敏感肌の方はレーザー脱毛をしていいのか不安ですね。また、敏感肌はバリア機能が著しく低下して、皮膚が刺激に弱くなっている状態。副作用や肌が傷むのではないかと心配な方も多いのではないでしょうか。
この記事では、敏感肌の方のムダ毛の脱毛処理の注意点や施術前後の対策をご紹介します。
信州大学医学部卒業。
慶應義塾大学医学部整形外科学教室医員、稲城市立病院整形外科医長歴任後の2004年、東京都目黒区に「洗足整形・形成外科」開院。
総面積270㎡超の広々とした施設で、医師ほか、理学療法士、鍼灸マッサージ師、柔道整復師らがホスピタリティにあふれた治療を提供している。
■資格・所属学会
日本整形外科学会専門医、日本医師会認定産業医、日本レーザー医学会認定医、日本抗加齢医学会認定医。
日本股関節学会、日本人工関節学会、日本ペインクリニック学会の各会員。
1.敏感肌でもレーザー脱毛できる?
結論からいえば、敏感肌の方でもレーザー脱毛の施術を受けることは可能です。
基本的には、医療脱毛で行われるレーザー脱毛は、肌への負担が少ないため、敏感肌の方や肌が弱くても施術が可能です。
また、多くのクリニックでは、敏感肌であることを告げれば、医師や看護師が肌状態に合わせて、脱毛レーザーの出力を調整して設定することで、肌に負担をかけにくい対応を心がけてくれます。
また、必要に応じてテスト照射を行なってから契約に進みます。
つまり、敏感肌であっても、事前のカウンセリングやテスト照射によって、肌の反応や痛みの感じ方を慎重に確認し、大丈夫であることがわかれば脱毛の施術は可能なのです。
むしろ、敏感肌の方は、永久脱毛によって、危険のともなう自己処理から半永久的に解放されるといったメリットもあります。
頻繁な自己処理は肌のバリア機能を低下させ、敏感肌を悪化させるリスクです。
カミソリで肌の角質層まで削ってしまったり、除毛クリームの成分が肌に刺激を与えたりすると、さらに敏感肌を悪化させてしまうことがあります。
レーザー脱毛によって、自己処理の回数が減ると、セルフケアによる肌のバリア機能低下の軽減が期待できます。
なお、レーザー照射前は自己処理が必要です。その際は肌に負担をかけにくい電気シェーバーを使用しましょう。
ただし、レーザー照射ができない場合があります。
脱毛を希望する箇所がアトピー性皮膚炎などで炎症や化膿、出血の症状があったり、強い乾燥を起こしていると、照射によって患部がさらに悪化することがあります。また、痛みを強く感じたりするリスクもあります。
こうした症状の敏感肌の場合には、レーザー脱毛はできません。
この記事では、敏感肌の方のムダ毛のレーザー脱毛の注意点や施術前後の対策をご紹介します。
<監修医からのメッセージ>
敏感肌を理由に医療脱毛をためらっていませんか?
もしそうなら、ぜひ、この記事を読んで考えをあら改めてはいかがでしょうか。
実は、敏感肌の方こそ、医療脱毛のメリットが大きいのです。
なぜなら、レーザーによる永久脱毛で、毎日の髭剃りによると肌への負担軽減も期待できるからです。
たとえば、カミソリや毛抜きを利用した自己処理が不要になるので、トラブルを避けることができます。
もちろん、敏感肌の方の場合は、医療脱毛を受ける場合に注意すべきことがたくさんあります。
また、肌状態によっては施術を受けられないこともあります。
それでも、良いクリニックを選んで施術を受けることや施術前後の正しい肌ケアを行うことで問題が起こるリスクが減ります。
最近では、多くのクリニックでは、施術前のカウンセリングでの問診や医師の診察により、肌状態を見極めます。また、必要に応じてテスト照射を行うこともあります。
そして、患者様お一人ひとりの敏感肌の状態に合わせて脱毛機器を選定します。また、照射出力の調整を行うことでトラブルをなくすように努めています。
このように敏感肌の方がクリニックに行ったからといって、すぐに脱毛の施術を行うわけではありません。
もし、敏感肌の方で医療脱毛の施術を受けたいと考えている場合は、まずはクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
<参考記事>
2.敏感肌とは?
敏感肌とは、バリア機能が著しく低下しているため、ちょっとした刺激でも肌が反応してしまう肌状態のことをいいます。
皮膚科学的には、敏感肌に対する統一された定義はありません。
つまり、敏感肌は医学用語ではなく、美容業界で使う肌状態を表す言葉です。
敏感肌には、次のような症状や特徴があります。
- タオルに触れるなど、ちょっとした刺激でお肌がすぐ赤くなる
- アトピー性皮膚炎や花粉症を患っている
- 化粧品などがしみてヒリヒリしたり、すぐ赤くなる
- 肌がカサカサしている
- 肌荒れしたり、ニキビができやすい
- 日焼けでも刺激を感じやすく炎症を起こす
乾燥肌が続くことで肌が敏感になる場合は、乾燥性敏感肌と呼びます。食生活の乱れや睡眠不足、長期間にわたる強いストレスも敏感肌の原因になることがあります。
敏感肌が長い期間続くと、さらに乾燥が進んだり、ターンオーバーが乱れて悪循環に陥ります。
敏感肌の方は、医療脱毛をはじめ美容医療の施術を受ける際には、クリニックで医師と十分に相談することが大切です。
<参考記事>
3.敏感肌のレーザー脱毛の注意点
1)施術前
カウンセリングとパッチテスト
敏感肌の方が初めてレーザー脱毛を受けるときは、事前のカウンセリングが大切です。カウンセリングでは敏感肌であることを伝えましょう。医師などの専門家が乾燥・肌荒れ・赤みなどの肌の状態をチェックして、レーザー照射の可否や照射範囲、照射レベルなどを診断します。また、レーザー脱毛をする前には、テスト照射やパッチテストを受けることもひとつの方法です。皮膚がレーザーに対してどのように反応するか、施術中の痛みに耐えられるかなどを確認できます。
スキンケアや化粧品の使用について
新しい製品を試すと予期せぬ肌トラブルが生じてしまい、施術を受けられなくなるおそれがあります。特に、敏感肌に方はそのリスクが高いです。そのため、レーザー脱毛の施術前は、使い慣れたスキンケア・化粧品を使うことをおすすめします。また、アルコール(エタノール)配合の化粧品や毛穴パック、ピーリング剤などの刺激の強いスキンケア製品は使わないようにしましょう。
紫外線対策
レーザー脱毛前は、日焼けを防ぐために紫外線対策が大切です。医療脱毛で使われるレーザーは、黒い色素(メラニン色素)に反応して熱を発生させる仕組みです。日焼けで肌が黒くなっている場合、レーザーが肌に反応してしまい、肌にダメージを与えるリスクがあります。そのため、日焼け止めをはじめ紫外線ブロックを徹底しましょう。もし施術前に日焼けしてしまった場合は、事前にクリニックへ相談しましょう。
2)施術後
肌を冷やす
敏感肌の場合、施術直後にかゆみや赤みが出ることがあります。それほどひどくない場合も含めて、冷たいタオルやガーゼで包んだ保冷剤で肌を冷やしましょう。
保湿
レーザー脱毛後は、照射による熱の影響で肌が乾燥しやすくなっています。とくに敏感肌の方は、乾燥から炎症を引き起こす可能性があるため、乳液や保湿クリームを使ってしっかりと肌を保護することが大切です。とくに顔は体の中でも皮膚が薄く、水分が失われやすい場所です。顔の脱毛をした場合は、セラミドなどの高保湿成分配合で、アルコールフリーなど低刺激の化粧水をたっぷり使って十分に保湿し、水分を補いましょう。
炎症性色素沈着のリスクと対策
レーザー脱毛後は施術部位がかゆくなることがありますが、こすったり刺激を与えたりするのは避けてください。こすってしまうと炎症を起こし、炎症性色素沈着につながるおそれがあります。万が一、かゆみが酷い場合は施術したクリニックに相談し、適切な治療を受けましょう。また、かゆみが出ているときは熱いお風呂やサウナは避け、濡らしたタオルなどでやさしく肌を冷やすのがおすすめです。保冷剤を使って肌を冷やしすぎると、熱ダメージを与えた毛根が回復して脱毛効果が薄れてしまうことがあるので、冷やしすぎには注意しましょう。
施術後の紫外線対策
レーザー脱毛後は肌が敏感になっており、紫外線によってさらにダメージを受けるとシミや色素沈着をまねくおそれがあります。施術後は、ノンケミカル処方の刺激の少ない日焼け止めや日傘を使って紫外線対策を心がけましょう。施術から少なくとも2週間程度は、紫外線を避けて生活するのが無難です。
医師のフォローアップ
レーザー脱毛後に少しでも肌の状態や症状が気になるときは、医師に相談してみましょう。とくに敏感肌の方は、レーザー脱毛を行う上で注意すべきポイントがたくさんあります。不安なことやわからないことは、医師やスタッフとしっかりコミュニケーションをとり、疑問を解消するとよいでしょう。
<参考記事>
敏感肌におすすめの日焼け止め厳選11種をご紹介!選び方と使い方は?
4.自己処理はやっても良い?
カミソリや脱毛ワックスなどを使った自己処理は、安価で手軽に行えることがメリットです。ただし、自分で処理すると肌を傷つけてしまう可能性も高く、肌を保護するバリア機能を低下させたり、炎症などの肌トラブルを招いてしまうリスクがあります。
その点レーザー脱毛は、照射レベルや照射範囲を調整して肌へのダメージを抑えることができます。肌に万が一トラブルが生じた場合でも、クリニックの医師や医療スタッフによってすぐに治療も可能です。また、レーザー脱毛で毛量を減少させれば、自己処理の頻度が減るため、肌への負担を減らすことができます。
したがって、乾燥肌や敏感肌の方は自己処理よりもレーザー脱毛のほうがおすすめです。
ここでは、カミソリとワックスを使った自己処理のメリット・デメリットを整理します。
敏感肌の方は、デメリットによる肌ダメージが大きいので、自己処理はおすすめできません。
1)カミソリを使った脱毛
カミソリを使った脱毛は一時的な結果を得ることができますが、反面デメリットもたくさんあります。
カミソリで脱毛すると、ムダ毛とともに肌の角質も刃で削り取ることになってしまうため、肌に必要なバリア機能が損なわれてしまいます。その結果、乾燥や肌荒れなどのトラブルを引き起こしてしまうことが大きなデメリットです。もともと肌のバリア機能が低下している敏感肌の方には特にリスクが高くなります。
また、剃ったムダ毛はまたすぐに生えてきてしまうので、頻繁なお手入れが必要になります。これも敏感肌の方には良くありません。傷ついた肌が回復しないうちに再びカミソリで傷つけてしまうと、カミソリ負けやニキビ・毛嚢炎などの肌トラブルが起こりやすくなります。
<カミソリを使った脱毛のメリット・デメリット>
メリット | ・自宅で簡単に行える ・広範囲のムダ毛を短時間で処理できる ・痛みが少ない |
デメリット | ・カミソリの刃が肌表面を傷つけてしまう ・カミソリ負けで赤みやかゆみが生じる ・ニキビ、毛嚢炎、色素沈着などの肌トラブルを起こすことがある ・剛毛や濃い毛には効果が限定的 ・毛が伸びてくるとチクチクする ・切ってケガをすることがある |
2)ワックスを使った脱毛
ブラジリアンワックスを使った脱毛は、カミソリよりも長持ちする反面、最も肌への負担が大きいため敏感肌の方は特に注意が必要です。
ブラジリアンワックスは、ムダ毛のある場所にワックスを塗って固め、剥がすことで毛を毛根から引き抜く脱毛法です。
個人差はあるものの、うまく処理すれば、2〜3週間ほどツルツルの状態を維持できます。ただし、ワックスを剥がすときに肌へ負担をかけるため、脱毛後はヒリヒリとした痛みやほてりが残りやすいです。これは敏感肌の方には大きな肌ダメージです。
さらに永久脱毛ではないので、毛が生えてきたら再び脱毛しなければならず、繰り返し肌に負担をかけてしまいます。
<ブラジリアンワックスの脱毛のメリット・デメリット>
メリット | ・毛根から抜くため、脱毛効果が長続きする ・ムダ毛と一緒に古い角質も除去できる ・自宅用のワックス製品も市販されており、自宅で脱毛が可能 |
デメリット | ・ワックスを剥がす際の痛みが強い ・ワックス使用後に赤みやかぶれを起こすことがある ・定期的に脱毛を繰り返す必要がある |
このように2つの自己処理方法は、敏感肌の方には向いていません。
また、自己処理は手軽である分、長期的な脱毛効果を得られるものではありません。間違った方法で処理すると肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
敏感肌の方は、医療機関に相談し脱毛方法についてもアドバイスをもらうことをおすすめします。
5.敏感肌の方がレーザー治療をする際の副作用
1)敏感肌だと副作用が起こりやすい?
レーザー脱毛では、一般的に次のような副作用のリスクがあります。
- やけど
- 毛嚢炎
- 皮膚の赤み
- ヒリヒリした痛み
レーザー熱によるやけどは、古い型のレーザー機器を使っていたり、施術者の技術レベルが低かったりすることで起こります。カウンセリングを受けるときは、医師や医療スタッフ、設備の状況にも目を配り、信頼できるクリニックかどうかを確認しておきましょう。
ほかの副作用は、レーザー脱毛によって誰でも起こる可能性があります。敏感肌の場合は、このような副作用が起こりやすいイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。レーザー脱毛の前に行うカウンセリングによって、敏感肌でも耐えられる照射レベルや照射範囲を適切に判断すれば、これらの副作用のリスクを下げることは十分に可能だからです。
ただし、レーザー照射時に肌が乾燥していると、赤みや痛みといった副作用を起こしやすくなります。敏感肌の場合、施術前後でしっかりと保湿を行うことが大切です。自己流のスキンケアに不安がある場合は、クリニックでアドバイスを仰いでみてもよいでしょう。
医療脱毛では、毛周期に合わせて平均5~8回のレーザー脱毛を行えば、永久脱毛の効果を発揮するといわれています。
肌に負担がかかる自己処理を行う必要がなくなるため、敏感肌の方にはとくにおすすめです。
2)副作用が起こったら?
万が一、施術後に肌の赤みや痛みを感じた場合でも、医療機関であればすぐに対応できます。ほとんどの場合、傷跡を残さずに治療を終了させることが可能です。
施術後に副作用が気になる場合は、クリニックで医師に相談しましょう。
6.皮膚疾患がある場合のレーザー脱毛
1)アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏性湿疹
敏感肌によってアトピーや皮脂欠乏性湿疹などの肌トラブルを抱えている場合、レーザー脱毛は可能なのでしょうか。
単に敏感肌というだけならレーザー脱毛は可能ですが、重度のアトピーや皮脂欠乏性湿疹などの活動性の皮膚炎がある場合は、施術を避けたほうが無難です。無理にレーザー脱毛を行えば悪化する危険があるため、ステロイドや保湿剤による治療法で湿疹を治療したのち、レーザー脱毛を行うことを検討しましょう。
また、アトピーや湿疹が治癒した後に色素沈着が起こった場合、そこにレーザーを当てるのも好ましくありません。程度にもよりますが、色素沈着がある部分にレーザーを当てると熱が発生し、やけどの原因になることがあるからです。やけどにならないとしても、十分な脱毛効果が得られない可能性もあります。
なお、色素沈着は半年から1年程度で徐々に薄くなっていきます。もっと早く色素沈着を薄くしたい場合は、ハイドロキノンやビタミンC誘導体を含む外用薬を塗ることもひとつです。ただしハイドロキノンは強い成分が含まれるため、敏感肌の方が使用を希望するときは医師に相談しましょう。
<参考記事>
【皮膚科医監修】乾皮症と皮脂欠乏性湿疹の症状・原因と予防・治療
2)ニキビがある方のレーザー脱毛
治りかけのニキビが部分的に存在する程度であれば、患部を避けてレーザー脱毛をすることは可能です。
しかし、ニキビの炎症が広範囲にわたっている場合は悪化するおそれがあるため、レーザー脱毛はおすすめできません。
医療レーザー脱毛で使用するYAGレーザーは、ニキビ治療で使われることもあります。しかし、目的が異なるため、脱毛における出力やパルス幅などの設定はニキビを悪化させる可能性もあるのです。
以上のことから、程度にもよりますが、先にニキビ治療を行った後に、炎症や色素沈着を引き起こしていない肌状態でレーザー脱毛を行うことをお勧めします。一般的なニキビなら、1〜2カ月ほど治療をすればレーザー脱毛できる程度に回復します。ニキビの状態がわからない場合は、医師の診断の上、レーザー治療を行うことをおすすめします。
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7.敏感肌の方の脱毛に関するよくある質問
Q1.皮膚が弱くても脱毛はできますか?
敏感肌の方をはじめ、肌が弱くても脱毛は可能です。注意すべき点があるとともに上手にクリニックを選ぶことが大切ですが、医療脱毛によって日々の自己処理による肌の負担が減るため、メリットは大きいでしょう。
Q2.かぶれがあると脱毛できない?
かぶれなど肌トラブルがある場合は、脱毛はできません。ほかにも、傷・打ち身・あざなどがある部分は、炎症の悪化のリスクがあるので、脱毛ができません。
脱毛の前に、かぶれや傷などを治しましょう。
Q3.脱毛すると肌が綺麗になるのはなぜですか?
レーザー照射により、脱毛と同時に肌のターンオーバーを活性化させます。そのため、肌の新陳代謝が良くなり、肌が綺麗になるのです。
ただし、その途中では、脱毛前は肌の奥で見えにくかったシミが表面に浮き上がってしまい、目立つこともあります。
Q4.脱毛してはいけない人は?
脱毛を受けることができないのは、次のような疾患や症状のある方です。
- 甲状腺疾患の場合
- 睡眠薬を服用中の場合
- てんかん発作の経験がある場合
- アトピー肌で炎症やかゆみがある場合
- 心疾患などの持病がある場合
Q5.脱毛後にポロポロ毛が抜けるのはなぜ?
医療脱毛は、毛をつくるための組織である毛乳頭や毛母細胞に熱によるダメージを与えて破壊します。その際に、急激に温度が上昇することで毛周囲の水分が膨張します。その結果、毛穴から毛が浮き上がってポロポロと抜けていきます。
これは、ポップアップ現象と呼ばれています。
8.まとめ
敏感肌の方がレーザー脱毛を受ける際の注意点や副作用についてご紹介しました。
敏感肌の方でもレーザー脱毛を受けることは可能です。むしろ自己処理よりも肌を傷つけるリスクが少なく、施術後も医師や医療スタッフによるアフターケアによって適切に脱毛を進めていくことができます。また、皮膚疾患やニキビがある場合でも適切に順序立てて治療を行えば、脱毛は可能です。敏感肌でお悩みの方は、まずはカウンセリングを受け、医療レーザー脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
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