQ1-1-1「シミ,日光黒子(老人性色素斑)にレーザーや光治療(IPL)は有効か?」. 日本美容外科学会会報. 2022;44(特別号).
日本語要旨:老人性色素斑へのレーザー・光治療(IPL)を推奨度1と評価。ただし長期の検討やほかの治療法との比較は十分ではないとしています。肝斑(CQ1-1-2)へのレーザー・IPLは推奨度2で、保存的治療で効果不十分な場合の併用療法の位置づけです。
【8】InMode Australia. InMode’s biggest event of the year is coming soon(ブログ記事). 2024年8月.
日本語要旨:オーストラリアの販売会社による製品紹介。「You see results in 1-2 treatments that could typically take 3-5 with other technologies.」と記載していますが、根拠となる臨床データは示されていません(販売会社の主張)。
【9】インモード・ジャパン株式会社.『ルメッカ』医療機器製造販売認証取得のお知らせ. PR TIMES. 2025年6月12日.
日本語要旨:販売名「オプティマス ルメッカ」、一般的名称「キセノン光線治療器」、認証番号307AGBZX00023000、2025年4月18日認証。使用目的は「温熱効果による血流改善、疼痛又は炎症の緩解」です。
【10】MEMOTO CLINIC 名古屋. ルメッカピーク導入に関するプレスリリース. PR TIMES. 2026年8月4日.
日本語要旨:「本治療に使用するルメッカピーク機器は、日本国内においては未承認の医療機器です。この機器は、医師の個人輸入により入手しています。」と記載しています。
【11】医薬品医療機器総合機構(PMDA). 医薬品副作用被害救済制度.
日本語要旨:救済制度の対象は医薬品及び再生医療等製品です。
【12】厚生労働省. 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)の一部改正 新旧対照表(医政発0322第10号、令和6年3月22日).
日本語要旨:未承認医薬品等を用いた自由診療の広告の限定解除要件として、未承認であること、入手経路、国内承認品の有無、諸外国の情報に加え、医薬品副作用被害救済制度の対象にならないことの明示を求めています。医療機器自体は同救済制度の対象外です。
【13】Negishi K, Kushikata N, Tezuka Y, et al. Study of the incidence and nature of “very subtle epidermal melasma” in relation to intense pulsed light treatment. Dermatol Surg. 2004;30(6):881-886.
PMID: 15171766 DOI: 10.1111/j.1524-4725.2004.30257.x
日本語要旨:日本人女性223人のうち28.3%に、肉眼ではわからない潜在的な肝斑が見つかりました。IPLで肝斑様の色素沈着が出る例があり、紫外線写真による事前確認が有用としています。
【14】Thaysen-Petersen D, Erlendsson AM, Nash JF, et al. Side effects from intense pulsed light: importance of skin pigmentation, fluence level and ultraviolet radiation—a randomized controlled trial. Lasers Surg Med. 2017;49(1):88-96.
PMID: 27474536 DOI: 10.1002/lsm.22566
日本語要旨:健常者16人(スキンタイプⅡ〜Ⅴ型、完遂15人)に、脱毛用の条件でIPLを照射したランダム化比較試験。紅斑、紫斑、水疱、浮腫、痂皮、色素沈着・色素脱失がみられ、肌の色が濃いほど、照射エネルギーが高いほど副作用が増えました。照射後1回の紫外線曝露(3SED)では副作用は増えませんでした。
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