EXクリニック梅田院で、ナールス美容医療アカデミー編集長の富本充昭が脳ドックを体験しました。たった15分で終了し、料金もリーズナブルなので受けやすい検査でした。
今回は、EXクリニック梅田院で脳ドックを体験した感想や検査結果、口コミ・評判についてご紹介します。健康が大切な働き盛りの方には、ぜひ、チェックいただきたい記事です。
1.EXクリニック梅田院での脳ドック体験に際して
今回、ナールス美容医療アカデミーの編集長である私、富本充昭がEXクリニック梅田院で脳ドックを体験しました。
35歳の頃頭痛が続いたため、一度、MRIで脳の検査を行った経験がありますが、幸い特に異常はありませんでした。
その後、頭に関しては気になる症状や異常を感じることがなかったため、脳の検査をすることなく25年以上が経過しました。
そんな折、ご縁があってEXクリニック梅田院で実施されている「EX脳ドック」をご紹介いただきました。
検査時間はわずか15分で、料金も2024年4月末までは16,800円(税別)(定価19,800円(税別))と、リーズナブルです。
そんなEX脳ドックは、次のような方におすすめの検査です。
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私自身、血圧はコントロールできていますが、高血圧症なので自分自身の健康管理のために体験させていただくことにしました。
この記事では、私のEX脳ドック体験の感想や検査結果、特徴、口コミ・評判についてご紹介します。
なお、EX脳ドックの体験当日、同時にEX脳全身ドックも体験しましたが、その詳細は別の記事でレポートします。
<参考記事>
EXクリニック梅田院で全身がんドック体験!結果や口コミ・評判は?
2.EXクリニック梅田院で脳ドックを体験
EXクリニック梅田院での脳ドック体験を時系列でご紹介します。
当日は、全身がんドックも体験しましたが、検査前の流れはまったく同じで、検査は脳から先に行いました。
1)受付
予め予約した時間の5分前に到着し、受け付けを済ませました。
今回は、体験のために事前にメールのやりとりで予約しましたが、通常はホームページからオンラインで予約・問診・決済までを事前に済ますことができます。
また、予約は電話でも可能です。
2)LINE診察券の発行
受け付け後、LINE診察券を発行する手続きを行いました。
所要時間は5分程度で、以降、デジタル化されているので持ち歩きの必要はなくなります。
3)問診票記入
検査の前にLINEで問診票を記入しました。
これも5分程度です。
4)カウンセリング
検査の前に、EX脳ドックの方法や検査時間、リスクなどの説明を受けました。
5)着替え
カウンセリング終了後、更衣室で着替えを行います。
ロッカーは個別で施錠も可能です。
6)検査
脳ドックの検診スタートです。アクションは不要です。
また、MRI特有の音は少し気になりましたが、耳栓のおかげで不快なレベルではありませんでした。
今回は照明をつけたまま、約15分で終了したので、軽度の閉所恐怖症の私もまったく気になりませんでした。
<脳ドックの動画>
7)支払・帰宅
検査後は、着替えて帰宅します。
今回は、検査後に支払いをしましたが、事前にカード決済しておくことも可能です。
3.脳ドックの結果は?
検査結果は、検査当日を含めて7日後にパスワードで管理されたPDFがメールで届けられました。
久しぶりの脳の検査であり、脳血管の狭窄や虚血性脳梗塞の痕などが見つかる確率が2割程度と聞いていたので、少し不安でした。
幸いにも結果は、所見に異常はなく、診断結果も脳に異常はありませんでした。
<富本充昭の検査所見>
4.EXクリニック梅田院の脳ドックとは?特徴やメリット
1) EX脳ドックとは?
EXクリニック梅田院の脳ドックは、頭部のMRI・MRAなどを用いて、脳に関係する疾患の診断、あるいは疾患のリスクの早期発見などを目的に行われる健康診断です。
検査項目は次の2つです。
MRI検査
MRI検査とは、Magnetic Resonance Imagingの略で、磁気共鳴画像のことです。強力な磁石と電磁波を使って、人体を任意(縦・横・斜め)の断面で描写する検査です。脳の断面を詳しく見ることで、脳梗塞、動脈瘤、脳腫瘍などがある場合、それらを発見できる可能性があります。
MRA検査
MRA検査はMagnetic Resonance Angiographyの略で、血管の状態を詳しく見る検査です。脳動脈瘤、脳動脈閉そくなどがある場合、それらを発見できる可能性があります。
MRA検査は、MRI検査と同じ機器を使用して行います。
2)特徴やメリットは?
痛みがない
EX脳ドックは、検査前の検査薬注射が不要なので、痛みに弱い方でも心配ありません。
検査による被ばくがない
EX脳ドックは、放射性物質を使用しないため、放射線被ばくはありません。
短時間で検査可能検査では薬剤を使用しないので、検査薬を体内に行き渡らせるための待ち時間や検査後の安静時間が不要です。MRI撮影のみなので、「約15分」で検査が終了します。
料金が安い
EX脳ドックの定価は、19,800円(+税)です。2024年4月末までは、【キャンペーン価格】16,800円(+税)です。
ダブルチェックを実施
検査結果は専門医によるダブルチェックが行われます。また、異常があった場合は専門医療機関を紹介してもらえます。
3)脳ドックのデメリットは?
受けられない場合がある
脳ドックは、強力な磁力を利用したMRI機器にて行うため、金属に反応します。次に該当する方は、原則として脳ドックを受けることができません。
- 心臓ペースメーカーや人工内耳など、脱着できない電子機器を装着されている方
- タトゥーやアートメイクをされている方
- 材質不明な金属のボディピアスをしている方
- 美容整形として金の糸リフトの施術をされている方
- インプラント(人工歯根)を入れている、歯の矯正を行っている方
- 動脈瘤クリッピング術など、金属を使用した手術をされた方
- 閉所恐怖症の方
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方
- 検査中(約15分間)静止していることが難しい方
自費負担である
脳ドックは保険適応ではないため、全額自己負担となります。EX脳ドックの場合は、19,800円(税別)と比較的低料金ですが、それでも負担に感じる方にはデメリットです。
偽陽性の診断がありうる
脳ドックでは、偽陽性の診断を受ける可能性があります。偽陽性とは、本来は陰性であるにもかかわらず、陽性と診断されることです。そのため、精密な検査を受けることを薦められます。精密検査は無料で行われるわけではないので、余計な時間や費用などがかかります。脳ドックに関わらず、検査には偽陽性の診断はつきものですが、該当した場合はデメリットの一つです。
何か見つかった時の精神的な負担が大きい
脳ドックでは、今まで気づかれなかった脳動脈瘤が発見されるケースがあります。脳動脈瘤は成人の約3%の方に見られますが、破裂しなければ症状が出ません。しかし、見つかった場合は、精神的なショックを受ける方もいます。
5.脳ドックで発見されやすい病気は?
脳の病気は大きく「出血性脳血管疾患」と「虚血性脳血管疾患」に分かれます。
出血性脳血管疾患は、脳の血管が破れて出血することから起こるものです。
一方、虚血性脳血管疾患は、脳の血管が詰まることによって脳への血流が悪くなり、その結果、脳細胞が酸素不足・栄養不足に陥るものです。
これらの脳血管疾患は、日本人の死因の3位で、突然死を招く危険な病気です。
また、命まで落とさない場合でも、後遺症を残す場合の多い疾患です。
だからこそ、無症状な段階で早く発見して治療を行うことが大切です。
ここでは、脳ドックで見つかる主な脳血管疾患をご紹介します。
1)無症候性脳梗塞(むしょうこうせいのうこうそく)
MRIなどの画像上では脳梗塞の所見があっても、症状がないものを無症候性脳梗塞といいます。日常生活では気づかず、脳ドックを受けてはじめてわかる病変です。 多くはラクナ梗塞といわれる小さな脳梗塞で、高齢者の10〜20%に認められるとされています。
また、将来の脳卒中や認知症の危険因子とされています。
そのため、抗血小板剤(一般的に血液をサラサラにする薬と呼ばれている)などで治療を行うことにより、将来的な脳梗塞の発症を予防する効果が期待できます。
2)脳微小出血(のうびしょうしゅっけつ)
脳内の細い血管が破れていて、わずかな出血の痕跡があるという状態です。脳ドックでみつかるものは症状を起こしていない微小な出血であることが多く、ほとんどが無症状です。脳微小出血は高齢者の5~20%、脳梗塞患者の30~40%、脳出血患者の60~70%に認められています。
将来的に脳出血や脳梗塞となる可能性が高く、認知機能障害との関連も疑われていますので、血圧などの管理が重要となります。
3)脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)
脳動脈瘤とは、脳血管の枝分かれ部分にできた「血管のこぶ」のことです。30歳以上の成人において約3%の頻度で認められます。脳ドックで発見される脳動脈瘤は「未破裂脳動脈瘤」なので、無症状がほとんどです。
破裂するとくも膜下出血になりますが、破裂率は高くありません。ただし、発生している部位や大きさで破裂する率が変わってきます。特に高血圧、喫煙、脳卒中の家族歴がある方は要注意です。
脳ドックで発見された場合は、専門の医療機関を紹介してもらい、受診しましょう。
4)脳腫瘍(のうしゅよう)
脳ドックで見つかる脳腫瘍には、髄膜腫(ずいまくしゅ)、下垂体腺腫、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)など良性が多いです。
しかし、中には神経膠腫(しんけいこうしゅ/グリオーマ)といった悪性腫瘍も見つかることがあります。
発見した病気に応じて、対応が異なり、経過観察で済む場合から、手術や放射線治療などが必要な場合があります。
脳ドックで異常が発見された場合は、専門の医療機関を紹介してもらい、受診しましょう。
5)頸動脈狭窄症(けいどうみゃくきょうさくしょう)
頸動脈狭窄症とは、余分なコレステロールであるプラークが溜まって血液の通り道が狭くなり、血流が悪くなる病変です。進行すると、片側の視力の一時的な低下、手足のしびれ、言葉が出にくいなどの症状が現れます。
脳ドックでは、無症候性で狭窄が強いものがみつかる可能性は3%以下ですが、年齢が高くなるほど頻度は増える傾向にあります。
将来的に脳梗塞となる可能性は高いものの、内服治療の進歩により発症の可能性は年間1%未満と低くなっています。脳卒中だけではなく、心筋梗塞や末梢動脈疾患発症の危険も高いので、内科的な管理が必要になります。また、高度狭窄病変では外科的治療を要する場合があります。
脳ドックで異常が発見された場合は、専門の医療機関を紹介してもらい、受診しましょう。
6.EXクリニック梅田院の全身がんドックの口コミ・評判は?
EXクリニック 大阪梅田院のグーグルマップの口コミをご紹介します。
良い口コミと悪い口コミを紹介するため、グーグルマップの全口コミ35件(2024年3月11日現在)をチェックしましたが、すべて良い口コミでした。悪い口コミは1つもありませんでした。
スマート脳ドッグの検査をしていただきました。検査も早く待ち時間なく15分ほどで終わりました。全身のがん検診や、内科、循環器内科の保険診療もされてるようで、色んないみで安心感がありました。駅からも近いですが、車やバイク、自転車でも行きやすいです。
脳ドックを受けました。年齢的に今の脳の状態が気になってたところ、新しくオープンのクリニックと知り行ってみました。大阪梅田の立地最高の場所にあり、地下からも行けるので雨でも濡れずに行けます。問診はラインで検査当日までに送るので、待ち時間なくスタッフさんの簡潔な説明のみですぐに検査。着替えも鍵付きの個室が安心でした。検査結果もラインで送ってきて、アフターフォローもしっかりして下さるとのことで安心して受けることができました。
道に迷って遅刻してしまったのですが、とても親切に案内、対応してくれました。クリニック自体もとても綺麗でした。問診もデジタルで手軽に出来て感心しました。検査自体もスムーズに済みました。
キャンペーン中でお安くなっているので、今度はガン検診の方も受けてみたいと考えてします。
今回EX脳ドックをお願いしました。予約し、受付からの流れもスムーズで短時間で検査していただきました。検査結果もライン、メールですので、何回も行く手間なく気軽に検査でき良かったです。検査時に着替えの個室があり、綺麗で鍵もあり良かったです。
今日は脳ドックと全身ガン検診を受けました。特にガンや脳の病気は早期発見が1番なので、結果の連絡があればそれに合わせて治療をして行きたいと思います。
内科や循環器内科も始められた様で本当にこれから助かります。
今日はありがとうございました。
私は今回、EX脳ドックで脳の検査と全身がんドックも同時に行いましたが、それでも受付から帰宅できるまで60分程度でした。
実際、痛みや侵襲も全くなく短時間・低コストで検査が行えることは大きなメリットだと思います。
交通も便利で方向おんちでもすぐにわかりました。
医院もキレイでスタッフの方も良かったです、初めは少し不安でしたが説明もしっかりして頂いたので安心して受けれました。
7.EXクリニック梅田院基本情報
診療科目 | 内科・循環器内科 | 脳神経外科・内科 |人間ドック |
住所 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目12-6 E-ma 1階 |
電話 | 06-7777-3011 |
アクセス | <公共交通機関> 阪神「大阪梅田駅」東口より徒歩2分 御堂筋線「梅田駅」南改札より徒歩3分 谷町線「東梅田駅」中西改札より徒歩3分 JR「大阪駅」中央南口より徒歩5分 阪急「大阪梅田駅」3階改札より徒歩5分 <駐車場> サービス提携駐車場「梅田DTタワー駐車場」 |
診療時間 | 診療科によって異なるため、下記をご覧ください。 https://ex-clinic.com/time/ |
8.EX脳ドックに関するよくある質問
Q1.自覚症状がなくても検査は必要ですか?
脳の病気は、自覚症状が出にくいです。
しかし、通常の健康診断では脳の検査を受けることはありません。
脳の病気の早期発見のためには、脳ドックが推奨されています。
Q2.何歳くらいから脳ドックを受ければ良いですか?
厚生労働省の調査(*)によると、脳血管疾患の患者数は40歳を過ぎた頃から右肩上がりで増えています。
そのため、40歳以降の方は、定期的に「脳ドック」を受診することをおすすめします。
もちろん、20代や30代でも脳ドックを受けることは可能です。
<参考記事>(*)
Q3.EX脳ドックでは認知症もわかりますか?
EX脳ドックでは、認知機能低下のリスクとなりうる大脳白質病変の有無の検査結果が出ますが、これだけで認知症と診断することはできません。
なぜなら、認知症と診断するためには、そのほかの指標も必要となるからです。
大脳白質病変があった場合は、専門の医療機関を受診し、認知症の診断を行ってもらうことをおすすめします。
Q4.食事制限などの事前準備はありますか?
食事制限などの事前の準備は必要ありません。
Q5.脳ドック(MRI)は被ばくの心配はありますか?
脳ドックは、放射線を使用せずに磁気で画像をつくり出すMRI検査です。そのため、被ばくの心配はありません。
Q6.脳ドックはどれくらいの頻度で受ければ良いですか?
リスクとなる血管リスク(高血圧・糖尿病・脂質異常・過度の飲酒・喫煙習慣がある方、ご家族の中で脳の病気にかかったことがある方)がない場合は、異常所見が見つからなければ2~3年に1度程度、血管リスクがある場合は、1年に1回の検査がおすすめです。
9.まとめ
EXクリニック梅田院で、ナールス美容医療アカデミー編集長の私、富本充昭が脳ドックを体験した感想や検査結果をレポートしました。
また、EX脳ドックの特徴やメリット・デメリット、口コミ・評判などもご紹介しました。
EXクリニック梅田院で脳ドックは、検査時間はたった15分なので忙しい方にもおすすめです。また、料金がリーズナブルな点もメリットです。
そのため、脳の病気の早期発見にはとても有効な検査です。
この記事が、健康が大切な働き盛りの皆さんや全ての老若男女の方のお役に立てば幸いです。
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