年齢を重ねるとともに気になる「顔のたるみ」。
特に40代以降は、二重あごやフェイスラインのもたつきが目立ちやすく、老けた印象を与えてしまいます。
近年注目されている「オンダリフト」は、マイクロ波を利用して脂肪を減らし、自然なリフトアップ効果が期待できる最新の美容医療です。
この記事では、オンダリフトの特徴や効果、安全性、施術の流れや料金相場、さらには他のたるみ治療(HIFUやインモード、ボルニューマなど)との違いも含めて徹底解説します。
1.オンダリフトとは?
1)オンダリフトの基本的な仕組み
オンダリフトは、イタリアのDEKA社が開発した医療機器「ONDA PRO(オンダプロ)」を使用した治療です。
マイクロ波テクノロジーを用いた最新のボディコントゥアリング(輪郭形成)・フェイシャルリフティング治療として注目されています。
使用される2.45GHzのマイクロ波は世界初の特許を取得しており、水分や脂肪に吸収されやすい特性を持っています。
これにより、皮下脂肪層に効率的に熱エネルギーを届けることができます。
<提供:ルラ美容クリニック>
この熱エネルギーにより脂肪細胞が加熱され、脂肪が代謝・排出されやすい状態に導かれます。
同時に、熱刺激によって真皮層の線維芽細胞が活性化され、新しいコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。
その結果、脂肪減少・リフトアップ・肌質改善の3つが期待できます。
2)従来の治療法との根本的な違い
これまでのたるみ治療は、「皮膚や筋膜を引き上げる」というアプローチが中心でした。
しかし、たるみの原因が脂肪の蓄積や下垂である場合、引き上げるだけでは根本的な解決にはなりません。
オンダリフトは、「脂肪を減らす」という新しいアプローチで、たるみの原因そのものに働きかけます。
また、脂肪吸引のような侵襲的な手術とは異なり、メスを使わず皮膚表面からマイクロ波を照射するだけなので、身体への負担が少ないのも大きな特徴です。
ダウンタイムがほとんどなく、施術当日から通常の生活に戻れるため、忙しい現代女性に最適な治療法といえます。
3)オンダリフトがおすすめの方
オンダリフトは次のような方におすすめです。
- 顔のボリュームをダウンさせて小顔にしたい
- 痛みやダウンタイムの少ないたるみ治療を受けたい
- 体の脂肪を減らしたい
- 二の腕や太ももなど体の部分痩せをしたい
- 顔のリフトアップもボリュームダウンも期待したい
2.オンダリフトが選ばれる理由はメリットが多いから
オンダリフトは、最新の医療機器オンダプロを用いた脂肪減少+リフトアップを目指す施術で、多くの美容クリニックで導入が進んでいます。
その人気や患者さんからの支持を得ている理由を、以下のように整理できます。
1)脂肪減少とリフトアップを同時に実現
一回の施術で「脂肪を溶かす」効果と「肌の引き締め・たるみ改善(リフト効果)」を兼ね備えている点が大きな魅力です。
脂肪層にマイクロ波(2.45GHzの特殊な波長、Coolwaves®)を集中照射し、脂肪細胞に熱ストレスを与えることで減少を促します。
さらにその熱刺激によりコラーゲン収縮や線維芽細胞の活性化が起こり、肌のタイトニング・リフティングを誘導します。
このため「脂肪吸引のような切開なしで、引き締まった印象を得たい」というニーズと相性が良い治療といえます。
2)痛みが少なく、快適な施術
オンダリフトでは、表皮への熱ダメージを最小限に抑えながら脂肪層にエネルギーを届けるよう設計されています。
Coolwaves®を使うことで肌表面の刺激は抑えられ、照射時には「じんわり温かさを感じる」程度で済むことが多く、HIFU(高密度焦点式超音波)などの痛みを伴う機器と比べてストレスが少ないという声があります。
さらに、照射ヘッドには冷却機能(クーリング)が備わっており、肌表面を保護する工夫がなされています。
3)ダウンタイムがほとんどない
オンダリフトは非侵襲・切らない治療であるため、施術後の回復が速く、通常は赤み・腫れ・熱感が出ても数時間〜翌日には落ち着くケースが多いとされています。
そのため、週末や休みを使って気軽にトライできるという点が大きなメリットです。
メイクやシャワーもすぐに可能というクリニック案内もあります。
4)顔も体も施術可能で、トータルなボディ設計ができる
顔用ハンドピース | ボディ用ハンドピース | |
形状 | ![]() | ![]() |
深さ | 深さ3mmの真皮 | 12mmの深い脂肪層まで |
効果 | 皮膚の引き締め チェック顔の脂肪減少 チェックリフトアップ | 脂肪減少 チェックセルライト減少 |
オンダリフトには、顔用とボディ用の2種類のハンドピースを使い分ける構造が採用されており、顔のフェイスラインや頬、顎下といった細かい部位から、二の腕・お腹・太もも・ふくらはぎなどの広い範囲まで対応可能です。
特に顔用ハンドピースは浅めの層に照射して輪郭を引き締め、ボディ用は深い脂肪層に熱を届けるよう設計されており、部位や脂肪の厚みに応じて最適化された出力調整がなされます。
これにより、「顔だけ別で」「体だけ別で」ではなく、トータルなバランスのとれた引き締め設計が可能になります。
施術を受けることで、顔と体のラインの不均衡を補整できる点が、患者さんにとって魅力です。
5)自然な仕上がり
オンダリフトは機械的に無理に引き上げるのではなく、脂肪そのものを減少させ、そこからの引き締め変化を誘導するアプローチです。
過度なテンションや不自然な引き上げを行わないため、術後の”引っ張られ感”や違和感が少なく、自然なフェイスライン・ボディラインを実現しやすいという点が支持されます。
また、熱刺激を加える過程でコラーゲンの収縮や再構築が誘導されるため、時間をかけて徐々にハリ感が戻るような変化が期待でき、持続感と自然な仕上がりのバランスがとりやすいという印象があります。
<参考記事>
顔のたるみに一番効果がある治療法!種類・タイプ別おすすめは?
たるみ治療におすすめの施術はどれ?種類や特徴を比較して解説!
3.オンダリフトの効果|こんな肌悩みに高い効果を発揮
<提供:ルラ美容クリニック>
オンダリフトは、特に「脂肪によるたるみ」に悩む方に高い効果を発揮します。
具体的にどのような悩みに適しているのか、詳しく見ていきましょう。
1)二重あごやフェイスラインのもたつき
二重あごは、顔の印象を大きく左右する悩みの一つです。
顎下に脂肪が蓄積すると、横顔のラインがぼやけ、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
また、写真を撮る際に角度を気にしたり、タートルネックを避けたりと、日常生活にも影響が出ることがあります。
オンダリフトのマイクロ波は、皮下脂肪層に深く浸透し、脂肪細胞を効率的に減少させます。
施術を重ねることで、顎下の脂肪が徐々に減り、シャープなフェイスラインが現れてきます。
メイクやマッサージでは改善できなかった悩みも、オンダリフトなら根本的にアプローチできます。
2)頬のたるみやボリュームダウン
年齢とともに、頬の脂肪が下垂し、ほうれい線が深くなったり、ブルドッグラインができたりします。
これは、重力の影響や皮膚の弾力低下、さらには脂肪の位置変化が複合的に作用した結果です。
オンダリフトは、頬の余分な脂肪を減らしながら、コラーゲン生成を促進します。
その結果、頬のボリュームが適度に整い、たるみが改善されて、若々しい印象になります。
また、脂肪が減ることで顔全体のバランスも整い、立体的で美しいフェイスラインが形成されます。
3)年齢によるハリ不足や弾力の低下
40代以降になると、コラーゲンやエラスチンの生成が減少し、肌のハリや弾力が失われていきます。これが、たるみやしわの原因となります。
従来のスキンケアだけでは、この変化に対抗するのは難しくなってきます。
オンダリフトのマイクロ波による熱刺激は、真皮層の線維芽細胞を活性化させます。
線維芽細胞が活性化すると、新しいコラーゲンやエラスチンが生成され、肌の内側からハリと弾力が蘇ります。
この効果は施術後も数か月にわたって続くため、長期的な肌質改善が期待できます。
4)ボディの部分痩せ
オンダリフトは、顔だけでなく全身の部分痩せにも高い効果を発揮します。
Coolwaves®(クールウェーブ)という特殊なマイクロ波が、皮下脂肪層のみに熱エネルギーを集中させ、脂肪細胞を効率的に破壊・排出へと導きます。
腹部や二の腕、太もも、ふくらはぎ、背中など、ダイエットでは落としにくい部位にもピンポイントでアプローチ可能です。
さらに、熱によってコラーゲン生成が促されるため、肌のハリや引き締め効果も同時に得られ、滑らかで自然なボディラインを実現します。
4.オンダリフトの効果はいつから実感できる?持続期間は?
1)効果を実感できる時期と変化の過程
オンダリフトの効果の現れ方は、他の美容医療と比べてやや特徴的です。
施術直後から肌の引き締まりを感じる方もいますが、これは主に熱による一時的な収縮効果です。
本格的な効果が現れるのは、施術後2〜3週間頃からとなります。
これは、マイクロ波によって破壊された脂肪細胞が、リンパや血液を通じて徐々に体外に排出されていくためです。
また、熱刺激によって活性化された線維芽細胞が、新しいコラーゲンを生成するのにも時間がかかります。
具体的な変化の過程は以下の通りです。
期間 | 効果の感じ方 |
施術直後〜1週間 | 肌の引き締まり感を実感する方が多いです。また、軽い腫れやむくみが出る場合がありますが、これは正常な反応です。 |
2〜3週間後 | 脂肪の減少効果が徐々に現れ始めます。フェイスラインがすっきりしてきたり、二重あごが改善されてきたりするのを感じるでしょう。 |
1〜2か月後 | コラーゲン生成が進み、肌のハリや弾力が向上します。この頃が効果のピークと言えます。 |
3〜6か月後 | 効果は緩やかに続きますが、徐々に元に戻り始めます。この時期に次の施術を受けると、効果をキープしやすくなります。 |
2)効果の持続期間と個人差
オンダリフトの効果は、1回の施術で3〜6か月程度持続するとされています。
ただし、この持続期間には大きな個人差があります。効果の持続に影響する要因としては、以下のようなものがあります。
要素 | 解説 |
年齢 | 若い方ほどコラーゲン生成能力が高いため、効果が長持ちする傾向があります。 |
生活習慣 | バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活習慣は効果の持続に良い影響を与えます。 |
スキンケア | 保湿や紫外線対策をしっかり行うことで、効果を長持ちさせることができます。 |
体重の変動 | 施術後に体重が大きく増加すると、再び脂肪が蓄積し、効果が減少する可能性があります。 |
3)おすすめの施術回数と間隔
より確実で長持ちする効果を得るためには、複数回の施術を受けることがおすすめです。一般的には、以下のようなスケジュールが理想的です。
①初回治療プラン
2〜3か月ごとに3〜5回の施術を受けることで、脂肪減少効果が安定し、リフトアップ効果も強化されます。
②メンテナンス治療
初回治療が完了した後は、4〜6か月に1回のペースでメンテナンス施術を受けることで、効果を長期的にキープできます。
ただし、最適な施術回数や間隔は、個人の肌状態や悩みの程度によって異なります。医師とよく相談しながら、自分に合った治療計画を立てることが大切です。
5.オンダリフトとHIFU・高周波治療の違いを徹底比較
たるみ治療にはさまざまな選択肢があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
ここでは、オンダリフトを中心に、HIFUや高周波治療など代表的な施術との違いを詳しく比較します。
1)オンダリフトとHIFU(ハイフ)の違い
HIFU(High Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波)は、超音波を一点に集中させて熱エネルギーを発生させる技術です。
オンダリフトとは、作用メカニズムが根本的に異なります。
①作用メカニズムの違い
オンダリフトはマイクロ波を用いて皮下脂肪層全体に熱を与え、脂肪細胞を減少させます。
一方HIFUは、超音波を真皮から筋膜(SMAS層)に集中させて熱収縮を起こし、皮膚を引き上げます。
つまり、オンダリフトは「脂肪を減らす」治療、HIFUは「組織を引き上げる」治療といえます。
②向いている悩みの違い
オンダリフトは二重あごやフェイスラインのもたつき、頬の脂肪など”脂肪由来のたるみ”に適しています。
HIFUは皮膚のたるみ、ほうれい線、マリオネットライン、眉下の下垂など、”皮膚や筋膜の緩み”に効果的です。
③痛みの違い
オンダリフトは温かさや軽い熱感を感じる程度で、快適に受けられるケースが多いです。
HIFUは骨に響くような痛みを伴うことがあり、顎や額など骨に近い部分で痛みを感じやすい傾向があります。
④効果の現れ方の違い
オンダリフトは脂肪が代謝される2〜3週間後から徐々に効果が現れます。
HIFUは施術直後から引き上がりを感じることもあり、即効性がある点が特徴です。
ただし、どちらもコラーゲン生成が進む1〜2か月後に効果のピークを迎えます。
⑤どちらを選ぶべきか
脂肪が多くフェイスラインをすっきりさせたい方にはオンダリフト、皮膚のたるみを引き上げたい方にはHIFUがおすすめです。
また、両者を組み合わせることで、脂肪減少とリフトアップを同時に叶える相乗効果も期待できます。
<参考記事>
ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
2)オンダリフトと高周波治療(サーマクール・ボルニューマ)の違い
高周波(RF:Radio Frequency)治療は、電磁波の一種で皮膚を加熱し、コラーゲン生成を促す技術です。
代表的な機器にはサーマクール、ボルニューマ、オリジオなどがあります。
①作用メカニズムの違い
オンダリフトはマイクロ波で皮下脂肪層まで深く作用し、脂肪細胞を減らします。
高周波治療は主に真皮から皮下組織を中心に加熱し、コラーゲンの再構築を促進します。
②向いている悩みの違い
オンダリフトは脂肪減少によるフェイスラインの引き締めや肌質改善に適しています。
高周波治療は肌のタイトニング、毛穴の縮小、肌質改善、小じわ改善などに優れています。
③痛みの違い
オンダリフトはじんわりと温かさを感じる程度です。
高周波治療も比較的穏やかですが、サーマクールなど高出力機器ではピリピリとした刺激を感じる場合があります。
ボルニューマやオリジオは痛みが少ないタイプです。
④効果の違い
サーマクールやボルニューマ、オリジオは広範囲に熱を与え、強力な引き締めとリフトアップ効果を発揮します。
オンダリフトは脂肪減少に特化しており、同じ「リフトアップ」でもアプローチの方向性が異なります。
⑤どちらを選ぶべきか
脂肪を減らしてフェイスラインを整えたいならオンダリフト、肌の質感やハリを改善したいなら高周波治療がおすすめです。
両者を組み合わせると、脂肪減少+肌質改善という相乗効果が期待できます。
<参考記事>
サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
最新たるみの高周波治療「ボルニューマ」の効果・メリットと副作用
3)オンダリフトとインモードの違い
インモードは高周波治療器の一種ですが、複数のアプリケーションを搭載した多機能機器です。
①作用メカニズムの違い
インモードはRF(高周波)エネルギーを用いたFORMA(フォーマ)で皮膚を引き締め、MINI FX(ミニエフエックス)で脂肪細胞を破壊しながらリフトアップや肌質改善を行います。
一方、オンダリフトはマイクロ波を使用し、より深部の脂肪層に直接作用します。
②向いている悩みの違い
オンダリフトはフェイスラインやあご下など脂肪が多い部位に適し、「たるみ+脂肪」を同時にケアしたい人におすすめです。
インモードは皮膚のハリ低下や浅いシワ、肌質改善を重視したい人に向いています。
③痛みの違い
オンダリフトは比較的痛みが少なく、温かさを感じる程度です。
インモードはややピリッとした刺激を感じることがありますが、耐えられる範囲内です。
④効果の違い
オンダリフトは施術後すぐに引き締まり感を感じることがあり、1〜2か月かけてフェイスラインがすっきりしていきます。
インモードは照射直後からハリやツヤの改善を実感しやすく、肌質やたるみの早期改善に優れています。
⑤どちらを選ぶべきか
「脂肪ボリュームを減らして小顔にしたい」「痛みをできるだけ抑えたい」場合はオンダリフト、「肌のハリや質感を改善したい」「浅層のたるみを整えたい」場合はインモードが適しています。
目的や肌の状態に応じて、併用することでさらに高いリフトアップ効果が得られます。
<参考記事>
インモードのたるみや小顔効果と安全性!ハイフとの違いや併用は?
インモードリフティングは最先端の切らない小顔治療!効果とメリット
<主な肌悩みとおすすめ治療>
主な悩み | おすすめ治療 | 理由 |
二重あご・フェイスラインのもたつき | オンダリフト インモードMiniFX | 脂肪減少効果が高い
|
皮膚のたるみ・ほうれい線 | HIFU | 筋膜を引き上げる効果が高い |
肌質改善・毛穴の引き締め | 高周波 | 真皮層に働きかけて美肌効果 |
全体的な引き締め | 高周波 | 広範囲に強力な効果 |
総合的な若返り | 複数治療の組み合わせ | 多角的にアプローチ |
これはあくまで一般的な目安です。
実際には、個人の肌質や悩みの程度、予算などによって最適な治療法は異なります。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、納得できる治療法を選ぶことをおすすめします。
6.オンダリフトの施術の流れ|予約から当日の様子を詳しく解説
美容医療を受ける方にとって、施術当日の流れは特に気になるポイントです。
ここでは、オンダリフトの予約から当日までの一連の流れを、初めての方にもわかりやすく解説します。
美容医療を受ける方にとって、施術当日の流れは特に気になるポイントです。
ここでは、オンダリフトの予約から当日までの一連の流れを、初めての方にもわかりやすく解説します。
1)カウンセリング・受診予約
まずは、公式サイトや電話、LINEなどから希望クリニックへ予約を行います。
この際、希望の施術部位(顔・ボディなど)や来院目的を簡単に伝えるとスムーズです。
多くのクリニックでは、初回カウンセリングは無料で、所要時間は30〜60分程度です。
人気院では予約が混み合う場合もあるため、余裕をもってスケジュールを組むのがおすすめです。
予約後、メールやLINEで詳細な案内や注意事項(来院時の服装、メイク可否など)が届きます。
2)カウンセリング・診察
来院後、まずカウンセラーや医師が丁寧にカウンセリングを行います。
現在の悩みや理想の仕上がり、過去の施術歴、アレルギーや服用中の薬などを確認し、安全に施術できるかを判断します。
このとき、「どのくらいで効果が出るか」「痛みはあるか」「ダウンタイムは?」など、気になる点はすべて質問しましょう。
医師が顔や体の状態を診察し、オンダリフトが適しているかを見極めます。
必要に応じて、HIFUや糸リフトなどの併用提案を受けることもあります。内容に納得できたら、同意書にサインして施術に進みます。
3)クレンジング・洗顔(約5〜10分)
施術室に移動し、メイクや皮脂汚れをしっかり落とします。
クリニック専用のクレンジング剤と洗顔料を使用することが多いですが、肌が敏感な方は事前に相談を。
清潔な状態に整えることで、マイクロ波の熱エネルギーが均一に伝わり、感染予防にもつながります。
4)写真撮影(約5分)
施術前の状態を記録するため、正面・斜め・側面など複数角度から写真を撮影します。
これは、施術後の変化を客観的に比較するためのもので、プライバシーは厳重に保護されます。
5)マーキング(必要に応じて)
医師が施術部位にマーキングを行い、照射範囲や脂肪の厚みを確認します。
これにより、効率的かつ安全にマイクロ波を照射でき、ムラのない仕上がりを実現します。
6)ジェルの塗布(約2〜3分)
マイクロ波をスムーズに伝えるため、専用の導電ジェルを塗布します。
このジェルには冷却効果もあり、照射中の熱感を和らげる役割も果たします。
7)マイクロ波照射(約30〜60分)
いよいよ施術本番です。医師または看護師がハンドピースを当てながら、均一にマイクロ波を照射します。
施術中は「じんわり温かい感覚」が中心で、強い痛みはほとんどありません。
熱さを感じた場合はすぐに伝えることで、出力を微調整してもらえます。
施術時間は部位によって異なり、顎下で約30分、全顔やボディでは約60分が目安です。
多くのクリニックではリクライニングチェアやBGMを用意し、リラックスして受けられる環境が整えられています。
8)冷却・鎮静(約5〜10分)
照射後は、肌を冷やして熱感や赤みを鎮めます。
冷却パックやクーリングジェルを使用することで、炎症や腫れを最小限に抑えます。
9)保湿・アフターケア(約5分)
冷却後は、専用の保湿クリームや美容液でしっかり保湿します。
施術直後の肌は乾燥しやすくデリケートなため、紫外線対策と保湿ケアが重要です。
医師からは、「当日の入浴・サウナ・激しい運動は控える」「飲酒は翌日以降に」などの指示があります。
これらを守ることで、効果をより長く持続させ、トラブルを防げます。
10)メイク・帰宅
施術後すぐにメイクが可能で、多くのクリニックではメイクルームを完備しています。会計後、必要に応じて次回の施術予約を取ります。
万一、赤みや違和感が長引く場合は、自己判断せずクリニックへ相談しましょう。
オンダリフトはダウンタイムがほとんどなく、当日から通常生活に戻れるのが魅力です。
施術当日の服装・持ち物・注意点
当日は、リラックスできる服装で来院するのがおすすめです。
- 顔の施術を受ける場合は、襟元が広いトップスや前開きのシャツを選ぶとスムーズです
- ボディの場合は、施術部位を出しやすい、ゆったりとした服装を選びましょう
- アクセサリーや金属製の小物は事前に外し、肌に密着するインナー類も避けると安心です
- メイク直しをする方は、普段使用しているコスメを持参すると便利です
- 施術後は肌が乾燥しやすいため、保湿クリームや日焼け止めも一緒に準備しておくと安心です
7.オンダリフトの料金相場
美容医療を受ける際、料金は重要な判断基準の一つです。
ここでは、主要な美容クリニックのオンダリフトの料金を調査した上で、料金相場について解説します。
1)オンダリフト導入クリニックの料金から相場をチェック
東京、大阪、名古屋でオンダリフト導入クリニックの料金を調査しました。
頬 | 顎下 | 頬+顎下 | ボディ(*) | |
湘南美容クリニック | 27,000円 | ― | 42,000円 | 36,000円~56,000円 |
ルラ美容クリニック | 27,500円 | 27,500円 | 43,780円 | 27,500円 |
ピオーネビューティクリニック | 28,000円 | 28,000円 | 44,000円 | 38,000円 |
リバークリニック | 27,000円
| 27,000円 | 45,000円 | ― |
レディアンクリニック | 28,600円 | 28,600円 | 44,000円 | 36,300円 |
ライブリークリニック | 33,000円 | 33,000円 | 52,000円 | 44,000円 |
ウィングクリニック | 33,000円 | 33,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
ライトクリニック | 26,000円 | 26,000円 | 41,000円 | 35,000円 |
エースクリニック | 33,000円 | 33,000円 | 55,000円 | 49,500円 |
グランジョイクリニック | ― | ― | ― | 33,000円 |
*ボディに関しては、各クリニックで面積や部位などで料金が異なる場合があります。
料金相場まとめ
- 頬や顎下:26,000円〜33,000円
- 頬+顎下:41,000円〜55,000円
- ボディ:27,500円〜56,000円(面積別の料金設定により幅があります)
2)キャンペーンやモニターで安く受けられる?
オンダリフトを導入しているクリニックの多くでは、モニター制度やキャンペーン価格、初回限定価格、回数割引などを行っています。
また、月次や季節によってもキャンペーンを行っているクリニックもあります。
各クリニックの公式ページで料金表などをチェックしましょう。
クリニック | 割引料金の例 |
湘南美容クリニック | モニター価格 頬+顎 3回90,000円 モニター価格 ボディ 3回79,500円~117,000円 |
ルラ美容クリニック | 新規導入キャンペーン価格 +ボディ3回同時施術で10%オフ |
8.オンダリフトの安全性と注意事項
美容医療を受ける際、最も気になるのが安全性です。
ここでは、オンダリフトの安全性や副作用、施術を受けられない方、施術前後の注意点について詳しく解説します。
1)オンダリフトの安全性について
オンダリフトは、ヨーロッパでCEマーク(欧州適合認証)を取得した医療機器です。
適切な知識と技術を持つ医師が施術すれば、非常に安全性の高い治療といえます。
マイクロ波による熱エネルギーは、皮下脂肪層に選択的に作用するため、表皮や真皮へのダメージは最小限です。
また、メスを使わない非侵襲的な治療なので、感染症のリスクも低く抑えられます。
世界中で数多くの症例が報告されていますが、重篤な副作用の報告は非常に少ないです。
ただし、どんな医療行為にもリスクはゼロではないため、医師の説明をよく聞き、納得した上で施術を受けることが大切です。
2)施術による痛み・ダウンタイム
①痛みの程度
オンダリフトの痛みは、「じんわりとした温かさ」「ホットストーンマッサージを受けているような感覚」と表現されることが多いです。
ただし、痛みの感じ方には個人差があります。
痛みに敏感な方や、脂肪層が薄い部位(額など)では、やや熱感が強く感じられる場合もあります。
我慢できないほどの痛みを感じた場合は、すぐにスタッフに伝えましょう。出力を調整してもらえます。
多くのクリニックでは、麻酔クリームを使用せずに施術していますが、希望すれば麻酔クリームを使用できる場合もあります。
②ダウンタイム
オンダリフトのダウンタイムは、美容医療の中でも非常に短いのが特徴です。
施術直後は、赤みや軽い腫れが出ることがありますが、これは正常な反応です。
多くの場合、数時間から翌日には落ち着きます。
メイクでカバーできる程度なので、施術当日から普段通りの生活が可能です。
まれに、軽い内出血が出る場合もありますが、1週間程度で自然に消えます。
また、施術後2〜3日間は、軽いむくみを感じる方もいます。
これは、脂肪細胞が破壊され、リンパや血液を通じて排出される過程で起こる反応です。
施術部位に軽い違和感やピリピリ感があることもありますが、通常は数日で落ち着きます。
3)施術による副作用・リスク
オンダリフトは安全性の高い治療ですが、以下のような副作用が起こる可能性があります。
①一般的な副作用(軽度で一時的)
- 赤み、腫れ(数時間〜数日)
- 軽いむくみ(2〜3日程度)
- ヒリヒリ感、ピリピリ感(数日程度)
- 内出血(1週間程度で消失)
- 一時的な乾燥やかさつき
これらは正常な反応であり、時間とともに自然に改善します。
②まれに起こる副作用
- 熱傷(やけど):出力が高すぎたり、ハンドピースの動きが止まったりした場合に起こる可能性があります。適切に訓練された医師が施術すれば、リスクは非常に低いです
- 色素沈着:炎症後に起こることがありますが、適切なケアで徐々に改善します
- 過度の脂肪減少:期待以上に脂肪が減少し、こけた印象になる可能性があります。医師と十分に相談し、適切な照射量を決めることが重要です
万が一、施術後に強い痛み、ひどい腫れ、水疱、激しい熱感などの症状が出た場合は、すぐにクリニックに連絡してください。
4)施術を受けることができない方
以下に該当する方は、オンダリフトを受けることができません。
安全のため、施術前に必ず医師に正直に伝えましょう。
- 妊娠中・授乳中の方:胎児や乳児への影響が不明なため
- ペースメーカーや植込み型除細動器を使用している方:電磁波が機器に影響を与える可能性があります
- 施術部位に金属プレートやシリコンなどの異物が埋め込まれている方
- 施術部位に悪性腫瘍がある方
- 重度の心疾患や不整脈のある方
- 施術部位に感染症や重度の皮膚疾患(湿疹、ニキビ、ヘルペスなど)がある方
- ケロイド体質の方:傷跡が盛り上がりやすい体質
- 血液凝固障害や抗凝固薬を服用している方:内出血のリスクが高まります
- 自己免疫疾患のある方
- てんかんの既往がある方
- 日焼け直後の方:炎症が悪化する可能性があります
- 極度に痩せている方、脂肪層がほとんどない方:効果が出にくく、熱傷のリスクが高まります
また、以下のような場合も、施術を延期した方が良いでしょう。
- 体調不良の時
- 生理中で肌が敏感になっている時
- 他の美容医療を受けた直後
5)施術前後の注意事項
効果を最大限に引き出し、トラブルを避けるため、以下の注意事項を守りましょう。
①施術前の注意事項
1〜2週間前から
- 日焼けを避ける:日焼けした肌は炎症を起こしやすく、色素沈着のリスクも高まります
- ピーリングやレーザー治療を避ける:肌が敏感になっているため
- 肌の保湿を心がける:保湿された肌の方が、マイクロ波が均一に伝わりやすいです
前日・当日
- 十分な睡眠をとる:体調を整えておくことで、トラブルのリスクが減ります
- 飲酒を控える:血行が良くなりすぎると、腫れや内出血が出やすくなります
- 服用中の薬がある場合は医師に伝える:特に血液をサラサラにする薬は重要です
②施術後の注意事項
当日
- 激しい運動を避ける:血行が良くなりすぎると、腫れや赤みが長引く可能性があります
- サウナ、長時間の入浴、温泉を避ける:軽いシャワー程度なら問題ありません
- 飲酒を控える:血行促進により、腫れや内出血のリスクが高まります
- マッサージを避ける:施術部位を強く押したり、揉んだりしないようにしましょう
数日間
- 保湿をしっかり行う:施術後の肌は乾燥しやすいため、いつもより念入りに保湿しましょう
- 紫外線対策を徹底する:日焼け止めをこまめに塗り、帽子や日傘を活用しましょう
- 刺激の強いスキンケアを避ける:ピーリングやレチノールなど、刺激の強い成分は数日間控えましょう
長期的なケア
- バランスの良い食事を心がける:タンパク質やビタミンCは、コラーゲン生成に必要です
- 十分な睡眠をとる:肌の再生は睡眠中に活発に行われます
- 適度な運動を続ける:血行が良くなることで、脂肪の代謝が促進されます
- 急激な体重増加を避ける:再び脂肪が蓄積すると、効果が減少します
6)他の美容医療との併用について
オンダリフトは、他の美容医療と併用することで、より総合的な効果が得られます。ただし、施術の順番や間隔には注意が必要です。
併用できる治療
- HIFU:オンダリフトで脂肪を減らし、HIFUで筋膜を引き上げる組み合わせは効果的です。通常、オンダリフト施術の1〜2週間後にHIFUを受けることが推奨されます
- 高周波治療(インモード、ボルニューマなど):肌質改善効果をプラスできます。同日施術や、数日後の施術も可能です
- ボトックス注射:表情じわの改善と併用できます。同日施術も可能ですが、医師の判断に従いましょう
- ヒアルロン酸注射:ボリュームを補いたい部位に注入できます。オンダリフトの1〜2週間後に受けるのが一般的です
併用に注意が必要な治療
- 糸リフト:施術の順番や間隔については、医師とよく相談しましょう
- フラクショナルレーザー:肌への負担が大きいため、2〜4週間程度の間隔を空けることが推奨されます
9.オンダリフトに関するよくある質問(Q&A)
オンダリフトについて、患者さんからよく寄せられる質問をまとめました。
Q1.痛みやダウンタイムはどのくらいですか?
オンダリフトは、美容医療の中でも痛みとダウンタイムが非常に少ない治療です。
痛みについて:多くの方が「じんわりと温かい」「ホットストーンマッサージのよう」と表現します。HIFUのような骨に響く痛みはなく、ほとんどの場合麻酔なしで快適に施術を受けられます。熱さを感じた場合は出力調整が可能です。
ダウンタイムについて:施術直後の軽い赤みや腫れは、数時間から翌日には落ち着きます。メイクでカバーできる程度なので、施術当日から普段通りの生活が可能です。週末に施術を受けて、月曜日から通常通り出勤することもできます。
Q2.効果はいつから実感でき、どれくらい持続しますか?
効果の実感時期:施術直後から引き締まり感を感じる方もいますが、本格的な効果は2〜3週間後から現れます。これは脂肪細胞が徐々に代謝・排出されていくためです。1〜2か月後にコラーゲン生成が進み、効果のピークを迎えます。
持続期間:一般的には1回の施術で3〜6か月程度効果が続くとされています。ただし、年齢、生活習慣、スキンケア、体重変動などによって個人差があります。より確実な効果を得るには、2〜3か月ごとに3〜5回の施術を受け、その後4〜6か月に1回のメンテナンスが理想的です。
Q3.HIFUや高周波治療との違いは何ですか?
オンダリフトの特徴:マイクロ波で皮下脂肪層に作用し、脂肪細胞を減少させる治療です。二重あごやフェイスラインのもたつきなど「脂肪由来のたるみ」に適しています。
HIFUとの違い:HIFUは超音波で筋膜(SMAS層)を引き上げる治療です。皮膚のたるみやほうれい線など「皮膚や筋膜の緩み」に効果的ですが、痛みがやや強い傾向があります。
高周波治療との違い:インモードやボルニューマなどの高周波は、主に真皮層でコラーゲン生成を促し、肌質改善や引き締めに優れています。
選び方:脂肪を減らしたいならオンダリフト、皮膚を引き上げたいならHIFU、肌質改善なら高周波が適しています。併用することでより総合的な効果が得られます。
Q4.何回施術を受ければ効果が出ますか?
1回の施術でも引き締まり感やフェイスラインの変化を実感できますが、より確実で持続的な効果には複数回の施術が推奨されます。
標準的なプラン:
- 初回治療:2〜3か月ごとに3〜5回
- メンテナンス:4〜6か月に1回
脂肪が多めの方ほど1回目から効果を感じやすい傾向があります。最適な回数は個人の肌状態や悩みの程度によって異なるため、まずは1回試してから継続を決めるのも良いでしょう。
Q5.他の美容治療と併用できますか?
はい、オンダリフトは他の美容医療と併用することでより総合的な効果が得られます。
推奨される併用治療:
- HIFU:オンダリフト施術の1〜2週間後に受けると、脂肪減少+リフトアップの相乗効果
- 高周波治療:肌質改善効果をプラス。同日施術も可能な場合あり
- ボトックス・ヒアルロン酸:表情じわやボリューム補正と組み合わせ可能
施術の順番や間隔はクリニックの方針や個人の肌状態によって異なるため、必ず医師に相談してください。
Q6.どんな人に向いていますか?向いていない人は?
オンダリフトが向いている方:
- 二重あごやフェイスラインのもたつきが気になる
- 頬の脂肪を減らしたい
- 自然な小顔効果を求めている
- 痛みやダウンタイムを避けたい
- 美容医療が初めて
向いていない方:
- 脂肪がほとんどなく、皮膚のたるみが主な原因の方→HIFUや糸リフトがおすすめ
- 即効性を求める方→効果実感まで2〜3週間必要
- 1回で劇的な変化を求める方→自然な変化が特徴
- 妊娠中・授乳中の方、ペースメーカー使用者など→施術不可
Q7.施術後の生活で注意することはありますか?
当日避けるべきこと:
- 激しい運動(ジョギング、筋トレなど)
- サウナ、長時間の入浴、温泉
- 飲酒
- 施術部位のマッサージ
数日間のケア:
- 保湿をしっかり行う
- 紫外線対策を徹底する
- 刺激の強いスキンケア(ピーリング、レチノールなど)を控える
長期的なケア:
- バランスの良い食事と十分な睡眠
- 適度な運動
- 急激な体重増加を避ける
施術直後からメイク、洗顔、シャワー、デスクワークは可能です。週末施術で月曜から通常勤務も問題ありません。
Q8.男性でも受けられますか?
はい、男性にも人気の施術です。オンダリフトは脂肪層に熱を届けるため、あご下やフェイスラインのたるみ・もたつきが気になる男性にも適しています。メスを使わず自然な印象で引き締められるため、ビジネスシーンでも違和感のない変化が得られます。皮脂が多い男性肌にも対応可能です。
Q9.50代・60代でも効果はありますか?
はい、50代・60代の方でも効果は期待できます。むしろ、この年代の方こそ、オンダリフトの恩恵を受けやすいとも言えます。
年齢を重ねると、脂肪の下垂や蓄積が顕著になり、フェイスラインのもたつきや二重あごが目立ちやすくなります。オンダリフトは、この「脂肪によるたるみ」に直接アプローチできるため、見た目年齢を若返らせる効果が期待できます。
ただし、年齢が上がるにつれて、以下のような特徴があります。
- コラーゲン生成能力が低下しているため、若い方に比べると効果の実感に時間がかかる場合がある
- 皮膚のたるみも同時に進行しているため、オンダリフトだけでなく、HIFUや糸リフトとの併用がより効果的な場合がある
カウンセリングで医師に肌状態を診てもらい、年齢に応じた最適な治療プランを提案してもらいましょう。
Q10.施術後、顔がこけたり不自然になったりしませんか?
適切な施術を受ければ、不自然にこけるということはほとんどありません。
オンダリフトは、余分な脂肪を減少させることで、自然なフェイスラインを形成する治療です。医師は、あなたの顔のバランスや骨格を考慮しながら、適切な照射量と範囲を決定します。
ただし、以下のような場合は注意が必要です。
- もともと脂肪が少ない方が過度に施術を受けた場合
- 医師の技術が未熟で、照射しすぎた場合
- 短期間に何度も施術を受けた場合
これを避けるためには、以下のポイントが重要です。
- 経験豊富な医師を選ぶ
- カウンセリングで「どのくらいの変化を望むか」を明確に伝える
- 推奨される施術間隔を守る
- 1回ずつ効果を確認しながら進める
「自然な変化」がオンダリフトの魅力です。劇的な変化を求めすぎず、医師のアドバイスに従うことが、満足できる結果につながります。
Q11.保険は適用されますか?
いいえ、オンダリフトは美容目的の治療であるため、健康保険は適用されません。全額自己負担(自由診療)となります。
Q12.効果が出なかった場合、返金制度はありますか?
返金制度の有無は、クリニックによって大きく異なります。
一部のクリニックでは、「効果保証制度」や「満足度保証制度」を設けており、一定の条件下で返金や追加施術を無料で受けられる場合があります。
ただし、これには条件があることがほとんどです。
よくある条件
- 指定された回数すべての施術を受けること
- 施術後の写真撮影や経過観察に協力すること
- 医師が「効果が出ていない」と判断した場合のみ
契約前に、返金制度の有無や条件をしっかり確認しましょう。
また、「効果が出なかった」の判断基準も人によって異なるため、現実的な期待値を持つことも大切です。
10.まとめ|オンダリフトで自然な若返りを実現しよう
オンダリフトは、マイクロ波テクノロジーを活用して、脂肪減少とリフトアップを同時に実現する革新的な美容医療です。
従来のHIFUや高周波治療とは異なるアプローチで、「脂肪によるたるみ」という悩みに根本的にアプローチできるのが最大の魅力です。
また、肪減少とリフトアップの同時実現 一つの治療で複数の効果が得られるため、時間的にも経済的にも効率的です。
二重あごやフェイスラインのもたつきが気になる方に特に効果的です。オンダリフトは、自然な変化が特徴です。
しかし、劇的な変化や即効性を求める方には向いていません。
効果が出るまでに2〜3週間かかることも理解しておきましょう。
自信に満ちた笑顔を取り戻し、毎日を前向きに過ごせるよう、オンダリフトがあなたの美容の悩み解決の一助となれば幸いです。
【重要】施術を受ける前に 本記事は、オンダリフトに関する一般的な情報を提供するものです。実際の効果や安全性は、個人の肌質や健康状態によって異なります。施術を検討される際は、必ず医療機関で医師のカウンセリングを受け、専門的なアドバイスに基づいて判断してください。 美容医療は医療行為であり、リスクがゼロではありません。信頼できるクリニックを選び、納得した上で施術を受けることが大切です。 |
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