pluskampo株式会社代表の笹森有起さんにインタビューさせていただきました。
笹森さんは、薬剤師であり漢方を中心として人々の健康をサポートされています。
今回は、会社の特徴や更年期障害への考え方、サプリメント「エクオール バランスビューティ」などについてお話をお聞かせいただきました。
更年期の女性や漢方による自然治癒力で健康増進をお考えの方は、ぜひ、チェックいただきたい内容です。
pluskampo株式会社
代表取締役 笹森 有起 様
+kampoのアドバイザー医師：新見正則先生
＜経歴＞
2012年東北医科薬科大学を卒業し薬剤師免許を取得。調剤薬局での勤務を6年経験。
勤務薬剤師時代に漢方処方医の処方を2年間応需、漢方について学ぶ。
2021年より「日常を彩る、新しい漢方の可能性の追求」をミッションに、オンラインで漢方処方を行う「+kampo（プラス漢方）」のサービスを開始。
40代、50代の女性を中心に更年期、PMS、パニック障害など、ホルモンや自律神経の乱れや低下などによる”心身の不調”をカウンセリングと漢方薬の提供でサポート。
2022年には、実際のお客様の声を元に食品漢方原料をベースとしたオリジナル製品「エクオール バランスビューティ」を開発。
今後は、+kampo（プラス漢方）のサービスを通じて個々の体質や健康状態に合わせた漢方薬の提案、オンラインでの健康相談、美容と健康をサポートするための製品開発に注力。顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズされたサービスを提供することで、多くの人々の生活の質の向上に貢献することが目標。
＜所有資格＞
・薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
・日本薬科大学 漢方アロマコース(漢方医療従事者専攻コース)非常勤講師
＜メディア執筆、監修歴＞
・主婦の友社運営の働く女性のためのWebサイト「OTONA SALONE」にて健康、美容、漢方に関する情報記事を不定期で執筆。
・株式会社ディープインパクト運営のナールスエイジングケアアカデミーにて記事監修
1．pluskampo株式会社代表取締役笹森有起様の取材に際して
pluskampo株式会社代表取締役笹森有起（ささもり ゆうき）さんは、pluskampo株式会社の代表取締役であり、薬剤師です。
本インタビューに先立ち、ナールスエイジングケアアカデミーに化粧品成分に関する記事の監修をお願いしていました。
また、エイジングケア化粧品のナールスコムにもメッセージをいただいています。
そんなご縁から、今回、pluskampo株式会社の理念や使命、特徴、扱っているサービスや商品などについて詳しくお話を聞かせていただきました。
特に、更年期の女性の健康増進に役立つお話を中心に解説していただいています。
更年期障害の対策が気になる方は、ぜひ、続きをチェッックしてくださいね。
＜笹森有起さん監修記事＞
シクロペンタシロキサンは危険な化粧品成分？効果と安全性に迫る！
トコフェリルリン酸Na（ビタミンE誘導体）の効果は肌荒れとシワ改善
3つの作用で美肌へ！アラントインの化粧品や医薬品としての効果は？
＜笹森有起さんメッセージ＞
2．pluskampo株式会社について
1）基本情報
| 社名 | pluskampo株式会社 |
| 代表者 | 笹森 有起 |
| 所在地 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 Cube神田2号室 |
| 電話番号 | 03-4500-8619 |
2）pluskampo株式会社の理念や使命、特徴を教えていただけますでしょうか。
pluskampo株式会社の主な事業内容としては、2021年11月より サービスがスタートしている「オンライン漢方処方サービス」です。
また、2022年の11月からオリジナルの漢方製品「エクオール バランスビューティ」を発売しています。
今では、ほかのサプリメントや保湿クリームなどの販売も行っています。
当社は、日常を彩る新しい漢方の可能性を追求することを、ミッションとして掲げています。
具体的には、漢方薬を身近に浸透させていくために、あらゆる製品開発やお客様のカウンセリングを行うことなどを通じて、社会やお客様の健康に貢献したいと考えています。
3）「オンライン漢方処方サービス」とはどのようなものでしょうか？
オンライン漢方処方サービスは、カウンセリングを元にお一方お一方にあった漢方薬を処方させていただくサービスです。
私自身が漢方薬に詳しい薬剤師なので、お客様に個別に丁寧なカウンセリングを行います。それに基づき、健康上の悩みに応じて、医薬品の漢方薬を処方しています。
パーソルナルカウンセリングに基づく漢方薬の提供はとてもユニークなもので、それが当社の強みだと考えています。
漢方薬を販売しているのは、pluskampo株式会社が開設し私が管理薬剤師を務めている「オフィス薬局」です。
3．更年期障害の改善のアプローチについて
1）どのようなアプローチで更年期障害の女性をサポートされているのでしょうか？
更年期障害の対策としては、漢方薬、サプリメント、ホルモン補充療法の3つがありますが、当社は医療機関ではないのでホルモン補充療法には関与していません。
漢方薬とサプリメントで、セルフケアによる対策を包括できるようにサポートしています。
更年期障害といっても、人によって症状や感じる重さが異なります。そのため、最初のステップとして、ご自身の現状を知っていただくことが大切になります。それを確認していただくために「更年期セルフチェック」を行っていただき、更年期指数を算定します。
次に、更年期障害の対策は、「症状別フローチャート漢方薬」で症状に合うものを提案するという流れです。
また、「エクオールバランスビューティ」というサプリメントを提案することもあります。
漢方を使っていただく場合は、女性に対する精神面のサポートが非常に大切だと思っています。
そのため、カウンセリングをしっかり行います。
＜更年期を快適にするセルフケア＞
2）更年期の健康管理と美容との関係についてどうお考えでしょうか？
大前提として、健康と美容は同一線上にあると考えています。
実際、更年期障害のカウンセリングの際も、美容を気にされている女性も多いので、当社としても今後、注力してきたいと思います。
実際、2024年2月にスキンケアクリームの取り扱いを始めました。このクリームは、紫雲膏（しうんこう）と呼ばれる漢方薬の原料である紫根（シコン）の国産紫根を配合しているのが特徴です。
乾燥肌や肌荒れのケアにおすすめのクリームです。
漢方薬の紫雲膏はは、紫色で色が付くなど普段使いに向かない欠点がありますが、クリームにすることでデメリットを払拭しています。
紫賜根クリーム（ムラサキシコンクリーム） RS スキンリペアクリームA 40g
＜参考記事＞
女性ホルモンのはたらきを知って更年期対策とアンチエイジング！
4．【日本で唯一のフアイア®︎含有製品】 エクオール バランスビューティについて
1）「エクオールバランスビューティ」はどんなサプリメントですか？
エクオールバランスビューティは、美しさと健康の両方を手に入れたい女性に向けて、エクオールと新成分「フアイア®︎」を調合した世界初のサプリメントです。
エクオールとは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換されたもので、「女性の健康と美しさ」を保つ効果が高いといわれている成分です。
エクオールは、自分の体内で大豆イソフラボンから変換できる人とできない人がいます。日本人女性の約半分は、変換ができないのです。
そのため、そのような方は、エクオールそのものを補助的に摂取することが必要です。
「フアイア®︎」は、医療で世界的に認められた新成分です。pluskampo株式会社のアドバイザーで医師の新見正則先生が、「新見正則医院」において扱っています。
フアイア®︎の特徴は、免疫を「中庸（ちゅうよう）（*）」する効果が期待できる点です。癌や感染症に対しては免疫を上げるように作用し、アトピー性皮膚炎などの亢進症（こうしんしょう）に対しては免疫を下げるはたらきをする成分です。
病気や症状によっては、免疫を上げたほうが良い場合も下げたほうが良い場合もあります。フアイア®︎は、免疫のバランスを整えるはたらきがあるので、どちらの場合にも良いのです。
この二つを配合したサプリメントは、世界中どこを探してもこの「エクオール バランスビューティ」だけです。
また、エクオールバランスビューティには、健康と美容の両立のためにハトムギ（ヨクイニン）、クコシ（クコの実）、ベニバナ（コウカ）、マルチビタミンも配合しました。
(*)中庸とは、多すぎず少なすぎず、ちょうどいいバランスを保つこと。
＜参考記事＞
2）開発の経緯を教えていただけますでしょうか？
自分たちで新しい漢方薬をつくるには、膨大な時間と費用がかかります。
そこで、食品として身近に使われている漢方成分を漢方薬ではなく、食品として配合することで当社の理念に合うサプリメントを開発しようと考えました。
そうして、サプリメントの開発を進めましたが、更年期・更年期前後の女性は、「美しくありたい」という想いも強いので、健康だけでなく、美しさに対してもポジティブな効果がある成分配合を心がけました。
また、エクオールバランスビューティは、即効性よりも、徐々に変化を感じられるようなサプリメントです。
だからこそ、色やデザインにもこだわり、見ていて美しい、暗い夜がだんだん明るくなっていく夜明けのような色合いのパッケージをデザインしました。
3）エクオールバランスビューティを飲んだお客様の声や感想などはありますか？
エクオールバランスビューティは、コストコとも提携しているので、そのウェブサイトからも販売しています。
レビューが掲載されているのでご紹介します。
へバーデン結節(*)にはエクオールが良いかも☆へバーデン結節になりかけているということで、外科医から、エクオールが含まれたサプリを勧められました。エクオール含有量が多いサプリを探すと、これに辿り着きました。日に日に痛みが増していた小指の第一関節でしたが、サプリを飲み始めて3週間程経つと、少しマシになってきていると感じています。外科医曰く、へバーデン結節にエクオールが効く人は7割くらい！とのことでした。確かに痛みは軽減しているので、続けてみようと思っています。
続けられます 1日3錠でエクオール10mg、この含有量でお値段は控えめなので続けられそうです。
粒は大き過ぎず風味もほぼ感じないので飲みやすいです。
私は朝1錠・夜2錠と分けて飲んでいます。
エクオールを摂る前は女性ホルモン不足による症状がどんどん悪化していましたが、エクオールを始めて3ヶ月、症状の悪化が無くなっただけでもだいぶラクになりました。
エクオールと新成分ファイアに期待してます 検査によって、エクオールが自分の体内では作られていない事を知り、更年期前の対策として購入しました。
ハッキリとはよく分かりませんが、自分の身体の為にも続けていきたいと思います。
＜引用元＞
https://www.costco.co.jp/c/EQUOL-Balance-Beauty-90-Count/p/89006
(*)へバーデン結節とは？
へバーデン結節とは、人差し指から小指にかけて、第1関節（DIP関節（遠位指節間関節））が赤く腫れたり、変形して曲がってしまう原因不明の病気です。親指に現れることもあります。第1関節の手の甲側に、関節を挟んで2つのコブ（結節）ができるのが特徴です。
変形の程度は個人差がありさまざまで、発症したすべての人に強い変形が認められるわけではありません。
この病気を発見したイギリスのウィリアム・ヘバーデン（William Heberden）医師にちなんで、この名前が付けられました。
5．アドバイザリー医師新見正則先生との関係
1）アドバイザリー医師新見正則先生のサポートはどのようなものでしょうか？
院長 新見 正則 先生
＜経歴＞
慶應義塾大学医学部卒業。
英国オックスフォード大学医学博士課程で移植免疫学を学びPh.D.取得し、「イグ・ノーベル賞」医学賞受賞。
1998年から大学病院では日本初となるセカンドオピニオンのパイオニアとして知られる。
2008年より帝京大学医学部博士課程指導教授。
外科医、免疫学者、漢方医として研鑽を積んだのち2020年新見正則医院を会員。
乳がん患者に対するセカンドオピニオンを中心に、漢方、肥満、運動、更年期など幅広く診察。「漢方jp」主宰。
＜連載・メディア出演＞
・働く女性のためのWebニュース「OTONA SALONE」
・医療・健康・介護WEBニュース「yomiDr」
・テレビ朝日 林修の今でしょ！講座
・テレビ東京 「主治医が見つかる診療所」
・日本テレビ 日本一受けたい授業
・ＴＢＳラジオ 堀尾正明+PLUS!
など
＜著書＞
・『西洋医がすすめる漢方』、『仕事に効く！ モダン・カンポウ』、『患者必読 医者の僕がやっとわかったこと』、『イグノーベル的バランス思考 極・健康力』など多数。
新見正則先生には、主に3つの観点からアドバイザリー医師として関わっていただいています。
1つは、新しいアイデアやビジネスモデル、商品開発を行う際にブレーンストーミングに参加していただいています。
2つ目は、事業の相談相手でもありますね。
3つ目としては、さまざまなことに関して、医師目線でのアドバイスをいただいています。
私が薬剤師なので、医師である新見正則先生とタッグを組むことによって、事業やサービス、商品の価値向上につなげる上で大切な役割を担っていただいています。
6．笹森様自身の経歴や健康管理について
1）薬剤師になろうとしったきっかけは？
私の父が製薬企業勤務を経て、現在が調剤薬局を経営しています。
子供の頃から医薬品関連の職業があることを知っていたので、自然とその方面に進みたいと考えるようになりました。
ただ、父は薬剤師ではないため、私に薬剤師の免許を取得することをすすめました。
そんな経緯から薬剤師の道に進みました。
2）漢方にひかれた理由は？
私はもともと調剤薬局に勤務していましたが、処方箋を受ける主な医療機関のうち、2つが小児科と循環器内科で、 漢方をメインで処方する医師でした。
そのため、日常的に漢方薬に触れる機会が多く、薬剤師として必然的に漢方について勉強しました。
漢方薬は、西洋医学の補完的な位置付けですが、自然治癒力を高めて病気を治し、健康に寄与するという発想に惹かれたのです。
また、西洋医学は対症療法が多くありますが、漢方薬は根本治療につながるので、患者様も満足されるケースが多かったのです。
特に、小児の場合では体質が改善したというケースも体験したので、自分自身でも取り扱いたいと考えるようになりました。
3）薬学や薬剤についてどのように研鑽を行っておられますか。
日本薬剤師会の認定資格を保有しているので、そこが制作しているビデオを視聴しています。また、日本東洋医学会などの学会には参加しています。
ほかでは、医薬品卸店が提供する漢方薬のケースレポート（症例報告）や日経DIなどにも目を通して最新情報を入手しています。
4）健康のためにご自身が行っていることは？
私が意識して行っていることは3つです。
1つは運動の一環としてのランニングで、週に2〜3回、5〜6km走っています。これは健康面だけでなく、ストレス解消などメンタル面でもプラスになります。
2つ目は、漢方薬を飲んでいることです。
代表的な柴胡剤である小柴胡湯（ショウサイコトウ）を意識して飲んでいます。
おかげで体調も内蔵関連の検査データも良くなり、自分に合っていると思います。
また、風邪の際には葛根湯を飲みます。
そして3つ目は、ストイックになりすぎないことです。
あまり自分を追い詰めるとストレス過剰になるので、適度に緩い状態をつくっています。
この3つを意識的に行っています。
7．笹森様からナールス美容医療アカデミー読者へのメッセージ
1）笹森様からナールス美容医療アカデミーの読者にメッセージをいただけますでしょうか？
pluskampo株式会社としては、「エクオール バランスビューティ」というとてもユニークなサプリメントを開発し、提供しています。
今後も、社名である「pluskampo」のとおり、健康や美容に良い成分に漢方をプラスして唯一無二の商品開発を進めたいと考えています。
既存商品の「エクオール バランスビューティ」は、「エクオール」と「フアイア®︎」の両方を配合した世界でも珍しいサプリメントです。
ご興味ある方は、健康増進のためにぜひ、 1度お試しください。
8．まとめ
pluskampo株式会社代表の薬剤師笹森有起さんにインタビューした内容をご紹介しました。
笹森さんは、漢方薬やサプリメントを中心に人々の健康をサポートされています。
今回は、pluskampo株式会社の使命や特徴、更年期障害へのアプローチ、サプリメント「エクオール バランスビューティ」について詳しくお聞かせいただきました。
笹森さんは薬剤師としての経験と漢方薬の豊富な知識をベースに、更年期障害の改善の支援に真摯に取り組まれています。
更年期障害で悩む方は、更年期障害のセルフチェックやカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
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