ピコフラクショナルレーザーの効果はいつから?毛穴や小じわに効く?

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毛穴や小じわ、ニキビ跡などの改善効果が期待できる「ピコフラクショナルレーザー」。痛みが少なくダウンタイムも短い治療法です。本記事ではピコフラクショナルの効果やそれがいつから感じられるのか、何回で毛穴や小じわ、ニキビ跡など効果を得られるのかについて詳しく解説します。
ピコフラクショナルレーザーが気になっていた、毛穴やシミの悩みを解決したいという方はぜひ最後まで読んで治療の参考にしてくださいね。

この記事の監修医師
■経歴
信州大学医学部卒業。
慶應義塾大学医学部整形外科学教室医員、稲城市立病院整形外科医長歴任後の2004年、東京都目黒区に「洗足整形・形成外科」開院。
総面積270㎡超の広々とした施設で、医師ほか、理学療法士、鍼灸マッサージ師、柔道整復師らがホスピタリティにあふれた治療を提供している。
■資格・所属学会
日本整形外科学会専門医、日本医師会認定産業医、日本レーザー医学会認定医、日本抗加齢医学会認定医。
日本股関節学会、日本人工関節学会、日本ペインクリニック学会の各会員。

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目次

1.ピコフラクショナルレーザーとは?痛みの少ない毛穴改善レーザー

1)ピコフラクショナルレーザーとは?

ピコフラクショナルレーザーとは、医療用レーザーを皮膚に当てる治療法です。痛みが少なく、毛穴・ニキビ跡・小じわ・たるみなどの症状の改善や肌質の改善が期待できます。

 

「ピコ」とは、従来のレーザーのパルス幅の1000分の1秒の「ピコ秒=一兆分の1秒」という非常に短いパルス幅のことです。ピコフラクショナルレーザーは、ピコレーザーの1種で、極めて短い照射時間のため、従来のレーザー機器と比較して熱ダメージが少なく、痛みの少ない治療が可能となりました。

 

<ピコレーザーのパルス幅>

ピコレーザーはパルス幅が短い

 

「フラクショナル」とは、マイクロドット状にレーザーを照射し肌に小さな点の穴を開けるレーザーです。

従来のフラクショナルレーザー(肌の自然治癒力を利用して肌質改善する医療レーザー)は、肌の表面に穴を開けて皮膚にダメージを与えることによって肌質改善を促していたため、痛みもあり、皮膚表面へのダメージも大きいものでした。

 

一方、ピコフラクショナルは高密度のレーザーを点状に肌に照射し、その衝撃波で肌の奥にある真皮層に無数の空洞を作ります。

だから、肌表面にダメージを与えないためフラクショナルレーザーより優しい治療が可能です。

また、真皮では、ダメージを治すために、肌のハリやツヤなどに関わる美肌成分であるコラーゲンやエラスチンなどが増殖するため、若々しいふっくらとした肌に近づけることができます。

 

<通常のフラクショナルレーザーとピコフラクショナルレーザーの比較>

フラクショナルレーザーピコフラクショナルレーザー
点状出血ありなし
痛み強い弱い
表面麻酔必要不要(痛みに弱い方は必要)
自宅のアフターケア1週間程度の軟膏処置なくてもOK
メイク・洗眼翌日から当日から

*個人差によって変わることもあります。

 

<ピコフラクショナルレーザーのメカニズム>

ピコフラクショナルレーザーのメカニズム

 

2)ピコフラクショナルレーザーはどんな人におすすめ?

レーザーの出力や波長は人によって変わりますが、施術時間は5〜20分程度と治療時間も短く痛みやダウンタイムも少ないため、痛みが怖い人や長い休みを取れない方にもおすすめの治療法です。

 

ピコフラクショナルレーザーは、次のような方に向く治療法です。

  • 小じわや肌質を改善したい方
  • でこぼこのニキビ跡を何とかしたい方
  • 毛穴が気になる方
  • クレーターを改善したい方
  • ダウンタイムを避けたい方

 

<監修医からのメッセージ>
美容医療で使うレーザーは進化し、その種類がたくさんあります。特徴もさまざまで肌悩みに適したものを選択できるようになってきました。

そんな中で、ピコフラクショナルレーザーは、毛穴やニキビ跡、小じわなどでお悩みの方の肌質を改善しながら治療を行うことができるものです。
また、比較的、痛みやダウンタイムも小さいのでその点もメリットです。
今挙げたようなお肌悩みがある方は、ピコフラクショナルレーザーを検討してみてはいかがでしょうか。

なお、患者様にとっては、自分の肌悩みにはどんなレーザーが良いのか、何を選べば良いのかがわかりにくくなってきたことも事実です。
カウンセリングは無料で受けることができる美容クリニックが多くなっていますので、ピコフラクショナルレーザーをはじめ美容医療の施術について不明なことがあれば、何でもご質問ください。
私たち医師は、患者様が美しなるために、誠心誠意サポートさせていただきます。

元祖ピコレーザー「ピコシュア」でピコフラクショナルが全国で受けられる品川美容外科
美容整形

2.ピコフラクショナルレーザーの効果

ピコフラクショナルによって期待できる効果は以下の5点です。

  • 毛穴の開きを改善する
  • たるみやシワを改善する
  • ニキビ跡・クレーターを改善する
  • 肌質を改善する
  • ニキビの予防

 

ピコフラクショナルは肌の細胞を活性化させて肌質を改善する効果があるため、毛穴の開きやニキビ跡・クレーターに悩まされている方に特におすすめしたい施術です。

期待できる効果について詳しく見ていきましょう。

 

1)毛穴の開きを改善する

ピコフラクショナルはレーザーの衝撃波で肌の奥にある真皮層を刺激してダメージを与えるため、肌は受けたダメージを治そうと、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分をどんどん作ります。

コラーゲンやエラスチンは肌のキメとツヤを整えて肌をふっくらとさせる効果があるため、開いていた毛穴がキュッと引き締まり、キメの細かい肌にしてくれる効果が期待できるでしょう。

また、すり鉢毛穴のようなボコボコした毛穴やたるみ毛穴にも改善効果が期待できます。

 

2)たるみやシワを改善する

たるみやシワの原因の1つは、コラーゲンやエラスチンの減少や変性です。ピコフラクショナルレーザーは、これらを増やす効果があるので、たるみやシワの改善も期待できます。

その結果、肌のハリを取り戻すことが期待できます。

 

3)ニキビ跡・クレーターを改善する

ピコフラクショナルはニキビ跡やクレーターの改善にも効果が期待できます。

ニキビの状態が続いたり、ニキビを治そうと間違った対処法をしたりで肌に炎症が起こると、肌に凸凹状のクレーターができることがあります。一度できてしまったクレーターはセルフケアだけで改善するのは難しいため、美容医療を受けるのがおすすめです。

ピコフラクショナルは肌のターンオーバーを促進し、肌をふっくらとさせる効果があるため、ニキビ跡やクレーターの症状の改善が期待できるでしょう。

 

4)肌質を改善する

ピコフラクショナルは肌質の改善も期待できます。

レーザーが真皮に与えたダメージによってコラーゲンとエラスチンが多く作られるようになるため、肌質が改善し、ハリ・ツヤのあるふっくらとした肌が手に入りますクレーターなどの特定の肌悩みがない方は、肌質を改善するために取り入れるのもおすすめです。

 

5)ニキビの予防

ニキビは、皮脂が増えすぎることで、毛穴の中でアクネ菌が過剰繁殖して炎症している症状です。

ピコフラクショナルレーザーは、アクネ菌が繁殖しにくい毛穴環境を作ることで、ニキビになりにくい肌をサポートすることが期待できます。



3.効果はいつから出る?頻度は?

 

ピコフラクショナルの効果は、施術後1ヶ月くらいから効果を感じられます。ただ、肌質の改善を目指すのであれば継続して治療を受けるのがおすすめです。

ここではピコフラクショナルによる治療効果はいつから出るのか、施術を受ける頻度はどの程度が良いかについて解説します。

 

1)1回でも効果が出る

ピコフラクショナルの効果は1回の施術でも効果を感じられる方もいます。一度の施術で肌の10〜15%ほどの再生効果があるため、ある程度のハリやツヤなどの効果を感じられるでしょう。

 

しかし、毛穴の開きやシミを改善したい方は複数回治療を受けるのがおすすめです。先述したように、一度の施術で回復する肌には限りがあるため、肌全体の肌質を改善したり、毛穴やシミなどの治したい肌トラブルがある方は、継続して治療を受けると良いでしょう。

 

2)2~4週間に1度を3回以上行う

ピコフラクショナルの治療は2〜4週間に1度の頻度で治療を受けるようにしましょう。継続して治療を受けると肌全体に効果をもたらすことができるため、3〜5回以上継続して治療を受けるのがおすすめです。

 

4.ピコフラクショナルのメリット

 

ピコフラクショナルの主なメリットは下記の3点です。

  • 皮膚へのダメージが少ない
  • 痛みが少ない
  • ダウンタイムが短い

ピコフラクショナルは毛穴やシミの悩みにしっかり効果を出してくれつつも、痛みや皮膚へのダメージが少なく、ダウンタイムも短い治療法です。レーザー特有の痛みが怖い人や、ダウンタイムが長く取れない方も受けやすい施術でしょう。

ピコフラクショナルのメリットについて詳しく解説します。

 

1)皮膚へのダメージが少ない

ピコフラクショナルは皮膚へのダメージが少ない治療法です。

従来のフラクショナルレーザーは肌表面に穴を開け、それを修復しようと細胞が活性化することによって美肌になる治療法でした。しかしピコフラクショナルは肌表面には穴を開けず、レーザーの衝撃波で小さな空洞を作ります。この空洞を治そうと肌細胞が活性化する仕組みのため、肌表面へのダメージは最小限に抑えられます。皮膚にダメージを与えたくない方におすすめの治療法です。

 

2)痛みが少ない

ピコフラクショナルは痛みが少ないこともメリットです。

レーザー治療は皮膚にレーザーの熱が伝わる時間が長ければ長いほど、熱が発生するため痛みも強くなります。その点ピコフラクショナルの1回の照射時間はピコ秒(1兆分の1秒)と非常に短いため、皮膚へのダメージが少なく、痛みも最小限に抑えられます。

それでも全く痛みを感じないわけではないため、心配な方は麻酔クリームを塗布してから治療を受けるとさらに痛みを軽減できるでしょう。

 

3)ダウンタイムが短い

ピコフラクショナルはダウンタイムが短い施術です。通常で1週間、長くても2週間程度で症状はおさまるでしょう。

 

ダウンタイム中に見られる症状の中に、点状出血があります。点状出血とは毛細血管が破れたことによって起こる赤や紫の微細な点のことです。ピコフラクショナルは真皮層に一時的にダメージを与える施術のため、毛細血管が破れ、このような症状が起こる場合があります。点状出血は程度が軽ければ回復までに2〜3日、症状がしっかりと出ている場合は2週間程度時間がかかります。なるべく触らずに過ごし、程度がひどい場合や気になる場合は医師に相談してください。

施術翌日からメイク可能になるケースが多いので、気になる方はファンデーションで隠すと多少目立たなくなります。

 

またレーザーによる反応が強く出た場合は、一過性炎症色素沈着が起こる可能性があります。病院での処置が必要となりますので、気になる症状が出た場合は早めに受診するようにしてください。




5.ピコフラクショナルレーザーの料金は?

 

ピコフラクショナルレーザーの料金は施術の部位や施術回数で異なります。また、美容クリニックによっても異なります。

そのため、最終的には受診する美容クリニックのホームページなどで確認する必要があります。

ここで、目安を示します。

部位1回の料金相場5回の料金相場

(回数割引がある場合)

全顔30,000円程度90,000円~100,000円程度
20,000円程度70,000円~80,000円程度
手の甲20,000円程度70,000円~80,000円程度
30,000円前後90,000円~100,000円程度
デコルテ50,000円前後160,000円~200,000円程度
背中半分60,000円前後200,000円~220,000円程度

 

6.他のピコレーザーやダーマペンとの違い

 

ピコフラクショナルの他にも「ピコレーザー」と呼ばれる他の種類のレーザーがあります。これらとピコフラクショナルの違いや、同じくニキビ跡の改善に効果のあるダーマペンとの違いについて、詳しく解説します。

 

1)ピコトーニングやピコスポットとの違い

ピコ秒で施術ができるレーザーは3種類あり、ピコフラクショナルの他に、ピコトーニングとピコスポットがあります。これらはまとめてピコレーザーと呼ばれることもあります。

  • ピコトーニング

ピコトーニングは薄いシミの治療や肝斑の改善、肌全体のトーンアップを目指す人におすすめの治療法です。低出力のレーザーを広範囲に当てていく治療法で、メラニン色素を徐々に取り除きます。

従来のレーザーは肝斑の治療に使うとかえって色素が濃くなって目立ってしまう心配がありましたが、ピコトーニングは肝斑治療にも使える点が大きなメリットです。

痛みは少ないですが、治療回数は5〜10回程度必要でしょう。肝斑を改善したい方、肌全体をトーンアップしたい方におすすめです。

 

  • ピコスポット

ピコスポットはシミやそばかす、アートメイクなどをピンポイントで除去したい方におすすめの治療法です。

シミの元になるメラニン色素に向けて、強いレーザーを当てて治療します。ピコフラクショナルやピコトーニングとの併用もおすすめで、まずはピコスポットでシミが濃い部分を治療した後、ピコトーニングやピコフラクショナルで全体の治療をすると、顔全体のトーンアップがかなうでしょう。

痛みは多少伴いますが、肌への負担は少なく、1回の治療でシミが取れることもあるため、施術回数を少なくしたい方にもおすすめ。

治療に即効性が欲しい方、濃いシミやアートメイクを取りたい方にもおすすめです。

 

ピコフラクショナルピコトーニングピコスポット
毛穴悩みやニキビ跡を改善

肌の凹凸の改善が可能

肌質改善

シワやたるみ改善

弱い出力のレーザー

シミや肝斑の改善

くすみ改善

肌全体のトーンをアップ

強い出力のレーザー

シミやほくろの除去

タトゥーの除去

 

2)ダーマペンとの違い

毛穴やニキビ跡の改善が期待できる施術には、ダーマペンもあります。

ダーマペンは極細の針で肌表面に多数の穴を開けていき、その傷を治そうとする肌の治癒能力を利用した施術法です。主にニキビ跡や毛穴の開きの改善効果が期待できます。

 

1つ目の違いは、ダーマペンが表皮から真皮までアプローチできる一方、ピコフラクショナルレーザーは主に真皮がターゲットです。

ニキビ跡や傷跡は、深さにもよりますが表皮にもしっかりアプローチしたい場合はダーマペンがオススメです。

 

2つ目はダウンタイムです。

通フラクショナルレーザーのダウンタイムは、個人差はありますが2~3日ですが、ダーマペンの場合は1週間程度の場合もあります。

ダウンタイムの点では、ピコフラクショナルレーザーの方がメリットがあります。

 

3つの目は、シミやそばかすなどに効果があるか否かの点です。ピコフラクショナルはレーザーの衝撃波によりメラニン色素が壊されるためある程度、シミに対する効果も期待できますが、ダーマペンは色素細胞を破壊する力はないため、シミには効果がありません。

 

肌の凹凸を改善したい人はダーマペンの施術を受けるのもおすすめですが、シミに対する治療もしたい場合はピコフラクショナルレーザーがおすすめです。

 

4つ目は、薬剤を使えるかどうかです。

ダーマペンは施術の際にピーリング剤や成長因子などの有効成分を肌内部へ直接浸透させることも可能です。

そのため、マッサージピールと組み合わせるベルベットスキンや、PRPと組み合わせるヴァンパイアフェイシャルなど相乗効果を狙うコンビネーション治療が可能です。

一方、ピコフラクショナルレーザーは薬剤との併用はできません。

 

3)フラクショナルCO2レーザーとの違い

フラクショナルCO2レーザーもピコフラクショナルもレーザーで肌に微細な穴を開けて創傷治癒力を利用する方法です。

違いは肌に作用する部分とダウンタイムです。

CO2フラクショナルレーザーは熱エネルギーによって肌表面にもアプローチします。そのため、傷ができるので、痛みもありダウンタイムが1週間程度と長くなります。

一方、ピコフラクショナルレーザーは、皮膚表面には穴を空けず、肌内部にのみ空洞を作るのでダメージが小さな施術が可能です。そのため、ダウンタイムが1〜数日程度と短くなっています。

 

フラクショナルCO2レーザーの痛みに耐えられない方や痛みに弱い方には、ピコフラクショナルレーザーがおすすめです。



7.ピコフラクショナルのデメリット や注意点

メリットの多いピコフラクショナルですが、デメリットも存在します。ピコフラクショナルのデメリットは下記の5点です。

  • 施術中に痛みを感じることがある
  • 直後は肌が乾燥しやすくなる
  • 術後に赤みや盛り上がりがあることも
  • 刺激に弱くなるのでアフターケアが必要
  • 施術費用が高額になれば、経済的な負担が大きい

ピコフラクショナルの施術直後は乾燥や刺激などのダメージに弱くなるため、アフターケアをしっかりする必要があります。

 

ここではピコフラクショナルのデメリットや注意点について解説します。

1) 施術中に痛みを感じることがある

痛みに敏感な方は、ピコフラクショナルレーザーであってもの照射時に痛みを感じることがあります。痛みの感覚としては、輪ゴムではじかれたようなチクチクとする程度なので大きな刺激にはなりません。

それでも人によっては痛いと感じることもあります。

 

2)直後は肌が乾燥しやすくなる

ピコフラクショナルの施術直後は肌が乾燥しやすい状態になります。ピコフラクショナルはレーザーの刺激により肌が傷ついている状態です。ダメージを受けて乾燥しやすい状態になっているため、いつも以上にしっかりと保湿するようにしてください。乾燥がひどい方はワセリンを塗って対策するのもおすすめです。

 

3)術後に赤みや盛り上がりがあることも

人によっては、施術後に皮膚に赤みがでたり、皮膚の盛り上がり、出血などがあることも。ほとんど簿場合、症状は一時的なもので、時間の経過とともに消失します。

ただし、症状が改善されないと感じた場合は、早めに施術を受けたクリニックを受診しましょう。

また、シミ部分にレーザーを当てるとかさぶたができることがあります。1週間ほどでかさぶたが剥がれて新しい皮膚が再生されるため、かさぶた部分は無理に剥がさずにそっとしておきましょう。

かさぶたができている時は刺激になるため、ファンデーションなどのメイクは控えておくのがおすすめです。

 

4)刺激に弱くなるのでアフターケアが必要

施術後は肌が傷ついている状態のため、刺激に弱くなっています。紫外線ダメージにも弱くなっているので、施術後は日焼けしやすい状態です。

 

まずは、施術した部分を強くこすらないことが大切です。施術した部分を強くこすったり紫外線を当てたりすると、炎症後色素沈着のリスクになるので控えましょう。

そのため、洗顔やクレンジングの際にも刺激を与えないよう優しく行いましょう。

メイクやスキンケア方法は、施術を受けた美容クリニックでアドバイスをもらうことも良い方法です

 

また、紫外線を浴びることでも色素沈着してしまう可能性もあるため、施術後は肌質や季節、生活シーンに合った日焼け止めを塗って対策するのをおすすめします。塗る日焼け止め以外にも、飲むタイプの日焼け止めや、つばの広い帽子、日傘などで対策するのも良いでしょう。

 

5)経済的な負担が大きくなることも

ピコフラクショナルレーザーの施術料金は、照射回数や照射範囲で決まります。照射回数が増えたたり、照射範囲が広いと費用負担が大きくなります。美容医療ではどんな施術でも同じですが、費用負担は施術回数や施術範囲で異なります。あらかじめ、使える予算上限を医師に伝えてその範囲で最適な治療法を相談することがおすすめです。



8.ピコフラクショナルレーザーの施術の流れ

1)カウンセリング・診察

施術の前に医師の診察を受けるともにカウンセリングを行います。

ここで、期待することや不安なことや既往歴などについて話しましょう。

施術内容や金額に納得すれば、同意書に署名します。

 

2)洗顔

施術前にクレンジングや洗顔でメイクや汚れ、不要な油分を落とします。

メイク落とし、洗顔料は美容クリニックで用意されていることがほとんどですが、持参しても構いません。

スムーズに施術を行うためには、薄いメイクで受診することをおすすめします。

特にラメ入りのメイクは落としにくいので、施術当日は避けましょう。

 

3)麻酔(*基本不要)

痛みがどうしても気になるという方に対してはクリーム麻酔を行うことも可能です。

別途、料金が必要な場合もあるので、ご確認ください。

 

4)レーザー照射

肌悩みに肌状態に合わせてレーザーのパワーを調節して照射します。

 

5)クーリング

施術後、10分ほど施術部位を冷やします。

施術部位を冷やすことで、赤みなどを最小限に抑えることが可能です。

そのあと、帰宅できます。

 

9.体験レビュー

ただいま準備中です。

10.ピコフラクショナルレーザーに関するよくある質問

Q1)ピコフラクショナルレーザーを受けられない人はいますか?

 

ピコフラクショナルレーザーは、健康状態や肌質・肌状態によっては、施術を受けられない場合があります。

既往歴や健康状態・肌状態に不安や異常などがある場合は、必ず美容クリニックでカウンセリング時に相談しましょう。

 

施術を受けられない方は、次のような場合です。

  • 光過敏症の方
  • てんかん発作がある方
  • ケロイドを有する部位及びケロイド体質の方
  • 傷のある部位又は傷の治りが悪い方
  • 治療部位に金属糸又は金属プレート等を入れている方
  • 免疫抑制剤を使用中の方
  • リウマチ治療歴のある方(金属剤内服歴のある方)
  • 糖尿病重症の方 ※医師の判断
  • 皮膚悪性腫瘍、前癌病変又はその疑いがある方
  • 治療部位に重篤な皮膚疾患及び感染症がある方
  • ヘルペスウイルスの症状が出ている方
  • 妊娠中の方

 

Q2)ピコフラクショナルレーザーは効果が無いという声もありますが、本当ですか?

 

ピコフラクショナルレーザーの限らずどんな施術でも、口コミで効果が無いという書き込みがあったり、実際に効果を感じない場合があります。

 

まず、ピコフラクショナルレーザーは施術後、即効で効果がでるわけではありません。また、1回でも効果は不十分と感じることも多いです。

だから、期待値が高過ぎると、効果が無いと感じることがあります。

 

また、運悪く施術者のレーザー照射技術が良くない場合、効果がでないこともあります。

だから、良い美容クリニックを選ぶことも大切です。

 

美容クリニックのウェブサイトで実績、医師のプロフィールをチェックすると共に、口コミやSNSなどをチェックして信頼できるところを探しましょう。

 

Q3)ピコフラクショナルレーザーでニキビが悪化したり再発することはありますか?

稀ですが、ピコフラクショナルレーザー施術で炎症や腫れが起こると、毛穴を閉塞させ、ニキビの症状が酷くなるケースがあります。

しかし、多くは一時的で約1週間程度で、症状が治まることが大半です。

 

また、ピコフラクショナルレーザーの施術は、ニキビを永久に再発させないというものではありません。

施術後のスキンケアが不充分であったり、肌質やその他の要因で皮脂が過剰に分泌して毛穴に詰まった場合は、ニキビが再発することがあります。

ピコフラクショナルレーザーに限らず、どんな施術後も自宅での正しいスキンケアやエイジングケアを行うことが肌悩みの再発予防のために大切です。

 

11.まとめ

ピコフラクショナルレーザーの効果やメリットからデメリット、料金、注意点、他の施術との違いまで幅広くご紹介しました。また、施術の流れや体験レビューもご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

ピコフラクショナルレーザーは、は従来のレーザー治療よりも痛みが少なく、ダウンタイムも短く済む治療法です。毛穴やクレーター、シミなどの症状に高い効果を発揮し、肌質から改善することが可能です。

治療回数は1回からハリなどの効果を感じられる人も多いですが、3〜5回ほど続けると毛穴やシミなどにもしっかり効果を得られるでしょう。

少ない回数で効果を出せる美肌治療のため、肌質を改善したい方、セルフケアで改善が難しいニキビ跡やクレーターに悩まされている方に特におすすめです。

しかし、デメリットや注意点もあるので、施術を受ける前にはその点も理解しておきましょう。

この記事が、ピコフラクショナルレーザーに興味がある方や受けてみたい方のお役に立てれば幸いです。

 

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