医療脱毛に使われるレーザーには主に「アレキサンドライト(755nm)」「ダイオード(808nm)」「Nd:YAG(1064nm)」の3波長があり、それぞれ効果・痛み・適した肌質が異なります。本記事では各レーザーの特性を医学的データとともに解説します。

医療脱毛で使用するレーザーは、波長によって皮膚内での届き方やメラニンへの反応が異なります。そのため、同じ「医療脱毛」でも、肌質・毛質・部位によって適したレーザーは変わります。特に顔、VIO、ヒゲ、腕や脚では毛の太さや深さが異なるため、初回から一律の設定で照射するのではなく、反応を見ながら段階的に調整することが大切です。また、日焼け直後や炎症がある肌では、普段よりも赤み・色素沈着などのリスクが高まることがあります。効果だけでなく安全性も重視し、施術前には肌状態や既往歴、内服薬の有無まで医師に確認してもらうことをおすすめします。
| <看護師アドバイザー>
<執筆>
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「アレキサンドライトとダイオード、どちらを選べばいいですか?」「YAGレーザーはどんな人向けですか?」――脱毛クリニックのカウンセリングでよくある質問です。
医療レーザー脱毛に使われる機器の種類は複数あり、それぞれ波長・特性・適した毛質・肌質が異なります。レーザーの違いを理解することで、より自分に合ったクリニック・施術を選ぶことができます。
脱毛レーザーの基本原理

1)脱毛レーザーとは?
医療レーザー脱毛とは、特定の波長のレーザー光を毛根のメラニン色素に吸収させ、その熱エネルギーによって発毛組織にダメージを与える脱毛方法です【1】。現在の医療脱毛では主にアレキサンドライトレーザー(755nm)、ダイオードレーザー(808nm)、Nd:YAGレーザー(1064nm)の3種類が使用されています。
これらのレーザーは波長によってメラニンへの吸収率や皮膚への到達深度が異なるため、効果が出やすい毛質や適した肌質が異なります。例えば、アレキサンドライトレーザーは白い肌と濃い毛に適しており、Nd:YAGレーザーは色黒肌や日焼け後の肌にも対応しやすい特徴があります。
近年では複数の波長を搭載した複合型レーザー機器も普及しており、患者様の毛質・肌質・施術部位に合わせて最適なレーザーを選択できるようになっています。
2)選択的光熱分解(Selective Photothermolysis)の原理
すべての医療レーザー脱毛は、1983年にAndersonとParrishが確立した「選択的光熱分解」の原理に基づいています特定の波長の光が毛根のメラニン色素に選択的に吸収され、その熱エネルギーが毛乳頭・バルジ領域の幹細胞を熱破壊します。
| 脱毛レーザーの3要素 ①波長(nm):どの組織に吸収されやすいか(メラニン吸収率)を決定 ②パルス幅(ms):照射時間。毛包の熱緩和時間(TRT)に合わせて設定 ③フルエンス(J/cm²):照射エネルギー密度。高いほど効果が強く、熱傷リスクも上がる |
アレキサンドライトレーザー(755nm)
1)波長の特性
755nmという波長は、メラニン色素への吸収係数が非常に高いため、比較的低いエネルギーで毛包を効果的に熱破壊できます【1】。表皮に近い浅い層で発熱が起こりやすいため、強力な冷却システム(クライオジェン噴射:DCDなど)との組み合わせが重要です。
2)臨床データ
Bouzari et al.(2004)の比較研究でも、アレキサンドライトはNd:YAGより有意に高い脱毛効果を示しました【2】。コクランレビュー(Haedersdal 2006)では、アレキサンドライトレーザーで治療後6ヶ月時点の約50%の短期的減毛効果が確認されています【3】。
3)メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| メラニン吸収率が高く効果が高い | 色黒肌・日焼け肌では熱傷・色素沈着のリスクがある |
| 白い肌・黒い毛に最も有効 | 産毛・薄い毛・白髪には効果が限定的 |
| 冷却システムとの組み合わせで痛みを軽減しやすい | メラニンが少ない肌タイプ(Ⅳ以上)では慎重な設定が必要 |
4)アレキサンドライトレーザーを搭載した代表機器
| 機器名 | メーカー | 特徴 |
| ジェントルマックスプロプラス | キャンデラ社 | アレキサンドライト755nm+Nd:YAG 1064nm・デュアル波長・最新型。DCD冷却搭載 |
| ジェントルマックスプロ | キャンデラ社 | アレキサンドライト755nm+Nd:YAG 1064nm・スタンダード機。実績豊富 |
| スプレンダーX | ルミナス社 | アレキサンドライト755nm+Nd:YAG 1064nmを同時照射できる熱破壊式レーザー |
これらの機器はアレキサンドライトレーザーの高いメラニン吸収率を活かしつつ、Nd:YAGとのデュアル波長で色黒肌にも対応できる設計になっています。クライオジェンガスによる冷却機能を搭載しており、痛みを軽減しながら高出力照射が可能です。
アレキサンドライトレーザーの詳細については、「アレキサンドライトレーザーの脱毛効果!メリットとデメリットは?」をご覧ください。
ダイオードレーザー(808nm)
1)波長の特性
808nmという波長はメラニン吸収率の観点から(見ても)アレキサンドライトとNd:YAGの中間に位置し、真皮深層への深達性が高いのが特徴です【1】。ヒゲのような太く深い毛包にも効果的に熱エネルギーを届けられます。蓄熱式(SHR)による照射方式にも対応しており、痛みが少ない施術も可能です。
2)臨床データ
Toosi et al.(2006)の比較研究では、ダイオードレーザーが6ヶ月後の減毛率71.71%で3つの光源の中で最も高い効果を示しました[3]。Louら(2000)の前向き長期追跡研究でも、800nmダイオードレーザーで最長20ヶ月にわたり65〜75%の長期的減毛効果を確認しています【4】。
3)メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| 深達性が高くヒゲ等の深い毛包にも有効 | 副作用(紅斑・色素沈着)の発生率がやや高い[5](ただし発生した副作用は一時的なものであり、6ヶ月以内に回復) |
| 熱破壊式・蓄熱式どちらにも対応 | 色黒肌への慎重な設定が必要 |
| 幅広いスキンタイプ(Ⅰ〜Ⅳ)に対応 | 産毛・白髪への効果は限定的 |
4)ダイオードレーザーを搭載した代表機器
| 機器名 | 方式・メーカー | 特徴 |
| メディオスターNeXT PRO | 蓄熱式(Asclepion社) | 810nm+940nmのデュアルダイオード。低出力連続照射で痛みが少なく色黒肌にも対応 |
| メディオスターMonolith | 蓄熱式(Asclepion社) | NeXT PROの最新機種。スポットサイズ最大10cm²で高速照射が可能 |
| ソプラノアイスプラチナム | 蓄熱式(Alma社) | ダイオード808nm+アレキサンドライト755nm+Nd:YAG 1064nmの3波長SHR対応 |
| ソプラノチタニウム | 蓄熱式(Alma社) | ソプラノシリーズの最新型。3波長搭載・チタン製ハンドピースでさらに高速な照射が可能 |
| ライトシェアデュエット | 熱破壊式(Lumenis社) | ダイオード800nm。吸引機能(Vacuum-assist)で皮膚を引き上げながら照射し、痛みを軽減 |
ダイオードレーザーは熱破壊式・蓄熱式どちらのアプローチにも対応できる汎用性の高さが特徴です。メディオスターシリーズは血管への940nm照射も組み合わせ、毛への熱蓄積をさらに効率化しています。詳しくは、「ダイオードレーザー脱毛の特徴とメリット・デメリット!」をご覧ください。
Nd:YAGレーザー(1064nm)
1)波長の特性
1064nmという長波長はメラニンへの吸収率が低く、表皮の熱傷リスクが最も低いため、色黒肌・日焼け後の肌(Fitzpatrick Skin Type Ⅳ〜Ⅵ)でも安全に照射できます[1]。ただし、メラニン吸収率が低いため、効果を得るには高いフルエンスが必要です。真皮深層まで到達するため深部神経への熱刺激が強く、最も痛みが強いレーザーでもあります。
2)臨床データ
Bouzari et al.(2004)の比較研究では、Nd:YAGはアレキサンドライト・ダイオードより脱毛効果が有意に劣る結果でした【2】。コクランレビューでも明確な脱毛効果の証明には至らなかったとされています[4]。主な適応は色黒肌・日焼け肌への対応と、ダイオードやアレキサンドライトでは熱傷リスクが高い部位へのアプローチです。
3)メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| 色黒肌・日焼け肌でも安全(表皮への影響が最小) | 脱毛効果は3波長の中で最も低い [2][4] |
| 深達性が最高で深い毛包にも到達 | 最も強い痛みを伴う(深部神経への熱刺激) |
| 皮膚炎後の色素沈着リスクが低い | 必然的に高フルエンスが必要 |
4)Nd:YAGレーザーを搭載した代表機器
| 機器名 | メーカー | 特徴 |
| ジェントルマックスプロプラス | キャンデラ社 | Alex755nm+Nd:YAG 1064nmのデュアル波長機器として、色黒肌・深い毛包へのYAG照射に使用 |
| スプレンダーX | ルミナス社 | Alex755nm+Nd:YAG 1064nmの同時照射が可能。部位・肌質に応じて波長を即時切り替え |
| ジェントルYAG | キャンデラ社 | Nd:YAG 1064nm単波長機器。炎症後色素沈着や日焼け後など、熱傷リスクが高い肌への照射に使用 |
Nd:YAGは単体機器よりも、アレキサンドライトとのデュアル波長機器に組み合わせて搭載されるケースが多くなっています。色黒肌や日焼け後の部位に対して安全に照射できる手段として使用されます。

YAGレーザーを「色黒肌に優しい=痛みが少ない」と誤解される方が多いですが、これは誤りです。YAGは表皮への影響が少ないという意味で安全ですが、深部まで到達するため深部神経への刺激が最も強く、実際には最も痛みが強い傾向があります。担当医師に正確に確認することをおすすめします。
複合型レーザー機器(デュアル波長)

1)複数波長を組み合わせる最新機器
近年の医療脱毛では、複数のレーザー波長を1台に搭載した複合型(デュアル波長・マルチ波長)機器が普及しています。代表的な機器として、アレキサンドライトレーザー(755nm)とNdレーザー(1064nm)を搭載した「ジェントルマックスプロプラス」や「スプレンダーX」、さらに3波長を搭載した「ソプラノアイスプラチナム」などがあります。
2)メリット・デメリット
複合型レーザー機器の最大のメリットは、患者様の毛質・肌質・施術部位に応じて最適な波長を選択できることです。濃く太い毛には高い脱毛効果を発揮し、産毛や色黒肌にも柔軟に対応できるため、幅広い症例に適応できます。また、複数の機器を使い分ける必要がなく、施術の自由度が高い点も特徴です。
一方で、機器の性能を十分に活かすためには、毛質や肌質を正確に評価し、適切な波長や出力を選択できる医師・看護師の経験が重要になります。そのため、機器名だけでなく、クリニックの診療体制や施術実績も確認することが大切です。
3)Nd:YAGレーザーを搭載した代表機器
代表例として「スプレンダーX(アレキサンドライト755nm+Nd:YAG 1064nmのブレンド照射)」「GentleMax Pro(同じく755nm+1064nm)」があります。
毛質・肌質・部位に合わせて波長を選択・混合できるため、濃い毛から産毛まで幅広い対応が可能で、クリニックの機器選択の自由度が高まっています。
| 機器名 | メーカー | 搭載波長・特徴 |
| ジェントルマックスプロプラス | キャンデラ社 | Alex755nm+Nd:YAG 1064nm。熱破壊式。部位・肌質で波長を即時切り替え |
| スプレンダーX | ルミナス社 | Alex755nm+Nd:YAG 1064nmを同時照射。デュアル照射で毛包に均一にエネルギーを届ける |
| ソプラノアイスプラチナム | Alma社 | ダイオード808nm+Alex755nm+Nd:YAG 1064nmの3波長。蓄熱式(SHR)で全波長に対応 |
| ラシャ(Lasya) | Jeisys Medical社(韓国) | 熱破壊式(HR)と蓄熱式(SHR)を切り替えできる。755nm・808nm・1064nmの3波長同時照射可能なモデルもあり |
複合型機器の最大の利点は、1回の来院でフェイスライン(産毛・蓄熱式)からあご・鼻下(濃い毛・熱破壊式)まで、部位ごとに最適な波長と照射方式を使い分けられる点にあります。
波長別の特性比較表

| アレキサンドライト(755nm) | ダイオード(808nm) | Nd:YAG(1064nm) | 複合型(デュアル) | |
| メラニン吸収率 | ◎ 最高 | ○ 高 | △ 低 | 機器設定による |
| 真皮への深達度 | ○ 中 | ◎ 高 | ◎ 最高 | 波長選択による |
| 痛みの強さ | 中程度(冷却で軽減) | 中程度 | 最も強い | 設定による |
| 色黒肌への安全性 | △ 慎重が必要 | ○ 比較的安全 | ◎ 最も安全 | 使用波長による |
| ヒゲへの効果 | ◎ 高い [4] | ◎ 最も高い [3][5] | ○ 中程度 [2] | ◎ 最も汎用 |
| 産毛への効果 | △ 限定的 | ○ 比較的対応 | △ 限定的 | 蓄熱式設定で対応 |
自分に合ったレーザーの選び方

1)毛質・肌質別のおすすめ
| あなたの特徴 | おすすめのレーザー |
| 白い肌×黒い濃いヒゲ | アレキサンドライト(755nm)またはダイオード(808nm) |
| 色黒肌・日焼け後の肌 | Nd:YAG(1064nm)または蓄熱式ダイオード |
| 産毛・薄いヒゲも含めて脱毛したい | 蓄熱式ダイオードまたは複合型機器 |
| 白髪・金髪が混じっている | ニードル脱毛(レーザーと併用) |
| 痛みを最小限にしたい | 蓄熱式ダイオード(+麻酔クリーム) |
| なるべく少ない回数で終わらせたい | アレキサンドライトまたはダイオード(熱破壊式) |
2)複数の波長を持つクリニックが最も理想的
実際のクリニックでは、1種類のレーザーしか持っていない施設もありますが、複数波長の機器を導入しているクリニックであれば毛質・部位・肌の状態に応じて最適な設定を選べます。カウンセリング時に「どの機器を使用しているか」「自分のヒゲにはどの設定が向いているか」を確認しましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q1. アレキサンドライトとダイオードはどちらが効果が高いですか?
Toosi et al.の比較研究では、ダイオードが6ヶ月後減毛率71.71%でアレキサンドライト(68.75%)を上回りましたが、統計的な有意差はほとんどありません【3】。Bouzari et al.の研究でもアレキサンドライトとダイオードは同等の効果で、どちらもNd:YAGを有意に上回っています【2】。選択は肌質・毛質・クリニックの得意機種によって判断するのが現実的です。
Q2. Nd:YAGレーザーはなぜ痛みが強いのですか?
Nd:YAGは波長が長いため真皮深層(4〜5mm以上)まで到達します。この深部には太い神経束が存在しており、高フルエンスの照射エネルギーが深部神経を直接熱刺激するため、表面からの冷却では深部の発熱を相殺しきれず、最も強い痛みを生じさせます[1]。「色黒肌に優しい≠痛みが少ない」という点に注意が必要です。
Q3. 複合型機器(スプレンダーX・GentleMax Proなど)の優位性は?
複合型機器は1台でアレキサンドライト(755nm)とNd:YAG(1064nm)の両方を照射でき、部位・肌質に合わせてリアルタイムに切り替えられます。白い肌×黒い毛の部位にはアレキサンドライト、フェイスラインなど産毛が混在する部位にはYAGや低フルエンスブレンド照射と使い分けることができ、施術の精度と安全性が向上します【1】。
Q4. 蓄熱式はどのレーザーで行いますか?
蓄熱式(SHR: Super Hair Removal)は主にダイオードレーザー(808nm)を使用したin-motion照射方式が主流です。アレキサンドライトやIPLを低フルエンス高反復で照射する蓄熱式モードを持つ機器も存在します。詳しくは、「熱破壊式医療脱毛と蓄熱式医療脱毛はどっちが効果的・安全?違いを検証!」をご覧ください。
Q5. 硬毛化しにくいレーザーはありますか?
硬毛化は主に産毛・薄い毛に低出力で照射した際に起こりやすい現象で、毛質・部位・照射条件などが関与すると考えられています【1】。経験豊富な医師が適切なフルエンスで照射することが最大の予防策です。詳しくは、「医療脱毛による硬毛化や増毛化とは?リスクや原因・対策は?」をご覧ください。
まとめ

脱毛レーザーの種類を理解することは、クリニック選びや施術方針の相談に役立ちます。ただし最も重要なのは、担当医師が自分の毛質・肌質を正確に評価して最適な設定を行えることです。
| ■ この記事のまとめ ・主要レーザーは3種:アレキサンドライト(755nm)・ダイオード(808nm)・Nd:YAG(1064nm) ・脱毛効果:アレキサンドライト≒ダイオード > Nd:YAG という順 ・ダイオードが最も高い減毛率(71.71%・6ヶ月後)を示した ・Nd:YAGは色黒肌に最も安全だが、脱毛効果は最も低く痛みは最も強い ・複合型機器(デュアル波長)で毛質・肌質に応じた使い分けが可能 ・レーザーの種類よりも担当医師の経験・設定技術が最も重要 |
<参考記事>
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参考文献
本記事の科学的根拠として、以下の査読済み論文・公式資料を参照しています。
【1】 Anderson RR, Parrish JA. Selective photothermolysis: Precise microsurgery by selective absorption of pulsed radiation. Science. 1983;220(4596):524-527.
PMID: 6836297 DOI: 10.1126/science.6836297
日本語要旨:選択的光熱分解の原理を確立した根幹論文。各レーザー波長がメラニンに選択的に吸収される仕組みを解明。全レーザー種の作用機序の理論的基盤。
【2】 Bouzari N, Tabatabai H, Abbasi Z, Firooz A, Dowlati Y. Laser hair removal: comparison of long-pulsed Nd:YAG, long-pulsed alexandrite, and long-pulsed diode lasers. Dermatol Surg. 2004 Apr;30(4):498-502.
PMID: 15056137 DOI: 10.1111/j.1524-4725.2004.30163.x
日本語要旨:Nd:YAG・アレキサンドライト・ダイオードレーザーの有効性・副作用・疼痛を75名で比較。アレキサンドライトとダイオードがNd:YAGより有意に高い脱毛効果を示した。
【3】 Haedersdal M, Gøtzsche PC. Laser and photoepilation for unwanted hair growth. Cochrane Database Syst Rev. 2006 Oct 18;(4):CD004684.
PMID: 17054211 DOI: 10.1002/14651858.CD004684.pub2
日本語要旨:11のRCTを統合したコクランレビュー(2006年)。アレキサンドライト・ダイオードで治療後6ヶ月に約50%の短期的減毛効果を確認。Nd:YAG・IPLでは明確な効果の証明に至らず。
【4】 Lou WW, Quintana AT, Geronemus RG, Grossman MC. Prospective study of hair reduction by diode laser (800 nm) with long-term follow-up. Dermatol Surg. 2000 May;26(5):428-432.
PMID: 10816229 DOI: 10.1046/j.1524-4725.2000.99260.x
日本語要旨:800nmダイオードレーザーによる脱毛の前向き長期追跡研究。複数回照射により最長20ヶ月にわたり65〜75%の長期的減毛効果を維持。
【5】 Toosi P, Sadighha A, Sharifian A, Razavi GM. A comparison study of the efficacy and side effects of different light sources in hair removal. Lasers Med Sci. 2006 Jan;21(1):1-4.
PMID: 16583183 DOI: 10.1007/s10103-005-0373-2
日本語要旨:ダイオード(71.71%)・アレキサンドライト(68.75%)・IPL(66.96%)の6ヶ月後減毛率を比較。ダイオードが最高の効果を示した一方、副作用発生率(28.9%)も最高。なお発生した副作用(紅斑・色素沈着)はすべて一時的なものであり、6ヶ月以内に完全に回復したことが報告されている。
※本記事は医師監修のもと作成されていますが、個別の医療アドバイスを提供するものではありません。施術の選択・クリニック変更は必ず担当医師にご相談ください。
※2026年6月時点の情報に基づいています。ガイドラインの改訂・薬事情報の変更により内容が変わる場合があります。
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