キュアジェットを美容看護師が体験!効果・ダウンタイム・経過は?

本ページはPRを含みます。

長年ニキビ跡の凹みに悩んできた40代の美容看護師が、話題のキュアジェット(CureJet)を3回体験。その効果や痛み、ダウンタイム、施術後の経過をリアルにレポートします。

キュアジェットは、針を使わず高圧エアで美容成分を真皮層まで届けるニードルフリーインジェクターで、肌のハリ・毛穴・ニキビ跡改善などに注目されている施術です。

 

今回は、看護師ならではの専門的な視点から、実際の施術プロセスや回復経過、感じた効果、注意点までを詳しく紹介します。

キュアジェットを検討している方、他のニキビ跡治療と迷っている方の参考になる体験談です。

 

<執筆者>

女性のイラスト

M・Sさん

美容看護師 40代

 

大阪市内の美容クリニックに勤務

中学生の頃からニキビに悩み、20代はニキビ跡、くすみなどが気になっていました。

また、美白ケアにも興味がありました。

30代のエイジングケア世代になってからは、肌老化による肌悩み、たとえばしわやたるみが気になります。

40代になりましたが、ニキビ跡がまだ気になるので、キュアジェットを受けることに。

そんな肌悩みの予防や顔のリフトアップ・・・と美容のことばかり考えています。

 

<監修者>

株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭

株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭

ナールス美容医療アカデミー編集長

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

<出版物>

「体験で実証!1万円前後~できる美容医療」( Kindle版)
富本充昭の詳しいプロフィール

 

1.キュアジェットとは?

キュアジェット

 

1)針を使わない高圧エア導入とは

キュアジェット(CureJet)は、韓国のBAZ BIOMEDIC社が開発したニードルフリー(針を使わない)美容医療機器です。

高圧エアジェット技術を利用し、美容成分を肌表面から真皮層にまで均一に届けることができます。この原理は、噴射圧や液体速度によって皮膚内の拡散深度が決定されることが知られています【4】。

針を刺さないため、痛みや内出血を最小限に抑えながらも、薬剤を深部まで到達させることができるのが最大の特徴です。

この技術は「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」と呼ばれ、近年、再生医療や美容皮膚科領域で注目を集めています。

 

キュアジェットでは、ヒアルロン酸やポリ乳酸(PLA)、ポリヌクレオチド(PN)などを高圧で霧状に噴射し、秒速200〜300m/sの速度で肌に浸透させます。

針を使用しないため感染リスクが少なく、敏感肌やダウンタイムを避けたい人にも適した施術として人気が広がっています。

2)どんな悩みに効果があるのか

キュアジェットは、近年の報告では、ニードルフリーインジェクターは毛穴の開き、萎縮性瘢痕、小ジワ、色素沈着などの治療においても有効であり、安全性の高い治療選択肢として位置づけられています【6】。

 

また、薬剤の種類やモードを変えることで、浅い層では肌質改善やトーンアップ、深い層ではコラーゲン再生や凹み改善など、多角的なアプローチが可能です。

 

特に注目されているのは、針を使わずに「マイクロサブシジョン的な効果(瘢痕組織の微細切離)」が得られる点です。

ダーマペンやレーザーでは届きにくかった真皮層に、再生促進成分を均一に浸透させることで、肌の再構築(リモデリング)を促します。

3)トーニングモードとコンタクトモードの違い

キュアジェットの2つのモード

 

キュアジェットには、目的に応じて選べる2つのモードがあります。

モード特徴主な適応ダウンタイム
トーニングモード低圧・ミスト状の噴射で表皮〜真皮浅層に薬剤を導入毛穴・くすみ・肌質改善軽度

(数時間〜1日)

コンタクトモード高圧で真皮中層〜深層まで薬剤を注入ニキビ跡・クレーター・深いシワ中〜重度

(3日〜2週間)

 

トーニングモードは痛みや赤みが少なく、美肌メンテナンスとして気軽に受けやすいのが特徴です。

一方、コンタクトモードは深い層にアプローチできる分、ダウンタイムはやや長いものの、より高い再生効果が得られます。

 

このような多様なモード設定は、近年のニードルフリー技術の進化により実現したもので、美容皮膚科領域でも応用範囲が急速に広がっています【8】。

 

今回の体験談では、この「コンタクトモード」を実際に3回受け、施術経過や肌の変化を詳しく紹介していきます。

 

<参考記事>

キュアジェットとは?|仕組み・効果・料金・口コミまで徹底解説

https://aestheticmedicine.nahls.co.jp/acn scars/curejet/

2.美容看護師がキュアジェットを選んだ理由

ニキビ跡

1)これまでのニキビ跡治療経験と限界

私は長年、萎縮性ニキビ跡(クレーター肌)に悩み、これまでにさまざまな治療を受けてきました。

フラクショナルCO₂レーザー、ピコフラクショナル、ダーマペン、ヴェルベットスキン、ポテンツァ──いずれも肌質やくすみの改善は感じられましたが、凹みの改善については自分で実感できるほどの変化はありませんでした。

 

これらの治療は1回あたりの価格が高く、ダウンタイム(赤み・皮むけ・腫れなど)が長いものが多いため、仕事のスケジュール調整が必要でした。

 

1か月ごとに3回を1クールとするケースが多く、施術後は1週間ほど予定を入れないようにするなど、生活面の制限も大きな負担でした。

さらに、炎症後色素沈着を起こすリスクもあり、継続的に行うには心理的・経済的ハードルを感じていたのです。

2)サブシジョンからマイクロサブシジョンへの発想転換

より確実に凹みを改善できる方法を探していた私は、「サブシジョン(subcision)」という治療法に注目しました。

サブシジョンは、針を皮下に挿入して瘢痕組織を物理的に切断し、皮膚の癒着を解除してコラーゲン再生を促す治療です。

 

凹み改善効果が高い一方で、医師の技量に大きく依存する施術であり、血管損傷や神経障害などのリスク、そして長いダウンタイムが課題とされています。

 

そんな中で出会ったのが、「マイクロサブシジョン」という新しい考え方です。

これは、従来のサブシジョンのように針を刺さず、高圧ジェットで真皮内に薬剤を導入しながら微細な組織切離効果を得るというものです【2】。

 

まさにこの原理を応用しているのが「キュアジェット」です。

 

キュアジェットは、低侵襲でありながら再生促進効果が期待できる点で、医療従事者としても大きな関心を持ちました。

針を使わないため感染リスクが少なく、局所的な出血も最小限に抑えられます。

 

さらに、導入薬剤を選択することで、肌質改善からニキビ跡・ボリュームロスまで幅広く対応できる点も魅力でした。

 

私は、高侵襲なサブシジョンに代わる、低侵襲で確実な選択肢として、近隣で導入されたキュアジェット(コンタクトモード)を選び、施術を受けることを決意しました。

 

<参考記事>

ニキビ痕の原因・種類と正しい治療法!キレイに消すには?

ニキビ跡は4種類!炎症後の色素沈着はどう治す?望月瑠璃子先生に聞いた

3.カウンセリングと薬剤選択|ジュベルックとレニスナの違い

1)カウンセリングでの提案内容

カウンセリングではまず、キュアジェットのモード(コンタクトモード/トーニングモード)の違いと、導入薬剤の選択肢について説明を受けました。

私が選んだのはコンタクトモード。これは肌の奥(真皮〜皮下境界)にしっかり薬剤を届けるタイプで、萎縮性ニキビ跡や深いシワ、ボリューム不足に適しています。

 

薬剤は「レニスナ(Lenisna/ジュベルックボリューム)」と「ジュベルック(Juvelook)」の2種類があり、それぞれ作用層と目的が異なります。

医師からは「肌の浅い凹凸・毛穴にはジュベルック、深い凹みにはレニスナ」と説明され、私は後者を選びました。

この薬剤にはポリ乳酸(PDLLA)が主成分として配合されており、真皮線維芽細胞を刺激して新しいコラーゲンやエラスチンを産生させる再生治療の一種です。

ジュベルックは粒子が細かく浅層に拡散し、レニスナは粒子が大きく深層に留まるため、目的によって明確に使い分けられています【2】。

 

<レニスナとジュベルックの違いまとめ>

項目レニスナ

(ジュベルックボリューム)

ジュベルック
主成分PDLLA+非架橋ヒアルロン酸PDLLA+非架橋ヒアルロン酸(またはPCL)
注入層皮下の深い層真皮の浅い層
粒子・濃度大きく濃い細かく浅い
主な効果深いシワ・ボリューム不足改善毛穴・小ジワ・肌質改善
持続期間約1.5〜2年数か月〜1年程度(複数回施術推奨)
適応ほうれい線、マリオネットライン、頬コケ、こめかみ凹み毛穴、赤み、ニキビ跡、小ジワ

 

2)ポリ乳酸製剤の科学的背景と併用成分の役割

ポリ乳酸(PDLLA)は、生体内で分解されながら長期間にわたりコラーゲン産生を促進することが知られています。

また、非架橋ヒアルロン酸を併用することで即時的なハリ感を補い、導入直後からの肌質改善効果も期待できます。

関節治療領域で行われたポリヌクレオチドとヒアルロン酸の併用臨床試験では、単剤投与よりも組織再生が促進されたことが報告されており、この考え方は美容皮膚科領域のスキンブースターにも応用されています【5】。

 

こうした科学的裏付けから、キュアジェットでPDLLAやPN(ポリヌクレオチド)を導入する治療は、低侵襲でありながらも真皮再生を狙う再生的アプローチとして注目されています。

4.施術当日の流れと痛み・ダウンタイム

1)施術当日の流れと施術中の感覚

施術当日は、まずメイクを落とし、肌診断機器「VISIA(ビジア)」で現状を撮影し、施術前の状態を可視化しました。

次に麻酔クリームを塗布し、30分間待機。

看護師さんからは「コンタクトモードは痛みが強いのでしっかり時間を置きますね」と説明がありました。

 

麻酔後、いよいよ施術開始です。

「プシュッ」というジェット音とともに、冷気と微細な水流が肌に衝突する感覚があります。

最初はチクチクとした刺激程度ですが、同じ部位に繰り返し照射すると、トントンと突かれるような痛みが強くなる印象でした。

施術中は涙がにじむほどの刺激を感じる部位もありましたが、麻酔が効いているため我慢できる範囲です。

 

両頬で約30分ほどで終了し、その後に鎮静パックを15分間行いました。

施術直後は全体に赤みと腫れが出て、点状出血も見られましたが、クリニック側からは「翌日には化粧で隠せる程度」と説明を受けました。

2)ダウンタイムの実際と経過

初日は擦り傷のような赤みと腫れ、2~3日目はかさぶた状の血の塊が残り、洗顔も刺激を感じるほどでした。

ダウンタイムは説明より長く、翌日から5日間は化粧が困難でした。

5日目頃には血の塊が自然に取れ、7日目でようやくメイクが可能になりました。

 

それでも、赤みは完全には引かず、3週間ほどかけて徐々に軽快しました。

このように、キュアジェットのコンタクトモードでは、一般的に「ダウンタイムが短い」と紹介されますが、実際には施術強度や個人の炎症反応により差があり、効果が高いほど炎症反応も強く出る傾向が見られます。

 

一方で、超音波解析による研究では、キュアジェットの薬剤注入深度は極めて均一であり、

針を使う施術と比較して出血や深部損傷のリスクが少ないことも報告されています【3】。

このことからも、“低侵襲だが確実に真皮層へ薬剤を到達させられる”点が、痛みとダウンタイムのバランスを保つ鍵だといえます。

5.ダウンタイム経過のリアルレポート

1)翌日〜3日後|腫れと赤みが続く時期

施術翌日は、全体的な腫れと赤みが目立ち、擦り傷のような出血斑が点在していました。

洗顔や化粧水も刺激となり、保湿はワセリンのみで対応。

化粧はできず、マスクで覆うことでようやく外出できる状態でした。

 

3日後も赤みが残り、血の痕が一部のまだに見られました。

この時期は炎症反応が最も強く、皮膚の修復と真皮リモデリングが始まる初期段階にあたります。

刺激を避け、冷却と鎮静が回復を早める鍵です。

 

施術1日目         施術2日目         施術3日目

施術1日目の写真 施術2日目の写真 施術3日目の写真

2)5日後〜1週間後|化粧・外出が可能になるタイミング

5日目頃には血の痕がほぼ取れ、化粧が可能な状態に。

ただし赤みはまだ残っており、コンシーラーで隠しても完全にはカバーできません。

皮膚の乾燥やつっぱり感が強いため、高保湿のケアとUV対策を欠かさず行いました。

 

1週間後には赤みが薄れ、ようやく外出や人前に出ることができるレベルに。

この時期からコラーゲン産生が進み、肌内部で再構築プロセスが本格化します。

 

施術7日目            施術9日目

施術7日目の写真     施術9日目の写真

 

3)3週間後|赤みの軽快と肌質の変化

施術1カ月後以降

 

3週間後には赤みが落ち着き、肌のなめらかさとハリ感の改善を実感。

ニキビ跡の凹みが浅くなり、メイクのノリも向上しました。

同時に、施術部位の血行や代謝が活性化し、肌全体がトーンアップした印象に。

 

この時期は「炎症期」から「再生・成熟期」への移行段階であり、

コラーゲンリモデリングと細胞外マトリックスの再構築が進む重要な時期です。

4)体験者のまとめコメント

ダウンタイムは想定より長く、約3週間でようやく落ち着く経過でした。

クリニックの説明では「翌日から化粧可能」とありましたが、

実際にはしっかり当てた分だけ反応が強く、効果実感とダウンタイムは比例する印象です。

 

ただし、2回目以降は鎮静・保湿を徹底することで赤みの回復が早まりました。

効果を最大化するには、施術直後〜3日間のスキンケア管理が最重要です。

この回復経過は「コンタクトモード」での体験であり、「トーニングモード」では痛み・赤みともに軽度で、翌日には通常生活が可能です【8】。

6.施術後のケアと鎮静・保湿の重要性

1)1回目の施術後に感じた課題

初回のキュアジェット施術後、想像以上に赤みとひりつきが強く、当日は血がにじむほどでした。

翌日以降も肌は乾燥しやすく、スキンケアの刺激で痛みを感じるため、保湿と冷却を中心としたケアを徹底しました。

 

その経験から、「鎮静と保湿をどのように行うかでダウンタイムの長さが変わる」ことを実感しました。

とくに施術後3日間は、肌の炎症反応を抑えることが重要です。

過剰な摩擦を避け、皮膚表面のバリアが回復するまでの間、刺激の少ないワセリンや幹細胞培養液や鎮静効果のある成分を含む美容液やフェイスマスクを用いると、痛みや赤みを軽減できます。

2)ナールスリジェパーフェクトマスクによる鎮静効果

2回目・3回目の施術後は、クリニックでの鎮静パックを省き、自宅で「ナールスリジェパーフェクトマスク」を使用しました。

冷蔵庫で冷やした状態で使うと、バイオセルロース素材が肌に密着し、長時間ひんやり感が持続します。

 

この冷却と保湿の相乗効果により、1回目よりも赤みや腫れが明らかに軽く、出血斑の治まりも早くなりました。

翌日には腫れが引き、化粧も5日目には可能となるなど、ダウンタイムの短縮を実感しました。

 

また、3回の施術を通じて、肌全体のなめらかさとハリ感が増し、ニキビ跡の凹みも浅くなりました。

これは、炎症を抑えながら真皮再生を促す理想的な回復過程と考えられます。

 

<参照論文>

美容医療後にヒト幹細胞培養液配合フェイスマスク「ナールスリジェ」

3)術後ケアの科学的背景と安全性

針を使用しないジェット導入治療では、物理的損傷が少ない一方で、表皮バリアの一時的な微細破壊は避けられません。

そのため、治療直後からの鎮静・抗炎症・保湿ケアが結果を左右します。

 

2023年の系統的レビューでは、ニードルフリー・ジェットインジェクターによる皮膚内薬剤導入後の安全性と合併症がまとめられ、適切なスキンケアを行えば重篤な副作用はほとんど報告されていないことが示されています【6】。

また、炎症性紅斑や乾燥は短期間で自然軽快することが多く、施術後の保湿ケアが治療効果の安定化に寄与すると結論づけられています。

4)モード別のダウンタイム比較

私はコンタクトモードで施術しましたが、参考のためにトーニングモードとの違いをまとめます。コンタクトモードでは真皮層への再生刺激が強く、トーニングモードでは浅層保湿中心のマイルドな施術が可能です。

 

モードと薬剤の選択が、効果とダウンタイムを左右することを理解したうえで、目的に合った治療を選択することが大切です。

 

モード主な目的痛みダウンタイム主な効果
コンタクト

モード

凹凸・瘢痕改善中〜強約1〜3週間真皮再生

サブシジョン様効果

トーニング

モード

肌質改善

エイジングケア

ほぼなし〜数日小じわ改善

ツヤ・ハリ改善

トーンアップ

 

なお、最近では、スカルプモードと呼ばれる頭皮環境を改善して、発毛・血行促進を促すモードも登場しています。これは、トーニングモードの頭皮向けのようなもので、痛みは弱く、

ダウンタイムはほぼありません。

7.キュアジェット3回施術後の効果と総合評価

1)3回施術で実感した変化

3回の施術を終えた時点で、長年気になっていたニキビ跡の凹みが浅くなったと実感しました。

完全に平らになったわけではありませんが、化粧のりや肌の滑らかさが明らかに改善し、他の人からも「肌が明るくなった」と言われるようになりました。

 

これまで受けてきたフラクショナルレーザーやダーマペンと比べても、ダウンタイムと効果のバランスに優れ、満足度が高い治療だと感じます。

とくに、2回目・3回目は鎮静と保湿を重視したことで炎症が早く引き、赤みや出血の回復が早まりました。

継続的に施術を行うことで、コラーゲン再生の蓄積的な効果が得られ、肌全体のハリや毛穴の引き締まりも感じられました。

2)科学的に見たキュアジェットの効果機序

キュアジェットは、針を使わずに薬剤を高速ジェットで真皮層へ到達させる医療機器です。

この機構により、微細な水圧が皮膚の線維組織に「マイクロサブシジョン効果」を生み出し、

真皮のリモデリング(再構築)を誘導します【1】。

 

また、CaHAやPDLLAといった再生系薬剤を導入した際の注入深度の一貫性が超音波で確認されており、再現性の高い施術が可能であることも報告されています【3】。

こうした機器的安定性に加え、近年の系統的レビューでは、ニードルフリー治療全体が「低侵襲で安全性が高い」ことが明らかになっています【6】。

 

これらの知見を総合すると、キュアジェットの臨床的有用性は以下の3点に集約されます。

  • 針を用いずに真皮層へ薬剤を均一に届ける精度
  • マイクロサブシジョン的効果による瘢痕改善
  • 炎症リスクが低く、繰り返し治療が可能な安全性

 

3)施術体験から見た総括

今回の体験を通して、キュアジェットはサブシジョンのような深い凹み改善を、より安全に実現できる治療だと感じました。

痛みやダウンタイムはありますが、それに見合うだけの効果が得られます。

また、施術者の技量やパラメータ設定によって結果が左右されるため、経験豊富な医師・看護師が在籍するクリニックを選ぶことが重要です。

 

キュアジェットは、単なるスキンブースター導入機ではなく、

「肌の再構築を促す再生的ドラッグデリバリー治療」として位置付けられる新しいアプローチといえます。

※個人の感想です。効果には個人差があります。

 

<監修者体験コメント>

私は、キュアジェットを顔と首に受けた経験があります。

 

キュアジェット施術後の富本

顔へは麻酔をしてトーニングモードで非架橋のヒアルロン酸導入を行いました。少し痛みはりましたが、耐えられる範囲でした。また、ダウンタイムはありませんでした。

首へは、コンタクトモードで受けましたが、痛みは殆どありませんでした。しかし、写真でもわかるとおり赤みがでています。

 

3日以内で消えましたが、ダウンタイムはありました。

1回の施術でしたが、翌日の肌の潤いやツヤ感がありました。

 

<参考動画>

キュアジェットは針を使わないニキビ痕・毛穴の開き治療!効果やリスクは?

 

8.キュアジェットに関するよくある質問

Q1.どの薬剤を使うかは自分で選べますか?

基本的には医師の診察によって、肌悩みと目的に応じて薬剤が選定されます。

たとえば、肌質改善・毛穴にはジュベルック、凹みやシワにはレニスナ(ジュベルックボリューム)、

トーンアップにはジュベルックシャイン、肌再生にはリズネ(PN製剤)が選ばれます。

 

また、トーニングモードとコンタクトモードで導入層が異なるため、

同じ薬剤でも作用の深さや仕上がりが変化します。

医師と相談し、モード×薬剤の最適な組み合わせを決めることが理想的です【3】【6】。

Q2.効果を長持ちさせるにはどうすればいいですか?

キュアジェットの効果を維持するためには、保湿・紫外線対策・鎮静ケアの継続が重要です。

特に施術後2〜3週間は真皮再生期にあたるため、乾燥や炎症を防ぐことでコラーゲン生成が安定します。

 

冷却や高保湿マスクを取り入れ、皮膚バリアを守るケアを心がけましょう。

また、3〜6か月ごとのメンテナンス施術を行うと、再生サイクルが整い、より持続的な肌改善が得られます【6】。

Q3.キュアジェットはどんな医療資格者が施術しますか?

キュアジェットは医療機器に分類されるため、医師の管理下でのみ施術が可能です。

実際の施術は、医師または看護師(国家資格者)が担当し、

カウンセリングで医師が適応・薬剤・モードを判断したうえで行います。

 

医師不在のまま看護師が単独で施術するケースは、医療法上のリスクがあるため注意が必要です。

施術前に「医師の診察・関与」があるかを確認することが、安心・安全の第一歩です。

Q4.キュアジェットで髪や頭皮の治療もできますか?

はい。キュアジェットにはスカルプモードがあり、ミノキシジルやエクソソームなどを頭皮の浅層に均一導入することが可能です。

針を使わないため痛みが少なく、血行促進や毛包環境の改善が期待されます。

 

男性型脱毛症(AGA)だけでなく、産後脱毛・びまん性薄毛にも応用されています。

トーニングモードとは異なり、頭皮専用の圧力設定で安全に施術されます【8】。

Q5.リスクや副作用はありますか?

キュアジェットは低侵襲で安全性の高い施術ですが、

一時的な赤み・腫れ・点状出血・乾燥などの反応が出ることがあります。

これらは通常3〜7日以内に自然軽快し、重篤な副作用はほとんど報告されていません。

 

ただし、薬剤へのアレルギーや炎症後色素沈着の可能性があるため、

既往歴や体質を事前に申告しましょう。

2023年の系統的レビューでも、適切なスキンケアを行えば安全性は極めて高いことが示されています【6】。

9.まとめ|美容看護師が体験で感じたキュアジェットの魅力

私が体験したキュアジェットのカウンセリングから経過や効果をレポートしました。

美容医療の現場で多くの施術を見てきた立場から言えるのは、キュアジェットは“針を使わない低侵襲治療”でありながら、確かな肌再生効果を感じられる数少ない治療だということです。

 

初回は赤みや出血が想像以上に強く戸惑いましたが、2回目以降はケアを工夫することでダウンタイムを大幅に短縮できました。

肌の凹みが浅くなり、メイク時の質感まで変わったことは、これまでのどの治療にもなかった実感です。

 

モードや薬剤によって効果や反応は異なりますが、医師の診察のもとで適切に選択すれば、リスクは低く、満足度は高い施術です。

“痛みが少なく、確実に変化を感じたい”という方に、キュアジェットは新しい選択肢としておすすめできると感じました。

 

<参照論文>

[1] Hong JY, Lee YH, Kim HJ, Park KY. Therapeutic Performance of Needle Injection Versus Needle‐Free Jet Injector System for Polynucleotide Filler in Skin Rejuvenation. J Cosmet Dermatol. 2024;23(4):1234–1242.

[2] Park J, et al. Needle-Free Jet Injection of Poly-(Lactic Acid) for Atrophic Acne Scars. J Clin Med. 2023;13(2):440.

[3] Kim J, et al. Sonographic Analysis of CureJet Injection Depth Consistency After Abdominal Stretch Mark Treatment Using Hyperdiluted CaHA. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025;13:e4947.

[4] Baxter J, Mitragotri S. Needle-free jet injections: dependence of jet penetration and dispersion in the skin on jet power. J Control Release. 2004;97(3):527–535.

[5] Dallari D, et al. Efficacy of Intra-articular Polynucleotides Associated With Hyaluronic Acid Versus Hyaluronic Acid Alone in the Treatment of Knee Osteoarthritis: A Randomized, Double-Blind, Controlled Clinical Trial. Clin J Sport Med. 2020;30(1):1–7.

[6] Bekkers V, et al. Efficacy and safety of needle-free jet injector-assisted intralesional treatments in dermatology—A systematic review. Drug Deliv Transl Res. 2023;13:1584–1599.

[7] Haykal D, et al. Exosomes in Cosmetic Dermatology: A Review of Benefits and Challenges. J Drugs Dermatol. 2024;24(1):12–18.

[8] Barolet D, Benohanian A. Current trends in needle-free jet injection: an update. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2018;11:231–238.

 

未承認医薬品等の表示

キュアジェットについて

未承認医薬品等

キュアジェットは、医薬品医療機器等法上において国内で承認されていません。

入手経路等

クリニックでは医師が個人輸入しています。

個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記をご覧ください。

https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/index.html

国内の承認医薬品などの有無

国内で同程度の効能・効果で承認されている国内承認医療機器はありません。

諸外国における安全性等に関する情報

韓国KFDA(食品医薬品安全庁)の承認を受けており、注射式シリンジ/液状の薬液を磁力やバネで噴霧し、皮膚に通して注入する装置として安全性が認められています。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

 

 

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